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Yamareco

記録ID: 3591710
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ハイキング
北陸

自然林が何処までも☆小栗山と桜谷山を周回

2021年10月03日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福井県 滋賀県
 - 拍手
GPS
06:57
距離
9.3km
登り
898m
下り
896m

コースタイム

日帰り
山行
5:40
休憩
1:18
合計
6:58
距離 9.3km 登り 898m 下り 898m
8:11
98
スタート地点
9:49
9:55
61
P557
10:56
11:12
28
P686(ca680ピーク)
11:40
12:11
46
12:57
13:22
51
14:13
56
P463
15:09
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
落合橋に3台、その先に3台ほど路側に駐車可。林業関係者や上流の三番の滝への観光客が偶にあり。
コース状況/
危険箇所等
■取付き尾根はしばらく石灰岩の岩場の急登が続く。アセビの藪があるが粗い刈り払いがされている。マーキングが所々にある。
■P567からは緩やかな気持ちのよい自然林が続く。P686直下ではアセビの藪となる。P686では東側が開け千石山から駒ヶ岳稜線、更には三重嶽の絶景が望める。
■小栗山北尾根はミズナラやブナの綺麗な自然林、小栗山北稜ではミズナラの大樹がある。
■小栗山から桜谷山への吊り尾根は圧巻のブナの大樹が続く。カエデもあるので紅葉期は素晴らしい。
■桜谷山はブナの広大なピークで比良山地や野坂山地の好展望地となっている。
■桜谷山北東尾根は自然林の尾根が最後まで続く。登り返しがなく一定の勾配で下る歩きやすい尾根。アセビの藪が十数分続くが刈り払いがされマーキングもある。最後の林道着地はトラバースせず岩場を乗り越える。
落合橋の先の左岸の岩尾根に取付く
2021年10月03日 08:20撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 8:20
落合橋の先の左岸の岩尾根に取付く
岩場を乗り越えると一旦なだらかになる。古道の名残りっぽい。
2021年10月03日 08:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 8:33
岩場を乗り越えると一旦なだらかになる。古道の名残りっぽい。
大きな炭焼き窯跡は松の木を利用している。
2021年10月03日 08:37撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 8:37
大きな炭焼き窯跡は松の木を利用している。
次の岩場を左から巻く、この後も岩場が続くが写真撮る余裕なし
2021年10月03日 09:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 9:03
次の岩場を左から巻く、この後も岩場が続くが写真撮る余裕なし
小浜方面が開ける所で小休止、この後も急登が続く。
2021年10月03日 09:08撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 9:08
小浜方面が開ける所で小休止、この後も急登が続く。
ここから緩やかになる。 Ca500m
2021年10月03日 09:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 9:34
ここから緩やかになる。 Ca500m
ユズリハの藪道に突入する。通れるほどの粗い刈り払いがしてある。
2021年10月03日 09:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 9:38
ユズリハの藪道に突入する。通れるほどの粗い刈り払いがしてある。
ユズリハ帯を10分で抜ける。疎林のピークP557で休憩
2021年10月03日 09:49撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 9:49
ユズリハ帯を10分で抜ける。疎林のピークP557で休憩
絞められて朽ちたか?
2021年10月03日 09:58撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 9:58
絞められて朽ちたか?
疎林の気持ちよい尾根
2021年10月03日 10:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 10:09
疎林の気持ちよい尾根
布袋さんの木
2021年10月03日 10:14撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 10:14
布袋さんの木
小浜の多田ヶ岳がひょっこり
2021年10月03日 10:15撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 10:15
小浜の多田ヶ岳がひょっこり
動物の巣かな?
2021年10月03日 10:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 10:16
動物の巣かな?
細尾根
2021年10月03日 10:20撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 10:20
細尾根
大ウラジロの木の実だろうか?かじると酸っぱい。
2021年10月03日 10:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 10:23
大ウラジロの木の実だろうか?かじると酸っぱい。
更に標高を100m上げる
2021年10月03日 10:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 10:34
更に標高を100m上げる
P686ピーク下でアセビの藪が現れる
2021年10月03日 10:46撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 10:46
P686ピーク下でアセビの藪が現れる
背後(東側)に好展望が開ける。千石山から駒ヶ岳の稜線   P686にて
2021年10月03日 10:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 10:52
背後(東側)に好展望が開ける。千石山から駒ヶ岳の稜線   P686にて
千石山をズーム、背後には武奈ヶ嶽と三重嶽
2021年10月03日 10:54撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 10:54
千石山をズーム、背後には武奈ヶ嶽と三重嶽
境界686mとある。下根来と池河内の境界ということかな?地形図にはないピーク(Ca680)
2021年10月03日 10:57撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 10:57
境界686mとある。下根来と池河内の境界ということかな?地形図にはないピーク(Ca680)
小栗山から桜谷山の吊り尾根、中央奥に百里ヶ岳が覗く
2021年10月03日 11:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 11:13
小栗山から桜谷山の吊り尾根、中央奥に百里ヶ岳が覗く
休憩後は小栗山へ向かうと明るい尾根
2021年10月03日 11:21撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 11:21
休憩後は小栗山へ向かうと明るい尾根
ミズナラの大樹
