山頂爆風の目国内岳(前目国内岳経由)と白樺山
- GPS
- 03:58
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 891m
- 下り
- 892m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は10台ほど停められますが、本日は路駐も数台いました。そんなに登ってたかなぁ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前目国内岳までは泥濘で岩も滑りやすいです。また目国内岳の頂部は岩登りです。大きな岩が多いので、手でしっかりとホールドしてください。 白樺山は低木に頭ぶつけそうです。道としては危険個所はありません。 |
その他周辺情報 | いつもの”グリーンパークいわない”さんが、なんと休業中!つぶれた???仕方なく、小樽の湯の華に入りました。 |
写真
装備
個人装備 |
フリース
長袖シャツ
半袖シャツ
ドライナミックメッシュ
ズボン
靴下
キネシオロジーテープ
グローブ
予備グローブ
帽子(アンダーキャップ)
タオル
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
ザック
ザックカバー
ストック
カッパ(上下)
昼ご飯(パン
カップ麺)
行動食(チョコ・塩キャラメル・月寒あんぱん等)
飲料(2.5リットル)
シート
高度計付腕時計
カメラ(SDカード)
地形図
筆記用具
コンパス
温度計
スマホ(GPS)
熊鈴
熊スプレー
笛
ヘッドランプ
予備電池
保険証
JRO登録証
ココヘリ
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫除けスプレー
虫刺され薬
マスク
ツェルト
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
痛み止め
日焼け止め
コムレケア
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感想
【お山紹介】
今回は目国内岳(標高1,220m)と白樺山(標高959m)のハイク。前目国内岳(標高980m)も経由しています。
目国内岳の登山ルートは今回の新見峠からのと岩内スキー場からの2ルート。今回の新見峠ルートはメインルートで、少ないですが登山者はいます。車が2台あれば、両ルートを使って縦走も楽しめますね。お花の季節のパンケメクンナイ湿原はお勧めです(蚊が多いですが)。
白樺山も新見峠からのとシャクナゲ岳からの2ルートがあります。白樺山だけなら大したことはありませんが、シャクナゲ方面へはアップダウンがあり、少々疲れます。ただ眺めが良い稜線なので、気持ちのいい縦走となるため、是非登ってみてください。
【新見温泉(廃業)】
新見峠の南側、車で5分程度のところに2軒の温泉宿がありました。この新見温泉は明治41年、新見直太朗という方が発見したようで、明治43年に宿を開設。周辺道路もご自身で整備したようです。すげー。
2016年に一度閉館し2017年に復活して喜びましたがすぐに営業休止に。建て替えのため休止と聞いていましたが。。。
露天風呂が混浴なのを知らずに入って、びっくりした記憶がありますね。いい温泉だっただけに、とても残念です。復活しないかな〜。
【山行】
日曜日に用事があり、土曜日山行を計画。お気に入りの目国内岳に今年行っていないことに気が付き、急遽山行決定です。最初岩内岳往復を計画してましたが、天候悪化で目国内岳ピストン+白樺山ピストンに変更です。
高速が工事通行止めであることを知らず、予定より30分遅れの朝の6:30に到着。すでに5台くらいの駐車がありました。ゆっくりと準備して7:00に山行開始です。
序盤は紅葉が残る中、徐々に高度を上げていく。すぐに紅葉はなくなるが、振り返るとシャクナゲ岳や白樺山が見え、景色を楽しみながら進む。
泥濘箇所をうまく回避しながら順調に登っていき、30分ほどで祝、前目国内岳登頂〜!。でも目国内岳は雲の中。「あれ〜、車移動中は見えてたのに〜」。天気下り坂は仕方ない。
一旦標高900mのコルまで高度を落とし、目国内岳への登りにかかる。古い火山で泥濘箇所が多く滑りやすい。岩も濡れててスリップ注意ですね。
7合目、標高1,000mを越えるとガスの中へ突入。風がここから更に強くなり、気温も5℃でフリースが脱げなかったです。
山頂直下の岩場もホールドに気を付けながら体を持ち上げ、無事に、祝、目国内岳登頂〜!今年登り忘れててごめんなさい!でも強風+景色なしで岩内岳は完全に戦意喪失。標識にタッチして速攻下山開始です。
下山もスリップに気を使いながら下りていく。途中ガスを抜け、白樺山が見えてきた。歩き足りないので結局下山後、白樺山へ。登山道は紅葉が結構残ってました。レリーズモードがうれしい。
稜線に上がると一気に風が強くなる。帽子が飛ばされそうになり、「ハゲがバレる」。まあすれ違う人はほとんどいなかったですけどね。
でも雲も上がったので、ここからの景色は抜群でした。南方の黄金色の紅葉景色は最高でしたね。
その後は強風にぶっとばされそうになりながら登っていき、祝、白樺山登頂〜!。標識には標高が修正された板が打ち込まれましたね。それにしても、なぜに以前は標高(923m)に間違った?
