火打山（新潟県）笹ヶ峰から往復

2013年10月06日(日) [日帰り]

• GPS: 00:44
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,233m
• 下り: 1,227m

コースタイム

5:50笹ヶ峰登山口発−6:35黒沢橋−7:53富士見平分岐−8:35高谷池−8:57天狗ノ庭−9:57火打山頂着
9:58山頂発−11:04小天狗の庭（昼食休憩）−11:31高谷池−12:12富士見平分岐−13:17黒沢橋−14:04登山口着

天候

晴れのちくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口のすぐ脇に30台程度の駐車場があり、その近くに笹ヶ峰キャンプ場の広い駐車場もあります。5時半過ぎくらいに着きましたが、登山口脇の駐車場は残りわずかで、準備している間に満車となりました。
キャンプ場の駐車場も直近ですので、どちらに停めてもほとんど差は無いと思います。トイレはキャンプ場駐車場の方にあります。

コース状況／危険箇所等

特に危険というところは無いと思います。
木道が多く、現在改修中ですが、改修前のところも特に支障はありません。
20人程度のツアーと思われる団体さんが何組かいました。

写真

登山口です。
屋根付きで立派です。

登山口近くはシラカバやブナなど林です。
樹種によっては紅葉が始まっています。

ツタウルシの紅葉

黒沢橋まではこんな感じで林の中の緩やか木道がほとんどです。

黒沢橋

カエデの赤が鮮やかです。

途中見えた北アルプス

1kmごとにこんな道標があります。
片道9kmあるようです。

ナナカマドなどの紅葉

この山は黒沢岳と思われます。

火打山の山頂が見えてきました。

焼山も見えます。

火打山山頂をアップで。
ダケカンバの黄色とナナカマドの赤が鮮やかです。

高谷池ヒュッテも見えてきました。

アルプス展望台というポイントから見た北アルプス方面。さっきより雲がかかってきています。

高谷池と火打山

少し見る角度を変えて高谷池と火打山

高谷池と高谷池ヒュッテ

小天狗ノ庭あたり

オヤマリンドウの葉も紅葉してます。

天狗ノ庭の少し手前から見た火打山

天狗ノ庭と火打山

同じく。

天狗ノ庭の池に映る火打山

こちらは池の水面に水草があって映りがイマイチ

さらに進むと日本海側が見渡せるようになります。

振り返って見た天狗ノ庭方面

ライチョウ平。ライチョウの姿はありませんでした。

日本海方面。遠くに弥彦山や佐渡島が見えているように思うのですが。

長野県側からどんどんガスがかかってきます。

火打山山頂。ガスでほとんど眺望がなくなっていたため、滞在時間は1分程度。

再び日本海側の展望

人がいるのがライチョウ平付近。

チングルマの紅葉

小天狗の庭付近。この付近の木道脇にベンチがあり、昼食休憩としました。

高谷池脇のテン場

高谷池ヒュッテ

赤い実をつけたゴゼンタチバナ。

富士見平の分岐点

黄色く色づいたオオカメノキ。奥に見えるのは乙見湖。

こちらは赤く色づいたオオカメノキ。

カエデのグラデーション。

登山口近くにある工事の案内板。

感想

大正屋

火打山は10数年ぶりの2回目で、前回は7月20日頃だったので秋に訪れたのは初めてでした。

登山口付近では、カエデやツタウルシなどの紅葉が既に始まっており、ブナは未だという感じでたが、結構いい感じになっていました。

登山口から黒沢橋までの間は、緩やかな傾斜の林の中に木道が続く快適な道で、もう少し秋が深まった頃には、黒沢まで往復するだけでも良いんじゃないかと思いました。

黒沢を過ぎると、傾斜がきつくなってきて苦しいところもありますが、カエデ、ナナカマド、オオカメノキなどの紅葉が次々と現れるので、写真を撮りまくりながら進みました。

途中まではほとんどが林の中で、あまり展望がありませんが、富士見平あたりまで来ると正面に黒沢岳が見えてきて、火打山方面と妙高山方面への分岐があります。分岐を左へと進んでいくと、やがて左手に火打山や焼山の姿が見えてきました。朝のうちはガスもかかってなくて、見事な紅葉をまとった姿を見ることができました。

高谷池から天狗ノ庭にかけてのあたりも、まさに紅葉真っ盛りでした。8時半を過ぎたころから長野県側からガスがかかってきて、山頂に着いた頃には、山頂からの展望がほとんどきかなくなっていました。

そのため、山頂はすぐに後にして、天狗ノ庭と高谷池の間にある、箱庭のような小天狗ノ庭と呼ばれているらしいところまで戻って昼食としました。

下りは、ガスのため遠く山などは見えなくなっていましたが、近くの紅葉を楽しみながら降りてくることができて、大満足の山歩きとなりました。