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Yamareco

記録ID: 352382
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

初めての富士山登頂、吉田口1合目から

2012年07月13日(金) 〜 2012年07月14日(土)
 - 拍手
kurumin18 その他3人
GPS
28:55
距離
13.5km
登り
2,276m
下り
1,742m

コースタイム

1日目 9:35馬返し〜10:15二合目〜10:42三合目〜11:07四合目〜11:43五合目〜12:10五合目佐藤小屋(30分休憩)〜13:14六合目(コーヒー休憩)〜14:40七合目宿到着

2日目 4:30七合目宿〜6:30八合目〜8:10九合目〜9:00山頂(1時間休憩)〜11:10須走分岐〜12:00須走七合目〜13:50砂払い〜14:30須走五合目バス停
天候 1日目:晴れ 夜〜明け方:雨
2日目:山頂、暴風雨〜麓、晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新宿からJR中央本線で大月経由 富士急行で富士山駅8:30着
8:50発バスで吉田口馬返しまで移動
帰りは須走五合目よりバス移動
コース状況/
危険箇所等
登山道はどこも整備され歩きやすい。
予約できる山小屋
里見平★星観荘
富士山駅から、馬返しまで行くバス8:50発に乗る。
バスには私達のほか、女子二名と、男性一名のみ。
富士山駅から、馬返しまで行くバス8:50発に乗る。
バスには私達のほか、女子二名と、男性一名のみ。
吉田口コースの馬返し標高1435m
最初の標識。富士山山頂まで10.4km、512分とある。
吉田口コースの馬返し標高1435m
最初の標識。富士山山頂まで10.4km、512分とある。
道は整備されて、とても歩きやすい。登りと平坦な踊場がコンスタントに混ざり
適度に休める。
道は整備されて、とても歩きやすい。登りと平坦な踊場がコンスタントに混ざり
適度に休める。
10:15 二合目。標高1700m
10:15 二合目。標高1700m
10:42 三合目。標高1840m。
あまり一合目から歩く人も居ないのだろう、朽ちた茶屋が目立つ。
10:42 三合目。標高1840m。
あまり一合目から歩く人も居ないのだろう、朽ちた茶屋が目立つ。
車道を跨ぐ。バスで五合目まで行く人はココを通るのかな。
車道を跨ぐ。バスで五合目まで行く人はココを通るのかな。
五合目。2306mの標識。
五合目。2306mの標識。
12:10 五合目佐藤小屋で30分休憩。 馬返しから2時間25分。
ここまで半袖で良かったのだけど、座っていたら寒くなってきたので
ソフトシェル着用。
12:10 五合目佐藤小屋で30分休憩。 馬返しから2時間25分。
ここまで半袖で良かったのだけど、座っていたら寒くなってきたので
ソフトシェル着用。
うどんと、ラーメンと、ビール。
うどんと、ラーメンと、ビール。
五合五勺の経ヶ岳。
このあたりから、低木も減り、一気に見晴らしが良くなった。
五合五勺の経ヶ岳。
このあたりから、低木も減り、一気に見晴らしが良くなった。
13:15 六合目。
五合目までバスで登った方たちと合流する地点。
トイレもたくさんあり、結構な賑わい。
13:15 六合目。
五合目までバスで登った方たちと合流する地点。
トイレもたくさんあり、結構な賑わい。
見上げると、一定の間隔で山小屋が見える。
下から3番目くらいかな?今日のお宿、七合目トモエ館。
見上げると、一定の間隔で山小屋が見える。
下から3番目くらいかな?今日のお宿、七合目トモエ館。
ジグザグに整備された道を、沢山の人に混じって抜きつ抜かれつ歩く。
よくテレビで見る、おなじみの登山道。
ジグザグに整備された道を、沢山の人に混じって抜きつ抜かれつ歩く。
よくテレビで見る、おなじみの登山道。
14:40到着。
予定より30分早い。
14:40到着。
予定より30分早い。
山小屋は、斜面に対してこんな風に建っている。
山小屋は、斜面に対してこんな風に建っている。
カレーハンバーグの夕食。
カレーハンバーグの夕食。
早めに着いたので、ゆっくり山小屋で休憩。
どんどん登ってくる人達を迎える。
早めに着いたので、ゆっくり山小屋で休憩。
どんどん登ってくる人達を迎える。
暗くなっても、続々と登山者が登ってくる。
泊まらず山頂を目指す人も多いらしい。
暗くなっても、続々と登山者が登ってくる。
泊まらず山頂を目指す人も多いらしい。
ほとんどの方は、山頂でご来光4時半を目指し12時頃には出発するとか。
・・・この嵐のような中を??
そんな事を考えたり、雨の音と、頭の重さで、
良く寝付けないまま出発の4時に。
ほとんどの方は、山頂でご来光4時半を目指し12時頃には出発するとか。
・・・この嵐のような中を??
そんな事を考えたり、雨の音と、頭の重さで、
良く寝付けないまま出発の4時に。
ゴアテックスの帽子と雨具と、コンタクトを保護するサングラスと、ヘッドランプ、手袋のフル装備。

