白山 テント泊
- GPS
- 32:22
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,728m
- 下り
- 1,745m
コースタイム
2日目 南竜ヶ馬場野営場5:30発 展望歩道 室堂8:20着休憩 御前峰9:20 室堂で昼食後12:00発 エコーライン 南竜ヶ馬場野営場13:50着 14:40発 甚之助避難小屋15:30 別当出会17:00 シャトルバスにて一之瀬駐車場
天候 | 1日目 雨降ったりやんだり、濃霧、一部強風 2日目 晴天 一部強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
別当出会へシャトルバス 片道400円 所要時間 15〜20分 12日 8時ごろ着いたときはそんな混んでる感じもなくバス停に近いところに停めれました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所なし 登山ポストの有 白峰温泉総湯 一之瀬駐車場から30分ほど。 山帰りの方で混むかと思いきや、結構すいてました。露天はあまり広くないけど、お湯はツルツルになる感じでした。 海鮮アトム 白峰温泉総湯から30分ほど 数組待ちでしたが、お寿司おいしかったし、愛想よく活気あるおばちゃんが厨房にいてていい感じでした。 |
写真
装備
個人装備 |
テント 1
ザックカバー 1
トレッキングポール 1
寝袋 1
寝袋カバー 1
レスキューシート 1
ダウンジャケット 1
フリース 1
レインウェア上下 1
グローブ 1
速乾タオル 1
着替え 1
医薬品 複数
ビニールテープ 1
ヘッドライト 1
手持ちライト 1 テント内ライト兼用
電池 3
使い捨てカイロ 2
靴紐 1
トイレットペーパー 1
ナイフ 1
ごみ袋 1
ライター 1
ウェットティッシュ 1
体拭き 1
鍋 1
バーナー 1
ガス缶(小) 1
食器 1
キッチンペーパー 1
タオル 1
カメラ 1
ミニ三脚 1
ウエストポーチ 1
地図 1
水筒 1
水 1L
ジュース類 3本
食料 複数
非常食 複数
おやつ 複数
コーヒー紅茶 複数
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感想
白山に行ってきました。
天気予報では12、13両日とも晴れとなっていましたが、到着してみると薄曇りで、準備してシャトルバスに乗る頃には小雨がパラパラと。別当出会についても小雨、まぁ昼には晴れるだろうと思っていましたが、この日は一日濃霧に雨が降ったりやんだりの天気でした。
出だしの森の中は濃霧で靄がかった感じが幻想的な雰囲気でなかなかよかったです。登っていって、木が低くなり周りが見渡せそうなところになってくると、白い空間が広がっているだけで、この向こうには本来なんらかの眺めがあるのだろうなぁとちょっと残念。
雨がふったりやんだりなのでレインウェア上下着っぱなしなんで登りがきつくなると暑かったです。
つばのある帽子は眼鏡が濡れなくて雨の日にも重宝しました。
南竜山荘あたりに到着、ちょっと歩いて見回してみても霧も深いしよくわからなくて、とりあえず南竜ヶ馬場ビジターセンターに入ってみると、壁に地図がはってました。そこから別山方面へ5分ほど歩いたところにテント場ありました。
テント場は広くて、そんなに人も多くなく、地面も下草がふわふわでペグの刺さりもいいし、とてもいい感じでした。が、しかし! 周りの道と比べ物にならないほど暴風が吹き荒れてました。設営途中、ポールを引っ張る紐をつける前は、ポールが捻じ曲がってテントがぺしゃんこになりそうでした、紐でひっぱり終わるとまぁ大丈夫でしたが、バタバタなってました。
濃霧が晴れたら頂上付近に散策に行こうかと思っていたのですが、夕方になってもたまに隙間が覗くぐらいで晴れずでしたのでテントでご飯作って20時ごろには寝ました。
南竜山荘の売店に行った時に勝手がわからないので、水やトイレのことをお聞きしたら丁寧に教えてくださいました。
ビジターセンターは24時間あいてて、消灯は20時みたいで、それまではストーブもついてました。トイレ(きれいな水洗)も炊事場も使ってよくて蛇口の水は飲用可、テント場の炊事棟の水も飲用可だがもう止めてるとのこと(蛇口ひねったらまだ出てましたが、そのうちとまるのでしょうね)
ビジターセンターは快適でした。2階にも部屋みたいなところがありました、こちらは入ってないのでよくわかりませんが。
テント場の炊事棟はテントがぎっしり並んではられてました。テント場のトイレは小用はまぁまぁですが、大用はあまり入りたくない感じでした。
夜はほんと寒かったです。フリース、ダウンジャケット(薄手)着て、IBSの重さ1Kgほどの化繊の寝袋+モンベルシェラフカバー、足元に使い捨てカイロで寝ましたが、寒かったです。途中で何度か起きて、レスキューシートを上から巻いて、とりあえず寝れました。
