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Yamareco

記録ID: 3739950
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

快晴の天子山塊・雨ヶ岳〜毛無山を根原から周回。カンアオイの花と赤富士の御褒美も。

2021年11月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
e351spAz その他2人
GPS
09:10
距離
16.3km
登り
1,306m
下り
1,318m

コースタイム

日帰り
山行
7:35
休憩
1:35
合計
9:10
8:00
145
10:25
10:35
30
11:05
11:05
45
11:50
11:50
5
11:55
11:55
10
12:05
13:15
5
14:05
14:05
60
15:05
15:05
10
15:15
15:15
75
16:30
16:45
25
17:10
17:10
0
17:10
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
相模湖IC→河口湖IC ¥1040(休日割引)
根原駐車場¥300利用
その他周辺情報 富士眺望の湯ゆらり(南都留郡鳴沢村)¥1500
中央道富士吉田線からの富士山
2021年11月13日 07:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
11/13 7:04
中央道富士吉田線からの富士山
河口湖IC
2021年11月13日 07:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 7:11
河口湖IC
精進湖付近も紅葉がきれい。
2021年11月13日 07:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 7:30
精進湖付近も紅葉がきれい。
根原の駐車場
2021年11月13日 07:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 7:52
根原の駐車場
民営の駐車場のようだ。安くてありがたい。
2021年11月13日 07:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 7:51
民営の駐車場のようだ。安くてありがたい。
トイレもあってよく整備されたトレイル…と思ったのだが。
2021年11月13日 08:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 8:13
トイレもあってよく整備されたトレイル…と思ったのだが。
貯水池の上部まで来て、あれ?登山道は?
2021年11月13日 08:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 8:27
貯水池の上部まで来て、あれ?登山道は?
登山道と思われた道を行く…が林業用の道だったようだ。
2021年11月13日 08:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 8:30
登山道と思われた道を行く…が林業用の道だったようだ。
あれ?登山道は?
2021年11月13日 08:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 8:44
あれ?登山道は?
尾根を登っていく。
2021年11月13日 08:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 8:49
尾根を登っていく。
登山道に合流するだろうと勝手に尾根を登ってきたが…。
2021年11月13日 08:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 8:49
登山道に合流するだろうと勝手に尾根を登ってきたが…。
登山道っぽいじゃないかと勝手に都合よく解釈。
2021年11月13日 08:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 8:50
登山道っぽいじゃないかと勝手に都合よく解釈。
ほらほら、登山道に合流しそうじゃないか。
2021年11月13日 09:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 9:03
ほらほら、登山道に合流しそうじゃないか。
うーむ。
2021年11月13日 09:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 9:19
うーむ。
さすがに登山アプリを確認してみると、登山道ではない南側の尾根を登っているじゃないか。
2021年11月13日 09:20撮影
11/13 9:20
さすがに登山アプリを確認してみると、登山道ではない南側の尾根を登っているじゃないか。
もう竜ヶ岳と同じ標高辺りまで来ていて、本栖湖が見えてきた。
2021年11月13日 09:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 9:29
もう竜ヶ岳と同じ標高辺りまで来ていて、本栖湖が見えてきた。
意外と灌木が少なく歩きやすいので、そのまま尾根を登ることに。
2021年11月13日 09:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 9:33
意外と灌木が少なく歩きやすいので、そのまま尾根を登ることに。
途中登山道っぽいのは、獣道なのか。
2021年11月13日 09:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 9:39
途中登山道っぽいのは、獣道なのか。
やっと登山道に合流し、歩いてきた藪を振り返る。
2021年11月13日 09:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 9:47
やっと登山道に合流し、歩いてきた藪を振り返る。
登山道のなんと歩きやすいことか。
2021年11月13日 09:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 9:47
登山道のなんと歩きやすいことか。
色々と反省しつつ雨ヶ岳へ向かう。
2021年11月13日 09:50撮影
11/13 9:50
色々と反省しつつ雨ヶ岳へ向かう。
雨ヶ岳が近づくと、富士山がきれいに見えてきた。
2021年11月13日 09:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 9:51
雨ヶ岳が近づくと、富士山がきれいに見えてきた。
ダケカンバーミズナラ帯
2021年11月13日 09:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 9:59
ダケカンバーミズナラ帯
雨ヶ岳直前で展望が開けた。
2021年11月13日 10:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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11/13 10:15
雨ヶ岳直前で展望が開けた。
2021年11月13日 10:20撮影
11/13 10:20
雨ヶ岳山頂
2021年11月13日 10:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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11/13 10:25
雨ヶ岳山頂
気持ちの良いトレイル。
2021年11月13日 10:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 10:36
