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Yamareco

記録ID: 357238
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

天目山(三ツドッケ)〜川苔山

2013年10月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:48
距離
19.9km
登り
1,481m
下り
1,774m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:10 東日原バス停発
10:05 横篶山
10:40 一杯水避難小屋
11:20 天目山
11:45 長沢背稜 グミの滝分岐
12:35 仙元峠
13:40 日向沢ノ峰
14:50 川苔山
16:30 大根ノ山ノ神
17:00 鳩ノ巣駅着
天候 晴れ

気象庁発表:当日の小河内 (標高530m)の気温
08:10 12.6℃
10:40 19.0℃
17:00 16.1℃

実測:当日の一杯水避難小屋(標高約1,430m)の気温
10:40 19.0℃(※小河内と同じとは…)
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【行き】
電車:JR青梅線・奥多摩駅
バス:西東京バス・東日原バス停

【帰り】
電車:JR青梅線・鳩ノ巣駅
コース状況/
危険箇所等
危険箇所:
特になし

登山ポスト:
・東日原は、バス停近くの日原駐在所にあります。
・鳩ノ巣駅は、駅構内にあります。

ぐるりと一回転して捻れた不思議な木。
2013年10月14日 12:07撮影 by  CX5, RICOH
10/14 12:07
ぐるりと一回転して捻れた不思議な木。
青々とした樹林帯に差す木漏れ日が眩しくなってきました。
2013年10月14日 12:09撮影 by  CX5, RICOH
10/14 12:09
青々とした樹林帯に差す木漏れ日が眩しくなってきました。
天目山の山頂は素晴らしい眺望でした!市街地まで見通せました。
2013年10月14日 12:15撮影 by  CX5, RICOH
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10/14 12:15
天目山の山頂は素晴らしい眺望でした!市街地まで見通せました。
御前山の方角もばっちり。
2013年10月14日 12:16撮影 by  CX5, RICOH
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10/14 12:16
御前山の方角もばっちり。
これから進む蕎麦粒山への尾根。
2013年10月14日 12:18撮影 by  CX5, RICOH
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10/14 12:18
これから進む蕎麦粒山への尾根。
山頂から北側尾根の斜面を見ると、少しだけ葉が色付いていました。
2013年10月14日 12:13撮影 by  CX5, RICOH
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10/14 12:13
山頂から北側尾根の斜面を見ると、少しだけ葉が色付いていました。
尾根伝いに進むと、岩の剥き出しになった場所がありましたが、乾いているので特に問題なし。
2013年10月14日 12:19撮影 by  CX5, RICOH
10/14 12:19
尾根伝いに進むと、岩の剥き出しになった場所がありましたが、乾いているので特に問題なし。
ガイドからグミノ滝・川俣方面のルート削除を知らせるメモが落ちてました。柱から取れたようです。
2013年10月14日 12:21撮影 by  CX5, RICOH
10/14 12:21
ガイドからグミノ滝・川俣方面のルート削除を知らせるメモが落ちてました。柱から取れたようです。
仙元峠には石祠が。巻くルートもありますが、こちらを通った方が印象深くなると思います。
2013年10月14日 12:22撮影 by  CX5, RICOH
10/14 12:22
仙元峠には石祠が。巻くルートもありますが、こちらを通った方が印象深くなると思います。
蕎麦粒山の山頂。狭い山頂ですが、ここから防火帯を見通せるので、眺望的に面白いです。
2013年10月14日 12:24撮影 by  CX5, RICOH
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10/14 12:24
蕎麦粒山の山頂。狭い山頂ですが、ここから防火帯を見通せるので、眺望的に面白いです。
このような、幅の広い防火帯が暫く続きます。
2013年10月14日 12:26撮影 by  CX5, RICOH
10/14 12:26
このような、幅の広い防火帯が暫く続きます。
日向沢ノ峰から見た富士山。輪郭がくっきり。
2013年10月14日 12:30撮影 by  CX5, RICOH
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10/14 12:30
日向沢ノ峰から見た富士山。輪郭がくっきり。
ずしりとした川苔山の山容。中央の一番高い部分が山頂。
2013年10月14日 12:33撮影 by  CX5, RICOH
10/14 12:33
ずしりとした川苔山の山容。中央の一番高い部分が山頂。
防火帯には日差しが入り込みます。ちょっと暑い反面、見晴らしが良くなっています。
2013年10月14日 12:35撮影 by  CX5, RICOH
10/14 12:35
防火帯には日差しが入り込みます。ちょっと暑い反面、見晴らしが良くなっています。
左手前が川苔山。稜線の背後に少しだけ山頂の見える大岳山。そして右側が御前山です。
2013年10月14日 12:42撮影 by  CX5, RICOH
10/14 12:42
左手前が川苔山。稜線の背後に少しだけ山頂の見える大岳山。そして右側が御前山です。
手前に西武球場と、その奥に新宿のビル街が見渡せました。
2013年10月14日 12:52撮影 by  CX5, RICOH
10/14 12:52
手前に西武球場と、その奥に新宿のビル街が見渡せました。
奥多摩の山々がはっきり見通せました。中央よりやや左寄りの奥が雲取山。
2013年10月14日 12:53撮影 by  CX5, RICOH
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10/14 12:53
奥多摩の山々がはっきり見通せました。中央よりやや左寄りの奥が雲取山。
大根ノ山ノ神に到着。ここから駅まではあと少し。
2013年10月14日 12:54撮影 by  CX5, RICOH
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10/14 12:54
大根ノ山ノ神に到着。ここから駅まではあと少し。
撮影機器:

