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Yamareco

記録ID: 356174
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

恵那山 前宮ルート往復

2013年10月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:44
距離
11.8km
登り
1,673m
下り
422m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:00駐車場
7:25前宮登山口
8:32五合目
9:38中の小屋
10:37空峠
10:47-10:57物見の松
11:13空八丁
12:08前宮-神坂峠分岐
12:22恵那山頂上(三乃宮)
12:37三角点
12:48-12:58避難小屋
13:11前宮-神坂峠分岐
13:49空八丁
14:07-14:17(休憩)
15:40五合目
16:24前宮登山口
16:40駐車場
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中津川IC出口から恵那神社まで車で約10分
中津川IC→国道19号中村交差点右折→恵那山(黒井沢方面)林道手前左折→恵那神社駐車場

林道前から恵那神社駐車場まで約1kmはマイクロバスの進入可能な舗装路(地元車両優先)です。
すれ違いに注意してください。
駐車場約20台(恵那神社専用なので邪魔にならない隅の方に停めさせてもらう)

恵那神社から前宮登山口まで2.5km程の林道です。
オフロード車なら通行可ですが駐車できるスペースが狭いので平日は工事車両の邪魔にならないように注意してください。
コース状況/
危険箇所等
整備された登山道でとても歩きやすいです。
笹刈り直後で笹漕ぎ箇所が全くありませんでした。人が横になっても余るほど幅広く刈ってあり快適です。
刈られた笹で滑りやすいので下山時は特に注意してください。

下山後の温泉は近場でも中津川温泉(クアリゾート湯舟沢)まで車で20分程かかります。
中津川市内の一部の喫茶店では町おこしでウェストンココアなるものを販売しているそうです。ウェストンマグカップなどの販売もあるようなのでご興味ありましたらどうぞ。
http://nakatsugawa.info/tanken_tai/031cocoa/
(2005年の情報なので変更がある場合があります。ご了承ください)
http://n-kanko.jp/nakatsugawabrand/cocoa.html
お土産にも。

GPSログはスマホの電池切れで下山途中までの記録です。
登山口は渡渉から始まる
降雨時は30分で渡渉不能になるほど増水することも
2013年10月13日 07:28撮影 by  DSC-H3, SONY
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10/13 7:28
登山口は渡渉から始まる
降雨時は30分で渡渉不能になるほど増水することも
間伐の行き届いた檜林のなだらかな道
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間伐の行き届いた檜林のなだらかな道
対東沢
左岸を登りピンクのテープの地点で対岸を見上げると心明霊神の看板と道がある
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対東沢
左岸を登りピンクのテープの地点で対岸を見上げると心明霊神の看板と道がある
左手、沢向こうに三つのピークの前山が見える
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左手、沢向こうに三つのピークの前山が見える
枯れ大桧
登山道の真ん中に聳え立つ
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枯れ大桧
登山道の真ん中に聳え立つ
中の小屋跡
広いスペースがある
草刈機装備の笹刈隊BCもあった
中の小屋跡
広いスペースがある
草刈機装備の笹刈隊BCもあった
根ノ上高原全景
保古ノ湖
阿木方面
橋ヶ谷山
焼山の稜線
1670ピーク(多分)
1670ピーク(多分)
眩しい黄葉
五色の紅葉
上空は時折、風が強く冷たい
上空は時折、風が強く冷たい
笹と樹林に守られて爽やかな山歩き
笹と樹林に守られて爽やかな山歩き
大川入山
薄らと色づく恵那山
薄らと色づく恵那山
平らな恵那山頂
物見の松
物見の松より
御嶽・乗鞍・穂高の連なり
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御嶽・乗鞍・穂高の連なり
穂高連峰
白山方面は霞んでいた
下呂や高山まで見えそう
白山方面は霞んでいた
下呂や高山まで見えそう
笠置山が小さく見える
笠置山が小さく見える
2010ピーク周辺
他より赤葉が多く美しい
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2010ピーク周辺
他より赤葉が多く美しい
行者越
一旦下に降り、左上の岩をよじ登る
行者越
一旦下に降り、左上の岩をよじ登る
役行者の像
江戸時代の高遠の職人による
役行者の像
江戸時代の高遠の職人による
2010ピークへ
珊瑚のような紅葉
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2010ピークへ
珊瑚のような紅葉
振り返って
なだらかな樹林帯
なだらかな樹林帯
ロープでよじ登った先にある一乃宮社
2013年10月13日 12:03撮影 by  DSC-H3, SONY
10/13 12:03
ロープでよじ登った先にある一乃宮社
前宮・神坂峠分岐
2013年10月13日 12:08撮影 by  DSC-H3, SONY
10/13 12:08
前宮・神坂峠分岐
二乃宮社
三乃宮社
恵那山頂上はひっそりとしていた
三乃宮社
恵那山頂上はひっそりとしていた
三乃宮社奥からの展望
三乃宮社奥からの展望
三角点のある広場
連休中日で周囲には20人くらいの人が集う
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三角点のある広場
連休中日で周囲には20人くらいの人が集う
木々の間から時々見晴らしがある
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木々の間から時々見晴らしがある
四乃宮社
五乃宮社
2013年10月13日 12:33撮影 by  DSC-H3, SONY
10/13 12:33
五乃宮社
六乃宮社
恵那神社本社
七社+前宮(恵那神社)でコンプリート
恵那神社本社
七社+前宮(恵那神社)でコンプリート
避難小屋裏の岩場より中央アルプス
避難小屋裏の岩場より中央アルプス
八ヶ岳から南アルプス
八ヶ岳から南アルプス
南アルプス
右奥に富士山の頭
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南アルプス
右奥に富士山の頭
果てしない南アルプスの連なり
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果てしない南アルプスの連なり
避難小屋周辺も食事をする大勢の人で賑わっていた
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避難小屋周辺も食事をする大勢の人で賑わっていた
帰路
像のような木の切り株
2013年10月13日 13:15撮影 by  DSC-H3, SONY
10/13 13:15
帰路
像のような木の切り株
珊瑚の森ふたたび
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珊瑚の森ふたたび
日も中天を過ぎ山の表情も変わる
日も中天を過ぎ山の表情も変わる
紅葉は空八丁周辺が目立って鮮やかだった
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紅葉は空八丁周辺が目立って鮮やかだった
名残を惜しんで休憩中
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名残を惜しんで休憩中
恵那山の紅葉は渋かった
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恵那山の紅葉は渋かった
野焼きの風景
下山後の林道歩き
月が昇る
下山後の林道歩き
月が昇る

