記録ID: 3628058
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
大無間山南尾根
2021年05月23日(日) [日帰り]
体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 13:38
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 3,004m
- 下り
- 3,017m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:44
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 13:31
16:50
天候 | 快晴!→ガス… |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・大無間山南尾根 急登の連続。一部は細尾根。終始踏み跡はあるが風イラズの先は薄め。マーカーは存在するが多くはない。藪はあるが漕がずに進める箇所がほとんど。鋸歯〜小無間の崩壊地のような緊張を強いられる場所は無い。 ・栗代林道(尾根筋からの下降点〜兎辻) 1箇所大規模崩壊があり高巻きが造られている。この取り付きは人工的な階段。 |
写真
感想
永野氏は藪山讃歌の中で
「この山塊の魅力はむしろ大無間山以西にあると言っても過言ではない。シラビソ原生林、林床を被うイワカガミ、三方嶺からの壮大な眺望、荒涼とした雰囲気と静けさは深南部の雰囲気をよく留めている。」と述べています。
しかし個人的には南尾根こそ至高だと思っています。いわゆる「深南部の雰囲気」として有名な笹に立ち枯れの風景はありませんが、スリリングな急登とそれを被う岩鏡、苔に倒木、細尾根に林相の変化、人を寄せ付けないアップダウン、時折見られる深南部の眺望、沢の音の変化、秘峰風イラズなどの魅力があります。そして、この尾根の魅力は登りに使ってこそだと思います。
※朝日岳の尾根を詰めて登頂しており、「以西」は経験したことがあります(秋なので単純比較は難しいですが)。また、井川田代から鋸歯を通るルートでも登頂しています(残雪期)。
願わくば各ルート全ての季節を知りたい所ですが、時間は限られていますし他にもやりたい事は多く実現は難しそうに思います。「人生はあまりに短すぎる。やりたくない事をだらだら続けて悩んでいる暇などない」と強く思うきっかけとなった大無間山南尾根でした。
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