自然林が何処までも☆小栗山と桜谷山を周回


- GPS
- 06:57
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 898m
- 下り
- 896m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■取付き尾根はしばらく石灰岩の岩場の急登が続く。アセビの藪があるが粗い刈り払いがされている。マーキングが所々にある。 ■P567からは緩やかな気持ちのよい自然林が続く。P686直下ではアセビの藪となる。P686では東側が開け千石山から駒ヶ岳稜線、更には三重嶽の絶景が望める。 ■小栗山北尾根はミズナラやブナの綺麗な自然林、小栗山北稜ではミズナラの大樹がある。 ■小栗山から桜谷山への吊り尾根は圧巻のブナの大樹が続く。カエデもあるので紅葉期は素晴らしい。 ■桜谷山はブナの広大なピークで比良山地や野坂山地の好展望地となっている。 ■桜谷山北東尾根は自然林の尾根が最後まで続く。登り返しがなく一定の勾配で下る歩きやすい尾根。アセビの藪が十数分続くが刈り払いがされマーキングもある。最後の林道着地はトラバースせず岩場を乗り越える。 |
写真
感想
SWが終わり、ようやく休めるようになった。naoさんに都合を聞いたらお付き合いいただけることに。誘っておいて行き先はおまかせという無礼者。そしたら見事に行きたかった山を選んでくれた。この人はただ者じゃないな。
というわけで、前回行きそびれた桜谷山〜小栗山へ行くことになった。出発点は駒ヶ岳〜千石山を周回した時と同じ落合橋。しばらく急登が続くが、P557からは平坦で広い尾根となり、とっても気持ちよく歩ける。帰りのルートは適度な斜度が続き、最後だけ急斜面となった。
今回出会ったのは桜谷山で一人だけ。緊急事態宣言が解除されてどこも人だらけの中、静かな山旅ができた。naoさんに感謝。
好天が予想されるこの日はflatwellさんとお約束の山行日。行き先が決まらないまま直前になって歩きたいと言われていた小栗山を周回するコースを思いつく。このコースはshikakuraさん、yamanekoさんが歩かれているので参考にさせていただきました。
東小浜のコンビニで待ち合わせたが約束の8時前には待っておられた。自分は朝が弱いアウトドア派の年寄りなのです。池河内集落から林道に入り落合橋の先の余地に駐車してスタートする。取り付き尾根はいきなり急な岩場となっている。flatwellさんはヒョイヒョイと登って行かれる。
比較的新しい炭焼き窯跡を過ぎるとまたしても石灰岩の岩場や急登が続いている。標高差400mを喘ぎながら凌ぐとやっとなだらかな尾根となりP557に着いた。上りに弱い自分には100分近い死闘だったがflatwellさんは涼しい顔をして待っておられた。
さてここからが楽しい尾根歩きの始まりである。尾根は緩急を付けながらコナラやカエデの自然林が延々と続いている。梅の実のような青い実があちこちに落ちている。かじってみたら酸っぱかった。ナツメのような味だ。これがyoneさんのレコにある大ウラジロの木の実だろうか。
アセビの藪を越えて北に延びる門前(明通寺)からの長い尾根と出合う。ここは地図にはないピークP686の表示がある。今冬にも訪れている所だ。背後には千石山から駒ヶ岳への稜線が一望できる絶景ポイントだ。南にはこれから向かう小栗や桜谷山が望める。
休憩後は小栗山へのなだらかな尾根を南下して行く。明るい疎林の尾根歩きの後、ミズナラの大樹の尾根をひと登りすると小栗山に登頂した。私は冬季も含めて4回目でお気に入りの所だ。展望はないがブナとミズナラに囲まれた明るい山頂でランチタイム。
さて桜谷山までの広い吊り尾根はブナの大樹が連読する。カエデも混じっているので紅葉も素晴らしいところだ。flatwellさん待望の尾根歩きなので足取りも軽くご機嫌なようす。ブナの巨樹の横で被写体になってと頼んだら又覗きをされるので大笑い。
最後の登りを終えると桜谷山の広い山頂台地に出る。桜谷山では本日最初で最後の登山者と出逢う。守山の方で木地山峠から駒ヶ岳へと周回されるとのことだった。お別れ後は比良山や野坂山地の絶景を目に収める。快晴の青空が広がっている。
さて北東尾根を下って行く。最初だけブナだが下部は雑木が続いている。一部にアセビの藪があるが人が通れるだけの粗い刈り払いがしてあるので苦労することはなかった。この尾根は通して勾配がほぼ一定の長い尾根で歩きやすい。最後は林道着地に苦労したが岩場を乗り越えて直進すれば難なく下りられたようだ。
林道を歩いていると車が上がってきて朽木に抜けられますかとお尋ねされる。どうやらおにゅう林道と間違われたようだ。引き返してくださいとお伝えする。丹後街道(R27)まで出ると依然として雲一つない蒼穹が広がっていた。
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