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Yamareco

記録ID: 358532
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

初冠雪の爺ヶ岳〜鹿島槍 キレット越え断念の巻

2013年10月13日(日) 〜 2013年10月14日(月)
 - 拍手
GPS
16:39
距離
23.0km
登り
2,520m
下り
2,586m

コースタイム

13日
6:10 扇沢バスセンター
6:21 柏原新道入り口
9:44 種池山荘 10:05発
11:01 爺ヶ岳南峰 11:11 発 
11:45 爺ヶ岳中峰
12:34 冷乗越
12:50 冷池山荘着

14日
4:15 冷池山荘発
5:58 鹿島槍南峰 6:38
6:57 吊尾根
7:00 北峰 7:12
 南峰〜吊尾根手前〜再度南峰
南峰出発 8:28
9:52 冷池山荘発
11:39 種池山荘
14:17 柏原新道入り口
天候 13日は若干12日の寒気が残るも晴れ
14日晴天
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
信濃大町までJR
信濃大町〜扇沢 バス
復路 扇沢〜松本 車 松本〜JR (小淵沢乗換)
コース状況/
危険箇所等
■ 柏原新道〜爺ヶ岳〜鹿島槍南嶺
特筆するほどの悪場なし

■ 鹿島槍南峰〜北峰
前日も何人か北峰へ足を運んだようで、危険と言われましたが、踏み後はしっかりありました。雨上がりのほうが滑る印象。この日は雪も大分溶けており、岩は露出していました。ただ、今後雪が降ると一気に厳しくなりそうです。

