笠ヶ岳 （クリア谷↑ 笠新道↓）

2021年10月03日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.6km
• 登り: 2,161m
• 下り: 2,045m

コースタイム

中尾温泉口　　　4：01
笠ヶ岳　　　　10：07〜10：48
抜戸岳　　　　12：00
杓子平　　　　13：00
笠新道登山口　15：04
新穂高温泉口　15：52

総行動時間　　11：51　（休憩　約1時間を含む）

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

10/3 4:01

中尾高原口駐車場には前日（土）20時の時点で10台ほど。出発時点で5、6台増えていましたが、まだ数台の余裕がありました。

10/3 4:42

最初の渡渉地点。好天が続き難なくクリア。

10/3 5:17

錫杖沢出合では自然な流れで、左側に進みクライマーの幕営地に到達。去年今年とコロナでクリア谷コースを通る人が少ないために、本来右側に向かう道が「薄く」なっています。

10/3 5:17

見上げると錫杖岳が浮かんでいました。

10/3 5:26

2度目の渡渉地点。もう一箇所ありましたが水量はごく少なく問題ありません。ただし、暗いうちはルート確認に若干難儀するかもしれません。

10/3 5:44

そして、いよいよ草払いされていないエリアに突入。ただし、足元はしっかり踏み跡があるので、それほど戸惑いません。

10/3 6:33

穂高の稜線から日が差してきました。
夜露に濡れた身体を温めてくれます。

10/3 6:54

かき分けて進んできた「笹の海」を上から見下ろします。

10/3 7:05

最終水場。水量は十分です。暑くなることを考えて3L＋αの水を持ってきたので補給なしです。
この写真の少し手前を左側がコース。それを見落として、しばらくそのまま進んでしまいました。

10/3 7:50

クリアの頭。

10/3 8:08

左側に巻いて登ると、ポンッと槍ヶ岳。ここまで登ってきた甲斐がありました。

10/3 8:20

雷鳥岩。

10/3 8:22

その先に、ようやく見えてきました・・・笠ヶ岳！

10/3 9:05

振り返るとロープウェイや西穂への稜線が一望できます。

10/3 9:08

登ってきた稜線の向こうには、焼岳・乗鞍岳・御嶽のそろい踏み。

10/3 9:19

頂上への道。

10/3 10:03

最後のガレ場・・・

10/3 10:07

到着！

10/3 10:22

天空レストランで7年前と同じカレー味のカップ麺。
美味い！

10/3 10:51

あとはご褒美の天空トレッキングの時間・・・

10/3 11:06

言う事ありません・・・

10/3 11:22

抜戸岩。

10/3 11:35

振り返り均整のとれた笠ヶ岳を目に焼き付けます。

10/3 11:50

笠新道分岐。

10/3 12:02

抜戸岳に寄り道します。

10/3 12:13

不思議に板状に割れようとしている石・・・「ブラタモリ」で取り上げて！

10/3 12:41

杓子平。下の方が紅葉が盛りでした。

10/3 13:00

杓子平（2472m）から笠ヶ岳。
今までどちらかというと女性的な山と思っていたけれど、ここから見る笠ヶ岳は別物・・・圧力があり荒々しいがっちりした山塊。ラスボス感半端ないです。

10/3 13:19

あとは笠新道を下るだけ。苦行の中に絶景ポイントが散在・・・足が止まります。

10/3 14:01

穂高の稜線とも、しばしの「お別れ」です。

10/3 15:06

笠新道終了。あとはいつものチョット辛い林道歩きのみ。

10/3 15:49

ロープウェイ駅が見えてきました。

10/3 15:52

ロープウェイ駅に到着。
ここから約30分の車回収のための「余分な」歩きが必要なのですが、3分後に平湯温泉行きのバスが出発予定との事。

10/3 15:55

乗りました・・・230円で「楽」を選びました。
これで「周回」できなくなりました。残念！（笑）

10/3 15:56

登山指導センターを通り過ぎ・・・

10/3 16:01

中尾温泉口まで約5分です。
ちょうど12時間で戻ってきました。

10/3 16:01

車で5分ほどの、10月1日から再開した「荒神の湯」（協力金200円程度）に入り、さっぱりして気持ちよい秋の山を終えました。
ちなみに徒歩1分の「新穂高の湯」はポンプ故障のために休業中です・・・残念！

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-620 オリンパス

感想

flhtc

　山からの紅葉の便りに誘われて、7年振りに笠ヶ岳に登ってきました。

　前回は笠新道のピストンだったので、今回はクリヤ谷からの周回を計画しました。
ただしコロナの影響での未整備状態との事。好天が続き、増水による渡渉は問題なさそうでしたが・・・

　一部笹が密生してルートが分かりづらい箇所がありましたが、足元にはそれなりの踏み跡があり、それを意識して予定のコースを辿ることが出来ました。
　「チョット進みにくいなあ〜」といった感覚を持ったら、すぐに状況を確認して「深み」に嵌らない事が大切です。
　それと今回は登りだったのが幸いしたと思います。クリヤ谷の経験があればいいですが、初見の「笹の海」の下りは躊躇しますね。

　多くの山々で、絶景に歓声をあげるのが聞こえてくるような、秋の山の一日でした。