黄金と白銀色の前掛山（浅間山）：in天狗温泉 out高峰高原

2021年10月24日(日) [日帰り]

• GPS: 07:28
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,526m
• 下り: 956m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:35
• 休憩: 0:53
• 合計: 7:28

7:08 浅間山荘登山口
7:33 7:34 一ノ鳥居
7:45 7:49 二ノ鳥居
8:30 8:52 浅間火山館
8:57 8:57 湯ノ平分岐
9:12 9:13 賽の河原分岐
10:04 10:04 立入禁止告示板
10:27 10:27 前掛山
10:39 10:39 立入禁止告示板
11:15 11:15 賽の河原分岐
11:46 11:46 Jバンド取付
12:00 12:11 Jバンド
12:13 12:17 鋸岳
12:18 12:18 Jバンド
12:29 12:32 虎ノ尾
12:49 12:49 仙人岳
13:06 13:06 蛇骨岳標柱
13:10 13:11 蛇骨岳
13:34 13:34 黒斑山
13:47 13:52 トーミの頭
14:34 14:35 高峰高原ビジターセンター
14:36 ゴール地点

天候

晴れ！

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

【往路】長野駅前で前泊
電車）長野駅05:25→小諸駅06:27
タクシー）第一交通タクシー（予約）約30分乗車4950円
【復路】バス）高峰高原ホテル前16:19 → 佐久平17:30
新幹線）佐久平→上野

コース状況／危険箇所等

・活火山故に、ヘルメット持参している登山者が多かった。
・道迷いの心配は少ないと思われるほどに、登山道は明瞭。
・前掛山へと登る道は、人が多いとすれ違いが大変。
・晩秋は、チェーンスパイクを持参した方が安心して登山ができると思う。

写真

10/24 7:09

小諸駅からタクシーで約30分。天狗温泉登山口に到着。

10/24 7:19

写真は閑散としているが、登山口にはたくさんの登山者がいた。

10/24 7:34

一ノ鳥居に到着。山側ルートと不動滝ルートの分岐あり。

10/24 7:36

不動滝ルートへ進む

10/24 7:46

温泉だからか、川は濁った色をしていた。この川沿いでは、硫黄の匂いなどは感じなかった。

10/24 7:47

一ノ鳥居から歩くこと約15分程。「不動の滝」出現

10/24 7:51

二ノ鳥居到着。ここまで陽射しがやや届かない道を歩いていたが…

10/24 8:13

徐々に展望が開けてきた♪

10/24 8:17

振り返ると、黄金色に輝くカラマツ群

10/24 8:28

そして前方には・・・

10/24 8:29

白くデコレーションされた前掛山の頭頂部が( *´艸｀)

