尚仁沢、権現沢から釈迦ヶ岳(高原山)

2021年11月06日(土) [日帰り]

• GPS: 09:28
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,087m
• 下り: 1,074m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:13
• 休憩: 0:15
• 合計: 9:28

6:23 守子登山口
13:23 13:36 高原山
14:38 14:39 前山
15:26 15:27 守子神社
15:51 15:51 守子登山口
15:51 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場所
守子登山口(前山登山口)に数台のスペース。守子林道が尚仁沢を渡る手前のヘヤーピンカーブの路肩、尚仁沢を渡る橋(精進橋)のたもとにも止められる。現在精進橋から先は通行止。
アプローチ
R63(藤原宇都宮線)から栃木県土上平放牧場方面に進み林道黒沢線に入る。さらに林道守子線にはいる。釈迦ヶ岳登山口には道路上に登山口の表示なく路肩が広くなっているだけ。私は通り過ぎてしまい尚仁沢まで下ってしまった。林道が下り始めたら行き過ぎ。林道は狭いが舗装してあり普通車でも可。

往路　3:00市川-6:15守子登山口
復路　16:00守子登山口-20:00市川

コース状況／危険箇所等

入渓地
守子林道がヘヤーピンカーブするところから古い林道に入る。この林道は尚仁沢と並走しておりこの林道終点から入渓。
沢
大滝及び直ぐ続く直瀑は右(左岸)から高巻けます。踏み跡明瞭ですが笹藪のトラバースはフェルトでは滑りやすくチェーンアイゼンの装着をお勧めします。
積極的に滝を登らなければそれほど難しいところはありません。ロープは使いませんでしたが巻を誤れば話は違ってきます。
詰め
今回詰めを誤りました。釈迦ヶ岳のもう少し北側鞍部を狙っていたのですが本流を詰め過ぎてしまいました。途中から右の枝沢に入ったのですが、1つ手前の枝沢が正解でした。詰めは胸ほどの笹藪漕ぎになりました。けっこう急斜面で笹をつかみながら身体を持ち上げる具合で老体にはきついです。チェーンアイゼンがよく効きました。
下山路
私が使った尾根道はバリエーションルート、積雪期のものと思われます。初めは明瞭な踏み跡がありますが途中から笹藪に埋まり判然としなくなります。正規登山道はもう少し下にあったようです。途中で合流しました。そこからは明瞭な登山道となりました。

