夢の阿弥陀-マイナーな御小屋ピストン

2021年09月19日(日) [日帰り]

• GPS: 09:21
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,367m
• 下り: 1,351m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:08
• 休憩: 1:11
• 合計: 9:19

5:52 美濃戸口
7:31 7:32 御小屋山
8:17 8:23 不動清水
10:16 10:16 西ノ肩
10:23 10:23 西の肩（岩場）
10:26 11:10 阿弥陀岳
11:14 11:15 西の肩（岩場）
11:22 11:36 西ノ肩
13:09 13:11 不動清水
13:50 13:54 御小屋山
15:13 八ヶ岳山荘

天候

快晴
台風一過の晴れは塵が少なく北アもクッキリ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八ヶ岳山荘駐車場。

写真

9/19 5:52

朝一から大賑わいの八ヶ岳山荘を出発

9/19 5:53

おそらく99％の方が左に行く中で我が家は右へ

9/19 5:53

ナビの性能を疑う看板

9/19 6:23

中央にいる鳥さん。名前はまったく…

9/19 6:24

スタートから30分ほどで登山道になります

9/19 6:43

白のブツブツ

9/19 6:45

苔と石楠花の道を行きます

9/19 6:47

キリンソウ

9/19 6:52

ニガナのような形のキノコ

9/19 7:05

ツヤッツヤ！

9/19 7:07

南アルプスが見えてきました

9/19 7:08

イブキジャコウソウ

9/19 7:15

ピョコッと

9/19 7:21

カベンタケ

9/19 7:21

御小屋山手前は急登ぎみ

9/19 7:31

船山十字路との分岐

9/19 7:34

御小屋山です！

9/19 7:39

編笠山が見えてきました

9/19 7:43

権現岳が見えてきました

9/19 8:18

不動清水看板。ここまで快適路、ここからは闘いの場

9/19 8:21

黄葉が始まっています

9/19 8:32

槍ヶ岳と穂高連峰が見えました

9/19 8:33

御嶽山も良さそうです

9/19 9:01

激しい急登に変わる

9/19 9:11

阿弥陀の頂上が見えました！手前の黄葉樹林も良し。

9/19 9:24

高度が上がり北アが一望できます

9/19 9:31

天狗岳が見えてきました

9/19 9:33

シラタマさん

9/19 9:36

花のような苔。名前はわかりません。

9/19 9:43

北アは乗鞍-槍穂-立山-白馬まで。蓼科山の向こうには妙高山まで見えています。

9/19 9:54

チシマギキョウ

9/19 10:01

コバノコゴメグサ

9/19 10:05

濡れて滑り気味の岩を登ります

9/19 10:07

ホームセンター仕様の浮いた梯子を登ります

9/19 10:10

なんか絶景

9/19 10:14

西の肩で富士山とご対面！

9/19 10:16

天狗から横岳まで。八ヶ岳が収まらない。

9/19 10:24

摩利支天越しの諏訪湖と槍穂などなど

9/19 10:27

阿弥陀岳登頂

9/19 10:27

誘う赤岳への路。

9/19 10:28

Mt.Fuji♪

9/19 10:28

硫黄岳から横岳

9/19 10:55

南八ヶ岳オールスターズ(除く阿弥陀岳)

9/19 11:03

ビクトリー‼️

9/19 11:15

帰りの核心部の岩。梯子-鎖の連携ゾーン

9/19 11:24

西の肩から本日のラスト富士山

9/19 11:34

脚立はロープで吊るしてあるだけ

9/19 11:48

少し雲が出てきました

9/19 11:48

まさにこの尾根を降りて行きます。ガレザレの道が足を攻撃します

9/19 11:55

阿弥陀にも雲がかかる

9/19 12:06

白いアフロ。ミヤマハナゴケというらしい。

9/19 12:15

このような岩も一部

9/19 13:43

最後の権現岳と編笠山

9/19 13:49

御小屋山まで戻ってきました

9/19 13:54

キヌガサタケか？

9/19 14:18

岩-苔-石楠花のコンボ

9/19 15:15

戻ってきました

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

Jeanken

3年前のある日、少年は語った。

山に登ってみたい、と。

それまでの我が家は冬にはスキーを楽しめど、春から秋は長野県に住みながらも山とは無縁のフラット生活。行けるのか？

どんな山に行きたいの？と問うと「阿弥陀岳に行きたい」というではないか。どこだ、それは？というレベルの我ら両親に八ヶ岳の山であるとプレゼンする少年。この時、少年は3年生であった。

調べてみるとどの道を通っても上級者向けと書いてある。素人が手を出すもんじゃないな。少しずつレベルを上げて挑もうね、と。

少年の誘いで我が家は山にハマり、様々なチャレンジを重ねてきた。この7月には赤岳にも登り、8月は横岳と今年は泊まりなしの条件ながら一座、一座クリアしてきた。今回はいよいよ最初に目標としていた阿弥陀岳だ。

メジャールートは南沢-中岳のコル-阿弥陀岳であるものの、コロナを出来るだけ避け、また3連休の混みようから中岳のコルｰ阿弥陀の核心部での事故を避けるために、マイナールートの御小屋尾根ピストンにて実現した。駐車場は溢れるほどの人だかりなのに、御小屋ルートは数えるほどの人しか歩いていない。人がいないという点では超快適だ。

しかしなぜ人がいないかというとジキルとハイド的な路ゆえか？途中の不動清水までは快適樹林帯歩きだが、それから上はガレとザレの路面との闘いとなる。7月にソロで下りた時には、もう来たくないと心に誓ったのだが、子どもに頼まれれば行くしかない。

そしてガレザレ路と格闘しながらも頑張る少年。それを応援するかの如き青い空。積み上げてきたチャレンジで育まれた体力と身体で覚えてきた技術で、3年前の山登りの最初の目標であった阿弥陀岳に登ることができました！

さて、次のステップへと進もう。どこへ行こうか？

コメント

imoimoko

少年、凄いです。感動の山物語(続)。我が家に下さい(笑)こんなに山が好きな少年、一緒に登るの楽しいね！