10/24 8:30

硫黄の匂いを強く感じた場所。赤い箇所は、鉄分が沈着している模様。

10/24 8:32

ミツマタ？！と思ったら、雪がこんもり＾＾

10/24 8:33

火山館に到着。ここには水場、バイオトイレ（200円）がある。

10/24 8:52

神社で手を合わせ、先へ進む。

10/24 8:57

開けた場所・・・地図でいう「湯ノ平分岐」手前にさしかかる。

10/24 8:59

黒斑山方面を見上げると木々が白くなっている。ちょっと遠いが今シーズン初霧氷♪

10/24 9:06

賽の河原分岐手前は、雪山モード。

10/24 9:18

視界が開けてきたぞ・・・と思ったら。

10/24 9:20

前掛山と黄金色に染まったカラマツ群

10/24 9:20

歩みを進めるほどに、黄金色のカラマツに白色が混ざり始める。

10/24 9:22

美しい景色に、何度も足が止まってしまう。

10/24 9:22

振り返ってパチリ。

10/24 9:22

カラマツに、粉砂糖が降りかかったようだ。

10/24 9:28

周囲の景色に気を取られていたら、雪と砂礫混じりの急登を登り始めていた。

10/24 9:30

歩みを進めるごとに、木々は小さくなり黒斑山が存在感を増してくる。

10/24 9:33

お守りにチェーンスパイクは持っていたが、使うほどではなかった。

10/24 9:42

黒斑山を随分と見下ろすようになったなぁ〜と思ったら。

10/24 9:49

その向こうには、白く染まった北アルプスの山々が見えた✨

10/24 9:53

北アルプスの手前には、四阿山や草津白根山と思われる山々が。この日は兎に角、遠方まで良く見えた。

10/24 9:59

足元を見ると、寒そうな植物。

10/24 10:01

雲？否、火口からガスが立ち昇っているように思った。

10/24 10:05

山頂方面をパチリ。どこかの惑星にでも、着陸したかのようだ。

10/24 10:15

風も殆どなく、気持ちの良い稜線を進む。

10/24 10:15

黒斑山を、今は見下ろしている。その向こうには北アルプス。

10/24 10:16

山友のリクエストに応え、望遠レンズで槍ヶ岳をパチリ。
来年、またあの頂きに立てたら良いなぁ。

10/24 10:23

風が強いのか積雪は皆無。

10/24 10:25

そして山頂に到着〜

10/24 10:26

町と見守るように連なる山々。その最奥には・・・

10/24 10:27

富士山！

10/24 11:02

山頂での昼食も考えましたが、人も増えてきたので下山開始。下りはアッという間だった。

10/24 11:11

朝と違い、カラマツの霧氷はすっかり溶けていた。

10/24 11:14

ホント、見惚れました。

10/24 11:17

賽の河原分岐まで戻り「Jバンド取付」へ向かう。

10/24 11:18

見上げる空が青い！ナナカマドの実が赤い！

10/24 11:20

この道はシャクナゲが目に付いた。初夏は綺麗なのかな。

10/24 11:22

この道の先に座れるような石があったので、お昼休憩を取る。

10/24 11:32

パンを頬張りながら、この絶景を眺めていた( *´艸｀)

10/24 11:32

望遠レンズをグッと伸ばせば、前掛山を行き来する人の姿をとらえられた。

10/24 11:32

ついさっきまであそこに居たんだよねぇ〜としみじみ。

10/24 11:32

10/24 11:33

名残惜しいが、休憩を終えて先に進む。

10/24 11:48

Jバンドに向って登り始める。

10/24 11:50

登りながらも、背後が気になって仕方がない。

10/24 11:53

進行方向もキレイ。

10/24 11:55

歩いて来たカラマツ林は、思ったより木々が密集していなかった。

10/24 12:05

下から見た時は岩場を登るのかと思ったが、歩き易い登山道だった。

10/24 12:14

Jバンドに到着。前掛山を背にパチリ。

10/24 12:14

人が居る場所へ向かうと…

10/24 12:17

そこは鋸岳。前掛山ド迫力！

10/24 12:14

Jバンドに戻った後、虎ノ尾へ向かう。

10/24 12:23

所々積雪しており、慎重に通過。

10/24 12:32

草滑りコースも何時か歩いてみたい。

10/24 12:32

素敵な稜線

10/24 12:51

仙人岳に到着。”ガトーショコラ”が見れて良かった。

10/24 12:55

10/24 12:59

前掛山から離れると、また違った表情が見えてきた。

10/24 13:01

風があまりなく暑いくらいだったが、場所によっては霧氷はそのまま残っていた。

10/24 13:06

蛇骨岳に到着して、前掛山をパチリ。
もうね、同じような写真をたっくさん撮りましたw

10/24 13:13

八ヶ岳を彷彿とさせるような樹林帯を通過したり

10/24 13:18

展望の良い尾根道を歩き

10/24 13:18

前掛山から徐々に離れ…

10/24 13:22

10/24 13:34

黒斑山へとたどり着いた。

10/24 13:41

10/24 13:48

トーミの頭に到着。人が多くてビックリ。

10/24 13:49

トーミの頭から見る前掛山は、雪が薄っすらだった。

10/24 13:55

バスの時間を意識しながら下山

10/24 14:05

中コースを選択するも、ドロドロした箇所がちょっとあった。

10/24 14:16

樹林帯を歩いて来たが、突然展望が拓けた。建物が見えて、終わりが近いことを知る。

10/24 14:26

10/24 14:28

下山口近くはまだ雪が残っていた。秋と冬を一度に感じられる素晴らしい一日となった。

撮影機器：

EOS 70D CANON

感想

よしゑ

前日、霧ヶ峰トレッキング後に長野駅へ移動し宿泊。
翌朝、始発電車に乗り込み小諸駅へ。
予約していたタクシーで、浅間山登山口の一つである天狗温泉へと向かった。

佐久平駅からバスに乗り、高峰高原から浅間山に登ろうかとも思ったが
私の足では時間に追われてしまいそうで、少しでも早く登れる天狗温泉から登ることにした。

交通の便が良い百名山だからか、登山口には予想以上の人。だが歩き始めると人はばらけ、静かな山行となった。
ただし前掛山へと登る登山道は、大賑わい。特に下り始めた10時半頃は、登ってくる人も多かった。道は整備されているが、人が多いので道幅が狭く感じた。

しかしこの日の登山は、最高だったなぁ。
天気に恵まれたことはもちろんだが、秋と冬の美味しい所をしっかりと堪能できた。
黄金色したカラマツが、白銀色に染まる景色は…暫く脳裏を離れそうもない。
Jバンドへと向かうルートも、素晴らしい景色が待っていた。下から見た時はものすごい急坂に感じたが、前も後も右も左も…目に入る景色が美しく、アッという間に登れた。

今回、草すべりルートは歩けなかったので別の季節に歩いてみたい。
「また登りたい」と思える山に出会えた幸運に感謝！