横尾山・大盛山 ＊信州峠から平沢峠へ縦走＊（信濃川上駅より野辺山駅へ）

2021年11月13日(土) [日帰り]

• GPS: 09:10
• 距離: 24.3km
• 登り: 1,231m
• 下り: 1,010m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:48
• 休憩: 2:20
• 合計: 9:08

6:22 信濃川上駅
7:31 7:45 開拓記念碑（四等三角点 平ノ田）
8:05 8:12 四等三角点 七森
8:33 8:43 信州峠
9:26 9:40 カヤトの原
10:02 10:21 横尾山
10:49 10:52 豆腐岩
10:59 11:11 木賊ノ頭
11:24 11:25 木賊ノ大ダル
11:51 12:14 槍
12:27 12:29 三ツ沢ノ大ダル（二ツ山峠）
12:48 13:05 三ツ沢ノ頭
13:35 13:35 十文字峠
14:05 14:22 大盛山（平盛山）
14:57 14:58 平沢峠
15:30 野辺山駅

天候

☀️快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

【行き】
◎上田/自宅発 4:37、信濃川上駅着 5:58（自家用車）
　信濃川上駅前の村営駐車場利用（無料）
【帰り】
◎野辺山駅発 15:34、信濃川上駅着 15:43（JR小海線 ￥210）

