雲上のオアシス『虎毛山』日本一のトラの山
- GPS
- 07:05
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 997m
- 下り
- 996m
コースタイム
天候 | 晴れ、最高の登山日和 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
秋田市−市道−県道秋田御所野雄和線−国道13号−秋田南インター−横手インター−国道13号−横手市道−国道13号−横手インター−雄勝こまちインター−国道13号−国道108号−旧国道108号−赤倉橋登山口 約120km 所用時間約2時間 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※Springさんよりご丁寧に虎毛山登山口に関する情報をいただきました。 ありがとうございました。 以下概要です。 11/3現在、虎毛山登山口への林道が工事中のため通行止めのため、国道108号の旧道が通れるようになっている。 秋田側から虎毛山登山口への側道を通り過ぎた左手にゲートがあり、そこから数分で登山口の赤倉橋に着く、その手前に駐車スペースがある。 そこから斜面を降りて林道に合流する。 秋ノ宮から泥湯への道は11月11日から冬期閉鎖となる。 ※登山道に危険箇所等はありません。赤倉沢徒渉点の手前に崩落箇所がありますが、ロープ、目印など完備。 |
写真
感想
10月の下旬・・・・東京在住(山梨県出身)の山友達であるYW氏から連絡があった。
11月の第2週の土日、秋田の山に行きたい。案内をお願いできないか??
大歓迎である(笑)・・・どこに??
自分の干支である寅(トラ)の山・・・最高峰の虎毛山に行きたい。
またまた大歓迎(笑)実は・・・私も一回り違い(上)の寅年生まれである。(年齢バレバレ(笑))
YW氏とは・・・何年前だろうか??晩秋(初冬)の秋田駒ヶ岳男岳山頂で出会った。YW氏から声をかけられ、山の話をした。
私が乳頭山まで縦走するが一緒にどうかと話したら・・・是非行きたいとのこと。
一緒に乳頭山まで縦走し、宿までクルマで送ってあげた。
普段YW氏は関東近郊で登山やトレイルランやウルトラマラソンなどに参加している強者である。
その後、年に一度程度、東京から来秋し、一緒に秋田の山を登っている。
今回は昨年6月、岩手ウルトラマラソン出場の合間に栗駒山と栗駒山荘に行って以来の秋田での山旅となった。
YW氏は高速バスで来秋し、横手駅西口(6時30分頃到着)で下車するとのこと。
午前5時30分、真っ暗な秋田市(自宅)を出発する。
秋田道を南下する。大森パーキングを過ぎ、雄物川に架かる橋を渡る付近で奥羽の主脈から朝日が・・・・天候は良さそうである。
横手インターでいったん高速を降りて、横手駅西口へ向かう。
私が横手に通っていた頃は西口なんて存在しなかったが・・・横手駅には東西自由通路が出来ていた。
私が高校1年生の時に完成した旧駅舎は・・・変貌していた。
平○別館の木造3階建ての建物(屋根に草が生えていた)が懐かしい(笑)
YW氏と横手駅西口で合流し、横手インターから湯沢横手道路を南下し、雄勝こまちインターを降りて、新万石橋袂を左折し国道108号を宮城方面に向かう、道路工事の進む秋ノ宮温泉街を過ぎ、鬼首トンネルの管理事務所を過ぎ、虎毛山登山口を右に見送り、旧108号に左折する。ゲートは開放されている。
まもなく、旧108号赤倉橋に到着する。ここは平成8年8月に鬼首トンネル(鬼首道路)が完成するまで虎毛山の登山口であった。ここも懐かしい。
赤倉橋は旧108号、仙秋サンラインの観光名所であった。
今は旧道となり、国有林の維持管理のための道路橋として第二の人生??を送っている。赤倉橋は土木遺産として遺したい一つである。
赤倉橋の下流側に登山口の案内がある(写真参照)丁寧な案内は下の林道まで続いている。迷うことはない。下の工事が終わってもこの赤倉橋へのアプローチは遺してもらいたいものである。
赤倉沢に沿って林道を遡る。
小赤倉沢との合流点までクルマが入れる案内があるが・・・途中路肩が決壊し、普通車の通行は厳しい。軽自動車は何とか・・・可能か。
ここに登山ポストと雲上のオアシスの看板がある。
小赤倉沢に架かる丸太の橋を渡り、また赤倉沢に沿って林道を遡る。
赤倉沢の徒渉点の手前で歩道の崩落箇所がある。
赤いマーキングに沿って進む。特に危険はない。
ほどなく赤倉沢の徒渉点に到着。立派な案内看板が建っている。
登山証明の発行案内もある。地元のみなさんの努力に感謝感謝である。
YW氏は登山証明をもらうそうである。
ここから1234mの高松岳分岐点まで急登が続く・・・YW氏は楽しい登りだと・・・さすがに鍛えている人は違う。YW氏は私に気を遣って比較的ゆっくりと登っているようである。一回り年上の私に対する配慮のようである(ありがとう)
