浅間山(前掛山)は大賑わい!
- GPS
- 08:34
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,126m
- 下り
- 1,113m
コースタイム
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 8:34
天候 | 曇り(展望は良好) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。思ったより人が多く、前掛山の稜線に上がる急登の狭い登山道はすれ違いは要注意です。 |
その他周辺情報 | 小諸市内の「あぐりの湯こもろ」。入浴料500円と安く、露天風呂から浅間山が良く見えます。併設の直売所ではシャインマスカットが450gで850円と格安で、味も良かったです。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
|
感想
8/6に噴火警戒レベルが「1」に引き下げられて火口から500mの前掛山まで登れるようになった浅間山。いつまたレベル2になるか判らないので、終日晴天予報の9/12(日)に登りました。ルートは浅間山荘からの「火山館コース」を往復。浅間山荘には0:30到着。山荘前の駐車場は半分以上空いていましたが、その後も続々と到着し5:00に起きた時には満車になっており、行き場のない車が多数ありましたが、間もなく山荘のスタッフが200mほど離れた第2駐車場への入口を開けて誘導を開始しました。駐車料金500円は山荘スタッフが5:30頃集金に来ました。山荘脇の鳥居が登山口になっており、その脇に公衆トイレがありますが、6:00出発時にはやや渋滞していました。登山届けは鳥居の少し先にある浅間連峰遭対協詰所のポストに入れます。
火山館までは樹林帯の道で、一ノ鳥居までは比較的緩やかです。一ノ鳥居で分岐があり、不動の滝を経由する道(1.0km)とそうでない道(1.2km)に分かれますが、滝は帰りに観る事にして少し遠回りながら傾斜の均等なルートを登りました。二ノ鳥居で合流し、右手に鉄分で真っ赤な沢を観ながら登ると強い硫黄臭がする場所を過ぎ、間もなく火山館に到着しました。火山館は小諸市の施設で休憩所、トイレ、水場があり、地下室がシェルターにもなっています。館内はコロナ禍で人数制限・時間制限をしていました。ヘルメットの無料レンタルもしています。
火山館を過ぎると灌木と草原になり、賽の河原分岐を過ぎると前掛山が見えて来ます。さらに登ると森林限界を超えて展望が開けます。森林限界を超えると富士山同様の火山礫の急登になります。8/6に警戒レベルが1に引き下げられてから週末の天気が悪い日が多く、今日9/12の天気予報は終日晴れだったので、前掛山を目指す登山者が非常に多く、渋滞はないものの延々と登山者の列が山頂まで続いていてびっくりしました。
当初は第一外輪山の黒斑山や蛇骨岳、鋸岳しか見えませんが、高度を上げると槍・穂高をはじめ北アルプスが見えて来ます。曇り空ではあるものの高曇りで展望は良く、アルプス方面は青空でした。気温は終始12℃前後で日差しも少ないので、登っていてもそんなに暑くなく、風もないのでじっとしていても寒くは無い登山日和でした。
前掛山の稜線に出た所にカマボコ型のシェルターが2つあり、大勢が休憩しています。いま噴火してもこの人数では到底入りきれず修羅場になりそうです。
シェルターから山頂までの約1kmには登山者が点々と繋がっています。稜線に出たら風が出るかと思いきや、ほとんどありませんでした。浅間山本山火口まで約500mなのですぐそこに見えますが、登れないのが残念ですが、恐らく私が生きている間には規制解除はされないと思います。この日は噴煙は殆ど見えませんでした。
山頂も含めた稜線からの展望は抜群で、北アルプスは剱岳、後立山、槍・穂高、乗鞍、御嶽までクリアに見えました。
山頂は大勢の登山者で賑わっていました。ここで持参したミニ缶ビールで乾杯。一口サイズの135ccなので一番旨いところだけの量で、下山にも影響ありません。山頂でエプロンを付けて記念撮影をするグループがあり、「?」と思いましたが、前掛山でエプロン(前掛け)というシャレでした。
下山時は続々と登ってくる人達とのすれ違いが多く、狭い道では気を遣いました。
火山館でランチ休憩。メニューはココ壱のレトルトカレーとα米がセットになった尾西食品の「カレーライスセット」とコーヒー。最近はカレーメシが定番ですが、当然こっちの方が美味しい。時間に余裕がある時はこれもアリだ。
火山館から下では時間的に登ってくる人は殆どいない。二ノ鳥居からは不動の滝を経由して下りました。
計約8.5時間、正味6時間40分で下山完了しました。年相応のゆっくり登山でした。8/11に蓼科山で左脚ふくらはぎの肉離れを起こしてから8/28の谷川岳以外は運動を控えていたので、元々衰えている体力がさらに低下していてヘロヘロでした。
浅間山荘でも日帰り入浴(800円)可能ですが、お気に入りは30分ほどで行ける小諸市内の「あぐりの湯こもろ」です。途中の小諸の市街地からは槍・穂高が綺麗に見えて感動しました。松本や大町では近過ぎて見えない主稜線が見えて楽しいです。市街地を見下ろす高台にある「あぐりの湯こもろ」は「JA佐久浅間」が運営していて入浴料が500円とリーズナブルで、露天風呂からは小諸の市街地ごしに浅間山、高峰山、篭ノ登山が眼前に見えて素晴らしいところです。JAの経営なので直売所も充実しており、シャインマスカット450gが850円と格安でした。他にもリンゴ、洋梨、トウモロコシ、ミニトマトをお土産に買いました。
今回は予報に反して曇り空でしたが、展望は良く快適な気候で楽しい登山が出来ました。
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