写真

11/13 6:21

信濃川上駅からおはようございます。今回はここから信州峠へ登り、平沢峠までの稜線を縦走します。

11/13 7:08

信州峠までは9kmの車道歩き。雪をいただいた八ヶ岳が見えました。

11/13 7:37

途中にある開拓記念碑。福田赳夫総理の書ですので、昭和51年〜53年に建立されたものでしょうか？

11/13 7:43

記念碑の足元には三角点。点名は「平ノ田」四等です。これを探すのに15分もかけてしまいました。

11/13 7:51

車道を延々と登り続け、稜線上にカヤトの原が見えるようになってきました。

11/13 8:01

振り返ると長〜い一本道。男山や天狗山が見えます。

11/13 8:04

よせばいいのにまた三角点探しへ。この先の三角点は結局見つからず15分ほど無駄にしてしまいました。ちなみに目の前奥の山は女山です。

11/13 8:33

信濃川上駅から2時間ちょっと、信州峠に到着しました。

11/13 8:41

信州峠からいよいよ縦走が始まります。首のないお地蔵さまに安全を祈願して出発！

11/13 9:02

序盤の横尾山までは昨年も歩いているので勝手知ったる道です。

11/13 9:27

そしてカヤトの原。

11/13 9:31

今日は雲ひとつない日本晴れ！
富士山がきれいに見えました。

11/13 9:30

こちらは南アルプスの山々。

11/13 9:31

間ノ岳と北岳が目立ってます。

11/13 9:31

真ん中に甲斐駒ヶ岳と白くなった仙丈ヶ岳。

11/13 9:39

中央アルプスも見えました。一番白いのが木曽駒ヶ岳ですね。

11/13 9:41

長野県側一番遠くには浅間山。女山や茂来山、男山、天狗山、御座山など佐久の山々も丸見え。

11/13 9:32

そして小川山や瑞牆山、金峰山が近いです。

11/13 9:31

カヤトの原だけでも満足出来そうですが先に進みましょう。八ヶ岳に向かって歩いて行きます。

11/13 9:59

横尾山までは一部岩っぽい所もありますが、良く踏まれていて歩きやすい道です。

11/13 10:18

カヤトの原から20分で横尾山に到着。前来たときには見えなかった八ヶ岳が見えました。

11/13 10:06

横尾山には二等三角点、その名も「横尾山」があります。

11/13 10:22

横尾山は南西側が開けています、南アルプスとこれから歩く稜線の槍や三ツ沢ノ頭が見えました。

11/13 10:09

ここで平沢峠からのピストンと言う方と歓談。今回横尾山・大盛山間で会ったのは、この方も含めて4組8名でした。

11/13 10:33

横尾山から先は初めて歩く道。笹で道の見えない場所が多くなりますが、膝下程度の笹なのでそれほど苦にはなりません。

11/13 10:35

たまに眺めのいいところもあって飽きません。

11/13 10:48

急登の先に豆腐岩が見えてきました。

11/13 10:51

そしてこちらが豆腐岩。特に豆腐に見えるわけでもないですが…

11/13 10:52

豆腐岩を出ると、次に向かう木賊ノ頭がすぐ近くに見えました。

11/13 10:55

落葉松林を抜けて見上げると、一見眺めの良さそうな山頂です。

11/13 10:57

木賊ノ頭へは、一旦縦走路を外れて向かいます。

11/13 10:59

そしてこちらが木賊ノ頭。三角点みたいのがありますが違います。

11/13 11:03

木賊ノ頭は眺めのない山頂でしたが…

11/13 11:13

少し下った所からの眺めが素晴らしかったです。歩いてきた横尾山からの稜線と小川山、金峰山など。

11/13 11:13

どーんと富士山。

11/13 11:14

これから歩く槍や三ツ沢ノ頭の稜線。

11/13 11:15

さらに飯盛山方面。

11/13 11:17

木賊ノ頭を出てしばらくは、笹が刈り払われていて快適。

11/13 11:20

木賊ノ頭から槍の間で良く見られた標柱。「教」って書いてあるけど何でしょう？

11/13 11:23

木賊ノ大ダルへ下ります。

11/13 11:27

大ダルの登り返しからは、また笹の道。これまでよりちょっと深いです。

11/13 11:38

小さなアップダウンを繰り返しながら進みます。

11/13 11:41

横尾山からカヤトの原にかけての稜線が見えました。

11/13 11:48

名前の通り先が尖った感じの槍。最後はちょっと急な登り。

11/13 11:53

そして槍に到着。何か三角点みたいのがあります。

11/13 11:53

国土調査・補助三角点と書いてありました。

11/13 12:07

槍からの眺めは予想以上に良かったです。東に瑞牆山と金峰山。横尾山や小川山は木の葉が落ちた今の時期だから見えてる感じですね。

11/13 11:58

瑞牆山と金峰山。今日も大勢登ってるんでしょうか？

11/13 11:58

少し南に目を移すと富士山も良く見えます。

11/13 11:58

アップで富士山。

11/13 11:55

そのほかの方角は木に囲まれて見晴らしなしでした。

11/13 12:14

槍を出ると山梨側の街か見下ろせました。須玉とか長坂の辺りでしょうか？

11/13 12:15

槍の直下はススキの原の急な下り

11/13 12:20

またまた笹をかき分けて進みます。

11/13 12:20

落葉松の間から見える野辺山高原。単調な落葉松林に良いアクセント。

11/13 12:25

落葉松林をいったん抜けると三ツ沢ノ頭が近くなりました。ただし、ススキの原では進むべき道が分かりにくいので要注意です。

11/13 12:28

三ツ沢ノ大ダル。ここからが今回一番ハードな登り返し。

11/13 12:34

胸の高さほどの笹をかき分け、倒木を避けながら登りました。

11/13 12:42

最大の難所が終わると、またまた良い眺め。富士山の右手前は茅ヶ岳？

11/13 12:53

三ツ沢ノ頭は木々に囲まれてました。

11/13 13:05

三ツ沢ノ頭からほんの数メール進むと、本日一番の雄大な眺めが待っていました。飯盛山へ続く稜線と八ヶ岳の眺めが素晴らしかったです。

11/13 13:06

この先も眺めの良いところを歩けるのかなと思いましたが…

11/13 13:10

金網と有刺鉄線があるので、向かって右手の森の中をずっと歩きます。

11/13 13:21

結局次のピークと言うか尾根まで登り返しました。

11/13 13:21

登った先からも金網越しながら良い眺めです。

11/13 13:23

するとすぐ近くの金網に扉があって通り抜けられました。白い布が目印です。飯盛山の方から来たら金網が現れてすぐの場所になります。

11/13 13:23

金網は扉の横で直角に曲がって谷の方へ消えていきました。ただし有刺鉄線はこの先も続きます。

11/13 13:23

ここまで明瞭な道は久しぶりな気がします。

11/13 13:28

眺めは良いですが、すぐに笹や草がうるさい道に逆戻り。

11/13 13:31

有刺鉄線の向こう側に三沢地区への下降点の道標が見えました。どこかで道を間違えたかと思いましたが、もう少し先で向こう側の道と合流出来ます。

11/13 13:34

十文字峠の手前で飯盛山トレッキングコースに合流しました。この先に見えるコルが十文字峠です。

11/13 13:40

十文字峠からの登り返しの階段もキツイです。

11/13 13:49

キツイ登り返しを終えると飯盛山がすぐ近くに見えました。

11/13 13:51

眼下には平沢牧場。

11/13 13:58

最後にちょっとだけ険しいところもありましたが、本日唯一の鎖場を登ると…

11/13 14:01

大盛山が目の前に見えました。

11/13 14:04

そして鹿除けのゲートを開けて…

11/13 14:10

大盛山に到着です。

11/13 14:24

目の前には富士山と飯盛山。

11/13 14:08

今日は富士山を何枚撮ったかわかりません。

11/13 14:11

平沢山越しに八ヶ岳。

11/13 14:07

野辺山高原と浅間山。

11/13 14:07

歩いて来た稜線と瑞牆山、金峰山。まさに360度の大展望でした。

11/13 14:32

本当はこのあと飯盛山と平沢山のピークも踏む予定でしたが、実は野辺山駅発15:34の列車に乗らなければならなかったので、今回はカットとしました。それでも発車まであと1時間しかないので、間に合うのかかなり微妙な状況です。

