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Yamareco

記録ID: 362687
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

妙義山、表妙義尾根縦走・最上級ルートを紅葉山行。妙義神社基点〜堀切から中間道エスケープ。

2013年10月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
vaiowner ma-chan その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:00
距離
5.1km
登り
1,128m
下り
853m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:09
休憩
0:45
合計
6:54
8:04
48
8:52
8:59
80
10:19
10:30
39
11:09
11:14
27
11:41
11:44
150
14:14
14:16
12
14:28
14:43
4
14:47
14:49
9
14:58
ゴール地点
07:50 駐車場
07:58 妙義神社
08:40 大の字 08:56
09:11 辻
09:19 奥ノ院
09:47 見晴
10:16 大のぞき・中休憩
11:04 天狗岩
11:22 タルワキ沢のコル
11:43 相馬岳
13:17 ホッキリ(ここから中間道へエスケープ)
13:30 ホッキリ入口(中間道)
14:17 第四石門
14:25 第二石門
14:41 第一石門
14:55 中之嶽駐車場
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上信越道・松井田妙義ICからアクセス。

中之嶽神社駐車場に回送用の車を停めてから妙義神社駐車場に移動して登山開始。

今回の山行ルートを取るには車2台必要です。
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
妙義神社の登山口に有り。用紙も有り。

大の字までは樹林帯の急登。
目立った危険箇所無し。

大の字から先、辻の分岐点以降は言わずと知れた危険箇所だらけ。

奥ノ院の鎖場は足がかり手がかり豊富も本日は全面ウェットの為難易度高し。
自分は慎重派なのでビレイをとりながら登りました。
最上部のトラバースで滑落死亡事故が起きていますので気を抜かずに。

その後も中間道に下りるまでは気が抜けません。
落ちたら重傷必至・即死箇所多数。

基本○Xと矢印がペイントされた道ですが、一部分かりづらい箇所も有るのでちょっと疑問に思ったら戻った方が無難。
たまに → → ↑ みたいな矢印が有ってびっくりしますwww

