・難関の赤倉山をタイトロープで越え、桑ヶ峠から「点名：平茸」へ藪縦走 ★第20回 兵庫県境200Kmの縦走に挑む (兵庫県宍粟市・鳥取県八頭郡)
yamaya
その他7人 
体力度について
- GPS
- 08:51
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 591m
- 下り
- 855m
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◆所要時間 7時間50分 ●歩行距離 6.6Km ▲総上昇量 517m
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■所要時間 8時間50分 ●歩行距離 9.1Km ▲総上昇量 564m
06:10【◆踏査開始点】氷ノ山越（ひょうのせんごえ）避難小屋
07:00 赤倉山「△1332m」
10:00 桑ヶ峠「国道482号終点出合」 〜10:40
11:10 桑ヶ仙（くわがせん）「�掘ε戚勝О他譟覆笋垢弌泡�1059.70m」〜11:20
13:40 小陣鉢山（こじんばちやま)「�検ε戚勝�平茸（ひらたけ）△1080.15m」〜13:55
14:00【◆踏査終了点】下山乢
14:20「東因幡林道」下山地
15:00 サポート車輛乗車地
| 天候 | 小雨 のち 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・10月17日：国道29号の新戸倉トンネル東から旧道に入り、道なりに登って戸倉峠の空地に着く。 翌18日から県境を縦走する。 ❷乗用車【◆踏査終了点】 ・国道29号から国道482号を北上。 氷ノ山自然ふれあい館を過ぎ、現在行き止まりになっている桑ヶ峠の路肩にデポする。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆山行概要≪核心部≫ �‐�雨の降りしきる氷ノ山越避難小屋を出て、峠のお地蔵さんに挨拶して県境踏査を開始。 ��難関の赤倉山へ藪を漕いで登り、下りの崖はアンザイレン（タイトロープ）で降りる。 �７�ヶ峠からの県境には、国土調査の切り払いと目印があり、比較的藪も薄いので、 容易に進むことができる。 �そ�了点の山腹は、補助ザイルを出して降り、東因幡林道に出る。 |
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感想
【感想・コメント】
・県境縦走で最大の難関の赤倉山からの下降は、急峻で不安定な灌木に覆われた崖が続き、
アンザイレン（タイトロープ）で降りましたが、雨で足元が滑り、ルートの見極めも難しい
エキスパート向きのルートでした。
・紅葉の始まった秘境の山の厳しい藪にも再会し、達成感のある藪山行が満喫できました。
■山行詳細記録
★06:10【◆踏査開始点：氷ノ山越】
・小降りになった空を見上げながら雨具を着て、氷ノ山越避難小屋を出る。
すぐ傍らの峠のお地蔵さんに挨拶して県境踏査を北上。
★07:00【赤倉山 △1332m】
・登山道脇から濃い笹籔を分けて登り、灌木の茂る細い尾根に乗る。
足元の僅かな杣道に国有林標石が続き、境界見出標の下には大きな国有林標石が埋まっていた。
・赤倉山の山頂でアンザイレンの準備を整え、ロープが弛まないようにピンと張っていよいよ降下を開始する。
・トップが立木の間を縫って降りながら滑落時の支点にしていく。
ラストの小生は、後の確保がないので心細いが、シュリンゲを回収しながら慎重に下る。
★08:30【大岩】
・大岩を通過するあたりから緩やかな細い尾根になり、やがて杉の植林が現れる。
★10:00【桑ヶ峠：国道482号終点】 〜10:40
・淡い緑に覆われた原生林の広い尾根を下り切ると、サポート隊の待つ峠に到着し、道路に座り込んで、
長い緊張から解放される。
・再び、峠の標識から快適な混合林の「桑ヶ仙国有林境界」に乗ると、苔むして美しい景観の「岩塊流」に出合う。
★11:10【桑ヶ仙「�掘ε戚勝О他譬�1059.70m」】〜11:20
・山頂らしい灌木の高みに出るが、三角点が見当たらない。
測量棒の横にある枯れた笹の束を退けると黒く汚れた三角点標石が埋まっていた。
・山頂を辞して先を急ぐと、山腹に広大な湿地があった。
★12:25 【ナツラ山△1082m】
・さらに美しい灌木帯を抜けて高みを通過。
★13:40 【小陣鉢山「�検ε戚勝�平茸△1080.15m」】〜13:55
・境界標石を過ぎると間伐と除伐中の尾根の先に、「点名：平茸」の四等三角点金属標が埋まっていた。
★14:00 【◆踏査終了点：下山乢（小陣鉢山北）】
・下山地を探しながら藪に覆われた急峻な尾根を下って乢に降りる。
林道は直下にあるようだが、急な土質の谷筋を下るので、補助ザイルを出す。
★14:20 【東因幡林道下山地】
・巨樹が点在する急坂を降りて東因幡林道に出た。
★15:00 【サポート乗車地】
・下山地から林道を延々と歩くが、途中でサポート車の迎えがあり、先日デポした戸倉峠へ車の回収に行く。
・戸倉峠と桑ヶ峠の往復に、車で僅か1時間半だった。
▲【兵庫県境踏査】
・兵庫県境を瀬戸内海から日本海まで、約200Kmを縦走する企画を日本山岳会の関西支部が立ち上げました。
・踏査に1年（延べ24日）以上を要する計画で、2013年1月19日から開始しています。
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yamayaさん、こんにちは。
以前、後山ー空山周辺ですれ違ったものです。
このたびの踏査お疲れ様です。
意外にも刈り込みが入っているのには驚きました。
このコース、加藤文太郎氏の『単独行』の中のひとつの章『初めて錯覚を経験したときのこと』のルート前半部分ですよね！ 私は、雪が積もっているときにでも山スキーで行ければと、いつも頭の中にあります。
これから青ケ丸までが核心部分で、おそらくネマガリタケの大攻勢があると思いますが、お気をつけて突破されることを祈っております。
クマ
kuma-san様
お久しぶりです。
励ましのお便りありがとうございます。
来月は、激藪の青ケ丸を抜けて扇ノ山へ向かう予定です。
地元の情報では、青ケ丸あたりまで国土調査の切り開きがあるようですが？です。
山中でのビバーグになりそうで、水の確保も気がかりです。
yamaya
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