赤岳鉱泉〜阿弥陀岳
- GPS
- 14:39
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,796m
- 下り
- 1,788m
コースタイム
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 6:37
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 2:59
- 合計
- 8:28
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
個人的に認識している八ヶ岳の有名な峰において、最後に残していた阿弥陀岳へ。初日は調子に乗って新品の靴で歩いたら、案の定靴擦れに見舞われ、反省。初日は赤岳鉱泉で酒に溺れた世捨て人となり、翌日は気持ちを切り替え山頂へ。
テント内で山野井泰史氏の書籍を熟読し、テンションはマックス。とはいえペースは上がらず。
色づき始めた峰々は、八ヶ岳ブルーと称される澄んだ青空と比肩するほど美しく、岩峰で命を落とす危険も高いこの南八ヶ岳において、相反するものが同居することの矛盾と芸術に、ただただ心奪われるばかりであった。
山頂からは茅野を始め、八ヶ岳が育んだ土地を一望し、南北アルプス、富士、御嶽などの名立たる山域を見渡せる。
八ヶ岳には神話があり、正に神が宿る山である。麓の原村より金色の稲穂と共に眺める八ヶ岳は、筆舌に尽くしがたい神々しさを放っていた。
北アルプスの双六岳への2泊3日を予定していたが、22日の天候不順のため、23日からの1泊に変更。北アルプスの笠ヶ岳へ。笠ヶ岳も強風の予報があり、テント泊が難しいと予想されたため、八ヶ岳の阿弥陀岳へとさらに予定変更。
4ヶ月前にも泊まって、勝手が分かる赤岳鉱泉へ。丹沢や奥多摩と比べると涼しくて気持ちが良い。pepeさんは歩き始めて30分くらいで新品のシューズの影響で靴づれ。赤岳鉱泉まではなんとか歩き通す。笠ヶ岳へ行っていたらどうなっていたのか。
赤岳鉱泉へテントを張り、自分一人で硫黄岳へ登る。ここ最近の自分の山行での歩きにくい道と比べると楽で新鮮な気持ちになった。
良く晴れた中で、八ヶ岳を味わうことができて良かったが、硫黄岳山頂は強風で長い時間は滞在できなかった。
笠ヶ岳へ向かっていたら、この強風下でテントを設営できたのか?と、思わずにはいられなかった。
阿弥陀岳山頂への岩場は4か月前の赤岳への登りを思い出した。少し恐怖を感じながらも丁寧に登っていけた。
山頂は人も少なく360°見渡せて爽快。赤岳よりも落ち着いて景色を堪能できるのではないかと思う。南アルプス、北アルプスなど遠くではあるが見えた。
森林限界を超えたスカッと晴れた中で歩くことの喜びを再び感じられた。一回味わっても、山から帰るとまた味わいたくなる。来年は北アルプスの深部をゆっくり堪能できればと思う。
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