写真

11/6 6:18

林道左側にある登山口。まったく気づかずに先に進んでしまった。こけからは林道が下り坂になる。

11/6 6:18

路肩に3,4台は止められる。

11/6 6:24

日が昇る。

11/6 6:30

林道を尚仁沢方面に下ったヘヤーピンカーブのところから古い林道に入る。この路肩にも駐車スペースあり。

11/6 6:30

ガードレールで塞がれた林道入り口

11/6 6:32

徒歩での通過に問題なし

11/6 6:33

すぐ下に尚仁沢。しかしまったく水流ない涸れ沢。

11/6 6:40

林道終点から入渓。

11/6 6:41

しばらくは涸れたゴーロが続く

11/6 6:47

紅葉

11/6 6:56

水流が出てくる

11/6 7:30

水流が出るもしばらくはゴーロ

11/6 8:26

振り返ると朝日に紅葉が染まる

11/6 8:34

やっと小滝

11/6 8:36

大岩の裏に滝

11/6 8:37

大岩がかぶさり洞窟のような先に滝がある。なおかつ釜がちょっと深いので左から巻く。

11/6 9:10

ナメ滝

11/6 9:14

ゴルジュの中が二俣

11/6 9:21

左俣

11/6 9:24

右俣を行く

11/6 9:45

枝沢がすだれ滝となって落ちていると思ったが？

11/6 9:46

滝の上は岩盤で湧水の滝群だった。

11/6 10:02

いいところだったので早いが昼にした。

11/6 10:09

大滝現る

11/6 10:11

大滝に寄る。私にはまったく登れる気がしない。

11/6 10:14

少し戻って傾斜が緩くなった左岸から巻く。岩壁に中間バンドがありそこからトラバース。

11/6 10:15

高いところの立木に赤テープ。古く色がさめて下からはわからない。

11/6 10:24

巻から滝を見下ろす。

11/6 10:27

わりと簡単に滝上に出たが直ぐに直瀑。降りたところから再度上がって巻く。

11/6 10:35

薄い笹藪を下りて沢に戻る。巻はほぼ笹藪の中なのでフェルトだと滑ります。

11/6 10:37

ゴローに戻る

11/6 11:08

広い沢

11/6 11:16

ゴーロが続き歩きづらいので笹藪の踏み跡をたどって遡る。

11/6 11:23

1,320m付近奥の二俣。右俣にはなかなかの滝がかかる。

11/6 11:24

本流の左俣にはナメ滝がかかる。

11/6 11:26

小滝

11/6 11:29

小滝

11/6 11:30

小滝

11/6 11:39

小滝が続く。

11/6 11:43

ナメ

11/6 12:01

小滝。

11/6 12:03

ナメ

11/6 12:04

奥の二俣を過ぎてやっと沢登りと言う感じになったが、ゴーロ歩きが長すぎた。この辺り右沢に入るはずが水流をたどって遡り過ぎた。

11/6 12:07

この小滝を登ってルートを外れたとスマホから警告。戻らず直ぐの右沢に入る。

11/6 12:58

けっこうな笹藪漕ぎでやっと登山道に出た。

11/6 13:25

釈迦ヶ岳山頂

11/6 13:26

直ぐ隣りの鶏頂山。時間があれば寄るつもりだったがまったく余裕なし。

11/6 13:38

下る笹原の尾根

11/6 14:23

下山の途中で気分の良い陽だまりがあったので休憩。単独行で昼以外休憩などしない私であるが、今回は疲れた。やきがまわったな。

11/6 15:14

紅葉をめでながのんびり下山。

11/6 15:15

11/6 15:16

11/6 15:17

11/6 15:22

11/6 15:26

守子神社

11/6 15:36

11/6 15:36

11/6 15:42

11/6 15:44

11/6 15:44

11/6 15:44

11/6 15:46

11/6 15:51

11/6 15:52

駐車場が見えた

11/6 15:52

ここから山頂まで3時間半

11/6 15:52

登山口の標柱

11/6 15:53

帰ります

11/6 16:05

守子林道入り口

11/6 16:06

左に入るのが守子林道。真っ直ぐが黒沢林道。どちらも狭いが舗装はしっかりしている。

11/6 16:10

黒沢林道入り口

11/6 16:13

R63から土上平放牧地方面入り口

11/6 16:13

この看板が目印

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

カイG

ひろた氏の記録をもとに行ってきました。
最近、高原山の沢を数本遡りましたが山頂は一度も踏んでおらず登頂も兼ねての沢登りでした。
ひろた氏も言っておられましたが、山頂へのバリエーションルートぐらいに考えた方がよい沢です。
奥の二俣までは大滝以外ほとんど滝はなくゴーロ歩きが続きます。以降少しは小滝がありますが直ぐに詰めとなります。
難しいところはないですが体力は必要です。爺さんには体力的にキツかった。

コメント

tomhig

やきがまわった…ちょっと寂しいです。
私は今年沢行けなかったですが、彩りあるこの時期もなかなかですね。

カイG

もう65ですからね、沢登りをやってる場合じゃないですよね。まっとうに100名山でもやらなくちゃくと思うのですが、まだ足が向かない。
まだ爺さんで遡れる沢がありそうですし、山は人のいないところがいいですよね。
ただ、体力の低下はひしひしと感じるようになりました。まさに秒読み段階か？
浸からない沢なら秋は格別ですよ。紅葉期も是非遡って下さい。