岩戸山 青鬼集落の眺望に憧れて背後の山へ
- GPS
- 03:42
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 610m
- 下り
- 596m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 5:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道31号線、33号線、国道148号線で白馬村を目指し 信濃森上駅手前の信号のある交差点を右折、 後は標識に従い道なりで青鬼集落 集落入口に駐車場があり、協力金500円です |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場〜尾根取付き地点 生活道だったらしく、倒木が多いものの踏み跡あり 下ってきたら合流する予定の分岐点から どちらの方向も、やや不明瞭な感じ 小さな鞍部を越えると道跡が下り始めるので 青鬼神社に下る道と思われます ・尾根取付き地点〜主尾根合流地点 踏み跡の感じられない笹藪を直登 笹丈が低く疎らで、時折獣道らしい踏み跡があります 登るに従い急坂になり、小灌木、笹を掴む激登り 登り切った尾根上は笹丈が高くなりますが、 密でないのに助けられ、尾根を直進し、主尾根に合流 ・主尾根合流地点〜岩戸山 主尾根も踏み跡が薄く、時々踏み跡を見失い、 帰りの為に気になる地点で持参したテープをつけました (下山時に回収) 踏み跡は姫川を見下ろす尾根の西端に沿っており 崩壊地を通過する際は要注意です むしろ笹藪を漕いだ方が安全かもしれません 主尾根に合流後、GPSが作動しなくなりましたが 山頂までは尾根を直進するだけなので心配ありませんでした 山頂は樹林帯の中で眺望はありません ・主尾根合流地点〜駐車場 主尾根から急斜面を下り始める辺りにはピンクテープがあり、 その後見失い、GPSも作動しないまま 急斜面を獣道を有り難く拝借しながら斜めに下りました 途中で、GPSが作動し始め、現在位置が確認でき 予定コースに合流できた時はほっとしました GPSが山中で突然作動しなくなったのは初めての経験で この山域では起こりうる事態なのかわかりませんが 初めてのコースなので、やはり遭難の不安に襲われました 斜度が緩むと、道跡不明でも歩き易い植林帯 分岐に合流後は、辿った道を忠実に下山 |
写真
感想
青鬼は、北アルプス絶景地なので、かねてより訪れたい場所でした。
昨年、地図を眺めていて目に止まったのが背後の岩戸山。
イワウチワの花の咲く頃がベストだろうと思いましが、
来春まで待ちきれず、心細いながら晩秋に出かけてみました。
姫川を渡り、谷間の急斜面につけられた細道を登って行くと
既に途中に大展望場所があり、カメラを構えたくなります。
集落入口の駐車場に着くと、そこから俄かに信じられない
懐かしい時代がそのまま残る風景が眺められ、驚き、感動しました。
取り付いた尾根は、1m足らずの笹と小灌木の激登り(T_T)
疲れて、途中で何度も引き返そうと思いましたが、
振り返ると絶景で、山頂付近にたむろする雲が残念!
30分程の、急斜面との格闘を非常に長く感じました(T_T)
主尾根に合流後も、笹藪漕ぎからすっかり解放されたとは言えず
帰路に使う道もかなり笹藪になっている感じ(T_T)
道跡は尾根の西端部に沿い、崩壊箇所通過時の滑落注意です。
微かな踏み跡の上部を笹藪漕ぎした方が安全かもしれません。
この時点で、GPSが全く現在位置を表示せず、
しかし真っすぐな尾根を進めば良いので山頂目指して前進。
背丈の高い笹藪では、念の為、要所に持参したテープをつけ、
帰りに回収しました。
岩戸山頂上には手書きの山頂標識がありました。
文字がうまく撮影できずに残念でしたが、
やっとの思いで辿り着けた山頂に、ほっと一息。
しかし、GPSが作動しないままの下山は恐怖の始まりでした。
尾根から離れる急斜面でテープを幾つか発見したものの
長く続かず、その後は自分でルーファイするしかなく、
GPSが作動せず、遭難するかもしれない不安に、一時はパニック!
適当に下る内、現在位置が確認できた時は膝の力が抜けました。
急斜面に入り乱れる獣道に随分お世話になりました。感謝です♪
最初は帰りに青鬼神社へ下る計画でしたが、
疲れとアクシデントとルーファイに心が折れ、元来た道を下山。
ちょっと心残りですので、いつか大展望の叶う日に、
青鬼道神社のお参りを兼ね、再訪したいと思います。
コメント
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私は残雪期に行きました。
当時はまだスマホ(GPS)を持ってなく、地形図とコンパスで歩きました。
雨飾山や大渚山から南方面に一際目立つ山があり、いつかは必ず行こうと思っていました。
残雪期はやぶ漕ぎがなく、足元が高いので、展望範囲も広がります。
またいつか、残雪期にお出かけください。
コメント有難うございます。
やはり残雪期の山なのですね!道理で踏み跡が微かだと思いました。
登っている方々の記録をもっと調べてみるべきだったと反省です。
雨飾山、大渚山から目立って見える山とは知りませんでした。
行く機会があったら、じっくり眺めてみたいと思います。
それにしてもいきなりGPSが作動しなくなった時は不安になりました。
便利だからと頼りすぎるのも考え物と、これも反省です。
基本である地図読みの大切さを改めて痛感しました。
登った尾根は積雪があっても急坂とは思いますが
その折には記録を参考にさせていただきたいと思います。
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