燕岳〜東沢乗越

2013年09月28日(土) 〜 2013年09月29日(日)

• GPS: 29:48
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,668m
• 下り: 1,670m

コースタイム

【9月28日】中房温泉（9:05）〜第一ベンチ（9:35）〜第二ベンチ（10:05）〜第三ベンチ（10:45）〜富士見ベンチ（11:10）〜合戦尾根（11:50）〜燕山荘（13:15）
【9月29日】燕山荘（7:00）〜燕岳（7:40）〜北燕岳（8:10）〜はしご（9:30）〜東沢乗越（10:15）〜西大ホラ沢出合（10:50）〜ブナ平（11:20）〜中房温泉（13:30）

天候

9月28日（土）晴れ後曇り
9月29日（日）晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

北杜市〜中房温泉（自家用車）中房温泉下の登山者用駐車場は満車で、30分くらい下流の道端に縦列駐車。

コース状況／危険箇所等

東沢乗越コースは、一般向けではない。
特に、西大ホラ沢出合から下流部分は、今夏の大雨の影響で、道が殆ど崩壊している。ルートファインディングも難しく、迷いやすい。
また、ルート上の吊橋や木製の橋などは腐り、危険な状態になっている。
沢を渡渉する場合、注意が必要。

写真

9/28 8:35

林道

9/30 20:31

登山口

9/28 10:03

第一ベンチ

9/30 20:31

合戦尾根

9/28 11:48

合戦小屋

9/28 12:20

槍の穂先

9/28 12:58

燕山荘

9/28 13:03

稜線とナナカマド

9/28 13:15

燕岳をバックに

9/28 13:18

燕岳

9/28 13:34

ビール！

9/28 14:07

笑顔！

9/28 14:46

ブロッケン現象

9/28 17:43

夕食

10/1 9:02

ケーキ

9/29 5:32

日の出直前

9/29 5:34

浅間山と日の出

9/29 5:38

モルゲンロート

9/29 5:41

槍ヶ岳と穂高連峰

9/29 5:45

朝日の中の燕岳

9/29 7:47

北燕岳

9/30 20:32

青空

9/29 9:28

最後の稜線

9/29 9:35

下山開始

9/29 9:45

紅葉の中へ

9/30 20:32

東沢乗越

9/29 10:40

ジグザグな道

9/29 10:56

渡渉

9/30 20:32

沢に想う

9/29 13:08

壊れた橋

9/29 13:45

中房温泉

撮影機器：

Canon IXY 210F Canon

感想

fwjc8672

2013年9月最後の週末に、燕岳に行ってきました。
以前から表銀座を歩きたいと思っていました。
何度か計画したのですが、天候不良やメンバーが揃わずに中止していました。
今回も、行く予定のTomonoriが体調不良により急遽脱落。
Akinoと二人で行くことになってしまいました。

中房温泉からの合戦尾根の急登は予想通り。
ベンチ毎に歩いて行くと、いつの間にか合戦小屋に到着。
昼食を食べてから、最後の登りに。
槍の穂先が見えると急にテンションが上がりました。
右側には燕岳の稜線が見えてくると、燕山荘も見えてきます。
テントが間近に見えると燕山荘に到着です。

稜線から景色は、素晴らしいの一言。
鹿島槍や立山の北アルプスの北部、
裏銀座全ての縦走路、
槍穂高連峰と大天井岳、常念岳、
妙高、火打、雨飾、戸隠、高妻、黒姫、志賀高原、四阿、浅間、八ヶ岳、
霧ヶ峰、美ヶ原、富士山、南アルプス。
こんなにいっぱいの山を見たのは、初めてかもしれません。

燕山荘はきれいな小屋で、混雑はしていましたが、
六人ブースに四人で寝ることができ、ゆっくりできました。
食事もケーキセットも堪能しました。
トイレがきれいなのにも驚きました。

夜は、安曇野の灯や、天の川も見えた星空に感激。
いつの間にか眠ってしまいました。
夜中に起きると、月が見えていました。

翌日は、雲ひとつない快晴。
日の出は5時55分。浅間山の右肩から上りました。
モルゲンロートで、山肌も人も真っ赤に染まりました。
槍ヶ岳の山肌は鉄色が赤く染まり、裏銀座は緑が赤く染まります。
燕岳も白い花崗岩と這松の緑が、赤く染まりました。
こんなに美しいモルゲンロート、久しぶりでした。

燕山荘を出発して、稜線をゆっくりと歩きます。
燕岳の頂上は混雑していました。記念写真を撮って、すぐに移動しました。
北燕岳の頂上では、ゆっくりとしました。
360度の展望をしっかりと頭に収めました。

北燕岳から北の稜線には殆ど人がいませんでした。
私たち二人の山でした。二人占めです。
ゆっくりと惜しむように歩きました。
稜線が終わって、下降が始まるところで、
槍穂高連峰と裏銀座にさようならしました。

東沢乗越まではまだ歩かれているようでした。
道は細く急でしたが、紅葉を見ながら降りてきました。

東沢乗越からは急降下となります。
熊笹のジグザグの道を下りていきます。
沢の出合が西大ホラ沢出合です。
この付近から渡渉が始まり、右岸左岸へと渡ります。
道は豪雨の為、道標も流され、岸からのとっつきも消え、
ルートファインディングに注意します。

ブナ平から高巻の道になり、沢と離れたり近づいたり。
いい加減飽きた頃、中房温泉に到着です。


今回の登山は、大変満足しました。
天候に恵まれ、大展望を満喫し、山小屋も楽しめました。
一緒に行ってくれたパートナーに感謝です。。