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Yamareco

記録ID: 3664733
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ハイキング
近畿

妙理山から七々頭ヶ岳を周回、マイナールートで難儀する

2021年10月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:20
距離
13.0km
登り
1,082m
下り
1,071m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:03
休憩
1:14
合計
8:17
7:29
7:29
29
7:58
7:58
112
通行止め林道終点
9:50
9:50
53
妙理山稜線
10:43
10:47
13
11:00
11:53
103
新谷山分岐(昼食)
13:36
13:36
58
林道(新谷山)合流
14:34
14:51
45
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
菅並の七々頭ヶ岳登山口に駐車。3,4台置けるかな
コース状況/
危険箇所等
・七々頭ヶ岳登山口〜通行止め県道終点
 問題ありません。トンネルは1個あり、朝日が差して大丈夫でした。当然、照明とかはついてないので、時間帯によってはライト必要。
・水資源作業道〜妙理山稜線
 途中550mくらいまでは明確な道が続いてます。この先は、明確な道ありません。尾根を外さないよう、ヤブの軽そうなところ歩きました。あまりお勧めしません。
・妙理山稜線〜妙理山
 ヤブっぽいところありますが、それを補って余りあるブナの道です。お勧めです。
・新谷山への分岐〜点名椿坂
 倒木多数。難儀な道です。お勧めしません。
・点名椿坂から七々頭ヶ岳への林道終点
 途中、新谷山近くはきれいな林道ですが、荒れて木が生え、草が生え歩きにくいところかなりあります。腰をかがめて歩いたりもあり、疲れます。
・七々頭ヶ岳〜菅並登山口
 きれいな登山道です。登山口近くはかなり急です。気をつけましょう。
今日は、菅並の七々頭ヶ岳駐車場からスタート
今日は、菅並の七々頭ヶ岳駐車場からスタート
水資源公団の作った道(通行止め)を行きます
水資源公団の作った道(通行止め)を行きます
トンネル。真っ暗かと思ったけど、ちょうどよく朝日が差して無灯火でも行けそう
トンネル。真っ暗かと思ったけど、ちょうどよく朝日が差して無灯火でも行けそう
塩谷トンネルというのですね。2003年に作ってある。
トンネルは1個だけでした。
ちなみに北海道トンネルは2001年でした。
塩谷トンネルというのですね。2003年に作ってある。
トンネルは1個だけでした。
ちなみに北海道トンネルは2001年でした。
橋から見る、妙理の里
2
橋から見る、妙理の里
でっかい橋。
画面真ん中に、終点が見える。
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画面真ん中に、終点が見える。
最後の橋のところにバードウォッチングのご夫婦がおられた。
しばし話をして、この辺りクマが6頭は住み着いているそうだから、お気をつけてといわれた。
最後の橋のところにバードウォッチングのご夫婦がおられた。
しばし話をして、この辺りクマが6頭は住み着いているそうだから、お気をつけてといわれた。
右側木の倒れたところから道が続いています。
右側木の倒れたところから道が続いています。
これも水資源公団が作った道だそうです。広い林道のような道が続いていました。
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これも水資源公団が作った道だそうです。広い林道のような道が続いていました。
アキチョウジかな
アキチョウジかな
七々頭ヶ岳の方かな?
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七々頭ヶ岳の方かな?
シハイスミレが咲いていた
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シハイスミレが咲いていた
何だっけ
開けた道のわきにブナ。気持ちいところもあった。
開けた道のわきにブナ。気持ちいところもあった。
標高600m近くになると、道が消えた。