11/13 14:53

獅子岩を見下ろしながら大急ぎで下山中。

11/13 14:57

平沢峠通過14:58。残り3km、発車まであと36分！

11/13 15:38

なんとかギリギリセーフで間に合いました。これを逃したら次は1時間20分後だったのでやれやれです。

11/13 15:44

信濃川上駅に到着。最後はちょっと尻切れとんぼみたいになってしまいましたが、今回もとっても満足な山歩きが出来ました。

撮影機器：

PowerShot SX700 HS CANON

感想

🍣oshuchan

　前から繋いで歩いてみたいと思っていた信州峠から平沢峠への稜線を歩いて来ました。このうち飯盛山と横尾山には登った事があったので、今回はその間の空白を埋めるための山行です。
　今回初めて歩いたルートは、歩く人が少ないので、薮っぽい場所や荒れた場所、道が不明瞭な場所が多く、人にはあまりオススメ出来ないなと思いましたが、木賊ノ頭や槍、三ツ沢ノ頭周辺などポイントとなる場所からの眺めが思いの外良くて、個人的にはとても楽しく歩き通すことが出来ました。一部を除きルート上のマークは豊富だし、基本的に稜線上を歩くので、晴れた時に行けば、迷う心配もほとんどないと思いました。
　最後ちょっと忙しくなってしまったのは反省点でしたが、たくさんの素晴らしい眺め、特に飽きるほど富士山が見られて大満足の一日になりました。実はこれで上田の自宅から美ヶ原、八ヶ岳経由で信州峠までの足跡が繋がったので、次は信州峠から小川山を目指してみたいと思います。最終的には奥秩父の主稜線で東京まで足跡を繋ぐのが目標です。

コメント

chibikappa

快晴のなか、八ヶ岳、富士山、北岳、浅間山などが眺望できる素晴らしい山歩きで、また一歩目標に近づいたのですね。20キロ超の行程お疲れ様でした。

🍣oshuchan

chibikappaさん、いつもありがとうございます。
自分としては、奥秩父主稜線踏破に向けて、ようやくスタートラインの一歩手前まで来たかなと言う感じです。まだ歩いていない所がほとんどですし、難関も残してますので先は長いです。
金峰山から甲武信ヶ岳を繋ぐ時にはまたお声がけしたいと思いますので、よろしくお願いします。

ramisuke

oshuchanさん、こんにちは。
20年以上前かもしれませんが、当時は山友達ではなく泳ぎ友達だったサルボボちゃんと飯盛山を歩きました。「今度はこの先を歩いてみたいね。」と話したっきり、今度ってなかなかやって来ません(笑)

土曜日に金峰を歩き、廻り目平でキャンプ。大変冷えた夜でした。
翌日曜日は飯盛山を散策。冠雪した八ツがきれいでした。
記録を拝見して、そうそう、この景色♪と思い出しました。

私も小川山ー信州峠ー飯盛山、歩いてみたいと思っていました。後年ゆっくり歩いてみたいルートのひとつです。ご迷惑でなければ、廻り目平ー小川山ー信州峠、声をかけてくださいね。

また記録を楽しみにしております。

🍣oshuchan

ramisukeさん、こんにちは。
ramisukeさんも飯盛山歩かれたことあるんですね。飯盛山や平沢峠って八ヶ岳を眺めるには最高の展望台だと思いませんでしたか？ふらっと立ち寄れる気軽さも魅力で、また何度でも訪れたいところです。
今回のコースも良い景色が見られるし、何より静かな山歩きが楽しめるので、良かったらぜひ歩いてみて下さい。

信州峠から小川山、結構大変みたいです。
この辺りの笹くらいなら、それほど苦にはならないと思いますが、石楠花など灌木の薮もあって、あまり良い服は着ていかない方がいいようです。アプローチも良くないので、一人より二人、三人なら心強いです。渡りに船ではありませんが、本当にお声がけしてもよろしいようでしたら、ぜひお付き合いお願いします。
ありがとうございました。