■ 北峰〜五竜
五竜出口が滑るとのことで出入口封鎖、ですが
縦走してくる方がいらして、少し滑る程度とのこと。

10月はとにかく天気読み・風読み。
薄手で良いのでバラクラバ、手袋(できたらウール+オーバーミトン)
ニットキャップは必須です。
ムーンライト信州で早く扇沢へ着くことができました
ムーンライト信州で早く扇沢へ着くことができました
沢を左に見て折れると登山道
沢を左に見て折れると登山道
車がぎっしり
長野に転勤してきたので登り始めた、というお二人。右の彼は初回が富士山、二回目が爺ヶ岳だそう。
長野に転勤してきたので登り始めた、というお二人。右の彼は初回が富士山、二回目が爺ヶ岳だそう。
少しずつ高度を稼いで・・
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少しずつ高度を稼いで・・
ベンチは幅の狭いものでしたが、腰掛けるところが以外になく、有り難いかも!
ベンチは幅の狭いものでしたが、腰掛けるところが以外になく、有り難いかも!
スバリ、針ノ木が見えてきて
スバリ、針ノ木が見えてきて
空の青、紅葉、そして雪化粧の山々、美しい
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空の青、紅葉、そして雪化粧の山々、美しい
ツルリンドウ
思いのほか傾斜が急です
思いのほか傾斜が急です
クリスマスツリーみたいだね^^
クリスマスツリーみたいだね^^
道にもうっすら雪が
道にもうっすら雪が
ダケカンバはここでも根もとが横に
ダケカンバはここでも根もとが横に
「富士山が見えるのかな?」
「え、そうなの?」
「富士見平と書いてありますよ」
「おぉお〜!!」
一人で歩いていたら見逃していたかも。
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「富士山が見えるのかな?」
「え、そうなの?」
「富士見平と書いてありますよ」
「おぉお〜!!」
一人で歩いていたら見逃していたかも。
うっすら富士が
ヤマハハコ、まだ頑張ってます
ヤマハハコ、まだ頑張ってます
八ヶ岳と南アルプスを控えた富士。
本当に眺望良かった〜!
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八ヶ岳と南アルプスを控えた富士。
本当に眺望良かった〜!
針ノ木も〜
あそこ登りたいですね、とテンションも上がります
あそこ登りたいですね、とテンションも上がります
冷池山荘はソコ!
冷池山荘はソコ!
鳴らしてみたら ボォ〜〜〜ン
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鳴らしてみたら ボォ〜〜〜ン
チングルマ!
冷池山荘泊のお二人と、爺ケ岳に向かいます
冷池山荘泊のお二人と、爺ケ岳に向かいます
これから登る道
青空が気持ちいいねぇ。でも風は冷たい!
青空が気持ちいいねぇ。でも風は冷たい!
この稜線が好き
二人とも疲れちゃいました。もう少し、頑張れ頑張れ!
二人とも疲れちゃいました。もう少し、頑張れ頑張れ!
でも、ほら!い〜い景色だよ
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でも、ほら!い〜い景色だよ
笑顔が戻ってきて
笑顔が戻ってきて
来た道。ゴーロ帯は確かに登りにくい
来た道。ゴーロ帯は確かに登りにくい
海老のしっぽ〜
すばらしい〜(しつこい?)
すばらしい〜(しつこい?)
剱バーン!
ここで登りをご一緒したお二人、そして途中からご一緒した方合わせて3名の方とお別れです。またお会いしましょう^^
剱バーン!
ここで登りをご一緒したお二人、そして途中からご一緒した方合わせて3名の方とお別れです。またお会いしましょう^^
猫耳、雲が晴れて見えてきました
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猫耳、雲が晴れて見えてきました
中峰に寄りました。ここで唐松の時にご一緒したK子さんと感動の再会♪
中峰に寄りました。ここで唐松の時にご一緒したK子さんと感動の再会♪
びっしり、海老のしっぽです
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びっしり、海老のしっぽです
厳冬期でもない、秋でもない、このコントラストを見られたのは幸せ
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厳冬期でもない、秋でもない、このコントラストを見られたのは幸せ
うん、何度でも撮ってしまう
うん、何度でも撮ってしまう
シラタマノキ
冷乗越で・・明日キレット越えたいので時間配分を考えながら歩いてます
冷乗越で・・明日キレット越えたいので時間配分を考えながら歩いてます
冷池山荘が見えてきました
冷池山荘が見えてきました
まだ13時前。こんな早くに行動を止めていいのか迷いながらもチェックイン
まだ13時前。こんな早くに行動を止めていいのか迷いながらもチェックイン
部屋からガスで煙る剱、立山が見えます
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部屋からガスで煙る剱、立山が見えます
たくさん食べなくちゃ
おかわりしたご飯は炊きたてほかほか^^
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たくさん食べなくちゃ
おかわりしたご飯は炊きたてほかほか^^
辛うじて残照を
こちらも
キレット行きたいけれど。気持ちを切り替えてご来光は鹿島槍で。早立ちです。この時は星一杯!流れ星も見えました
キレット行きたいけれど。気持ちを切り替えてご来光は鹿島槍で。早立ちです。この時は星一杯!流れ星も見えました
うっすら朝が来ました
先行する二つのヘッデンがキラキラ見えました
うっすら朝が来ました
先行する二つのヘッデンがキラキラ見えました
布引山から見る鹿島槍。すぐそこに。
布引山から見る鹿島槍。すぐそこに。
陽が登ってきました
陽が登ってきました
南峰では上がりきってしまった朝日、でも彼らのシルエットが美しい
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南峰では上がりきってしまった朝日、でも彼らのシルエットが美しい
暫く余韻に浸ります
暫く余韻に浸ります
立山・剱方面も薄く色づき、綺麗
立山・剱方面も薄く色づき、綺麗
影槍もうひとつ
さて、北峰に行きます。
写真右手の雪面を降ります。わおぉ〜、嬉しい!
さて、北峰に行きます。
写真右手の雪面を降ります。わおぉ〜、嬉しい!
でも岩はきちんとホールドがあり、浮石もなく、ルンルン〜。あのエッジが立った岩はカッコいい
でも岩はきちんとホールドがあり、浮石もなく、ルンルン〜。あのエッジが立った岩はカッコいい
真ん中にポツンと見える赤が私です。撮影してくださった方、ありがとうございます!右側にトラバース道が見えます
真ん中にポツンと見える赤が私です。撮影してくださった方、ありがとうございます!右側にトラバース道が見えます
ルートを見つけようと目を凝らしますが、ちゃんと○×が書いてあります
ルートを見つけようと目を凝らしますが、ちゃんと○×が書いてあります
影になっているところは雪が残ります。これからどんどんミックス岩になりますね。
影になっているところは雪が残ります。これからどんどんミックス岩になりますね。
下から撮ってくださった方がいらしたので改めてアップ➝北峰を撮ったとのことでした。位置変更です
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下から撮ってくださった方がいらしたので改めてアップ➝北峰を撮ったとのことでした。位置変更です
五竜方面を望む。下にキレット小屋が見えます。行きたかった。
五竜方面を望む。下にキレット小屋が見えます。行きたかった。
五竜から縦走してきた方があそこにテント張って、と教えてくださいます。最初、私も同じ場所でビバークする予定でした^^
五竜から縦走してきた方があそこにテント張って、と教えてくださいます。最初、私も同じ場所でビバークする予定でした^^
まだほんのり紅色の空。いつかまた来ます。
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まだほんのり紅色の空。いつかまた来ます。
南峰は人でいっぱい
ここでデポしていたストックがないことに気付いて戻る・・が、ありません。吊り尾根手前で諦めて南峰へ
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南峰は人でいっぱい
ここでデポしていたストックがないことに気付いて戻る・・が、ありません。吊り尾根手前で諦めて南峰へ
朝でるときは真っ暗で気付かなかったけれど、冷池山荘付近はお花畑なんですね
朝でるときは真っ暗で気付かなかったけれど、冷池山荘付近はお花畑なんですね
今日は暑い。鹿島槍方面は雲ひとつないピーカン
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今日は暑い。鹿島槍方面は雲ひとつないピーカン
荷上げのヘリ
槍が見えるよー、と教えていただいて。
槍が見えるよー、と教えていただいて。
地を這う紅葉
見おさめの剱方面
見おさめの剱方面
ここまで来てしまった・・あとは帰るだけ
ここまで来てしまった・・あとは帰るだけ
それにしても青いな
それにしても青いな
スバリ・針の木も雪が溶けて昨日の山ではないようです
スバリ・針の木も雪が溶けて昨日の山ではないようです
ゴゼンタチバナの実
ゴゼンタチバナの実
雪渓落石地帯
樹林帯は涼しい〜
樹林帯は涼しい〜
紅葉地帯が見えてきた
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紅葉地帯が見えてきた
サルオガセ
ネジネジの木。なぜああなってるの?と聞かれて答えられませんでした。調べよう
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ネジネジの木。なぜああなってるの?と聞かれて答えられませんでした。調べよう
紅葉です。あと少し。お疲れ様でした。
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紅葉です。あと少し。お疲れ様でした。