装備

個人装備
ファーストエイドキット
1セット
エマージェンシーシート
1
非常食
1
雨具(上下)
1セット
1/25000地形図
1
山と高原地図
1
コンパス
1

感想

恵那山の紅葉の様子を見てきました。
黒井沢から登りたかったけれど林道が閉鎖中のため、
恵那山のルートの中で最も旧く、そして最も新しい前宮ルートに挑戦しました。
神坂峠・黒井沢・広河原・前宮の四つのルートの中でも一番長いコースで修験道の歴史が残る道です。

広河原の倍ほどの時間をかけて登頂するこのコース、
・五合目までは穏やかな登りの樹林歩き
・登山道の真ん中にそびえ立つ枯れ大桧
・物見の松からの御嶽、乗鞍、穂高の山並み
・木の根の絡まる岩場を登る行者越
・空八丁あたりからの恵那山の平らな山頂、大川入山、焼山、
 根上高原の青い湖、遠くは愛知や中濃の街並みまでの展望
・神坂峠との分岐までの静かでなだらかな樹林
など、足早に通り過ぎてはもったいない景色が随所にあります。

思えば
初めて恵那山に登ったのが広河原で
あまりにも良い道であっさり登れてしまい、
微妙に見えたり見えなかったりの展望と笹薮とぬかるみに
「恵那山の登りはこんなもんか」と思ったのは大間違いだった。

お勝手口から「まいど!」なんて三河屋さんよろしく邪魔しておいて、応接間からの立派な庭を知らず「あすこの家はたいしたことないねえ」などと生意気を申した気がして恵那山初歩きの時のレコが読み返せぬ。

もちろん、広河原は歩きやすく短時間で登りやすく初心者にも嬉しい道なので、みんなで登るなら広河原推しです。冬は特に素敵らしいという話なので冬山に行くなら是非ここから始めたい。

磯野家に例えるならば。
神坂峠は自慢の盆栽すなわち小山の連なりや崩壊地が見える縁側、黒井沢は親しみやすいファミリー向けということで、みんなでちゃぶ台を囲んでおしゃべりできる居間ってところでしょうか。

伊佐坂先生は波平と囲碁を打つとき応接間で打ってただろうか。
応接間に通されたわたしはじゃあビジネスライクな三河屋さんから
伊佐坂先生へとシフトチェンジして先生と同じ景色を見ているのかもしれない。
下山の長歩きの間、何を思ったか磯野家に喩えてずっとそんな妄想をしてました。
来年はさらに親密になって磯野家の居間でお茶をいただける機会があれば嬉しい。

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