観音峯山・山上ヶ岳・大普賢岳

2021年10月23日(土) 〜 2021年10月24日(日)

• GPS: 16:05
• 距離: 32.9km
• 登り: 2,000m
• 下り: 2,029m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:56
• 休憩: 0:33
• 合計: 7:29

6:20 観音峰山登山口
6:43 6:44 第一展望台
7:44 7:48 観音峰展望台
8:22 8:23 観音峯山
8:54 8:55 三ツ塚
9:39 9:40 法力峠
10:17 10:17 パオーン杉
11:00 11:11 山上辻
12:06 12:13 レンゲ辻
12:52 12:59 山上ヶ岳
13:22 13:22 地蔵岳
13:32 13:32 投地蔵辻
13:49 小笹ノ宿

2日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 0:22
• 合計: 8:33

7:00 小笹ノ宿
7:47 7:47 脇ノ宿跡
7:56 7:57 明王ヶ岳
8:39 8:48 大普賢岳
9:22 9:22 明王ヶ岳
9:34 9:34 脇ノ宿跡
11:05 11:06 小笹ノ宿
11:20 11:21 投地蔵辻
11:30 11:30 地蔵岳
11:50 11:51 山上ヶ岳
12:04 12:04 西の覗岩
12:14 12:14 鐘掛岩
12:22 12:22 松清店
12:33 12:39 洞辻茶屋
12:54 12:54 お助け水
13:19 13:19 一本松茶屋
13:43 13:44 一ノ世茶屋跡
13:54 13:55 大峯大橋
14:11 14:11 毛又橋
14:25 14:25 母公堂
14:39 14:39 稲村ヶ岳登山口
14:48 14:49 洞川温泉
14:54 14:54 洞川温泉バス停
14:59 14:59 村営 洞川温泉センター
15:33 15:33 観音峰山登山口
15:33 ゴール地点

10/23　観音峯登山口6:20〜観音峯展望台7:41-47〜観音峯山8:22〜三ツ塚8:53〜法力峠9:39〜山上辻11:00-11〜レンゲ辻12:06〜山上ヶ岳12:52-59〜小笹ノ宿13:49
10/24　小笹ノ宿7:02〜阿弥陀ヶ森分岐7:36〜明王ヶ岳7:56〜大普賢岳8:39-48〜阿弥陀ヶ森分岐9:44〜小笹ノ宿10:15-11:04〜山上ヶ岳11:50〜洞辻茶屋12:33-38〜一本松茶屋13:19〜清浄大橋13:54-14:05〜母公堂14:25〜洞川温泉バス停14:54〜観音峯登山口15:33

天候

10/23　晴れ時々曇り、10/24　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

10/23 6:17

観音峯登山口よりスタート。天気は冬型となり、気温が低い。

10/23 6:32

観音の水

10/23 6:32

植林の中の水

10/23 7:14

観音平

10/23 7:38

刈られた？後に咲いたヨシノアザミ

10/23 7:40

観音峯展望台。風もあり、少々寒い。

10/23 7:44

弥山方面の眺め

10/23 7:44

左から、山上ヶ岳・大日山・稲村ヶ岳・バリゴヤの頭

10/23 7:50

林道が通っている。10年以上前に来た時は林道はなかったはずだ。計2回林道を横切った。

10/23 8:22

観音峯山のピーク。展望は無し。

10/23 8:27

スギタケモドキ

10/23 8:53

三ツ塚

10/23 9:38

法力峠

10/23 10:59

稲村小屋に到着。少なくとも3回はピークに立った稲村ヶ岳は省略することに。

10/23 11:12

サルノコシカケの生えたコメツガ

10/23 11:19

サンゴハリタケモドキ

10/23 11:27

赤く色付いた葉。

10/23 11:38

赤い実

10/23 11:49

紅葉はこれからがピークという感じだが、色付いた葉もあり。

10/23 12:06

レンゲ辻から女人結界の中へ

10/23 12:09

岩場の登り

10/23 12:24

山上ヶ岳が近づくが、重荷が堪える。

10/23 12:48

山上ヶ岳の山頂部

10/23 12:52

山上ヶ岳の最高地点

10/23 12:54

10/23 12:58

大峰山寺本堂

10/23 14:32

幕営地である小笹の宿に到着。避難小屋の扉はない。

10/23 14:33

行者堂前の護摩炉と不動明王像

10/23 14:33

聖宝理源大師像

10/23 14:31

渇水気味だが、湧き水の流れがある。

10/23 14:26

テントを張る。

10/23 15:56

今晩の夕食は鶏塩鍋

10/23 16:46

AnkerのモバイルバッテリーPowerCore 10000 PD Redux 25WでiPhoneとApple Watchに充電。大容量10000mAhなのにコンパクトサイズ。