4時半。薄暗い中出発。
宿を出ると、いきなり岩登り。
ゴアテックスの帽子と雨具と、コンタクトを保護するサングラスと、ヘッドランプ、手袋のフル装備。

4時半。薄暗い中出発。
宿を出ると、いきなり岩登り。
標高3000mの自然は、雲の形までスケールが違う。
標高3000mの自然は、雲の形までスケールが違う。
突風に用心しながら八合目。6時半。二時間もかかった〜。
突風に用心しながら八合目。6時半。二時間もかかった〜。
8:10 九合目! ここまでも約二時間〜。
8:10 九合目! ここまでも約二時間〜。
9:00 やっと山頂!
雨風が酷いので、お鉢はパス。
神社でお守りを買い、
少し休んで、須走に下りよう。
9:00 やっと山頂!
雨風が酷いので、お鉢はパス。
神社でお守りを買い、
少し休んで、須走に下りよう。
11:10 須走下山道に分岐。
吉田口ルートのように混雑していない様子。
11:10 須走下山道に分岐。
吉田口ルートのように混雑していない様子。
これが砂走り。こまかい砂利と土で、一歩一歩やわらかい。
ずず〜と滑るのを楽しみながら、大股で下る。
これが砂走り。こまかい砂利と土で、一歩一歩やわらかい。
ずず〜と滑るのを楽しみながら、大股で下る。
12時、須走七合目。
下界は曇っているのか、雲海が随分下にも見える。
12時、須走七合目。
下界は曇っているのか、雲海が随分下にも見える。
六合目付近になると、緑もチラホラ増えてきた。
六合目付近になると、緑もチラホラ増えてきた。
13時50分、砂払いで一休みした後、
バス停へ下る。
13時50分、砂払いで一休みした後、
バス停へ下る。
14時30分、須走五合目のバス停に到着!
14時30分、須走五合目のバス停に到着!
御殿場までバスに揺られ、駅近くの銭湯で髪を洗って汗を流して爽快!

中華の食堂を見つけ、餃子とビールで、無事を乾杯!
御殿場までバスに揺られ、駅近くの銭湯で髪を洗って汗を流して爽快!

中華の食堂を見つけ、餃子とビールで、無事を乾杯!

感想

トレッキングを始めてちょうど一年の節目で、初めての富士山チャレンジ。

山小屋泊も初めてなので、これでもかと荷物を詰め込んだら、
結構な重さになってしまった。

直前で準備した物は・・・・
携帯酸素、飲む酸素(水に数滴垂らす)、サングラス(コンタクトレンズを保護するためにも)、
ゴアテックスの雨具、タオルサイズの汗拭きシート、プラティパス の水筒(ビニール製)。

高山病にもなりたくないので、ゆっくりでも良いから一合目から高度に慣らして登ることにした。
緩やかで、富士山を登っているという感覚が無い。
気づいたら五合目まで来た。って感じ。

佐藤小屋では、なにやらマスコミ関係の方の姿がチラホラ。
後で知ったのだが「富士山再生キャンペーン」の一環で毎日新聞の「富士臨時支局」 ができたとか。
その設営だったのかも。
文化遺産登録とか、噴火するかも?の噂で、「今のうちに」と、例年より登山者が多いらしい。
(私ももれなくその一人か)

予定より30分早く、七合目トモエ館に到着。
ここまで登ると体感温度は結構寒い。
一応持ってきたダウンが役立った。
夕食の17時まで時間があるので、一眠りしたり、雲の流れや
下から登ってくる人を見たり、宿の方と話をしたりして過ごした。


驚くほど薄着!と思うと、大抵外国の方。
米兵の方も多いようで、なぜか日の丸(軍旗)をもっているとか。


時々、晴間はあったものの、風が強く、山頂はすっかり雲に隠れている様子。
下山道ではなく、この登山道をそのままフラフラと引き返す方も・・・・
八合目の下山道分岐まで行けなかったのだろうか・・・。

そういえば、しゃがんで携帯酸素を吸っている人も何人か見た。
五合目から突然登り始める方の中には、
薄い酸素に慣れない人が多いのかも??
まず今日のところは、私も無事元気に七合目まで来たので良かった。

お腹を満たしたら、な〜んとなく頭が重くなり布団へ。
もちろん、寝る部屋には暖房など無いので、厚着をして。
うとうとしていると、外でバシャバシャと水の音。
時々ゴォ〜〜〜っと風の音も。

これは、かなり荒れていると見た。
ご来光は厳しいだろうなぁという話だったので、
渋滞に巻き込まれないよう、4時頃に出発。

宿を出ると、いきなり岩登り。
七合目までは、まあまあ、普通のなだらかな坂だったが、ここからはそうも行かないようで。
雨は止んでいたので幸いだったが、とにかく滑る。


しかも、風強いっ!!!!


踏ん張っていないと体を持っていかれる。
突風に用心しながら八合目。6時半。二時間もかかった〜。

更に2時間かかって、登頂!
霧も濃く、頂上からの眺めはゼロ。
まあ、仕方ないか。
無事登れただけでも、充分!


暴風が更に強くなり、お鉢回りは無理と断念。
で、お守りを買って、茶屋で甘酒飲んで、うどんを食べた。
須走コースのルートへ移動しようと思ったが、時計周りには突風で5歩も進めない。

途中まで吉田口を下り、分岐から須走に合流。
砂走りは、とても気持ちがいい。
ダイナミックにザクザクと下ってあっという間に五合目へ。

ご来光は見られながったが、
初めての富士登山としては上出来!
今度は別のルートでチャレンジしよう。

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