前掛山
- GPS
- 07:44
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,206m
- 下り
- 1,245m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 7:44
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日夜から当日早朝にかけて台風が関東東側会場を通過しており快晴。ぬかるみも特に無し |
写真
装備
個人装備 |
一般的な夏山日帰り装備
|
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感想
浅間山は山荘事件や火山として有名だが、登山で行ったことがある人が周りにいなかった。
友人とともに体力の衰えがある中で登れる山を物色している際に、ちょうど噴火レベルがレベル2からレベル1に下がっていたため、浅間山手前の前掛山まではいく事が出来ることがわかった。
東京からの移動時間も4時間弱と短く、高低差(500m程度)や登山時間(6時間程度)もきつすぎないため決定した。
東京を4時30分頃出発し、ビジターセンターには8時頃に到着。ビジターセンターの中のトイレを借りたり準備をして登山開始は8時26分。
40分程度の一般的な登山道を歩くとトーミの頭に到着。
トーミの頭からの風景は素晴らしく、左側にはJバンドを含む切り立った尾根道があり、右側にはゴツゴツ岩場の浅間山(前掛山)が見える。
前掛山を向いて下部には平らな草地が広がっていて、山や平地、草地や岩場のコントラストが一望できる素晴らしい風景だった。(パノラマで写真を撮ったらいい写真が取れたのでオススメ)
トーミの頭を9時30分頃に出発した。ルートは二通りあり、Jバンドを回る西側尾根ルートと、急峻な崖路をジグザグに下り前掛山に直接向かうルートで、後者を選択。
下りが終わると平らな草地を歩いて前掛山に向かう。
1時間弱歩くと前掛山の登山口がある。立ち入り禁止の告示板があり、噴火レベルでどこまで登ることが出来るか示されていた。
前掛山の登山口以降は砂利ののぼり道で、富士山の登山道と似ていた。
まっすぐ登り山に沿ってカーブしたところで噴石用のシェルターがある。休憩スポットとして、そして写真撮影として多くの登山客が休んでいた。
シェルターから先に進み始めると、風当たりが急に強くなり、寒くて耐えられなくなったため、立ち止まってダウンとウインドブレーカーを着込んだ。高度によって気温も下がっていたし汗もかいていた、風によってはこんなにも体感温度が変わるものだとびっくりした。
前掛山頂上(2524m)は噴火や溶岩が固まったことによって出来た岩場が周りにあり、かなり見ごたえがある。
ここまででもかなり面白い山だと感じた。
前掛山から下りの道でJバンドに向かう際に少し登山道から外れてしまった。歩きづらいこぶしから頭のサイズの噴石がゴロゴロ転がっていて、雨が降ったときに流れる水の道で段差が出来ている。この地形も長い時間がかかって出来たのかと感じながら歩きを進める。
Jバンドの登り口前までこの岩のガレ場を通り抜けた(結果ショートカットでだいぶ時間短縮になった)
Jバンドの登りは急峻な登りで岩や草があり楽しい道だった。
Jバンドを登った後、少し奥まで行くと鋸岳(2254m)にもよることが出来た。
Jバンドからの尾根道は行きの際にトーミの頭から見ることが出来た。
Jバンド側からトーミの頭側をみると岩の尾根道が続いていて、難しい良い登山道っぽい写真を撮ることが出来た。
仙人岳と蛇骨岳を抜けてトーミの頭までは難しい道ではないが、切り立った尾根道を通る場所もあった。
この時点で14時過ぎになっていたのだが、まだJバンド側からも登山者が来ていたので、どこまで登ろうとしているのか気になった。
帰りのJバンドに着いた際にも再度浅間山方面を望むと本日通ってきた道を見渡すことが出来た。
最期登山口まで戻ってきたときには膝も疲れていて少しがくがくしていた。座ったときに血が通っていく感触が心地よかった。
全体像として風景、植生、道の状況など変化に富んでいて、とても面白い山であったと感じた。
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