2021年10月03日 11:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 11:33
ミズナラの大樹
北稜はミズナラとブナの疎林で林床はイワヒメワラビ
2021年10月03日 11:37撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 11:37
北稜はミズナラとブナの疎林で林床はイワヒメワラビ
いよいよ小栗
2021年10月03日 11:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 11:38
いよいよ小栗
小栗山(点標723.0)
2021年10月03日 11:40撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 11:40
小栗山(点標723.0)
小栗山でランチタイムとする。
2021年10月03日 11:41撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 11:41
小栗山でランチタイムとする。
昼食後は桜谷山へ
2021年10月03日 12:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 12:13
昼食後は桜谷山へ
ブナ林
2021年10月03日 12:27撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 12:27
ブナ林
圧巻のブナ林
2021年10月03日 12:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 12:29
圧巻のブナ林
この尾根はブナの巨樹があちこちに有る
2021年10月03日 12:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 12:34
この尾根はブナの巨樹があちこちに有る
巨樹の森なのに明るい
2021年10月03日 12:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 12:38
巨樹の森なのに明るい
ブナの巨樹林で股覗きするflatwellさん。被写体になってと頼んだだけなのに。
2021年10月03日 12:41撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 12:41
ブナの巨樹林で股覗きするflatwellさん。被写体になってと頼んだだけなのに。
上根来へのカヤの峠への分岐
2021年10月03日 12:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 12:47
上根来へのカヤの峠への分岐
ブナの巨樹
2021年10月03日 12:48撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 12:48
ブナの巨樹
桜谷山北稜に乗る
2021年10月03日 12:56撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 12:56
桜谷山北稜に乗る
桜谷山のシンボルツリー
2021年10月03日 12:57撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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桜谷山のシンボルツリー
朽木の麻生川渓谷の先には蛇谷ヶ峰、右に続く稜線の南端に武奈ヶ岳
2021年10月03日 13:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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朽木の麻生川渓谷の先には蛇谷ヶ峰、右に続く稜線の南端に武奈ヶ岳
kwさんの山名板
2021年10月03日 13:12撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 13:12
kwさんの山名板
隣に聳える百里ヶ岳
2021年10月03日 13:20撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 13:20
隣に聳える百里ヶ岳
千石山の背後に三十三間山、その後ろは三重嶽
2021年10月03日 13:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 13:22
千石山の背後に三十三間山、その後ろは三重嶽
駒ヶ岳へ続く稜線。ポールの先のアキアカネと戯れるflatwellさん
2021年10月03日 13:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 13:24
駒ヶ岳へ続く稜線。ポールの先のアキアカネと戯れるflatwellさん
敦賀半島が見える
2021年10月03日 13:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 13:24
敦賀半島が見える
桜谷山の北東尾根を下る
2021年10月03日 13:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 13:34
桜谷山の北東尾根を下る
ナナカマドの赤い実が随所に
2021年10月03日 13:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 13:36
ナナカマドの赤い実が随所に
ユズリハの藪に突入。刈り払いがされているので歩きやすい
2021年10月03日 13:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 13:47
ユズリハの藪に突入。刈り払いがされているので歩きやすい
この尾根はアップダウンや急坂がなく下り易い
2021年10月03日 13:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 13:59
この尾根はアップダウンや急坂がなく下り易い
午前中に登った尾根が見える
2021年10月03日 14:04撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 14:04
午前中に登った尾根が見える
明るい尾根
2021年10月03日 14:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 14:06
明るい尾根
石灰岩にしがみつく木 P463にて
2021年10月03日 14:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 14:13
石灰岩にしがみつく木 P463にて
植林地になると林道が見えてホッとする。
2021年10月03日 14:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 14:47
植林地になると林道が見えてホッとする。
末端は危なっかしいトラバース
2021年10月03日 14:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
10/3 14:52
末端は危なっかしいトラバース
直進して岩場を乗り越えれば難なく下りられたようだ。
2021年10月03日 14:56撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 14:56
直進して岩場を乗り越えれば難なく下りられたようだ。
林道を歩いて駐車地に戻る。
2021年10月03日 15:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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10/3 15:09
林道を歩いて駐車地に戻る。