10/23 16:57

キャリー・ザ・サンのソーラーランタン（ミディアム）。強/100ルーメン、中/20ルーメン、弱/10ルーメンの明るさで点滅モードもあり。軽量でザックに外付けしていれば充電される。

10/23 17:42

鍋ができあがり。熱燗とともに食す。3シーズンシュラフと軽量マットのため、夜は寒さで熟睡できず。

10/24 7:13

この日は小笹の宿から軽装にて大普賢岳を往復する。朝日を浴びた登山道を歩くのは気持ちがよい。

10/24 7:31

夜から朝の冷え込みで霜柱ができている。

10/24 7:36

阿弥陀ヶ森分岐で女人結界をでる。

10/24 7:44

脇宿

10/24 8:22

大普賢岳への登り

10/24 8:29

大普賢岳が近づく

10/24 8:38

大普賢岳に到着。

10/24 8:41

弥山方面の眺め

10/24 8:41

稲村ヶ岳から竜ヶ岳にかけての眺め。背後にはホームの金剛山も見える。

10/24 8:42

大台ヶ原方面の眺め

10/24 8:59

行きは何気なく通過した小普賢岳

10/24 9:44

再び女人結界に戻る。

10/24 11:02

テントを撤収

10/24 11:51

山上ヶ岳に戻る。

10/24 11:51

参道を下りる。

10/24 12:20

陀羅尼介茶屋

10/24 12:31

洞辻茶屋

10/24 12:42

10/24 13:18

一本松茶屋

10/24 13:52

女人結界を抜けて清浄大橋に到着。

10/24 14:48

最後に車道6kmの歩きが待っていた。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

マメゾウムシ

一時は正常に歩けないほど悪化したアキレス腱痛だったが、針を打ったり、電気や超音波を流したりする治療の効果か、ようやく快方に向かってきた。岩湧山ハイク、高天谷沢登りとこなしても、特に悪化することはなかった。次は重荷を背負って歩いても大丈夫かを確認してみたいということで、久しぶりにテン泊縦走をすることにした。これで問題なければ、雪山ロングルートにも挑戦できる自信となるだろう。
行き先に選んだのは、大峰の山上ヶ岳・大普賢岳周辺である。当初はバリエーションも考えたが、アキレス腱痛のことを考慮して無難に一般ルートでの周回とした。駐車料金のかからない観音峯登山口を起点に、まずは観音峯に登り、山上辻を経て山上ヶ岳へ縦走し、水場のある小笹の宿でテン泊する。翌日は軽装にて大普賢岳を往復し、山上ヶ岳から洞辻茶屋経由で洞川温泉に下山する。1泊だけなので、夕食は豪勢に鍋を作り、熱燗を味わう。
1日目は冬型の天気となり、10月としては気温も低く、風も強かった。汗をかかない分、爽やかに歩ける。早朝の観音峯登山口の駐車場は自分の車のみで、法力峠までは誰にも会わなかった。標高の高い所はそこそこ紅葉はしていたが、色づきのピークは2週間後ぐらいの感じだった。少なくとも3回ピークに立った稲村ヶ岳は省略して、山上辻からは直接に山上ヶ岳を目指した。レンゲ辻から山上ヶ岳への登りでは失速したが、重荷を背負ってこれだけ歩ければ充分と言える。小笹の宿ではたった1人のテン泊で、静かな夜を過ごすことができた。渇水気味で、水場はちょろちょろの流れであったが、取水には問題はなかった。3シーズンシュラフと軽量マットでは少々寒く、熟睡はできなかった。夜中、シカの雄が求愛の鳴き声を上げていた。
翌日は軽装にて小笹の宿から大普賢岳を往復。朝日に輝く奥駈道を歩くのは気持ちが良かった。夜から朝の冷え込みで霜柱ができていたが、陽が上がると前日とは一転して暖かい1日となった。大普賢岳は和佐又からのハイカーで賑わっていた。小笹の宿に往復3時間ちょっとで戻り、コーヒーを入れてからテントを撤収した。食糧が減ったザックは軽かった。駐車料金2000円をケチったことで、最後は清浄大橋から観音峯駐車場までの6km、1時間半の車道歩きとなった。
故障明けでブランクもあってスピードはなかったが、ほぼコースタイム通りに歩くことはできた。行動中にアキレス腱に痛みは出たが、下山後に特に悪化することはなかった。今後は自信を持って、ステップアップした山行ができそうだ。