標高600m近くになると、道が消えた。
しかし、肥料のフクロがあり、人の形跡はある。
しかし、肥料のフクロがあり、人の形跡はある。
こんな木組みもある。
こんな木組みもある。
時間かけて、道を、歩きやすいところを探す。
時間かけて、道を、歩きやすいところを探す。
稜線近くになるとブナの森が広がってきた。
稜線近くになるとブナの森が広がってきた。
立派なブナもあった。
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立派なブナもあった。
でっかいブナ。紅葉はもう少し。
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でっかいブナ。紅葉はもう少し。
稜線に出た。ブナの気持ちい道が続いていた。
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稜線に出た。ブナの気持ちい道が続いていた。
時たま、視界が開ける。
時たま、視界が開ける。
ブナの森。
苦労したブナもある。雪が深いんだろうな。
苦労したブナもある。雪が深いんだろうな。
妙理山近くなると、笹が出てくる
妙理山近くなると、笹が出てくる
妙理山に到着
三角点は大切に
点名=下谷、標高=901.51 m、等級=三等三角点
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三角点は大切に
点名=下谷、標高=901.51 m、等級=三等三角点
戻って、昼を食べてから、新谷山へ下る尾根へ。
すぐ倒木が現れる。
戻って、昼を食べてから、新谷山へ下る尾根へ。
すぐ倒木が現れる。
yamanekoさんがお勧めしないルートとおっしゃっていたことを実感。まだ下りだったのでマシだった。
yamanekoさんがお勧めしないルートとおっしゃっていたことを実感。まだ下りだったのでマシだった。
途中、菅並の方が見えた
途中、菅並の方が見えた
途中、登りにかかるとブナの森もあった。
途中、登りにかかるとブナの森もあった。
点標からは、林道が続いていた。林道と言っても、木や草が茂り歩きにくい道だった
点標からは、林道が続いていた。林道と言っても、木や草が茂り歩きにくい道だった
新谷山からの林道合流近くは、きれいな林道になった。
新谷山からの林道合流近くは、きれいな林道になった。
歩きやすい道が続くと思ったが、
歩きやすい道が続くと思ったが、
木がふさいでいたので、枝打ちのアルバイトをした。
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木がふさいでいたので、枝打ちのアルバイトをした。
途中、大きな沼があった。
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途中、大きな沼があった。
途中でっかいブナもある。
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途中でっかいブナもある。
七々頭ヶ岳直下の林道に、MTBがあった。
山頂でお会いしたら、余呉町小谷から林道を辿ってきたとのこと。乗れない区間もあるので、日暮れまでに下りたいと急いで下りられた。
七々頭ヶ岳直下の林道に、MTBがあった。
山頂でお会いしたら、余呉町小谷から林道を辿ってきたとのこと。乗れない区間もあるので、日暮れまでに下りたいと急いで下りられた。
七々頭ヶ岳到着。
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七々頭ヶ岳到着。
三角点は大切に
点名=七頭ケ岳、標高=693.14 m、等級=三等三角点
三角点は大切に
点名=七頭ケ岳、標高=693.14 m、等級=三等三角点
琵琶湖と余呉湖が、大ブナの向こうに見える
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琵琶湖と余呉湖が、大ブナの向こうに見える
祠にお参りしました。
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祠にお参りしました。
横山岳。紅葉もう少しかな。また行きます。
横山岳。紅葉もう少しかな。また行きます。
あちらは、上谷山か?
あちらは、上谷山か?
アキノキリンソウかな
アキノキリンソウかな
下山の集落近くにも大きなブナ
下山の集落近くにも大きなブナ
立派なブナ

