天目山(三ツドッケ)〜川苔山
- GPS
- 08:48
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,774m
コースタイム
10:05 横篶山
10:40 一杯水避難小屋
11:20 天目山
11:45 長沢背稜 グミの滝分岐
12:35 仙元峠
13:40 日向沢ノ峰
14:50 川苔山
16:30 大根ノ山ノ神
17:00 鳩ノ巣駅着
天候 | 晴れ 気象庁発表:当日の小河内 (標高530m)の気温 08:10 12.6℃ 10:40 19.0℃ 17:00 16.1℃ 実測:当日の一杯水避難小屋(標高約1,430m)の気温 10:40 19.0℃(※小河内と同じとは…) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車:JR青梅線・奥多摩駅 バス:西東京バス・東日原バス停 【帰り】 電車:JR青梅線・鳩ノ巣駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所: 特になし 登山ポスト: ・東日原は、バス停近くの日原駐在所にあります。 ・鳩ノ巣駅は、駅構内にあります。 |
写真
感想
【ルート選定】
ケガの調子も良くなって日が経つため、そろそろ登山らしいプランにしました。
そんなわけで今回は、約一年半ぶりの川苔山(無雪期では初)と、未踏だった天目山の縦走ルートに。
【日原から天目山】
東日原バス停を出て、少し日原の集落内を散策。よくこのような急な谷間へ集落を開いたな等と感心をした後で、山へと取り付きました。
登り始めて少しすると、2軒ほど山道に民家があって驚きましたが、よく見ると裏側の車道からちゃんと入るようになっていました。
そりゃ当たり前ですね(^^;
もう少し登ると、標高800mあたりに潰れた廃屋がありましたが、これは元民家でしょうか…。
作業小屋にしては作りがしっかりしていたような…。
それを過ぎると、いよいよ建物が無くなり、雰囲気もぐっと山らしくなってきます
先日降った雨も乾き、ほどよく水分を含んだ地面へ靴底がしっくりと馴染み、非常に歩き易い。
時々、テント泊帰りと思わしき大型ザックの方と擦れ違い、今日は連休2日目と再認識させられました。
のんびり登っている内に、一杯水避難小屋へ到着。
ふと小屋の壁にぶら下がっている温度計を見ると19度。
帰った後に、もっと標高の低い小河内(奥多摩湖畔)と同じ気温と知ってびっくり。標高がこちらのほうがだいぶ高いのに不思議なものです。
陽の差す所は少々暑く感じるので、小屋の中で小休止してヒートダウン。暫し経った後で小屋を出発。
小屋から天目山は、切り立った谷沿いに細い道が続きます。道の両側に丈の低い草が生え、見通しが開けていました。
途中、尾根へ出て酉谷山へ続く三叉路で切り返すと、もうすぐ山頂。
少々急な斜面を登ると、そこは素晴らしい景色の山頂でした。奥多摩の山々や、市街地まで見通せる景色を楽しめました。
来て良かった〜!
【天目山から川苔山】
しばし景色を楽しんだ後、今度は川苔山へ向かいます。
グミの滝分岐と呼ばれる地点までの移動中、若いパーティーと擦れ違いましたが、みなさん疲れ切っている様子。
この尾根ルートはガイドでも実線ルートになっていないためか、あまり整備されてなさそう。
良く見ながら尾根筋を歩けば大丈夫なのですが、うっかりすると道を外れそうな感触がしました。
実線ルートに出ると、後は多少のアップダウンを繰り返して、仙元峠と巻き道へ分岐へ。
看板の注意書きに依れば、巻き道のほうは、土砂が崩れて道が狭くなっている模様。
今回はどのみち巻く気は最初から無かったので、そちらには行かず、仙元峠へ登ります。
仙元峠には大正期の石祠があり、どなたが飾り付けたのか、背後に布の幕や縄がありました。
更に少し進んで蕎麦粒山に到着すると、ここが防火帯の開始点になっていて、広い回廊のように見通せる不思議な光景が広がっています。
防火帯で樹木が伐採されているため、眺望もよくなっており、所々にある高台からは、遠方がよく見通せるようになっています。
このような役目で作られたわけでもないのに面白いなと思いました。
防火帯の途切れるあたり、昔茶屋があったという場所に到着。
川乗橋方面からの登山者が多いのか、ここからは急に見掛ける登山者が増えます。
山頂へ向かう途中、積雪期の直登ルートの脇に、ちゃんと本来の登山道があるのを初めて知りました。
冬は雪の下に隠れていたんですね。
山頂は、まだ何名か登山者が休憩しておりました。
川乗橋方面への下山だと、結構遅くまで山頂に居ても大丈夫なんでしょうね。
眺望は、さすが晴れ渡っているだけあって、遠くまで奥多摩の山々を見通せて満足でした。
【川苔山から鳩ノ巣駅】
山頂で少し眺望を楽しんだ後、鳩ノ巣駅へと下山。
1本の倒木や、崩れた斜面を修復した形跡があったりで、まだ先日の台風の影響が見て取れました。
後はひたすら下山するわけですが、途中、ガレに近い道がしばらく続く箇所があり、疲れた足には少々きつかったです。
更に、そのガレがやっと終わったと思ったら、今度は長い木階段を下る事になりましたので、油断していると足を痛めるかもしれません。
標高750mからは暫く、あまりアップダウンのない優しい道が続き、疲れた足をちょっと回復させてくれます。
両側には、林業で伐採されたと思わしき場所が広がっているので、それなりに山の景色を楽しめます。(さすがに遠景はありませんが)
しばらく下ると、やっと大根ノ山ノ神に出ます。
この日も、他の方と待ち合わせと思わしきパーティーが居られましたので、待ち合わせポイントとしても機能しているようです。
これより、30分ほど下れば駅。
駅に近付くほどに、他の登山者を目にすることが増えます。
途中、熊野神社の手前に、藪に埋もれそうになった祠がありましたが、そこまで辿り着けそうな道は見つけられず。
地元の方も、もう手入れされなくなったのでしょうかね。
熊野神社に付くと、3つくらいのパーティーが座り込んでいて、皆さん(そして私も)疲れ切った様子。
(さすが今の時期は人が多いなあ)と、それを横目に鳩ノ巣駅まで行くと、その更に4倍位の方々が居られました。
まさに奥多摩の登山シーズンは今かと実感。
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