感想

またもソロではなく、他の方と偶然一緒に歩くことになった山行きでした。
いろいろな発見があって楽しかった^^
南峰〜北峰を歩く私は「おさる」のようだったそうです(笑)

当初はキレット越え〜五竜から遠見尾根を越えて帰るか、
五竜山荘から唐松岳を経由して、と思っていましたが
小屋スタッフから五竜北面が危ないとのこと。
結局またも自分の意思を貫き通せず、鹿島槍ピストン、悔いの残る山行きとなりました。

キレット小屋が営業していれば、初日はキレット小屋まで行けると踏みました。
次回は1泊の計画が立てられそうです。

一緒に行きませんか?と登り口から爺ヶ岳南峰までご一緒した皆様
鹿島槍が好きで、と撮った写真をザックに入れて持ち歩いているご夫婦
ダイヤモンド「鹿島槍」が見えるポイントがある、と教えてくださった方
帰りは一緒に歩こう、と最後は車で松本まで送ってくださった方
逞しく五竜からキレット越えしてきた方

そして唐松岳を一緒に歩いた彼女との再会。

ありがとうございました!またどこかでお会いしましょう^^


※今回の歩荷
10Kg
シュラフとエアマットを抜いた分、アイゼンとバラクラバもどきをプラス
プラスマイナスでやっぱり10kgでした

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