友人はモンベル3番シェラフで朝までほぼ問題なく寝ていたようです。ウェアやマットとかもいいからかなぁ。
2時ごろ起きたら霧が晴れて風もやんでて満天の星空が!テント場と休憩所の間の川の橋上が360度ぐるりと見やすかったので、唯一わかる星座のオリオン座をあたりを撮りつつ、しばらく眺めてました。眺め続けてると見える星が増えてきてわぁ〜って感じでした。もっと見ていたかったのですが、寒くてほどなくテントに撤退しました。外から戻るとテントも暖かいもので、ほっとします。
ちなみにテント表面は凍ってました。
朝は景色見ながら散策したいので、ご来光はパスして、夜が明けだしてからから展望歩道を通って頂上へ向かいました。
2日目は晴天、霧なく見渡せる景色にテント場の周りってこんなんやったんや〜って思いました。
どこを見てもいい景色、眺めに、白山最高!って思いました。
すばらしい眺望を楽しみながら室堂へ途中から眼前に御前峰が見えてきてこれまたいい感じです。
室堂センターでをちょっと休憩して御前峰へ、下から見てると近そうでしたが、ここでもまた昨夜のような強風もあり、結構しんどかったです。
頂上から池を覗くと、今までにないものすごい風が吹き付けてきて、飛んでくる砂粒があたって痛いぐらいでした。頂上全体がそんな感じで、いい眺めですが、落ち着けません。
とりあえず、お池めぐりのコースをちょっと進んでみましたが、一箇所すさまじい風のところがあってたまらんなぁと思いながらも渡りましたが、その先も変わらず暴風で、心地よくないし、暴風のなか坂下ってくのもかなわんし、このコースは次回のお楽しみにとっておいて引き返しました。
すっかり暴風で冷えたので、そそくさと降りて室堂センターで豚汁にありつきました。温まりうまかったです。カレーもうまそうでした。昨夜の寝不足でちょっとうとうと休憩してから、エコーラインを通って南竜へ。
こちらもずっと白山を眺めれるひらけた草原的な道で気持ちよかったです。南竜に近づくと別山が現れて、山荘やテント場が見下ろせてこれまたいい眺め、ほんと白山頂上周辺の道は眺めがいいです。
南竜でテントを回収して重くなったザックにへこたれながら、別当出会を目指します。
来た時と同じ道なんですが、晴れたその道は濃霧時と違う景色を見せてくれてこんな景色が見えたのか〜って感動もあり楽しく下山できました。道中だいたい別山が見えているんですが、白山のフラットなルックスも穏やかでいいですが、別山かっこええなぁ〜
どこ見てもいい雰囲気で、立ち止まって眺めたり、写真撮ったりしたいところが多すぎて、今回はのんびりティータイムもせず、あっちもいいこっちもいいと見てるうちに時間が過ぎました。もっとのんびりプランにしなくては、でもあっちこっち散策したいしなぁ・・・
濃霧の幻想的な森、雨上がりの満天の星空、雲海の水平線が見えるひたすら続く眺望、開けた草原の道、眼前に広がる山々、いろいろ楽しめた山歩きでした。
初めて白山に来ましたが、ぜひまた何度でも来たいなぁと思います!(^^)
今回は水が汲めて、ジュースとかも山上で売っているので、前回行った武奈ヶ岳テント泊より飲料を減らして4kgほど軽く、装備重量は15kg弱でした。
ザックはザックはモンベルチャチャパック35L使用。荷物全部は中に入らないので、食料おやつの一部を別の袋に入れたものと、テントを雨蓋(ベルトで調整可能)ではさむ感じで固定(本体側にも固定ベルト一本あり)銀マット、レインウェアは両脇に固定。そうなるとザックカバーが使ってた35L用ではカバーせず、フル装備状態にあわせるとモンベル60L用でちょうどでした。追加購入していって即大活躍でした。
前回装備重量19kg弱の時は肩ベルトがそんなに分厚くないので肩が痛かったけど-4kgの差は大きいようで今回はそんな痛みはなく、2日目も肩こるなぁぐらいでいけました。
結局水分1Lちょいは使わずで、上でジュースも買ってないので、水場があるとこならその分減らしたり寝袋ダウンにして軽くしたりしたら、夏場水分多量に持ってく日帰りとたいして変わらない装備重量でテント泊が楽しめるやんってことに気がつきました。
白山ベストガイド
http://www.kagahakusan.jp/
こちらに白山情報いっぱい載ってて参考にさせて頂きました。
上記サイトのお天気情報見ると室堂ですが、泊まった朝はこんなんでした。
「(10.13 4:30) 天気:快晴 風強い 気温1.0℃ 最低気温-4.4℃ 視界良好」
寒いはずや〜
ここに載せた以外にも写真をホームページに載せてますんで、よかったらこちらも見てみてください。
http://azul.xii.jp/comoesta/index.htm
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