笠ヶ岳

2025年08月15日(金) 〜 2025年08月16日(土)

• GPS: 16:38
• 距離: 31.5km
• 登り: 2,583m
• 下り: 2,583m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:38
• 合計: 7:00

距離 11.6km 登り 1,965m 下り 259m

5:29 新穂高温泉無料駐車場
5:37 5:38 新穂高温泉バス停
5:48 5:52 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
6:09 お助け風穴
6:23 中崎橋
6:34 6:38 笠新道登山口
7:46 ブリキベンチ
8:01 8:15 天然クーラー(木の根)
8:24 8:36 天然クーラー(岩間)
9:38 9:39 杓子平
10:53 笠新道抜戸岳分岐
11:00 笠新道分岐
11:35 抜戸岩
11:58 11:59 笠ヶ岳テント場
12:20 12:21 笠ヶ岳山荘
12:29 笠ヶ岳テント場

2日目

• 山行: 7:56
• 休憩: 1:44
• 合計: 9:40

距離 19.9km 登り 618m 下り 2,324m

4:10 笠ヶ岳テント場
4:19 4:33 笠ヶ岳山荘
4:43 5:05 笠ヶ岳
5:14 笠ヶ岳山荘
5:26 5:29 笠ヶ岳テント場
5:49 5:50 抜戸岩
6:24 笠新道分岐
6:27 分岐指導標（仮称）
7:02 7:03 秩父平下降点
7:19 秩父平
7:49 大ノマ岳の肩
7:56 7:57 大ノマ岳
8:21 8:31 大ノマ乗越
8:44 弓折岳(分岐)
8:47 弓折岳
8:55 8:56 弓折乗越
9:55 10:09 鏡平山荘
10:10 鏡池
10:39 シシウドヶ原
10:55 10:56 イタドリが原
11:11 チボ岩
11:21 11:25 秩父沢出合
11:59 小池新道入口
12:16 12:38 わさび平小屋
12:49 笠新道登山口
12:58 中崎橋
13:11 お助け風穴
13:24 13:26 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
13:33 13:35 中崎山荘 奥飛騨の湯
13:36 新穂高温泉バス停
13:36 新穂高登山指導センター
13:36 中崎山荘 奥飛騨の湯
13:36 13:42 新穂高温泉バス停
13:41 新穂高登山指導センター
13:49 新穂高温泉無料駐車場