感想

 SWが終わり、ようやく休めるようになった。naoさんに都合を聞いたらお付き合いいただけることに。誘っておいて行き先はおまかせという無礼者。そしたら見事に行きたかった山を選んでくれた。この人はただ者じゃないな。

 というわけで、前回行きそびれた桜谷山〜小栗山へ行くことになった。出発点は駒ヶ岳〜千石山を周回した時と同じ落合橋。しばらく急登が続くが、P557からは平坦で広い尾根となり、とっても気持ちよく歩ける。帰りのルートは適度な斜度が続き、最後だけ急斜面となった。

今回出会ったのは桜谷山で一人だけ。緊急事態宣言が解除されてどこも人だらけの中、静かな山旅ができた。naoさんに感謝。

好天が予想されるこの日はflatwellさんとお約束の山行日。行き先が決まらないまま直前になって歩きたいと言われていた小栗山を周回するコースを思いつく。このコースはshikakuraさん、yamanekoさんが歩かれているので参考にさせていただきました。

東小浜のコンビニで待ち合わせたが約束の8時前には待っておられた。自分は朝が弱いアウトドア派の年寄りなのです。池河内集落から林道に入り落合橋の先の余地に駐車してスタートする。取り付き尾根はいきなり急な岩場となっている。flatwellさんはヒョイヒョイと登って行かれる。

比較的新しい炭焼き窯跡を過ぎるとまたしても石灰岩の岩場や急登が続いている。標高差400mを喘ぎながら凌ぐとやっとなだらかな尾根となりP557に着いた。上りに弱い自分には100分近い死闘だったがflatwellさんは涼しい顔をして待っておられた。

さてここからが楽しい尾根歩きの始まりである。尾根は緩急を付けながらコナラやカエデの自然林が延々と続いている。梅の実のような青い実があちこちに落ちている。かじってみたら酸っぱかった。ナツメのような味だ。これがyoneさんのレコにある大ウラジロの木の実だろうか。

アセビの藪を越えて北に延びる門前(明通寺)からの長い尾根と出合う。ここは地図にはないピークP686の表示がある。今冬にも訪れている所だ。背後には千石山から駒ヶ岳への稜線が一望できる絶景ポイントだ。南にはこれから向かう小栗や桜谷山が望める。

休憩後は小栗山へのなだらかな尾根を南下して行く。明るい疎林の尾根歩きの後、ミズナラの大樹の尾根をひと登りすると小栗山に登頂した。私は冬季も含めて4回目でお気に入りの所だ。展望はないがブナとミズナラに囲まれた明るい山頂でランチタイム。

さて桜谷山までの広い吊り尾根はブナの大樹が連読する。カエデも混じっているので紅葉も素晴らしいところだ。flatwellさん待望の尾根歩きなので足取りも軽くご機嫌なようす。ブナの巨樹の横で被写体になってと頼んだら又覗きをされるので大笑い。

最後の登りを終えると桜谷山の広い山頂台地に出る。桜谷山では本日最初で最後の登山者と出逢う。守山の方で木地山峠から駒ヶ岳へと周回されるとのことだった。お別れ後は比良山や野坂山地の絶景を目に収める。快晴の青空が広がっている。

さて北東尾根を下って行く。最初だけブナだが下部は雑木が続いている。一部にアセビの藪があるが人が通れるだけの粗い刈り払いがしてあるので苦労することはなかった。この尾根は通して勾配がほぼ一定の長い尾根で歩きやすい。最後は林道着地に苦労したが岩場を乗り越えて直進すれば難なく下りられたようだ。

林道を歩いていると車が上がってきて朽木に抜けられますかとお尋ねされる。どうやらおにゅう林道と間違われたようだ。引き返してくださいとお伝えする。丹後街道(R27)まで出ると依然として雲一つない蒼穹が広がっていた。

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