南アルプス深南部縦走

2025年08月05日(火) 〜 2025年08月10日(日)

• GPS: 29:58
• 距離: 45.9km
• 登り: 4,578m
• 下り: 5,050m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:27
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:09

距離 9.8km 登り 1,515m 下り 443m

4:59 スタート地点
5:01 5:03 池口岳登山口
5:26 入野平
5:56 面切平
6:23 6:24 牛首
7:35 7:43 黒薙の頭
8:22 利検沢の頭
8:52 8:53 ザラ薙ノ頭
8:59 ザラ薙平
10:32 10:49 ジャンクション
10:53 ジャンクションピーク
11:04 11:07 池口岳
11:18 ジャンクションピーク
11:21 11:31 ジャンクション
12:08 鹿ノ平

2日目

• 山行: 3:47
• 休憩: 0:51
• 合計: 4:38

距離 6.4km 登り 732m 下り 376m

9:04 鹿ノ平
9:57 10:08 加加森山
10:49 10:50 諸河内ノ頭
12:43 13:07 光石
13:17 13:32 光岳
13:42 県営光岳小屋

3日目

• 山行: 7:53
• 休憩: 1:24
• 合計: 9:17

距離 11.0km 登り 1,054m 下り 1,341m

6:44 県営光岳小屋
6:57 7:01 光岳
7:55 百俣沢の頭
9:09 9:34 信濃俣ノコル
9:53 前信濃俣
10:27 10:34 信濃俣
10:47 椹沢山
11:56 11:57 西俣山
13:04 13:10 ブナ沢ノ頭
13:37 14:18 ブナ沢ノコル
16:01 大根沢山

4日目

• 山行: 8:01
• 休憩: 1:22
• 合計: 9:23

距離 11.9km 登り 936m 下り 1,373m

6:15 大根沢山
7:10 7:59 アザミ沢ノコル
9:02 9:08 小根沢山
9:50 9:58 三方峰
10:12 三隅峰
11:08 大無間山
11:40 三隅峰
12:03 12:09 三方峰
13:21 13:34 三方窪
14:27 鹿の土俵場
15:21 お立ち台下降点
15:38 宿泊地

5日目

• 山行: 4:07
• 休憩: 0:14
• 合計: 4:21

距離 6.8km 登り 341m 下り 1,517m

5:50 宿泊地
6:15 6:16 五林沢口（三等三角点）
8:03 8:16 朝日岳
9:00 御鍛冶ノ段
9:10 合地ボツ
10:11 ゴール地点

天候

5日曇り、6日雨のち曇り、7日雨と強風、8日晴れ時々曇り、9日曇り、10日雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

平岡駅からタクシーで池口登山口まで、寸又峡温泉からバス・電車の乗り継ぎで千頭、家山、金谷、静岡経由で帰宅

コース状況／危険箇所等

池口登山口ー光岳：
全体的に道が分かりやすく、危険場所無し。ジャンクションピークの手前に比較的急な登りあり。池口岳から光岳まで緩やかな尾根道で、可愛い草地もあって、テント張りの適時が多い。
光岳ー大根沢山：
明るい森の道が分かりやすく、ピンク・青テープも多い。さらに、藪漕ぎがなくて、足跡もはっきり見えるので、バリエーションルートとして歩きやすい方だと思う。唯一道の続きを探したのは樺沢の頭を超えたところ。ブナ沢のコルから大根沢山までの登りは最初相当の急登だが、木が多いと地面が滑りにくいとあって山頂を目指してゆっくり登れば良い。
樺沢の頭前後キャンプ適地が多いが、ブナ沢のコルは狭くキャンプに適しない。大根山の山頂がフラットかつ広いので、ここでテントを張るのはおすすめ。
大根沢山ー三方嶺
道の状況は上記と同じ。登山地図の時間が4.5時間になっていますが、普通に歩けばやく3時間で到着。アザミのコルまで約1時間。（このルートで唯一の）水場は分かりやすいが、水の量が多くないため、汲める場所を探すに時間がかかった。コル自体が狭く、テントが張れる場所がない。道の続きに荒々しい山崩れが多く見られるが、登山道のは影響がない。
三方嶺の山頂はキャンプ適地。
三方嶺ー大無間山：
歩きや水尾根道だが、三隅池（池より湿地と言った方が良い）からの急登はピンクテープが見つからず、適当に登るのがいい。その後、緩やかに山頂まで続く。大無間山の山頂が広く、キャンプに適している。
三方嶺ー朝日岳分岐：
概ね歩きやすい尾根道だが、三方窪手前はピンクテープもなく、ルートが不明瞭で、急降下もある。ここがこのルートの一番の難所だと思う。鹿の土俵場付近が綺麗な平地になって、テントを張りたい。
朝日岳分岐ー朝日岳：
分岐から道が岩も交えた痩せ尾根に変わって、ペースが落ちるし、キャンプ適地もあまりない。日向沢の頭を超えたら、歩きやすくなる。朝日岳の山頂が広くてフラット。
朝日岳ー寸又峡温泉：
一般登山道なのでそれなりに整備されて、マークもしっかり付いている。上部に急なところは多少あるものの、バリエーションルートを歩いてきた登山者にとっては、難なく通過できる。登山口から寸又峡温泉への続きを見逃して、林道を歩いてしまったので、結局回り道になった。

その他周辺情報

寸又峡温泉の美女に湯が閉まっていました。翠紅苑の日帰り入浴がおすすめ。７００円でとても快適な温泉に入れる。

写真

8/5 16:08

池口岳を越えて、鹿の平にキャンプ

8/5 16:17

かか森山

8/6 13:06

テカリ石

8/7 13:35

光小屋付近の湿原

8/7 13:36

8/7 13:39

イザルヶ岳付近の森

8/8 6:39

塩見岳から聖岳までの南アの秀峰

8/8 6:39

光小屋から見た深南部の縦走路。奥から大無間山、大根沢山、信濃俣

8/8 6:59

池口岳とかか森山

8/8 7:00

黒法師方面の深南部

8/8 7:28

光岳

8/8 7:33

聖岳と上河内岳。一番右側の小さいピークはイザルヶ岳。

8/8 7:59

百俣沢の頭

8/8 10:41

池口岳と右にかか森山

8/8 11:04

8/8 11:06

信濃俣からブナ沢の頭の道

8/8 11:18

信濃俣からブナ沢の頭の道

8/8 11:50

8/8 12:21

痩せ尾根

8/8 12:29

大根沢山

8/8 16:02

8/8 18:23

大根沢山の山頂の木漏れ日

8/9 7:36

アザミのコルの水場

8/9 10:59

8/9 11:36

三隅池

8/10 8:15

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

gollerhans

悲願の深南部縦走がようやく実現した。24年前友人と南アを会駒ヶ岳から縦走した時からこのルートを経験したかった。当時は天気不良で光岳から寸又峡林道まで降りて、寸又峡温泉まで40キロ林道を歩いた。
今回三日目は雨と強風のため、テカリ小屋の付近で待機したが、翌日綺麗に晴れて最高の条件で大根沢山まで縦走できた。山と高原地図の記載が大幅に外れて正直びっくりした。通行時間も道の状況の記載も現実と相当違うが、覚悟して挑戦した割には楽なハイキングでした。
道は全体的に歩きやすい森道になっているのは深南部の特徴だと思います。特に晴れた日には木漏れ日がとても印象的です。静かなハイキングの人におすすめです。