初めての富士山登頂、吉田口1合目から
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 28:55
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 2,276m
- 下り
- 1,742m
コースタイム
2日目 4:30七合目宿〜6:30八合目〜8:10九合目〜9:00山頂(1時間休憩)〜11:10須走分岐〜12:00須走七合目〜13:50砂払い〜14:30須走五合目バス停
天候 | 1日目:晴れ 夜〜明け方:雨 2日目:山頂、暴風雨〜麓、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
8:50発バスで吉田口馬返しまで移動 帰りは須走五合目よりバス移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はどこも整備され歩きやすい。 |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
感想
トレッキングを始めてちょうど一年の節目で、初めての富士山チャレンジ。
山小屋泊も初めてなので、これでもかと荷物を詰め込んだら、
結構な重さになってしまった。
直前で準備した物は・・・・
携帯酸素、飲む酸素(水に数滴垂らす)、サングラス(コンタクトレンズを保護するためにも)、
ゴアテックスの雨具、タオルサイズの汗拭きシート、プラティパス の水筒(ビニール製)。
高山病にもなりたくないので、ゆっくりでも良いから一合目から高度に慣らして登ることにした。
緩やかで、富士山を登っているという感覚が無い。
気づいたら五合目まで来た。って感じ。
佐藤小屋では、なにやらマスコミ関係の方の姿がチラホラ。
後で知ったのだが「富士山再生キャンペーン」の一環で毎日新聞の「富士臨時支局」 ができたとか。
その設営だったのかも。
文化遺産登録とか、噴火するかも?の噂で、「今のうちに」と、例年より登山者が多いらしい。
(私ももれなくその一人か)
予定より30分早く、七合目トモエ館に到着。
ここまで登ると体感温度は結構寒い。
一応持ってきたダウンが役立った。
夕食の17時まで時間があるので、一眠りしたり、雲の流れや
下から登ってくる人を見たり、宿の方と話をしたりして過ごした。
驚くほど薄着!と思うと、大抵外国の方。
米兵の方も多いようで、なぜか日の丸(軍旗)をもっているとか。
時々、晴間はあったものの、風が強く、山頂はすっかり雲に隠れている様子。
下山道ではなく、この登山道をそのままフラフラと引き返す方も・・・・
八合目の下山道分岐まで行けなかったのだろうか・・・。
そういえば、しゃがんで携帯酸素を吸っている人も何人か見た。
五合目から突然登り始める方の中には、
薄い酸素に慣れない人が多いのかも??
まず今日のところは、私も無事元気に七合目まで来たので良かった。
お腹を満たしたら、な〜んとなく頭が重くなり布団へ。
もちろん、寝る部屋には暖房など無いので、厚着をして。
うとうとしていると、外でバシャバシャと水の音。
時々ゴォ〜〜〜っと風の音も。
これは、かなり荒れていると見た。
ご来光は厳しいだろうなぁという話だったので、
渋滞に巻き込まれないよう、4時頃に出発。
宿を出ると、いきなり岩登り。
七合目までは、まあまあ、普通のなだらかな坂だったが、ここからはそうも行かないようで。
雨は止んでいたので幸いだったが、とにかく滑る。
しかも、風強いっ!!!!
踏ん張っていないと体を持っていかれる。
突風に用心しながら八合目。6時半。二時間もかかった〜。
更に2時間かかって、登頂!
霧も濃く、頂上からの眺めはゼロ。
まあ、仕方ないか。
無事登れただけでも、充分!
暴風が更に強くなり、お鉢回りは無理と断念。
で、お守りを買って、茶屋で甘酒飲んで、うどんを食べた。
須走コースのルートへ移動しようと思ったが、時計周りには突風で5歩も進めない。
途中まで吉田口を下り、分岐から須走に合流。
砂走りは、とても気持ちがいい。
ダイナミックにザクザクと下ってあっという間に五合目へ。
ご来光は見られながったが、
初めての富士登山としては上出来!
今度は別のルートでチャレンジしよう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する