今回は危険回避の為、最難関の鷹戻し方面へは行かずホッキリで終了して中間道へ。

岩登り上級者は問題ないかも知れませんがフリーで登る限り日本有数の危険ルートである事は間違い有りません。


※写真の撮影日時は狂ってますので参考になりません
妙義神社からスタートです。
第一経由地の「大の字」が見えます。
絶壁です。
2013年09月26日 08:59撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/26 8:59
妙義神社からスタートです。
第一経由地の「大の字」が見えます。
絶壁です。
神社右手の登山口から入山。
上級者コースの看板有り。
中級者だけど進みます!
2013年09月26日 09:06撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/26 9:06
神社右手の登山口から入山。
上級者コースの看板有り。
中級者だけど進みます!
第一鎖場。
使わなくても大丈夫そう。
2013年09月26日 09:39撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 9:39
第一鎖場。
使わなくても大丈夫そう。
大の字の裏から。
2013年09月26日 09:52撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 9:52
大の字の裏から。
妙義大権現の「大」素材は違えど江戸時代から続いているようです。
2013年10月27日 08:54撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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10/27 8:54
妙義大権現の「大」素材は違えど江戸時代から続いているようです。
大の字から赤城方面を展望
2013年09月26日 09:53撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/26 9:53
大の字から赤城方面を展望
奥ノ院の鎖場。
前日の台風で全面ウェット。
総合的に見て本日一番の危険箇所・難所。
自称中級者の自分は自己確保しつつ通過します。
鎖に頼りすぎちゃダメですよ〜w
2013年09月26日 10:31撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/26 10:31
奥ノ院の鎖場。
前日の台風で全面ウェット。
総合的に見て本日一番の危険箇所・難所。
自称中級者の自分は自己確保しつつ通過します。
鎖に頼りすぎちゃダメですよ〜w
外傾斜の鎖場。
しかし鎖が設置してあるだけ「安全」な箇所であるのだと後ほど知る事に。
2013年09月26日 10:35撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 10:35
外傾斜の鎖場。
しかし鎖が設置してあるだけ「安全」な箇所であるのだと後ほど知る事に。
赤・黄・緑、、、綺麗!
2013年10月27日 09:23撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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10/27 9:23
赤・黄・緑、、、綺麗!
裏妙義と浅間山
2013年09月26日 10:46撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 10:46
裏妙義と浅間山
絶壁がしびれますね、妙義山。
2013年09月26日 10:46撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 10:46
絶壁がしびれますね、妙義山。
ほっと一息。目の前は断崖絶壁。
2013年10月27日 09:47撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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10/27 9:47
ほっと一息。目の前は断崖絶壁。
予想外の紅葉に期待が膨らむ!
2013年09月26日 10:46撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 10:46
予想外の紅葉に期待が膨らむ!
見晴に到着。紅葉が綺麗になってきました。
2013年09月26日 10:47撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 10:47
見晴に到着。紅葉が綺麗になってきました。
一見何でも無さそうな場所が本日は危険箇所に。
横幅が有る人は左に避けて進みますw
2013年09月26日 10:50撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 10:50
一見何でも無さそうな場所が本日は危険箇所に。
横幅が有る人は左に避けて進みますw
紅葉が鮮やかになってきました。
2013年09月26日 10:50撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 10:50
紅葉が鮮やかになってきました。
大のぞき。
浅間山を展望。ちょっと雲が多そう。
2013年09月26日 11:16撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/26 11:16
大のぞき。
浅間山を展望。ちょっと雲が多そう。
大のぞきで休憩。左側はすぐ断崖絶壁。
2013年10月27日 10:21撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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10/27 10:21
大のぞきで休憩。左側はすぐ断崖絶壁。
断崖絶壁のオンパレード。
天狗岩方面か?
2013年09月26日 11:16撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 11:16
断崖絶壁のオンパレード。
天狗岩方面か?
大のぞき先の下り。
足がかり少なくフリクションも弱い危険箇所。
安全の為には鎖に頼るしか有りません。
2013年09月26日 11:35撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 11:35
大のぞき先の下り。
足がかり少なくフリクションも弱い危険箇所。
安全の為には鎖に頼るしか有りません。
紅葉の奈落へ降りる!
2013年10月27日 10:41撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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10/27 10:41
紅葉の奈落へ降りる!
途中の紅葉だけが心の支えwww
2013年09月26日 11:58撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 11:58
途中の紅葉だけが心の支えwww
天狗岩到着!
ここも紅葉綺麗!!
2013年09月26日 12:04撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 12:04
天狗岩到着!
ここも紅葉綺麗!!
タルワキ沢分岐。
ここから中間道に降りられますが先に進みます。
2013年09月26日 12:22撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 12:22
タルワキ沢分岐。
ここから中間道に降りられますが先に進みます。
見事な紅葉にちょっと一息。
2013年09月26日 12:35撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 12:35
見事な紅葉にちょっと一息。
N隊員の良いカメラの写真!
紅葉トンネル!
2013年10月27日 11:37撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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10/27 11:37
N隊員の良いカメラの写真!
紅葉トンネル!
今週が見頃でしょう。
2013年09月26日 12:35撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 12:35
今週が見頃でしょう。
妙義山最高峰・相馬岳から浅間山を望む。
2013年09月26日 12:43撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 12:43
妙義山最高峰・相馬岳から浅間山を望む。
最高峰登頂記念!
2013年10月27日 11:45撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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10/27 11:45
最高峰登頂記念!
同じく荒船山方面。
2013年09月26日 12:43撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 12:43
同じく荒船山方面。
しつこく紅葉。癒されます。
2013年09月26日 12:47撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 12:47
しつこく紅葉。癒されます。
もうじきホッキリ、でも鎖の下りが続きます。
2013年09月26日 13:31撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 13:31
もうじきホッキリ、でも鎖の下りが続きます。
ようやく「堀切(ホッキリ)」分岐に到着。
本日はここから中間道に降ります。
ホッと一息。
2013年09月26日 14:17撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 14:17
ようやく「堀切(ホッキリ)」分岐に到着。
本日はここから中間道に降ります。
ホッと一息。
ここが中間道の合流・分岐点。
明確な道標が無く、左に進んでしまいましたがすぐに気付いて右に修正!
2013年09月26日 14:36撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 14:36
ここが中間道の合流・分岐点。
明確な道標が無く、左に進んでしまいましたがすぐに気付いて右に修正!
疲れた足にきつい鉄階段を越えると現れる石の回廊。涼しくて気分良好。
殆ど観光気分に移行!
2013年09月26日 14:54撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 14:54
疲れた足にきつい鉄階段を越えると現れる石の回廊。涼しくて気分良好。
殆ど観光気分に移行!
第四石門。不思議です。
2013年09月26日 15:17撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 15:17
第四石門。不思議です。
第二石門は観光地ながらなかなか危険。横から失礼します。
こちらの親子三人組の方、BSフジの番組「山においでよ!」のVTRに映ってました。と言う事は撮影クルーがいたって事!全く気付かんかったwww
2013年10月27日 14:33撮影 by  COOLPIX P510, NIKON
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10/27 14:33
第二石門は観光地ながらなかなか危険。横から失礼します。
こちらの親子三人組の方、BSフジの番組「山においでよ!」のVTRに映ってました。と言う事は撮影クルーがいたって事!全く気付かんかったwww
勢い余って「第二石門」の鎖場を越えて下山。
疲労した筋肉にはある意味最も危険な鎖場。
左に落ちたら多分即死。
2013年09月26日 15:36撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/26 15:36
勢い余って「第二石門」の鎖場を越えて下山。
疲労した筋肉にはある意味最も危険な鎖場。
左に落ちたら多分即死。
無事に第一石門到着。
生還した実感に浸るwww
2013年09月26日 15:41撮影 by  u720SW,S720SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/26 15:41
無事に第一石門到着。
生還した実感に浸るwww

