下の廊下 黒部ダムから

2021年10月17日(日) 〜 2021年10月18日(月)

• GPS: 27:12
• 距離: 32.1km
• 登り: 5,269m
• 下り: 6,161m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:27
• 休憩: 0:30
• 合計: 7:57

距離 19.9km 登り 3,422m 下り 4,048m

7:50 スタート地点
8:07 8:12 ダム下
8:59 9:01 内蔵助谷出合
10:21 新越沢二股
11:11 11:15 黒部別山谷
11:54 11:56 白竜峡
12:50 12:54 十字峡
13:41 13:48 半月峡
14:25 14:29 東谷吊橋
14:45 仙人谷ダム
14:50 仙人谷駅
14:54 14:55 関西電力人見平宿舎
15:23 15:24 権現峠
15:47 阿曽原温泉小屋

2日目

• 山行: 4:57
• 休憩: 0:22
• 合計: 5:19

距離 12.2km 登り 1,849m 下り 2,129m

5:44 阿曽原温泉小屋
7:13 折尾ノ大滝
7:18 7:19 オリオ谷
7:46 7:47 大太鼓
8:21 8:27 志合谷
9:10 蜆谷
9:56 水平歩道始・終点
10:41 10:55 欅平駅
11:03 ゴール地点

天候

1日目　雨
2日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

1日目
信濃大町コインパークに車を駐車（上限1500円）
信濃大町-扇沢　扇沢線バス　1390円
扇沢-黒部ダム　関電トンネル電気バス　1570円

2日目
欅平-宇奈月　黒部峡谷トロッコ列車　1980円＋530円（リラックス）
宇奈月温泉-新黒部　富山地方鉄道　580円
黒部宇奈月温泉-糸魚川　新幹線　1980円（乗車券は信濃大町まで）+880円（自由席）
糸魚川-南小谷　在来線に乗換
南小谷-信濃大町　在来線

コース状況／危険箇所等

危険個所多数
ただし、たいていの所には針金かロープが張ってあるのでそれを掴んでいたら大丈夫
ヘルメット、ヘッドライトは必須
暗くて長いトンネルは真っ暗でライトが無いと無理っぽい

