鹿島槍は時間切れ撤退、爺ヶ岳のみ(10/30)
- GPS
- 09:42
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,947m
- 下り
- 1,942m
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 9:41
柏原新道登山口〜種池山荘〜爺ヶ岳(南峰)〜冷池山荘(お昼)〜爺ヶ岳(北峰・中央峰・南峰)〜種池山荘〜柏原新道登山口
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
柏原新道の種池山荘に近づいた箇所で、何年か前に登山道が少し崩落した所で、左へヘアピンカーブした箇所が、登山道が細くなっていて積雪もあって滑落の注意が必要です。 |
写真
感想
今年のアルプスは槍ヶ岳で締めくくったはずでしたが、まだいつもこの時期に鹿島槍へ登っていたので、ヤマレコにはアップされていなく気になったが行ってみた。
ダメなら折り返しすればいいし、種池山荘の稜線まで登ると立山・剱岳が見られる。
柏原新道の登山口まで、自宅から約4時間かかります。登山口5時出発を予定していたが今日は少し冷え込んでいて、また日の出前でまだ暗いことから、途中の道の駅で仮眠をとって6時出発に変更した。この1時間が後悔することになる。
登山口前の5、6台の駐車場は既に一杯で、橋を渡った右の駐車場に停めました。
こちらも既に5台ほど駐車されていました。早速準備して出発しました。
順調に登っていきましたが、柏原新道のケルン先から積雪が現れました。上りなので
アイゼンなどは装着せずに登りましたが、あった方がいい。
種池山荘に近づいた箇所で、何年か前に登山道が少し崩落した所で、左へヘアピンカーブした箇所が、登山道が細くなっていて滑落の注意が必要です。積雪もあってヤバイ。
途中から積雪などありましたが、順調に種池山荘に到着しました。
周囲の山々は冠雪していて、晴天なので良く見えました。来た甲斐がありました(^^♪
稜線など思った以上に積雪が多かった。鹿島槍への縦走路は岩が見えている想定でしたが完全に雪に覆われていました。
想定以上だったので、この後どうするにしても、まず爺ヶ岳(南峰)へ登ってから決めようと思って進みました。山荘から離れると、次第に綺麗な立山・剱岳が現れました。
また爺ヶ岳(南峰)の途中まで来ると、今度は常念山脈の右側に槍・穂高が見えてきました。
天に突き刺す槍ヶ岳はどこからみてもわかりますね!
左へ目をやると、今度は南アルプス、尖っているのが甲斐駒と北岳か。さらに左にドカーンと富士山も見えました(^^) あと八ヶ岳、浅間山と続きます。
爺ヶ岳(南峰)へ到着し、このために持ってきた一眼レフのカメラで撮影タイム・・・(^^)
爺ヶ岳南峰から中央峰〜北峰と、直下をトラバースしていきますが、登山道は完全に雪が積もっていました。数名が歩いたと思われる足跡は続いていた。
どうしようか迷ったが、ここからチェーンスパイクを履いて、先へ行くことにしました。
足跡に合せて進みます。登山道から外れたコースも通っている模様で傾斜のある斜面は緊張するトラバースでした。一歩間違えてバランスを崩すと、100mを越える奈落の底へ滑落。
足跡の深さは20〜30センチ、時々踏み抜きもあり、50センチ〜股下までハマります。
緊張の縦走路も赤岩尾根分岐まで到着しました。ここから下山したいくらいでしたが、冷池山荘まで行きました。
冷池山荘前の池(冷池?)は、池底まで完全に凍っていました。ここまで来ると鹿島槍は目の前に大きく見えました。近くに見えても積雪もあり、少なくても往復3時間みなくてはいけない。計算すると扇沢へ到着が18〜19時となってしまう。真っ暗だ!
出発時刻を1時間遅らせたことを後悔した。早出が一番だわ(>_<)
ここで無茶をする必要はなく、既に綺麗な剱岳は見ることができたし、お昼を食べて帰ろう!
山荘前のコンクリートの上でお昼にしました。風もなく暖かかった。
帰路・下山・折り返し・撤退・断念・・・・言葉は色々ありますね。折り返しました。
また緊張する傾斜のある斜面のトラバースは続く・・・。
朝のうちは雪が締まっていましたが、帰りは雪質は緩んでよく滑ります。
折り返し後、2人組み(テン泊?)に会っただけ。爺ヶ岳からの縦走路は恐らく3人のみかな。
帰りは爺ヶ岳の北峰と中央峰に寄って、またトラバース道が消えているため南峰も上り返して種池山荘まで戻ってきました。既に下山者の姿はありませんでしたが、2人組み(テン泊?)のみ爺ヶ岳(南峰)へ登ってきました。
最近は日が暮れるのが早いので、種池山荘からさっさと下山しました。扇沢には16時頃に無事到着しました。積雪のトラバースなど、思わぬ雪道歩きとなり苦労しましたが、天気もよく剱岳がバッチリ見えて良かった。来年また剱岳へ登る日まで待ってて頂戴よね!
コメント
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やはり白いアルプスはキレイですね アルプスは無雪期しか
知りませんが景色が全く違いますね 見てみたいですが
もう体力的に無理ですね お疲れ様でした
こんにちは
雪はあっても登山道は見えている予定でしたが全くの銀世界でした。
思惑が外れて雪道になったため、鹿島槍のピストンは不可能に近かったです。
雪道の状態によっては可能と考えて進みましたが、時間を決めていたので撤退となりました。
雪山の景色は夏山とまた違った良さがありますね。基本は寒いのはきらいです。
今回は本当の雪山ではなく、冠雪したばかりでしたので、寒くはありませんでしたよ。
本当のアルプスの雪山は恐れ多くて近寄れません(^^;
ありがとうございました。
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