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Yamareco

記録ID: 3734674
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

伊吹山 イヌワシの里

2021年11月13日(土) [日帰り]
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猿山ペン太 その他2人
GPS
06:39
距離
11.2km
登り
1,179m
下り
1,161m

コースタイム

日帰り
山行
5:28
休憩
1:07
合計
6:35
7:42
7:42
30
8:28
8:28
27
8:55
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15
9:10
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9
9:19
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13
9:50
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13
10:03
10:11
17
10:32
10:37
11
10:55
11:03
3
12:05
12:09
15
12:24
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7
12:34
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13
12:47
12:56
7
13:03
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8
13:11
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24
13:35
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14
14:14
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1
14:15
伊吹山上野登山口
合目の標識は、ガスがかかって先が見えないときは励みになると思います。山頂は10合目です。9合目の標識を探したけど見つかりませんでした。縁起を気にしてる? でも4号目はあったしなあ・・・ 
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北陸方面から北陸自動車道で登山口の上野町へ行くときは、長浜ICより手前の小谷城スマートICで下りた方が早いと思います。駐車場は、自宅敷地の空きスペースを活用した駐車場へ住人のお婆さんにうまく誘導されました。登山口近くには同様の駐車場がいくつかあり「着替え可」「トイレあり」の張り紙もありました。今回は森さん宅で400円。領収書に「電話にて予約承ります(0749-58-0730)」と書いてありました
コース状況/
危険箇所等
5合目からは吹きさらしなので雨風の時は要注意。8合目あたりから山頂稜線までは急なつづら折りで、路肩の石を崖に落としてしまうと下の登山道まで転がります。路肩近くを歩かない方がよいです
その他周辺情報 伊吹薬草の里センターの薬草風呂。ぬるめの湯ですが後からほかほかします
三之宮神社脇を進むと登山口。入山協力金を納めます
2021年11月13日 07:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 7:40
三之宮神社脇を進むと登山口。入山協力金を納めます
杉林を30分ほど登り、明るい1合目に到着
2021年11月13日 08:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 8:07
杉林を30分ほど登り、明るい1合目に到着
2合目で振り返ると眼下に琵琶湖が見えてきました
2021年11月13日 08:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 8:26
2合目で振り返ると眼下に琵琶湖が見えてきました
鈴鹿山脈の北に位置する霊仙山もくっきり
2021年11月13日 08:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 8:32
鈴鹿山脈の北に位置する霊仙山もくっきり
天気が良く多くの登山者と山頂を目指します
2021年11月13日 08:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 8:45
天気が良く多くの登山者と山頂を目指します
山野草保護地域に入ると明るい草原に
2021年11月13日 08:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 8:51
山野草保護地域に入ると明るい草原に
3合目では大きく堂々とした山体が迫ります
2021年11月13日 08:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 8:55
3合目では大きく堂々とした山体が迫ります
4合目で振り返る。旧スキー場のロープウェイ山頂駅とホテル跡
2021年11月13日 09:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 9:09
4合目で振り返る。旧スキー場のロープウェイ山頂駅とホテル跡
背の低い樹林帯を抜けると5合目
2021年11月13日 09:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 9:16
背の低い樹林帯を抜けると5合目
ここからは日差しを遮る樹木がないジグザグ登りです
2021年11月13日 09:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 9:19
ここからは日差しを遮る樹木がないジグザグ登りです
避難小屋を通過。風雨が強いときや雷のときは命を守る施設となのでしょう。今日は全く必要性を感じません。白い石灰岩の石がまぶしい
2021年11月13日 09:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 9:32
避難小屋を通過。風雨が強いときや雷のときは命を守る施設となのでしょう。今日は全く必要性を感じません。白い石灰岩の石がまぶしい
避難小屋を過ぎると6合目。稜線の凹んだあたりを目指してぐんぐん高度を上げる
2021年11月13日 09:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 9:36
避難小屋を過ぎると6合目。稜線の凹んだあたりを目指してぐんぐん高度を上げる
6合目からの眺め。さらに琵琶湖が広がります
2021年11月13日 09:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 9:43
6合目からの眺め。さらに琵琶湖が広がります
7合目を過ぎたところで、山腹の崖の上に岩室でしょうか、修験の山らしい
2021年11月13日 10:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 10:01
7合目を過ぎたところで、山腹の崖の上に岩室でしょうか、修験の山らしい
このあたりから斜度が急になり、手にしたポールが邪魔になってきました。山頂に続く稜線はあと少し
2021年11月13日 10:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 10:08
このあたりから斜度が急になり、手にしたポールが邪魔になってきました。山頂に続く稜線はあと少し
枯れた沢の上空を飛翔するイヌワシ。予想以上に大きな体格をしています。二羽が縄張りを争う迫力の様子も見られました
2021年11月13日 10:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 10:24
枯れた沢の上空を飛翔するイヌワシ。予想以上に大きな体格をしています。二羽が縄張りを争う迫力の様子も見られました
山頂に続く稜線を一旦西に行き、琵琶湖を見下ろす展望台へ
2021年11月13日 10:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 10:30
山頂に続く稜線を一旦西に行き、琵琶湖を見下ろす展望台へ
米原駅方面。新幹線が通っています
2021年11月13日 10:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 10:33
米原駅方面。新幹線が通っています
引き返して広い山頂に到着。スニーカーの人たちと合流
2021年11月13日 10:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 10:45
引き返して広い山頂に到着。スニーカーの人たちと合流
山頂表示と日本武尊像。山小屋やトイレ、ベンチなどで少々雑然
2021年11月13日 10:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 10:46
山頂表示と日本武尊像。山小屋やトイレ、ベンチなどで少々雑然
一等三角点は日本武尊像の先にあります
2021年11月13日 10:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 10:59
一等三角点は日本武尊像の先にあります
ドライブウェイ9合目駐車場を見下ろす。遥か雲間に雪の白山
2021年11月13日 11:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 11:05
ドライブウェイ9合目駐車場を見下ろす。遥か雲間に雪の白山
昼食をとっている間に体が冷えました。下山開始。下からたくさんの人が登ってきます。10代から30代のグループが多いような気がします
2021年11月13日 11:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 11:44
昼食をとっている間に体が冷えました。下山開始。下からたくさんの人が登ってきます。10代から30代のグループが多いような気がします
まだ初雪には早いですが12月20日あたりの雪は根雪になるそうです。伊吹山測候所で観測した積雪深11m82cmは世界記録
2021年11月13日 13:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 13:17
まだ初雪には早いですが12月20日あたりの雪は根雪になるそうです。伊吹山測候所で観測した積雪深11m82cmは世界記録
無事下山
2021年11月13日 14:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 14:13
無事下山
伊吹薬草の里文化センターから望む伊吹山。薬草湯を頂きました
2021年11月13日 15:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 15:24
伊吹薬草の里文化センターから望む伊吹山。薬草湯を頂きました