気持ちの良いトレイル。
富士山を見ながらの快適な稜線歩き。
2021年11月13日 10:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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11/13 10:37
富士山を見ながらの快適な稜線歩き。
タカデッキ
2021年11月13日 11:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:04
タカデッキ
駿河湾がキラキラと。
2021年11月13日 11:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:05
駿河湾がキラキラと。
タカデッキからの富士山は木々の向こう。
2021年11月13日 11:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:05
タカデッキからの富士山は木々の向こう。
毛無山が見えてきた。
2021年11月13日 11:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:05
毛無山が見えてきた。
気持ちの良い稜線。
2021年11月13日 11:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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11/13 11:10
気持ちの良い稜線。
海を見ながら。
2021年11月13日 11:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:10
海を見ながら。
2021年11月13日 11:10撮影
11/13 11:10
2021年11月13日 11:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:11
南アルプス南部、荒川三山あたり。
2021年11月13日 11:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:12
南アルプス南部、荒川三山あたり。
気持ちの良い稜線。
2021年11月13日 11:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:15
気持ちの良い稜線。
2021年11月13日 11:15撮影
11/13 11:15
七面山が見えていて、登ろうという話になった。
2021年11月13日 11:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:16
七面山が見えていて、登ろうという話になった。
白峰三山
2021年11月13日 11:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:20
白峰三山
白峰三山と鳳凰三山
2021年11月13日 11:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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白峰三山と鳳凰三山
2021年11月13日 11:20撮影
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長々と伊豆半島
2021年11月13日 11:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:22
長々と伊豆半島
2021年11月13日 11:22撮影
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毛無山手前で展望のいい場所が続く。
2021年11月13日 11:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:27
毛無山手前で展望のいい場所が続く。
パラグライダーが飛んでいる。
2021年11月13日 11:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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11/13 11:29
パラグライダーが飛んでいる。
毛無山大見岳
2021年11月13日 11:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:49
毛無山大見岳
謎の看板
2021年11月13日 11:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:53
謎の看板
2021年11月13日 11:55撮影
11/13 11:55
静岡方面。三保の松原方面も見えている。
2021年11月13日 11:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 11:59
静岡方面。三保の松原方面も見えている。
気持ちの良さそうな岩場。
2021年11月13日 12:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 12:01
気持ちの良さそうな岩場。
毛無山山頂
2021年11月13日 12:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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11/13 12:05
毛無山山頂
賑わう毛無山山頂
2021年11月13日 12:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 12:06
賑わう毛無山山頂
山頂手前の見晴らしの良い場所に戻って昼食にすることに。
2021年11月13日 12:10撮影
2
11/13 12:10
山頂手前の見晴らしの良い場所に戻って昼食にすることに。
この辺りが展望ポイント。
2021年11月13日 12:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 12:11
この辺りが展望ポイント。
「ふもとっぱら」にテントがぎっしり。
2021年11月13日 12:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 12:11
「ふもとっぱら」にテントがぎっしり。
大沢崩れがよく見える。
2021年11月13日 12:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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11/13 12:16
大沢崩れがよく見える。
友人が作ってくれたサンドウィッチ。
2021年11月13日 12:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 12:21
友人が作ってくれたサンドウィッチ。
西側からの富士山は白山岳〜剣ヶ峰まで横一文字に山頂部が広く見える。
2021年11月13日 12:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 12:41
西側からの富士山は白山岳〜剣ヶ峰まで横一文字に山頂部が広く見える。
パラグライダーが次々と。
2021年11月13日 12:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 12:48
パラグライダーが次々と。
見飽きない風景。
2021年11月13日 12:50撮影
11/13 12:50
見飽きない風景。
2021年11月13日 13:10撮影
11/13 13:10
再び毛無山山頂
