スマホ片手に 新雪の硫黄岳ピストン 八ヶ岳・美濃戸口から



- GPS
- 09:35
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,174m
- 下り
- 1,175m
コースタイム
6:35 美濃戸山荘 6:40
8:35 赤岳鉱泉 8:55
10:35 赤岩の頭 10:55
11:20 硫黄岳山頂 11:55
13:20 赤岳鉱泉 13:30
14:40 美濃戸山荘 14:50
15:25 美濃戸口
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1日500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは各山荘に設置 トイレは赤岳山荘前・赤岳鉱泉 各100円 駐車場は八ヶ岳山荘もしくはやまびこ荘、赤岳山荘横 ただし道中の路面凍結のためやまびこ荘までの 途中の路上に駐車している車も数台ありました 登山道は美濃戸山荘あたりから積雪しています 北沢は5cm〜10cm程度 硫黄岳自体は5cm〜15cm程度の積雪 雪だまりは20cmほど アイゼンは途中使用しましたが新雪に紛れた小石が多く 歩きづらいため外しました 山頂直下付近は履いたほうがよいかもしれません 気温は赤岳鉱泉前でマイナス3度程度 山頂は風が強く体感的にはもっと寒い印象です 下山後は ふれあいセンター もみの湯 で入浴 http://www.vill.hara.nagano.jp/www/info/detail2.jsp?id=1404 |
写真
感想
先週の美濃戸口から赤岳に続き、
今週は会社の同僚と美濃戸口から硫黄岳ピストンしてきました。
今年は赤岳・横岳・硫黄岳をそれぞれピストンしてます。
繋がってるのにね・・・。
今回、美濃戸口に至るまでに財布を家に忘れる、
カメラのメモリーカードを忘れると散々な状態からスタート。
ということで今回の写真はすべて携帯から撮影しています。
素手じゃないとタッチ認識しないので寒い寒い。
おまけに撮影できないカメラ(1.5kg)を背負う羽目に。
▼美濃戸口〜美濃戸山荘(北沢入り口)
先週は美濃戸口から歩いたのですが、今回は同僚の自家用車なので
赤岳山荘のあたりに駐車を考えていました。
ところが車高が低く、美濃戸口から先は裏面を擦ってしまうことが判明。
折り返して美濃戸口に駐車します。
5:45スタート、ほぼ先週と同じ時間です。
先を急ぐと途中から部分的に路面が凍結しています。
道中、追い抜いていった数台の車もこの付近に駐車していました。
車で行かれる方はご注意を。
やまびこ荘のあたりまで行くと一面真っ白です。
あきらかに先週とは風景が異なります。
そのままトイレ休憩を入れて北沢へ向かいます。
▼北沢〜赤岳鉱泉
序盤は南沢に比べると全体的に整備された道の印象です。
といってもほぼほぼ5cm程度の雪に覆われており、夏道はどうかはわかりません。
車道を過ぎたあたりから先は木々の間の細道を抜けていくような
登山道となります。
今回、先客がいらっしゃったようでトレースが目印になりましたが、
足跡がないとわかりづらいポイントはあるように感じます。
ただテープによる目印はしっかりしていました。
しばらく似たような道を進むと赤岳鉱泉に到着です。
▼赤岳鉱泉〜赤岩の頭
このあたりから日差しがあたるようになり、やや暖かくなってきました。
とはいえ温度計はマイナス3度。
出発時はもっと寒かったのかな?
赤岳鉱泉は営業されています。
ここで念のためアイゼン装着。
赤岳鉱泉の入り口前にある道より硫黄岳方面に向かいます。
トレースもしっかりしています。ありがたいことです。
ここからは樹林帯の急坂がしばらく続きます。
一気に高度を上げつつも迂回しながらジグザグに進んでいくのでもどかしい。
このあたりまで来ると落葉した木々の隙間から赤岳・横岳はもちろんのこと
アルプス方面もちらりちらりと見え始めテンションアップ!
なのですが・・・ここで先週赤岳で痛めて治ったと思っていた足に故障再発。
左足の付け根が痛くいつもより遅いペースで坂を登るハメに。
ちなみに雪はサラサラで歩きやすいですのですが
アイゼンだと逆に歩きづらいためアイゼンを脱ぎ捨てています。
徐々に高度を上げていくと硫黄岳と横岳をつなぐ尾根が視界に
入ってきます。いやー大きいですね、硫黄岳。
そうこうして樹林帯を抜けるのとほぼ同時に赤岩の頭付近に出ます。
そしてここからの景色に絶句。
目の前の八ヶ岳の山々はもちろん、遠くは乗鞍やアルプス山系が
時折雲海を混ぜながら見えます。
やや遅れていた同僚を待ちつつ、手袋を脱ぎ、
かじかむ手を我慢しながら写真をとります。
▼赤岩の頭〜硫黄岳山頂
ここからはやや岩が露出したガレた部分を登りながら進んでいきます。
とはいえ岩が露出していない箇所は雪だまりで20cmほど踏み抜く箇所も
あったのでやや慎重に登っていきます。
本日は凍結がなく、アイゼン無しでも問題ありませんでしたが
このあたりはアイゼンを装着したほうが無難かと思います。
30分ほど登ると山頂です。
山頂で爆裂火口や今まで見えていなかった天狗岳方面も見渡せ絶景です。
ここから見る赤岳は素晴らしいですね!
再び手袋を脱ぎ、写真を撮ります。
ただ山頂は風が強く、いるだけで体温を奪われていく感じがします。
爆裂火口や横岳への尾根を見に行ったあとは
バーナーで湯を沸かし、インスタント味噌汁におにぎりを入れるという
技でそそくさと食事を済ませ山頂を後にします。
▼帰路
気温が上がったのもあり、標高が下がるたびに雪が溶け始めていました。
特に北沢のあたりはぬかるんでいる箇所も多々見受けられました。
長く感じる美濃戸への道を進みゴール。
▼総括
2週続けての美濃戸からの登山でしたが、天気に恵まれよい登山が出来ました。
先週と打って変わって雪山になっていたのでマンネリも感じませんでしたし。
風景も素晴らしくTVの中の世界みたいだ、などと言いつつ登ってました。
実のところ本格的な雪山登山は初めてだったのですが、
この時期でないと見れない景色が確かにあるのだな、と感じました。
最初だと考えると難易度的にはちょうどよかったです。
ただ、わずか1週でここまで冬山になるとは思っていなかったですね。
装備類はちゃんとしていったので助かりました。
まあ財布とか忘れてますけど・・・。
本格的な雪山登山はやらないと思ってるのですが
だとすると行ける所が限られてきました。
次はどこ行こうかな?
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