感想

前日に妙理の里に行ったときに、以前から気になっていた妙理山の水自然公団の道を探してみました。草川啓三さんが、琵琶湖の北に連なる山で、妙理山へ登る道として紹介されている道です。
林道の終点にとりつく道があり、少し辿ってみましたが、ずっと続いているようでした。これならいけるかなと思い、登ってみました。

ルートは、その水自然公団の道を辿り、妙理山へ、そして時間がありそうだったら、以前、yamanekoさんが通られた、倒木の多いお勧めでない、新谷山に抜ける尾根を辿ってみようと思いました。そこからは以前辿ったことがある、あまり面白くはないが七々頭ヶ岳への林道を通り、菅並に戻ってこようと考えました。

まずは、妙理山へ。妙理の里あたりから通行止めとなった道を歩きます。トンネルが一つ、高架橋がいくつかあります。前日に妙理の里で話を聞いたのですが、建築費用に6000億かかっているのだそうです。で、使われることななくなって、橋の撤去も考えられたそうですが、それも200億かかるとか。もったいない話です。

終点近くの橋で、鳥の写真を撮っているご夫婦に出会いました。地元のかたのようで、通行止めの道の鍵を開けて、上がってきたとのこと。この山は鳥を撮るのも静かでいいとおっしゃっていました。イヌワシが飛んでくることもあるとおっしゃっていました。でもそのイヌワシは伊吹山のイヌワシではなく、他のところに住んでいるつがいなんだそうです。去り際に、地元の猟師さんから聞いたところでは、この近辺にクマが6頭くらい住み着いているらしいから、お気をつけてといわれました。

その道を通り、終点まで、そこから、旧林道に下りて、登ります。作られていた道は、鉄塔巡視路のようで、とても歩きやすかったです。途中、ブナが出てきたりして、いい感じだと思っていたら、標高600mあたりで道がなくなっていました。尾根道を探すのですが見つかりません。仕方なく、尾根を外さないようの歩きやすそうなところを探し、稜線目指しました。ひょっとしたら、雪崩柵が尾根の右手にあるようなので、そちらにトラバースする道があったのかもしれません。

何とか、尾根を辿り、東妙理山から妙理山への稜線に出ました。稜線に出ると、そこはブナの森でした。以前、妙理の里から妙理山を稜線つたいに歩き、気持ちよかったことを思い出しました。妙理山へ向かう道も踏み跡はしっかりあり、途中、大阪から訪れたという4人連れグループもいらっしゃいました。

妙理山から戻り、新谷山へ分岐で昼食を取り、新谷山に向かいます。少し薄いですが、道が続いています。少し下っていくと、倒木が出てきました。稜線の倒木がたくさんあり、道をふさいでいました。そういう状況で獣も歩いているのか、トラバースする獣道があり、木につかまりながらくだっていきました。下り道だから何とかなりましたが、登りで歩くのは厳しそうです。yamanekoさんがのぼりでつかって苦労したとおっしゃっていたのがよくわかりました。

そんなで、点標椿坂の手前まで苦労して下がっていきましたが、そこから登りに切り替わると倒木はほとんどなくなりました。で、点標椿坂からは林道が繋がっていました。三角点は少しうろうろ探しましたがよくわかりませんでした。
林道は、以前、新谷山から七々頭ヶ岳を辿った時にあったような、荒れて木が生えて自然に戻っているような道でした。途中新谷山分岐あたりでは、きれいな林道になりましたが、七々頭ヶ岳近くなるとまた荒れてきます。林道歩き結構いやになりました。

七々頭ヶ岳までたどり着くと、林道終点近くにマウンテンバイクがありました。山頂に登ると国道365から林道に入りMTBでやってきたとおっしゃってました。歩くのが難儀な道をMTBでくるとか大変だったろうと思いました。その方は日暮れまでに林道を下りたいとのことで、すぐ、いかれてしまいました。
七々頭ヶ岳からは菅並に下りますが、だいぶん忘れてますが、一度通った道。少し余裕が出てきて、こけないように下っていきました。途中、ブナがたくさんあり、ああ、こんな道だったっけと思いながら歩きました。登山口近くは結構な下りで気を使いましたが、そのあたりにも、大きなブナの樹があり、気持ちの良い道でした。
また、時間があれば、七々頭ヶ岳だけでもあるいてみたらいいかと思いました。
確か、秋の11/3の文化の日は、山頂でお祀りがあるということでした。それに合わせて行ってみようかな。

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