2021年11月13日 13:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 13:13
再び毛無山山頂
下部温泉との分岐
2021年11月13日 13:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 13:22
下部温泉との分岐
すぐに下山ポイントに。
2021年11月13日 13:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 13:22
すぐに下山ポイントに。
けっこうな急坂。
2021年11月13日 13:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 13:28
けっこうな急坂。
木々越しに富士山を見ながら下る。
2021年11月13日 13:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 13:31
木々越しに富士山を見ながら下る。
こちらの登山道には「合目」表示が。
2021年11月13日 14:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 14:04
こちらの登山道には「合目」表示が。
2021年11月13日 14:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 14:26
標高を下げると紅葉も見ごろ。
2021年11月13日 14:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 14:33
標高を下げると紅葉も見ごろ。
カンアオイが咲いていた。
2021年11月13日 14:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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11/13 14:35
カンアオイが咲いていた。
ヒメカンアオイかもとも思ったが花の時期からしたらカントウカンアオイだろう。
2021年11月13日 14:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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11/13 14:41
ヒメカンアオイかもとも思ったが花の時期からしたらカントウカンアオイだろう。
岩場も多い。
2021年11月13日 14:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 14:50
岩場も多い。
登山口付近
2021年11月13日 15:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 15:04
登山口付近
登山口
2021年11月13日 15:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 15:08
登山口
紅葉がきれい。
2021年11月13日 15:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 15:10
紅葉がきれい。
立派なお屋敷
2021年11月13日 15:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 15:18
立派なお屋敷
こちら側から見ると、堂々と壁のような迫力ある富士山。
2021年11月13日 15:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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11/13 15:21
こちら側から見ると、堂々と壁のような迫力ある富士山。
富士山測候所も見えている。
2021年11月13日 15:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 15:21
富士山測候所も見えている。
賑わう「ふもとっぱら」横を行く。
2021年11月13日 15:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 15:34
賑わう「ふもとっぱら」横を行く。
パラグライダー発着所発見。
2021年11月13日 15:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 15:39
パラグライダー発着所発見。
ススキと上弦の月
2021年11月13日 15:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 15:45
ススキと上弦の月
暗くなってきたので山道はやめる。
2021年11月13日 15:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 15:55
暗くなってきたので山道はやめる。
車道へ向かって富士山を見ながら。
2021年11月13日 16:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 16:05
車道へ向かって富士山を見ながら。
車道から歩いてきた稜線を見る。
2021年11月13日 16:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 16:09
車道から歩いてきた稜線を見る。
歩道は片側のみ。
2021年11月13日 16:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 16:12
歩道は片側のみ。
極端に本数の少ないバス便。
2021年11月13日 16:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 16:19
極端に本数の少ないバス便。
パラグライダースクール
2021年11月13日 16:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 16:24
パラグライダースクール
富士山が赤く染まってきた。
2021年11月13日 16:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 16:31
富士山が赤く染まってきた。
せっかくなので赤富士を待つことに。
2021年11月13日 16:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 16:32
せっかくなので赤富士を待つことに。
いい感じに赤く染まった。
2021年11月13日 16:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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11/13 16:35
いい感じに赤く染まった。
あっという間に赤富士は終わり。
2021年11月13日 16:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 16:44
あっという間に赤富士は終わり。
2021年11月13日 16:55撮影
11/13 16:55
朝霧高原のススキと富士山
2021年11月13日 16:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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11/13 16:56
朝霧高原のススキと富士山
根原まで戻ってきた。
2021年11月13日 17:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/13 17:09
根原まで戻ってきた。
撮影機器:

