初冬の燕岳へ雪を踏みに行く


- GPS
- 27:27
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,305m
- 下り
- 1,305m
コースタイム
(二日目)8:30燕山荘-9:20合戦沢の頭(三角点)-9:30合戦小屋-11.30中房温泉
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路:下山バス満車で乗れず、代車のタクシーで下山。JR大糸線、中央高速バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
第一ベンチから上雪道。富士見ベンチにてアイゼン装着しました。山荘直下のルートが冬道に変わっています。 今後の天候次第で状況は変わりそうです。 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
感想
新雪の感触を味わうために、先月登頂した燕岳へ再び向かいました。
松本までの夜行高速バス、JR大糸線と乗り継いで穂高駅へ。ここで居合わせた単独行の方のお誘いを受けタクシー相乗りで中房温泉へ向かう。
第一ベンチ、第二ベンチと順調に高度を稼ぎ富士見ベンチでアイゼン装着。雪は第一ベンチからありますが登りはここまでノーアイゼンでも行けます。アイゼンは以前購入した物が3シーズン用の靴に合わず外れてしまうので、新たにモンベルのスノースパイク10を購入しました。小ぶりなサイズで所謂軽アイゼンですが10本爪なので比較的安定しています。
既に営業を終了している合戦小屋を過ぎ、合戦沢の頭に上がると眺望が一気に開けます。槍も見えてここまでの疲れも吹き飛ぶ感じ。そしてここからはザクザクと雪を踏みしめながら高度を上げていく稜線の道。爽快ですが悪天候に祟られたら地獄でしょう。小屋を目前にしたひとふん張りが堪えます。
ここまで標準コースタイムをオーバーしているため僅かな休憩の後山頂へ。
言うまでも無くこの時期は日没が早いので長居せず山荘へ戻りました。
夕食後、先ほどタクシーでご一緒だった三重在住の方、別に名古屋からこられた初老のご婦人と談笑。一期一会の出会いが山小屋の魅力でもあります。
翌朝は雲ひとつ無い快晴。
期待を超えた見事なご来光とモルゲンロートを望むことが出来ました。
登りは辛い雪の合戦尾根も下りは走るように降りて中房温泉に到着。日帰り温泉で汗を流しバス停に向かうとなんと満車で乗れないとの事。ジタバタしても仕方ないので代車の到着を待つ。この30分のずれが響いて帰りの高速バス便を変更、さらに中央高速の渋滞が重なり予定より大分遅くれての帰宅となりました。
しかし、あの晴天の下、雪の北アルプスの一端に立てたのだから、もう大満足の山旅でした。
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