妙理山から七々頭ヶ岳を周回、マイナールートで難儀する
- GPS
- 08:20
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,082m
- 下り
- 1,071m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:17
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・七々頭ヶ岳登山口〜通行止め県道終点 問題ありません。トンネルは1個あり、朝日が差して大丈夫でした。当然、照明とかはついてないので、時間帯によってはライト必要。 ・水資源作業道〜妙理山稜線 途中550mくらいまでは明確な道が続いてます。この先は、明確な道ありません。尾根を外さないよう、ヤブの軽そうなところ歩きました。あまりお勧めしません。 ・妙理山稜線〜妙理山 ヤブっぽいところありますが、それを補って余りあるブナの道です。お勧めです。 ・新谷山への分岐〜点名椿坂 倒木多数。難儀な道です。お勧めしません。 ・点名椿坂から七々頭ヶ岳への林道終点 途中、新谷山近くはきれいな林道ですが、荒れて木が生え、草が生え歩きにくいところかなりあります。腰をかがめて歩いたりもあり、疲れます。 ・七々頭ヶ岳〜菅並登山口 きれいな登山道です。登山口近くはかなり急です。気をつけましょう。 |
写真
感想
前日に妙理の里に行ったときに、以前から気になっていた妙理山の水自然公団の道を探してみました。草川啓三さんが、琵琶湖の北に連なる山で、妙理山へ登る道として紹介されている道です。
林道の終点にとりつく道があり、少し辿ってみましたが、ずっと続いているようでした。これならいけるかなと思い、登ってみました。
ルートは、その水自然公団の道を辿り、妙理山へ、そして時間がありそうだったら、以前、yamanekoさんが通られた、倒木の多いお勧めでない、新谷山に抜ける尾根を辿ってみようと思いました。そこからは以前辿ったことがある、あまり面白くはないが七々頭ヶ岳への林道を通り、菅並に戻ってこようと考えました。
まずは、妙理山へ。妙理の里あたりから通行止めとなった道を歩きます。トンネルが一つ、高架橋がいくつかあります。前日に妙理の里で話を聞いたのですが、建築費用に6000億かかっているのだそうです。で、使われることななくなって、橋の撤去も考えられたそうですが、それも200億かかるとか。もったいない話です。
終点近くの橋で、鳥の写真を撮っているご夫婦に出会いました。地元のかたのようで、通行止めの道の鍵を開けて、上がってきたとのこと。この山は鳥を撮るのも静かでいいとおっしゃっていました。イヌワシが飛んでくることもあるとおっしゃっていました。でもそのイヌワシは伊吹山のイヌワシではなく、他のところに住んでいるつがいなんだそうです。去り際に、地元の猟師さんから聞いたところでは、この近辺にクマが6頭くらい住み着いているらしいから、お気をつけてといわれました。
その道を通り、終点まで、そこから、旧林道に下りて、登ります。作られていた道は、鉄塔巡視路のようで、とても歩きやすかったです。途中、ブナが出てきたりして、いい感じだと思っていたら、標高600mあたりで道がなくなっていました。尾根道を探すのですが見つかりません。仕方なく、尾根を外さないようの歩きやすそうなところを探し、稜線目指しました。ひょっとしたら、雪崩柵が尾根の右手にあるようなので、そちらにトラバースする道があったのかもしれません。
何とか、尾根を辿り、東妙理山から妙理山への稜線に出ました。稜線に出ると、そこはブナの森でした。以前、妙理の里から妙理山を稜線つたいに歩き、気持ちよかったことを思い出しました。妙理山へ向かう道も踏み跡はしっかりあり、途中、大阪から訪れたという4人連れグループもいらっしゃいました。
妙理山から戻り、新谷山へ分岐で昼食を取り、新谷山に向かいます。少し薄いですが、道が続いています。少し下っていくと、倒木が出てきました。稜線の倒木がたくさんあり、道をふさいでいました。そういう状況で獣も歩いているのか、トラバースする獣道があり、木につかまりながらくだっていきました。下り道だから何とかなりましたが、登りで歩くのは厳しそうです。yamanekoさんがのぼりでつかって苦労したとおっしゃっていたのがよくわかりました。
そんなで、点標椿坂の手前まで苦労して下がっていきましたが、そこから登りに切り替わると倒木はほとんどなくなりました。で、点標椿坂からは林道が繋がっていました。三角点は少しうろうろ探しましたがよくわかりませんでした。
林道は、以前、新谷山から七々頭ヶ岳を辿った時にあったような、荒れて木が生えて自然に戻っているような道でした。途中新谷山分岐あたりでは、きれいな林道になりましたが、七々頭ヶ岳近くなるとまた荒れてきます。林道歩き結構いやになりました。
七々頭ヶ岳までたどり着くと、林道終点近くにマウンテンバイクがありました。山頂に登ると国道365から林道に入りMTBでやってきたとおっしゃってました。歩くのが難儀な道をMTBでくるとか大変だったろうと思いました。その方は日暮れまでに林道を下りたいとのことで、すぐ、いかれてしまいました。
七々頭ヶ岳からは菅並に下りますが、だいぶん忘れてますが、一度通った道。少し余裕が出てきて、こけないように下っていきました。途中、ブナがたくさんあり、ああ、こんな道だったっけと思いながら歩きました。登山口近くは結構な下りで気を使いましたが、そのあたりにも、大きなブナの樹があり、気持ちの良い道でした。
また、時間があれば、七々頭ヶ岳だけでもあるいてみたらいいかと思いました。
確か、秋の11/3の文化の日は、山頂でお祀りがあるということでした。それに合わせて行ってみようかな。
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