写真

10/17 7:26

扇沢に到着
7：30の始発に乗る
雨なのに観光客もそこそこいる

10/17 7:28

電気バス

10/17 7:45

黒部ダムに到着
観光客は左へ曲がってダムへ
登山者は真っすぐ進んで登山口へ

10/17 7:54

登山口で係員の方から登山届けと注意事項を聞く
トイレもあるので最終の身支度をして出発

10/17 7:59

ながら歩きは危険

10/17 8:14

沢に降りてきた

10/17 8:15

橋を渡って対岸へ

10/17 8:15

黒部ダムの下流
この時期は観光放水は終わったみたい

10/17 8:46

水平歩道らしき道の始まり

10/17 8:50

橋も多数

10/17 8:50

まだまだ沢が近い

10/17 8:54

この後も滝は多数
水には困らない

10/17 9:03

内倉助谷出合
真砂岳への分岐

10/17 9:03

消えているが、ここから約6時間は危険という事らしい

10/17 9:05

そびえ立つ岩山
黒部の巨人

10/17 9:06

丸太橋を越えて

10/17 9:18

エメラルドグリーン

10/17 9:26

澄んだ沢

10/17 9:28

なんでもない、この石の上で思いっきり滑ってこけた
ヘルメットしててよかった

10/17 10:00

鳴沢小沢

10/17 10:00

鳴沢小沢

10/17 10:11

だんだんと切り立ってきた

10/17 10:20

足場が狭い

10/17 10:27

新越沢合流点

10/17 10:35

大きな雪の塊
まだ解けずに残ってる

10/17 10:36

小さな沢を越える

10/17 10:36

上を見上げる

10/17 10:45

紅葉にはまだ少し早いかな

10/17 10:48

深い谷が続く

10/17 10:52

ここも上から滝が落ちてる

10/17 10:53

滑らないように

10/17 10:54

まだまだ続くよ、下の廊下

10/17 10:56

だんだんと険しい所も

10/17 10:58

雨でぬれた梯子は滑りやすい

10/17 11:00

岩を良く削ったものだ

10/17 11:00

番線をしっかりと握って

10/17 11:02

振り返って

10/17 11:05

もう一度振り返って

10/17 11:06

登りの梯子

10/17 11:08

登った後に上から見下ろす

10/17 11:10

ここから下る
良く滑って怖い

10/17 11:15

この沢を渡渉

10/17 11:18

対岸のロープと取っ手を使ってよじ登る

10/17 11:20

振り返って
断崖に刻まれた道がいいね

10/17 11:20

黒部別山沢

10/17 11:30

まだまだ危険個所は続く

10/17 11:37

雨に濡れていても岩はあまり滑らない

10/17 11:41

谷の角度が凄すぎ

10/17 11:47

ここらは高度感もあって緊張

10/17 11:49

番線（ワイヤー）はしっかりしていて安心感高い

10/17 11:50

ロープは「ビヨ〜ン」と伸びることがあってちょっと怖い

10/17 11:55

白竜峡

10/17 11:56

この辺りからちょっと安心して歩ける

10/17 12:11

谷は深いな〜

10/17 12:29

のんびりと歩く

10/17 12:43

おっと、またはしご

10/17 12:45

険しい道がまた始まる

10/17 12:45

雨具を着てないと濡れます

10/17 12:48

何度振り返っても下の廊下は美しい

10/17 12:56

十字峡の吊り橋で団体さんに追いついてしまった

10/17 12:57

吊り橋の上からの十字峡

10/17 13:05

団体を抜けない

10/17 13:05

細い道が続く

10/17 13:15

団体さんと一緒に

10/17 13:29

約30分、団体行動

10/17 13:33

やっと抜かせてもらいマイペースで歩く

10/17 13:35

良い感じの道

10/17 13:35

沢があんなに低い

10/17 13:37

作廊谷合流点

10/17 13:40

まだまだ続く下の廊下

10/17 13:43

高度感が伝わらないけど、すごく高い

10/17 13:45

向かいの道も険しい感じ

10/17 13:45

遠くに発電所からの電線が見えた

10/17 13:47

振り返って
よくこんなところに道を作ったよな

10/17 13:48

高度感、結構ある

10/17 13:49

凄くいい感じ

10/17 13:49

頭をぶつけないように

10/17 13:49

半月峡

10/17 13:50

半月峡はどのあたり？

10/17 13:52

S字峡

10/17 13:52

Sの字になってる

10/17 13:55

高度感はだんだん慣れてくる

10/17 13:57

結構高いよ

10/17 13:58

もの凄いシャワー

10/17 13:59

通過後
滝に打たれました

10/17 14:09

黒四発電所の送電線

10/17 14:15

二つ並んでる

10/17 14:20

こちらは関西電力と書いてある

10/17 14:21

鉄塔の際を降りていく

10/17 14:28

吊り橋を渡って対岸へ

10/17 14:28

濡れてる床が滑りそうでヤバい

10/17 14:29

なんか可愛い感じ

10/17 14:32

吊り橋を振り返る

10/17 14:33

何かの施設跡

10/17 14:35

トンネルみたいなのを進む

10/17 14:38

出口

10/17 14:46

ダムが見えてきた

10/17 14:47

仙人谷ダム

10/17 14:47

ダムの上を歩く

10/17 14:48