山頂は爆風過ぎてカメラを構えるのもやっと。カップラーメンどころではなく、何とかバターロールを2個ほうばり、すぐに下山開始です。
下山途中、目国内岳ですれ違った方と再びスライド。私と同じく、岩内諦めたので白樺山へ来た、とのこと。考えることは同じですね(笑)。
下山はダケカンバの低木に注意しながら下りていく。またぐ、くぐるは面倒ですが、個人的にはあった方が楽しいですね。急斜面もなく、淡々と下りていき、無事の下山となりました。お疲れさまでした〜。
明日の天気予報は山では雪のようです。今日のルートは明日には真っ白になるでしょう。雪山シーズン到来です。今年はどんな冬になるのかな。今から楽しみです❄。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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私のレコにコメントくださってありがとうございます。
遮るものがなくなったら帽子が持っていかれそうな風で思った通りに歩けず残念でしたね。NHKでパンケ・メクンナイ湿原が紹介されていた、とどなたかの記事で見ました。花の時期に、湿原巡りに来たいと思っています。
yo-syaさんの数々の詳細なレコに感動しています!
フォローさせていただいても良いですか?
あそこまで風が強いと心理的に厳しいですよね。目国内岳直下ですれ違ったときにito-akkyさんの「心折れちゃいました〜」に強く同意しておりました。
白樺山下山中に遠く人影が見えた時に、もしかして目国内岳でスライドした人かな?なんて思ってたらその通り。お互い気が付いたときは思わず笑っちゃいましたね。
私は本州(田舎もん)出身で、本州の方々に道内の魅力あるマイナーなお山も知ってもらいたくて、レコを細かく書くようになりました。ダラダラ長文になりがちなのが悪いところですが...
フォローはありがとうございます!!。似たような山域を同じように歩かれてるようなので私もフォローさせていただきますね。
お返事とフォローありがとうございます。
ヤマレコは2015年から始めているのに、今まで人見知りでフォローしたりされたりしてこなかったので、
ドキドキです。
私のレコはすごくあっさりしていますが、いろいろ教えてください。
宜しくお願いします。
ヤマレコ、私も2015年から始めました。それまではブログで写真を公開、ヤマレコは情報を得るだけでしたが、次第に”それじゃあ失礼かな?”って思うようになり、ヤマレコ1本で記録を残すようになりました。
お互い、色々と情報交換できたらいいですね。これからもよろしくお願いいたします。
火山独特の、なだらかな地形が魅力的な山ですね。
九州の九重連山を連想しました。
ササ原の中をゆるやかに進みながら
時々、アクセントで、岩場、湿原などあるとは
とても楽しめますね。風が強い日なら
霧氷が期待できたかもですね。
なかなか実体験できない北海道のお山、
yo-shaさんのレコを拝見するたび
気持ちがリフレッシュされます。
目国内岳は私のお気に入りのお山の1つです。緩やかな稜線に、山頂がビョコンと飛び出てて、晴れたら360度の絶景が広がります。山頂奥にはパンケメクンナイ湿原があって、エゾカンゾウ(キスゲ)やヒオウギアヤメ、ワタスゲが出迎えてくれます。
確かにもう少し寒ければ霧氷ができてたかも!もうすぐやってくる雪山が楽しみでたまりません。
私もkomakiさんのレコに癒されてます。住んでいるところは遠いですが、とても近くに感じています。いつか鈴鹿の稜線を歩いてみたいものです。
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