天候

概ねガス。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

第三駐車場二段目。

コース状況／危険箇所等

きつい、長い。

その他周辺情報

キャンプ場2000円。
水は500mlペットボトル、天水500mlまでの販売制限。ドリンク類は制限なし。
トイレ遠い。

写真

8/14 18:30

前夜は最寄りの飛岳の湯の温泉と夕飯で前夜祭。

8/15 5:36

朝、いい天気。このまま続くといいな。

8/15 5:38

左俣へ。

8/15 6:35

1時間ほど林道歩いてここまでで既に300up。さて、水500mlしか持ってないからここで水汲もう。

8/15 6:35

げっ！！水が出てない！マジ！？
登り返し入れるとほぼ2000mup。真夏にこれはちょっとどうしたらいいの？

8/15 6:38

また車になんて戻れない。行くしかない！でも行けるのかよ？！途中に何もないよ？

8/15 7:33

景色見て水不足をごまかす。焼岳と乗鞍岳。ちっちゃい山が手前にあるととてもバランスがいい。

8/15 7:49

穂高連峰。うーん、7時30分でもう雲が増えてきた。まぁ、想定内ではあるが。

8/15 9:27

今回のお花たち。今年初のトリカブト。

8/15 9:36

あぁ〜。明日の朝が本命の予定で来たからこれは止むなし。

8/15 10:18

汗だくで登ってるけど水がヤバい。晴れなくていいからどんどんガスってちょうだい。

8/15 10:56

1500mほど登ってきた。めちゃチビチビ作戦で来たものの、スタート満タンだった水はもうスズメの涙しか残っていない。

8/15 11:02

まだまだ長い。山頂はあの雲の中。水をまともに飲めないのでフード類も食べられずもうフラフラ。

8/15 11:43

やっとテント場が視界に。

8/15 11:56

やっと着いた〜。駐車場から500mlの水だけでほぼ2000m。でも、小屋はまだ少し上に。早く水が欲しい。

8/15 12:04

あと少しガンバレ！

8/15 12:10

やっと着いた。水水！

8/15 12:30

制限があり水はなんと左一本しか買えず。ドリンクはいくらでも買えるのでとりあえずがぶ飲み。

8/15 12:48

やっと落ち着いてテント設置。

8/15 12:58

ビール2本、お茶2本、計2l近く飲んでもトイレに全く行かなかった。脱水でヤバかったかも。

8/15 13:00

水が500しかないのにラーメンだげで400mlも使えないな。

8/15 13:42

でも背に腹は代えられない。あとで知ったが天水500ml買えて他も作れた。

8/15 14:24

曇ってる。明日の朝晴れるはずだから、めんどくさいし山頂は明日でいいや。

8/15 14:31

読書のテント泊も悪くない。酔って3ページで寝てしまったが。

8/15 16:55

ガスの中、これが一番の景色だった。これでも十分満足。

8/15 17:31

登りがつらいので、テント場は比較的、余裕があって、段々方式で隣も近くなくトイレは遠いけど静かでいい感じ。そして、夜を迎えると。

8/15 21:20

満天の星空、笠ヶ岳山頂と天の川。実は笠ヶ岳山頂が見れたのは結果的にはこの時だけだった。

8/15 21:38

山頂、山荘、天の川、飛行機。

8/15 22:04

笠ヶ岳山頂から突き抜ける迫力の天の川。登山二日で一番楽しい時間だった笑。

8/15 22:08

22時過ぎ。月が出た。月の出がこのぐらいの時間だと睡眠を取りやすくて助かる。

8/15 22:18

月明かりでテントが浮かび上がる。

8/16 4:25

期待の朝。前夜、満天の星だったのに満天のガス。

8/16 4:43

前日登っていないので仕方なく山頂へ。四年ぶり、二度目の笠ヶ岳も撃沈。

8/16 4:57

望みは限りなく低いのにみんなで神頼みの日の出待ち。

8/16 5:06

だめだこりゃ。

8/16 5:24

テント場で少し明るくなってきた。

8/16 5:37

このまま笠新道下るのも何しに来たのか分からないのでとりあえず周回しよう。
これだけ見ると希望の朝が来た感じ。

8/16 5:38

振り返ってこれで山頂見えたら最高なんだけど、これはこれでけっこう迫力あるかも。右の登山者が特にいい。

8/16 5:41

今日はちゃんと水分あるから元気に歩けるぞ。

8/16 5:47

雲がかかる穂高連峰。

8/16 6:25

双六小屋方面へ。

8/16 6:43

山頂の雲だけが取れない。

8/16 6:43

山荘は見えるのだがほんの少し上の山頂の雲だけ取れない。

8/16 6:58

絶壁。上は歩かず奥の壁の手前から下に降りていく。

8/16 7:09

これだけ見ると最高のお天気に見える笑。

8/16 7:22

この先、連続する登りがなこなか歯ごたえあり。

8/16 7:33

今回のお花たち。ミヤマコゴメグサがいっぱい。

8/16 7:54

ミヤマリンドウもいっぱい。

8/16 7:56

初夏の花もまだ頑張って咲いている。

8/16 7:56

コイワカガミ。

8/16 8:06

ハクサンフウロ。

8/16 8:16

ヨツバシオガマ。

8/16 8:16

ウサギギク。秩父平はお花がいっぱい。

8/16 8:36

登りが連続してけっこう厳しい。

8/16 8:44

初めて鷲羽岳が見えた。

8/16 8:45

チングルマの向こうに双六岳と鷲羽岳。

8/16 8:46

双六岳。

8/16 8:52

ここから鏡平方面へ。

8/16 9:33

鏡平山荘ではこれを食べないと。でも曇ってて寒い！ホットコーヒー沸かして飲む。

8/16 10:11

槍は映らない。

8/16 11:23

秩父沢で顔を洗う。

8/16 12:17

わさび平小屋で休憩。

8/16 13:38

振り返ると見てはいけない雲のかからない稜線を見てしまった。

8/16 13:50

思ったより長い下りを歩いてようやくゴール。笠ヶ岳は楽じゃない。

8/16 15:14

平湯の森で、テント場で仲良かったKさんと打ち上げ。
また、笠ヶ岳リベンジしないと。

8/16 18:21

おまけ。釜トンネル手前の橋の欄干に佇む猿。

撮影機器：

DSC-RX100M6 SONY

NIKON Z 6_2 NIKON CORPORATION

SH-M29 SHARP

感想

murphy

今年の夏山、天気が週末の度に悪く会心の山行と言える登山がなく終わってしまった。お盆を過ぎると秋の花に移り変わり山のみずみずしさが一気に失われていき、あと少しで紅葉期を迎えていく。今週末こそは夏山最後の登山で今回、2回目の笠ヶ岳山頂から最高の日の出を見たくてテントと水をたったの500mlを持って登ってみたが、あえなく撃沈してきた。
これまで日本アルプスの主だった高山で快晴の経験がないのは2回の五竜岳、1回の鹿島槍ヶ岳、1回の笠ヶ岳だけ。また、笠ヶ岳に来る理由を作ってしまった。
でも、最高の星空を楽しめたし、今夏、毎日遭難のニュースがある中、何よりも事故もケガもなくとにかく無事に下山できたことが何よりも大切だと思いたい。
羅臼岳の事故の被害者の恐怖、苦しみは想像を絶する。東京から友人と一緒に登った、登山者が150人はいたとも言う当日の羅臼岳は楽しい思い出になるはずが、下山直前にまさかこんな結果になるなんてあまりに不憫でならない。そして、熊を殴って戦った友人はどれだけつらかっただろうか。
もちろん知らない人だがご冥福を祈らずにはいられない。どうぞ安らかに。