装備

個人装備
500ml水筒 おにぎり 行動食 ごみ袋 トレッキングポール 雨合羽 ソフトシェル ライト 紙地図 コンパス メモノート・ペン リップクリーム キズテープ テーピングテープ バンダナ ウェットティッシュ バッテリー・給電ケーブル スマートフォン 登山靴 帽子 サングラス 手袋 登山ズボン 長袖シャツ 長袖アンダーシャツ 厚手靴下 マスク 時計 財布・免許証・保険証 ザック23L

感想

伊吹山は標高1400メートル足らずの独立峰にも関わらず、様々なイメージを持つ山です。

私の一番の印象は石灰岩の山、セメント原料の採掘で痛々しい姿をさらす山です。東京へ出かける際、新幹線に乗換える米原駅に近づくとその姿が左手に間近となります。木が生えていない切れ落ちた斜面は採掘の跡でしょうか、昭和27年に始まったと聞きます。国土の整備にコンクリートは欠かせないので、身を粉にして戦後日本の経済を支えてきた山といえます。

次は、山頂近くまでクルマで行ける山。昭和40年に伊吹山ドライブウェイが開通して観光客がわんさか押し寄せた。乗鞍スカイラインは昭和48年、立山黒部アルペンルートは昭和46年、弥彦山スカイラインは昭和45年ですから、モータリゼーションにより次々切り開かれた山岳ドライブウェイの先駆けでしょう。

更に、関西のメジャースキー場。昭和31年開業の老舗でした。休止、再開を経てついに平成23年に廃止、リフトやロープウェイは撤去されました。4合目付近までがかつてのスキー場です。3合目の山野草保護地域あたりは、ありし日の雰囲気が残っています。

薬草と高山植物で有名なイメージも強いです。標高はあまり高くないのに高山植物が豊富で、手軽に散策できる遊歩道はとても人気があるようです。次は花の時期に再訪したいです。

そして今回加わった印象は「イヌワシの里」。人に多くの恵みを提供しながら希少な生き物をも育む、伊吹山の器の大きさを感じます。この日は、滑空したり翼をすぼめて急降下したりする数羽に目を奪われました。滋賀県最高峰に棲む鳥だから県の鳥に指定してはどうでしょう。高貴で雄々しい巨鳥はシンボルに相応しい。ちなみに石川県の鳥はイヌワシですが身近で見ることはできなくなりました。

当日は、ドライブウェイ9合目駐車場に停まっている車の少なさに比べ、山麓から登ってくる登山者のなんと多いことか。できるなら麓から自分の足で登りきる方が満足感は大きいにきまっています。同行の引率者は1年に何度も通う伊吹ファン。爽快な眺望と多様な自然があって、かつ、登りやすいのですから納得です。

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