感想

【ルート選定】
ケガの調子も良くなって日が経つため、そろそろ登山らしいプランにしました。
そんなわけで今回は、約一年半ぶりの川苔山(無雪期では初)と、未踏だった天目山の縦走ルートに。


【日原から天目山】
東日原バス停を出て、少し日原の集落内を散策。よくこのような急な谷間へ集落を開いたな等と感心をした後で、山へと取り付きました。
登り始めて少しすると、2軒ほど山道に民家があって驚きましたが、よく見ると裏側の車道からちゃんと入るようになっていました。
そりゃ当たり前ですね(^^;
もう少し登ると、標高800mあたりに潰れた廃屋がありましたが、これは元民家でしょうか…。
作業小屋にしては作りがしっかりしていたような…。

それを過ぎると、いよいよ建物が無くなり、雰囲気もぐっと山らしくなってきます
先日降った雨も乾き、ほどよく水分を含んだ地面へ靴底がしっくりと馴染み、非常に歩き易い。
時々、テント泊帰りと思わしき大型ザックの方と擦れ違い、今日は連休2日目と再認識させられました。

のんびり登っている内に、一杯水避難小屋へ到着。
ふと小屋の壁にぶら下がっている温度計を見ると19度。
帰った後に、もっと標高の低い小河内(奥多摩湖畔)と同じ気温と知ってびっくり。標高がこちらのほうがだいぶ高いのに不思議なものです。
陽の差す所は少々暑く感じるので、小屋の中で小休止してヒートダウン。暫し経った後で小屋を出発。

小屋から天目山は、切り立った谷沿いに細い道が続きます。道の両側に丈の低い草が生え、見通しが開けていました。
途中、尾根へ出て酉谷山へ続く三叉路で切り返すと、もうすぐ山頂。

少々急な斜面を登ると、そこは素晴らしい景色の山頂でした。奥多摩の山々や、市街地まで見通せる景色を楽しめました。
来て良かった〜!


【天目山から川苔山】
しばし景色を楽しんだ後、今度は川苔山へ向かいます。
グミの滝分岐と呼ばれる地点までの移動中、若いパーティーと擦れ違いましたが、みなさん疲れ切っている様子。
この尾根ルートはガイドでも実線ルートになっていないためか、あまり整備されてなさそう。
良く見ながら尾根筋を歩けば大丈夫なのですが、うっかりすると道を外れそうな感触がしました。

実線ルートに出ると、後は多少のアップダウンを繰り返して、仙元峠と巻き道へ分岐へ。
看板の注意書きに依れば、巻き道のほうは、土砂が崩れて道が狭くなっている模様。
今回はどのみち巻く気は最初から無かったので、そちらには行かず、仙元峠へ登ります。
仙元峠には大正期の石祠があり、どなたが飾り付けたのか、背後に布の幕や縄がありました。

更に少し進んで蕎麦粒山に到着すると、ここが防火帯の開始点になっていて、広い回廊のように見通せる不思議な光景が広がっています。
防火帯で樹木が伐採されているため、眺望もよくなっており、所々にある高台からは、遠方がよく見通せるようになっています。
このような役目で作られたわけでもないのに面白いなと思いました。

防火帯の途切れるあたり、昔茶屋があったという場所に到着。
川乗橋方面からの登山者が多いのか、ここからは急に見掛ける登山者が増えます。
山頂へ向かう途中、積雪期の直登ルートの脇に、ちゃんと本来の登山道があるのを初めて知りました。
冬は雪の下に隠れていたんですね。

山頂は、まだ何名か登山者が休憩しておりました。
川乗橋方面への下山だと、結構遅くまで山頂に居ても大丈夫なんでしょうね。
眺望は、さすが晴れ渡っているだけあって、遠くまで奥多摩の山々を見通せて満足でした。


【川苔山から鳩ノ巣駅】
山頂で少し眺望を楽しんだ後、鳩ノ巣駅へと下山。
1本の倒木や、崩れた斜面を修復した形跡があったりで、まだ先日の台風の影響が見て取れました。

後はひたすら下山するわけですが、途中、ガレに近い道がしばらく続く箇所があり、疲れた足には少々きつかったです。
更に、そのガレがやっと終わったと思ったら、今度は長い木階段を下る事になりましたので、油断していると足を痛めるかもしれません。

標高750mからは暫く、あまりアップダウンのない優しい道が続き、疲れた足をちょっと回復させてくれます。
両側には、林業で伐採されたと思わしき場所が広がっているので、それなりに山の景色を楽しめます。(さすがに遠景はありませんが)

しばらく下ると、やっと大根ノ山ノ神に出ます。
この日も、他の方と待ち合わせと思わしきパーティーが居られましたので、待ち合わせポイントとしても機能しているようです。
これより、30分ほど下れば駅。

駅に近付くほどに、他の登山者を目にすることが増えます。
途中、熊野神社の手前に、藪に埋もれそうになった祠がありましたが、そこまで辿り着けそうな道は見つけられず。
地元の方も、もう手入れされなくなったのでしょうかね。

熊野神社に付くと、3つくらいのパーティーが座り込んでいて、皆さん(そして私も)疲れ切った様子。
(さすが今の時期は人が多いなあ)と、それを横目に鳩ノ巣駅まで行くと、その更に4倍位の方々が居られました。
まさに奥多摩の登山シーズンは今かと実感。

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