谷川主脈〜馬蹄形〜谷川主脈
- GPS
- 18:36
- 距離
- 57.7km
- 登り
- 6,254m
- 下り
- 6,234m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 7:19
- 山行
- 9:49
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 12:28
天候 | 1日目 曇り→雪 2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
10/29.30時点で谷川〜茂倉、朝日岳あたりは概ね10cm以上積雪あり。他は日陰の斜面や吹き溜まりで要所要所残っている程度です。 トレイルはドロドロで、場所によっては凍っています。 朝日岳〜白毛門は登山道上を水が流れて、数カ所スケートリンクになっていました。 清水峠〜ジャンクションピークは、片側が切れ落ちていて、かつ雪が残っていたり、路面が凍結しているので要注意です。 清水峠付近は、登山道以外の道がいくつかあるので視界が悪い時は要注意です。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長ズボン
靴下×2
インナーソックス
化繊インサレーション
ダウン
レインウェア上下
帽子
グローブ
トレランシューズ
行動食
ソフトフラスク×2
500mlペットボトル
プラティパス
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
バッテリー
ストック
テント1式
テントシート
テントマット(小)
ジェットボイル
ザック(20l)
熊鈴
チェーンスパイク
ゲイタ―
バフ
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感想
3000m峰は完全に雪山となってしまったので、2000m峰で楽しそうな所ということで谷川に狙いを決めた。
泊まりで行きたかったので、馬蹄形では少し物足りない。谷川岳から西に伸びる丁度良い長さの尾根を発見し、今回の山行を計画した。(万太郎や仙ノ倉の名前は知っていたけど、谷川主脈は知らなかった)
Day1
木曜の仕事おわりに少しだけ仮眠して新潟へ。少し遅めの6時半クライムオン。
軽装登山スタイルでの雪山は初めてなので、期待よりも不安が大きい。
自分の不安を煽るように、平標8合目あたりからガス、強風に加え地面には雪が薄ら。
想定よりコンディションが悪い。更には雪も混じってきて完全に雪山の様相だった。
なんだか気が張ったまま、谷川へ。
肩の小屋から沢山いた人も、オキの耳から先はめっきりいなくなり積雪も増えた。
初冬とはいえ、雪山で1人歩くのは心寂しいものがあった。特に谷川にはなんとも言えない重苦しい陰鬱な雰囲気を感じてしまう。
たまにトレースを発見するとそれだけで嬉しかった。
想定よりも早く蓬峠に着いたので、のんびり幕営。夜は寒くて熟睡できなかった。
Day2
夜のうちに風は弱くなり、満点の星空となった。月明かりで多少の明るさもあったので、3時半に蓬峠を出た。
5時過ぎ、ジャンクションピークを登っている頃から空が白み始めた。この時間が1番好きだ。
空がどんどん赤みを増す中、良く締まった雪を踏みしめながら小走りするのはなんとも言えない幸せだった。
白毛門の激下り、西黒尾根は勢いでなんとかなったものの、谷川主脈に入ってから一気にスピードが落ちた。西黒尾根である程度貯金を作れたので、自分が心地よいと思えるペースで暫く歩いた。
歩いてきたトレイルを振り返ると、谷川は遥か後ろに、朝日はどれかすら分からなかった。自分の足で歩いてきたのが信じられなかった。
万太郎〜仙ノ倉が特に辛く感じた。
15時過ぎ、疲労困憊で登山口に到着。ヘッデン下山にならなくて良かった。
冬の洗礼を受けた1日目、気持ちいい秋晴れに戻った2日目、とても同じ山域、時期とは思えなかった。色々な表情の谷川を満喫できて贅沢だった。
夏山なら多少の無理も突き通せるが、冬山だとそうはいかない。ソロでどう安全に冬を楽しむか良く考えたい。
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