登山者用の案内

10/17 14:49

ダムの下流はもの凄い水量を吐き出してる
導水管の上に渡り廊下のような橋

10/17 14:49

ダムを見下ろして

10/17 14:51

この扉を開けてダムの中へ

10/17 14:52

お邪魔します
誰もいないけど

10/17 14:52

トンネルのような廊下を進む

10/17 14:54

フェンスで囲まれた廊下になった

10/17 14:54

踏切のような音が聞こえたと思ったら
電車が横切って行った

10/17 14:54

数人が乗っていた

10/17 14:54

電車が進んでいったトンネルの奥

10/17 14:55

ダムの上から見えていた渡り廊下みたいなのは電車の通る鉄橋だった

10/17 14:56

高熱隧道のトンネルの奥の方から熱い空気が噴き出してる

10/17 14:59

開けたら閉めるように

10/17 14:59

ここから出てきました

10/17 15:00

関電の寮のようです

10/17 15:02

振り返ると滝が見えました

10/17 15:26

急登を登りきると水平歩道の再開

10/17 15:27

権現峠

10/17 15:27

立派なトンネルを通る

10/17 15:52

阿曽原温泉小屋に到着

10/17 16:00

本日のテントは私を含めて2張のみ
奥の方の芝生の上が一等地らしい

10/17 16:01

関電の電車が通ってるトンネル

10/17 16:02

テン場から欅平へ続く道を明るいうちに確認

10/18 5:50

2日目
テントを撤収して出発

10/18 5:54

阿曾原温泉小屋とテン場
下の方から露天風呂の湯けむりが立ってる

10/18 6:19

しばらくは歩きやすい道が続く

10/18 6:25

山の上の方が白くなってる
昨日のテントは寒かった

10/18 6:49

今日は晴天

10/18 6:58

向かいの山肌に水平歩道が見える

10/18 7:06

深い沢底

10/18 7:16

何度目かの沢を渡る

10/18 7:23

ここは砂防堤の中を通る

10/18 7:24

通り抜けた後を振り返る
ここはヘッデンが無くても大丈夫

10/18 7:34

山の上の方だけ真っ白

10/18 7:44

水平歩道らしい道が始まる

10/18 8:03

空中はしご

10/18 8:05

すごい絶壁の奥鐘山

10/18 8:07

岩を削ったすごい道

10/18 8:08

楽しい水平歩道歩き

10/18 8:11

大太鼓

10/18 8:11

絶壁

10/18 8:11

沢を見下ろす

10/18 8:12

頭上注意

10/18 8:12

奥鐘山と水平歩道

10/18 8:13

しかし本当に凄いところに道を作った人たちがいるんだなと思う

10/18 8:18

向かいの山にも水平歩道は続く

10/18 8:19

すごい崩落地だと思ったら

10/18 8:24

トンネルでした

10/18 8:25

ここは照明（ヘッデン）が必要です

10/18 8:26

約150メートル
カーブしているので明かりは見えない
頭上は低くて、足元は深い水の流れ

10/18 8:31

出口に到着

10/18 8:32

ブレてますが、出口側

10/18 8:32

この崩落地の下をくぐってきました

10/18 8:35

向かいのトンネル入り口と絶壁

10/18 8:47

また短いトンネル

10/18 8:47

このトンネルが無かった頃でしょうか？
絶壁の岩に足場を組んだ跡がありました

10/18 8:47

出口は見えてます

10/18 8:55

良い感じのへつりです

10/18 9:00

青空と水平歩道

10/18 9:18

またまたトンネル

10/18 9:19

蜆谷（しじみたに）

10/18 9:24

鉄塔のそばに出てきました
電線からジジジ・ジリジリといった高圧電流っぽい音が聞こえます

10/18 9:27

白馬の方だと思うけど完全に冠雪してる

10/18 9:33

岩の上にサル発見

10/18 9:33

カメラを向けたら逃げていった

10/18 9:34

下の方に赤い鉄橋
欅平も近い

10/18 9:44

北アルプスは降雪があったようだ

10/18 9:57

北アと高圧電線
電線に手が届きそうに近い

10/18 10:02

欅平上部

10/18 10:05

水平歩道もここで終わり

10/18 10:06

欅平駅に向けて下ります

10/18 10:15

分岐点

10/18 10:23

振り返ると「ここから上級者向け」の看板

10/18 10:35

だいぶ下ってきた

10/18 10:44

欅平駅が見えてきた

10/18 10:52

駅に到着
寒いので窓付きのリラックスシート席を購入

10/18 11:06

黒部峡谷鉄道

10/18 11:06

約1時間20分かけて宇奈月駅に向かいます
所どころで流れる観光案内は室井滋さんの声でした

撮影機器：

TG-615 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

tomo-syo

ずっと行きたいと思っていた下の廊下。
雪解けの僅かな期間しか歩けないのでなかなか仕事の休暇とのタイミングが合わなかったけれど、今年は半ば強硬的に休暇を取って行くことができた。
1日目は雨だったけれど、降ったり止んだりで大したことはなかった。
雨予報のおかげで阿曾原温泉小屋のテント場も空いていてゆったりと過ごせた。
夜中は結構雨が降って寒かったが、翌日は晴天。
でも寒気が入ったせいで北アは初冠雪だったよう。

大きなアップダウンはないけれど結構疲れた。
それと中腰で歩くことが多かったので腰が筋肉痛になった。
でも、先人の切り開いたすごい道を歩けてすごく楽しかったし、またもう一度歩いてみたいと思う。