雨飾山 雨飾高原キャンプ場〜 ピストン
- GPS
- 05:29
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 980m
- 下り
- 983m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:29
6:55 雨飾高原キャンプ場駐車場到着 2℃
7:10 駐車場出発
7:17 雨飾山登山口出発
7:57 ブナ平到着
8:27 荒菅沢到着
9:28 笹平到着
9:54 雨飾山山頂到着
10:33 雨飾山山頂出発
10:44 薬師尾根分岐
10:49 笹平到着
11:34 荒菅沢到着
12:00 ブナ平到着
12:33 雨飾山登山口
12:39 駐車場
平面距離 8.3km
沿面距離 8.8km
記録時間 05:29:12
最低高度 1,132m
最高高度 1,956m
累計高度(+) 1,130m
累計高度(-) 1,123m
平均速度 1.6km/h
最高速度 5.2km/h
登り歩行時間
雨飾山登山口〜雨飾山山頂 2時間37分 7:17〜9:54(休憩を含む)
下り歩行時間
雨飾山山頂〜雨飾山登山口 2時間 10:33〜12:33(休憩を含む)
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の降雨、降雪によりルート全体が水浸し 途中から積雪だがチェーンスパイク等の滑り止めは不要 ルート上を川のように流れる水あり 避けようのない泥濘多数でゲーター必須(自分は忘れてズボンの裾に泥) 登山口のトイレ前に靴の洗い場2カ所有り(洗車ブラシ付き) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
雨飾山は2017年に前日登って来たと聞いて以降、いつかは行こうと考えていたがなかなか行けなかった。
今年から秋の混雑期の週末は交通規制されるようになり、10月中旬の平日に行くことを決めていた。
土曜日は予想外の好天だったので北信地方にカミさんとドライブに出かけたが、とても暑く秋を感じるどころではなかった。
しかし、翌日から急激に気温が下がり、今月初旬に行った室堂は積雪したとニュースになっていた。
室堂は標高2400mあり、雨飾山は2000m未満だが、積雪しているかもしれないと思い、チェーンスパイクやネックウォーマー等冬山の準備をした。
雨飾高原キャンプ場に行ったことはないが、以前鎌池に行ったことがあるのでアプローチの様子は知っていた。
分岐から少しで広めの駐車場に数台の駐車があり、出発準備する登山者が見えた。
ここに駐車することになるであろうと思いつつキャンプ場まで進み、満車であることを確認してから先ほどの手前の駐車場に戻った。
先行車は5台で駐車率は1割にも満たない。
車中で朝食をとり、防寒用に着てきたフリースをザックに入れて代わりにアウターパーカーを着て出発。
先週の北ノ俣岳ではゲーター必須と意識していたが、ここも靴の洗い場がある程と知っていたにもかかわらずゲーターを忘れて来てしまった。
キャンプ場の駐車場に着くと山には積雪した様子が見える。もしかしたらと思い積雪、防寒対策はしてきたので、どんな景色が見られるのか楽しみになる。
登山口の脇にトイレがあるので用を済ませ、案内板をじっくり読んでから出発。
わずかに下ってから水平に進んで清流のある湿原らしい所に木道があったり、藪でよく見えないが立派な落差は小さいが命名されていそうな滝が見える。
水平道が終わると左に折れて樹林帯に入って急登が始まる。
樹林帯では枝葉から時々雫が落ちてきている。
登山道脇に積雪が見えてから雫の落ち方が強くなってきた。積雪量が増して雪解けの雫が増えたのだと思っていたが、みぞれ混じりの雨が降ってきた。
登山口では晴れていたので、にわかに信じがたいがザックにレインカバー付けた。
さらに進むと急な下りとなり、雨が止んだと思ったら荒菅沢に出た。多くの人が休憩している。
水量は多いのかもしれないが、岩の上を歩いて容易に渡渉出来る。
ここから布団菱等の景色が楽しめるようだが、ガスでなんとなくしか見えない。
この先のルートはと、スマホの地図を見て進む方向に向きを合わせると、沢を登って行くように見えた。
休憩している方に尋ね、渡渉した場所より下まで下ると左手に入る道が見えた。赤い矢印もある。
自分一人だけだったらしばらく迷っていただろうと思った。渡渉したら尾根に登ると思っていれば間違えなそうだ。
尾根道からは沢とその脇の紅葉が見え、登山道の積雪がだんだん増えてきた。
ここも急登で道の中を水が流れていたり、はしごがあったりする。はしごは滑りそうなので手を使いながら登る。
笹が現れて少し視界が開けると足元の雪も白いままとなったが滑るようなことはなかった。
さらに登ると3点支持で登る岩場の急登となり笹平に出た。
笹平からは右後方に新潟焼山と火打山の峰が見え隠れしている。妙高の市街地も見えている。
ルートは狭いU字になっていてすれ違いは場所を選ぶ必要がある。
雨飾山への最後の登りは急斜面の九十九折で、すれ違い待ちが多い状態。今日は平日で人も少ないのでまだましだと思うが、週末でより混雑していたら大渋滞間違いなし。
山頂のピークは2つあり、まずは右の北峰に。眺望はほぼなく、山頂道標もないので南峰に移動したが皆さん記念撮影中で道標のみでさえ撮影出来ない。
しばらく待ってから道標を撮影してザックを下ろし、少し風があるのでアウターパーカーを上に着込んだ。
ここて食事をしながらガスの晴れるのを待つ。
暖かくはないが、手袋なしで手が凍えることもない。
ガスの移動は速く、笹平が見えたと思ってカメラを出そうとするとすぐにまたガスに包まれてしまう。
まだ時間も早いしガスが晴れるのを待とうとしたが、後続者が次々と到着して来るし、眺望のない山頂ですることがない。まだ10時台なのに下山して行く人も多い。
時間は早いが自分も下山を開始することにした。
笹平からの下りでは紅葉した中腹や布団菱を見ることが出来た。
荒菅沢では登り時に見られなかった景色も見られた。
積雪後の融雪で登山道全体が濡れていて酷い泥濘もたくさんあり、急な下りでは絶対にコケたくない思いで、慎重に歩いた。
登り時に手を使ったはしごや3点支持で登った岩も下りは前向きのまま下ることが出来た。ただし、段差の大きい下りが多かったためか左膝に違和感が出てしまった。
眺望に恵まれなかったので、いつかリベンジしたいが、ひどい泥濘に気が参ってしまい、すぐにいつ行こうという気にはなれなかった。
秋は激混みとわかっているので、次は花の季節か残雪の時期に行ってみたいと思う。
今回は良い下見になり、大人気の理由が分かった気もする。
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