ヒノキアスナロの休憩所を過ぎ、倒木のオブジェ、夫婦桧、ブナの急登・・・・いい汗が出る。YW氏はひょうひょうと・・・登っている。
歩きながらYW氏はずっと話している。
相づちを打つ私は・・・息も絶え絶え??(笑)である。
途中・・・ブナの枝の合間から神室山が見える。
ブナの急登を過ぎると1234m高松岳分岐に到着・・・来年はここから高松岳まで日帰縦走を行く予定である。高松岳まで11.5kmとある。(もう一つの道標には8.0km)
登山者はほとんどいない・・・楽しみにしているコースである。
目の前には北側斜面を白くした虎毛山が・・・偉大だ。
ドウダンや石楠花の囲まれた登山道を登る。
山頂の小屋が見える・・・振り返ると神室連峰や鳥海山(秋田富士)も綺麗だ。
霧氷が綺麗な灌木を眺める。ヒコーキ雲だ・・・ユーミンの「詩」が自然と・・・口ずさむ。
ほどなく、二等三角点の鎮座する虎毛山(標高1432.9m)に到着する。先客は2名、昼食中である。
虎毛山は全国の虎、寅、トラの付く山の最高峰、阪神タイガースの聖地??である。
池塘と草黄葉を眺めるため・・・木道を下る。
まさに、『雲上のオアシス』である。
栗駒山を背景に池塘を眺める・・・どこかのパンフレットや登山本で見たような風景である。綺麗だ。遠く岩手山や和賀山塊、早池峰山、焼石連峰・・・・近景には栗駒山、高松岳・・・山伏岳、小安岳
風も穏やかで比較的暖かい。
山頂付近のデッキで豪華昼食??
カップラーメン、おにぎり、デザート、コーヒー・・・豪華である(笑)
ゆっくりと昼食を摂り、展望を愉しむ・・・きっと今年最後の好天である。
「ありがとう」って・・・空に感謝した(笑)
鳥海山(秋田富士)も綺麗だ。秀麗無比なる鳥海山・・・・秋田県民歌の通りである。
下りはゆっくりと・・・景色を愉しみながら下る。
ブナの森も・・・今年最後の輝きを・・・また来年会おうと約束した。
赤倉沢の徒渉点に到着、途中、ムキタケや最後のヤマブドウをいただき、赤倉橋登山口に到着した。
ここから今日の宿泊先である小安温泉に向かう。
秋ノ宮温泉を過ぎ小杉山から県道秋ノ宮小安温泉線を越える。ここも冬季閉鎖が近い。途中の橋から・・・夕日を浴びた鳥海山(秋田富士)・・・とても綺麗だ。
川原毛を通過し、泥湯をとおり、県道湯沢栗駒公園線を下る。元小安で国道398号に合流し、今日の宿となる小安温泉に到着。
湯に浸かり・・・美味しい料理をいただき、ちょっとだけお酒(私はお酒に弱い)を・・・山の話で盛り上がり夜は更けていった。
次の朝、豪華な朝食をいただき、紅葉(黄葉)の綺麗な小安峡大噴湯を橋から眺め・・・途中横手でちょっと買い物をして、東京に帰るYW氏を大曲駅で見送り、秋田市に無事に帰宅した。
今回も天候に恵まれ・・・良い山旅が出来た。
虎毛山は正真正銘の『雲上のオアシス』・・・最高の場所であった。
ありがとう。すべての自然に感謝した。
好天に恵まれて、良い山旅になりましたね
雲上のオアシス、きっとYW氏にもいい思い出になるのではないでしょうか
今回は秀麗無比なる秋田富士が満載でしたね 楽しませていただきました
kamadamさんメッセージありがとうございます。
はい、雲上のオアシス『虎毛山』最高でした。
YW氏も今年一番の山旅だと、とても喜んでいました。 案内して良かったです。
『虎毛山』周辺は航空機の飛行経路になっているのかヒコーキ雲 がたくさん見られました。 ユーミンの詩を思い出しました。
はい、秀麗無比なる秋田富士
綺麗でしたよ。
山○県には申し訳ないですが・・・・秋田側でないと見れない景色ですからね。
楽しんで頂いて良かったです。
ようやくコメントできます
ほんとうに素晴らしいお天気で、良いエスコートができましたね
私も、パンクさえしていなければ、そちら方面もありだったのになぁ…と、悔しい思いでいっぱいです
私の中の虎毛山は、雨降り、真っ白、ぬかるみ、きっつい、花の時期外れ…等々、印象は良くないのですが、その思いを塗り替えるべく、お天気の良い日に再訪したいと思っています
小安峡の方も綺麗でしたね!!
こんばんは
メッセージありがとうございます。
はい、とても良い天気で良かったです。今年最後の晴天でしょう。
東京の友人も喜んでいました。
のパンクは修理されましたか??
お会いしたかったですね。
Springさんの虎毛山の印象は で良くないんですね。すみません。虎毛山の地元出身者としてお詫びいたします。
はい、是非 の日にお越しください。
お待ちしています。
そうですね。小安峡の紅葉もとても良かったです。
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