感想

西側からの富士山を間近に眺められそうで、前から気になっていた天子山塊の毛無山。
ただ登山口となる朝霧高原へのアクセスが公共交通機関だとかなり悪い。
富士山駅・河口湖駅から新富士駅行のバスだと始発でも道の駅朝霧高原着が10時。
これだとピストンでも時間的にちょっと厳しそうだ。
逆に新富士駅・富士宮駅から富士山駅行のバスだと始発で道の駅朝霧高原着が8:27。
これなら登ってこられそうだが、東京西部からだと新富士駅7:15・富士宮駅7:50発のこのバスに乗ることができない。
なので結局どこかで前泊しなければならないのだ。
どうせ前泊するなら天子山塊西側の下部温泉に泊まり、湯之奥登山口までタクシーで行こうかと計画してみた。
が、会うのは1年ぶりとなるHrを誘うと車を出してくれるというので、だったら予約等の面倒がないので前泊なしで日帰りで行くことにした。

天気のいい方でと決めていた今週末。
土曜日の方が予報がよさそうなので、土曜日に決定。
待ち合わせはもう一人一緒に行くYcと自分とが便利な高尾山口駅で。
高尾山に登らないのに高尾山口駅というのは不思議な感じだが、高尾山口駅は高尾山ICにも近いので車の人との待ち合わせに前にも使ったことがある。
6時過ぎの高尾山口駅前はさすがに人は少なかったが、圏央道高尾山ICから中央道に接続する八王子JCTが既に渋滞し始めていたので、国道20号を西に進み相模湖ICから中央道に乗ることで渋滞を回避した。
いつもは中央本線から見ることの多い、扇山、岩殿山などが中央道からだとより近くから見えるので面白い。
大月JCTから中央道富士吉田線に入ると、今度は真っ白に雪化粧した富士山に向かって走っていく。
富士急行よりも高い位置を走るからか富士山が見える場所が多いように感じる。

目の前に富士山が見える河口湖ICで下り、今度は富士山の西側に向かって回り込んでいく。
富士山麓の紅葉シーズンだからか、朝早いにもかかわらず国道139号線の交通量は多い。
足和田山や精進湖付近を走り抜けると、周囲はきれいに色付いていた。
確かにこの辺りだと麓を歩くだけでも紅葉が楽しめそうだ。
今回、毛無山だけだとつまらないので雨ヶ岳から縦走することにしていた。
この場合毛無山から雨ヶ岳に向かう人が多いようなのだが、毛無山への登りが急登なので雨ヶ岳から毛無山へ歩く計画だ。
雨ヶ岳への登山口となる根原に駐車場があると地図にあったのでそこに停めたのだが、民営の駐車場なのに300円とリーズナブルなありがたい金額だった。

根原からまずは端足峠へ向かうのだが、この辺りは東海自然歩道も通っているのだから案内板が充実しているだろうと地図もよく見ず出発。
確かにトイレがあるあたりまでは案内板があったのだが貯水池の上部で早くも登山道を見失う。
本来ならばここで地図を出すべきだったのだが、右手の尾根筋に登山道らしき道を発見したのでそこを登っていく。
後から考えれば植林伐採のためのブルドーザー道だったようだが、丸太で簡易舗装されていて歩きやすいのでそこを登っていった。
するとそのきれいな道が途切れてしまう。
確か登山道は尾根筋だったかなと、尾根を登っていく。
さすがに途中でこれは登山道ではないなと思うのだが、ところどころ踏み跡のようなところもあり、いずれ登山道に合流するだろうと高度を上げていった。

