美しすぎ!涸沢の紅葉とパノラマコース
- GPS
- 32:00
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 1,026m
- 下り
- 1,022m
コースタイム
2日目 6:30涸沢ヒュッテ-7:42屏風のコル-9:12奥又への分岐-9:56新村橋-10:13徳沢(昼食)11:14-12:01明神-13:07河童橋
天候 | 4日 晴れ 5日 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 (河童橋-明神-徳沢-横尾-本谷橋)川沿いの道で歩きやすい。道もよく整備されている。 (本谷橋-涸沢)勾配がきつくなるが道は歩きやすい。 2日目 (涸沢-屏風のコル)岩場、左側が切れた崖上、ロープ場などあり、注意を要するが慎重に行けばクリアできる。 (屏風のコル-新村橋)石ゴロゴロの歩きにくい所もあるが、本谷橋を通るコースより人が少なく静かな山歩きが出来そう。 下山後は平湯温泉まで戻って「ひらゆの森」で湯に浸かった。500円。 |
写真
感想
60歳になって「還暦からの夫婦で山歩き」を始めた。その年2010年の9月号の家庭画報で、田部井淳子さんが『日本百名山』の魅力を語る中で「涸沢までは誰でも来れる、是非来てみると良い。」という風に語っていた。それがずっと残っていて、その念願を果たす日がついにやってきた!(ってちょっと大袈裟か)
平湯温泉まであと30分というあたりの民宿で素泊まりで前泊して、アカンダナ駐車場へ6時20分の始発バスを目指す。7時前には上高地バスセンターに着いた。そこで水の補給と朝食を済ませて出発。河童橋から見た穂高の山々は紅葉が期待できそう!天気も上々だ。明神・徳沢・横尾と登るにつれ紅葉も深まってくるようだ。
ここからは未知の領域。屏風岩を左手に見ながら進むと1時間ほどで本谷橋。大勢の登山者たちが昼食休憩をしている。私達も横尾を出発する時に仕込んでおいたアルファ米のわかめご飯と、ここで煮込んだマルちゃん正麺の味噌ラーメンを食べる。おいしいね!
ここからは少し急坂になる。しかし登山道を彩る紅葉と次第に見えてくる穂高の山容とでテンションは上がる一方。展開する紅葉の舞台背景に溜息の漏れるばかり。本当に美しい!息もつかせず、涸沢ヒュッテの玄関に到着。受付では「定員4人の部屋ですが12人でお使い下さい」とのこと。ホームページにも布団1枚を2〜3人で使うことになります、という風に書いてあった。覚悟はしていたので部屋へ。最終的には私たちの部屋は8人で、布団1枚を夫婦2人で使うこととなった。寝袋も持参していたので何とか落ち着いて寝れた。
夕食もテラスの団欒も朝食もトイレも人で溢れているが、何かみな和気藹々。楽しそう。とてもいい雰囲気だ。一面の山岳風景、日本一の紅葉、夕焼け(残念ながらモルゲンロートは拝めなかった)、テントの明かりの夜景、星空....心の涵養たっぷりと出来た。
2日目は、下山へ。当初はもと来た道を帰る予定だったが、ヤマレコでパノラマコースがおすすめというのを読んで行ってみたくなった。確かにこのコースは、穂高の山々、涸沢カール、横尾本谷そして上に登ると槍ヶ岳の勇姿まで拝めて特にこの紅葉の時期はいろどりが華やか。飽きることがない。ロープ場、岩場もそれほど危険と言う感じはなくて、適度のスリルが味わえる。天気にも恵まれて本当に良い山旅を味わわせてもらった。
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