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 1/25 000地形図 ガイド地図 コンパス ライター 保険証 飲料 ティッシュ 三角巾 バンドエイド タオル 携帯電話 雨具 防寒着 手袋 ビニール袋 水筒 時計 非常食 サングラス 環付きカラビナ カラビナ テープスリング クライミンググローブ
共同装備
ツェルト ファーストエイドキット 医薬品 カメラ

感想

本日は、群馬・妙義山(表妙義尾根縦走ルート)に行ってきました。

このルートは危険箇所だらけと言う事でしたので、それなりの装備で。
セルフビレイするためのツールとヘルメットは持参。
精神的余裕を作るのが第一目的なので120cmシュリンゲ(スリング)2本とカラビナの簡易仕様。


登山口から大の字までは樹林帯の急登。
危険箇所は無し。

大の字への鎖場で小手調べ。
ここの鎖で難儀するようであれば辻から中間道へ降りたほうが無難。

奥ノ院の鎖場は乾いていればまだしも、本日はウェットコンディションでその長さからも最初にして最大の難所か・・・

でも個人的には鎖がついてる場所は握力さえ有ればある意味安全。
鎖の無い危険箇所が真の危険箇所。
「ここは鎖が必要でしょ!」と叫びたくなる所が何ヶ所か有ります。

結局中間道に下りるまで安心できませんでした。

それと道が道だけにルートが明瞭ではない場所が多数で、ある程度冷静にルートファインディングする必要が有りそうな場所も数箇所有ります。
一歩間違えると断崖絶壁なので洒落になりません。

中間道に降りてからは、いきなり鉄階段の登り。
疲れますが精神的には楽。

石門群に到着後、第二石門経由で降りましたが意外と第二石門は危険箇所。
タテバイ、ヨコバイは観光地として見ればなかなかハード。
直接降りればよかった。

第一石門をくぐって車道に降りれば後は車道歩き10分間で駐車場に到着・無事登攀終了。


◼︎総評
表妙義の尾根ルートはしつこく設置してある看板どおり上級者のためのルートですね。
岩登り技術・鎖さばき、鎖の無い危険箇所通過、ルートファインディング。
全てを要求される山でした。
岩登り不得意な人、高所恐怖症の人は絶対に足を踏み入れないで下さいw
「山と高原地図」では初級・中級・上級の枠を超えた「最上級」とされています。

さて、次は一般登山道をゆっくり行きますかね・・・

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