が、登山道に合流せず、なんとなく20年前奥秩父の東沢渓谷から甲武信ヶ岳へ登るはずが道を見失って木賊山まで藪をかき分けて進んでいった時のような雰囲気になってきて↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-175764.html
さすがにまずいなと思いこの前ダウンロードしたばかりのヤマレコアプリで現在地を確認してみた。
そして、ああ…またやってしまったか…と愕然。
端足峠へ向かう登山道とは全然違う南側の尾根を登っているではないか。
すでに隣の竜ヶ岳と同じくらいの標高まで登ってきてしまっているので、とりあえず危険な谷筋に入らないように尾根を忠実にたどり登山道を目指すことにした。
結果的に藪や崖に阻まれることなく登山道に合流できたが、また危ない橋を渡ってしまった。
せっかくアプリをダウンロードしたのだから、分かりにくい登山口の所で活用すべきだった。

端足峠を通らず雨ヶ岳へ直登した感じになり、雨ヶ岳へは思ったよりも早く到着。
山頂直前から展望が開け、朝霧高原を挟んで雲ひとつない富士山が大迫力だ。
東側からの富士山は見慣れているのだが、西側からの富士山は縁が薄い。
東側からの吉田大沢よりもくっきりと刻まれた大沢崩れがあるせいか荒々しい富士山だ。
山頂部も、白山岳から最高峰剣ヶ峰まで横にまっすぐ広く開いている感じがして、壁のように迫ってくる富士山だ。
雨ヶ岳まで登ってしまえば毛無山までタカデッキ、大日岳と多少アップダウンはあるものの快適な稜線歩きが続く。
東側の富士山の眺めだけではなく、西側の南アルプスの眺めがあるのが楽しい。
なるほど、天子の名に恥じない抜群の富士山と南アルプスの展望だ。
鳳凰三山、白峰三山、荒川三山と見えていて、その手前に崩壊地のある山がある。
それを見てHrはあれは七面山だと。
Hrは七面山に毎年登りに行ってるとのことで、宿坊に泊まるのも楽しいそうだ。
今度一緒に連れて行ってもらうことにした。

毛無山は横に長い山で、見晴らしの良い山頂のような場所が長く続く。
三角点のある山頂はやや狭く人も多かったので、少し手前の見晴らしの良い場所に引き返してそこで昼食にすることにした。
Ycがお手製のサンドウィッチを持ってきてくれている。
風も穏やかで陽射しも暖かで、目の前には大迫力の富士山。
富士山の周りには、パラグライダーがふわふわとたくさん漂っている。
最近流行りの言い方で言えば「ずっといられる」「ずっと見ていられる」状態で、結局1時間以上もゆっくりとした。

毛無山山頂から少し先ですぐに下部温泉へ向かう登山道を分け、朝霧高原へ向かっての急降下が始まる。
この急降下に備えて自分としては珍しくストックを持ってきていたが、岩の上に落葉が積もっていて滑りやすくなっていたので、やはり持ってきてよかったなと思う場面が何度かあった。
岩場の陰でカンアオイがちょうど花を付けていた。
花が少ない時期に花があるだけでも嬉しいのに、久しぶりに見る珍しい花だ。
ヒメカンアオイかもとも思ったのだが、花の時期からしたらカントウカンアオイだろう。
珍しいのでYcとHrに一応教えてみたところ、2人とも興味を持ってくれたのが嬉しかった。
珍しい植物でも人によっては全く興味を示してくれない場合もあるからだ。

下りた先の「ふもとっぱら」は人気のキャンプ場のようで、確かにこれだけ目の前に富士山を眺められるのだから人気の理由が分かる。
出発地の根原までは朝霧高原の散策が続く。
ただ富士山を眺めながらなので全然苦にならない。
ススキ原の中富士山の上には上弦の月が懸かっている。
さすがに暗くなり始めたので途中から国道139号を歩いていくことに。
と、右手に見える富士山がだんだんと赤く染まり始めた。
アーベントロートを見ていこうと話し合う必要もなく3人とも既に足が止まっていた。
国道脇で富士山が赤く染まっていくのを眺め、そしてあっという間に色褪せたかと思うと、とたんに冷気を感じるようになった。
そこから先、根原まで思っていたよりも長いねと話しつつ苦にはならない。

一日中富士山を眺めながら歩けたのと同時に、同じような感覚の友人たちと一緒に過ごせた楽しい一日だった。

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