イブネ（晩秋の「鈴鹿の上高地」ゆるキャン×バリルートで登る天空庭園！朝明渓谷ピストン）

2021年11月13日(土) 〜 2021年11月14日(日)

• GPS: 10:03
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,114m
• 下り: 1,092m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:58
• 休憩: 0:25
• 合計: 2:23

距離 5.3km 登り 513m 下り 300m

10:08 千種街道分岐
10:51 10:59 旧千種街道・伊勢谷登山道(ブナ清水)分岐
11:21 11:28 ブナ清水
11:51 11:58 旧千種街道・伊勢谷登山道(ブナ清水)分岐
12:02 12:05 根の平峠
12:13 タケ谷分岐
12:31 タケ沢出合

2日目

• 山行: 3:30
• 休憩: 3:31
• 合計: 7:01

距離 9.5km 登り 601m 下り 814m

8:34 タケ沢出合
8:49 8:50 上水晶谷出合
8:59 9:14 小峠
9:52 9:56 高昌山
10:06 イブネ北端
10:18 11:05 イブネ
11:11 11:12 イブネ北端
11:48 11:56 小峠
12:05 12:07 上水晶谷出合
12:24 14:34 タケ沢出合
14:50 タケ谷分岐
14:55 根の平峠
14:59 旧千種街道・伊勢谷登山道(ブナ清水)分岐
15:31 15:34 千種街道分岐
15:35 ゴール地点

天候

11/13：晴れ
11/14：晴れ時々くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊勢湾岸道 菰野ICまで。

コース状況／危険箇所等

■道の状況（危険箇所など）
[伊勢谷小屋駐車場〜伊勢谷小屋〜旧千種街道登山口]
一瞬だけ車道で、その後は林道or歩道歩きです。
車道および林道は車の往来に注意。

[旧千種街道登山口〜ブナ清水分岐〜ブナ清水]
しばらくは沢沿いに、その後一般的な登山道になります。
分岐手前緩い上りで推移しますが、特別危うい箇所はありません。
分岐からブナ清水までは「山と高原地図」破線ルート扱いです。
特別難所はないですが、道はわかりにくい感じでした。

[ブナ清水分岐〜根ノ平峠]
目と鼻の先ですが、同地点ではありません。
水を取りに行く場合は現在位置に注意。

[根ノ平峠〜タケ谷分岐〜タケ沢出合]
緩い下りの道です。何度か渡渉あり、水ポチャ注意。
登山道自体は目立った危険箇所はありません。

[タケ谷出合〜小峠]
それぞれの地点が川の対岸になるため、右岸からでも左岸からでも渡渉が必要です。そこそこ水量多いので要注意。
陸上は時々ぬかるみがあるので足元注意。
広く平坦な感じですが、歩けそうなところを歩く感じ問題ないと思います。

[小峠〜本小峠]
バリエーションルートです。
距離はわずかですが、荒れた谷間を進みます。
倒木、岩場、落ち葉、ロープなど、、、一通りのトラップが揃っています。ある程度慣れていないと厳しいかと思われます。

[本小峠〜高昌山〜イブネ北端（高昌山山頂経由）]
バリエーションルートです。
高昌山へ向かう分岐の下までは急登とトラバースの繰り返しです。また、多少のルートファインドは必要です。（特に下り）
道の探しやすさ、傾斜や障害物の状況から、高昌山を経由する方のルートを登りで使用した方が楽かと思います。
この区間も慣れた方向きだと思います。
高昌山から先は緩い傾斜の尾根で、特に危険箇所はありません。

[イブネ北端〜イブネ]
破線ルートです…が、道がしっかり付いているので迷う心配はないと思います。
濃霧時は進行方向に注意。

[イブネ北端〜本小峠（高昌山東側尾根経由）]
バリエーションルートです。
急斜面の道でしたが、こちらの尾根は下りの方が歩きやすそうな感じでした。

その他周辺情報

■温泉
朝明渓谷 三休の湯 11:00〜20:00（土日祝のみ営業） 700円
http://33thank-you.com/
１・2月は冬季休業。
カレンダーの「お休みの日」だけ営業している日帰り温泉。
内湯が1つだけのシンプルな施設ですが、レトロで良い雰囲気です。
泉質は放射能泉だそうです。

写真

11/13 9:58

【11/13 Day:1】
秋晴れの鈴鹿へ！
まさかの2年連続だし、半年振りのこのエリア。
一度やってくると、次以降の出没機会はグンと増えるようですw

11/13 10:00

伊勢谷小屋で準備を整えたら、出発です。

11/13 10:15

土日休みになったことで実現できた今回のコラボなのですが、ヤマレコはされていないので彼らの登場は基本的にバックショットで。

11/13 10:18

まだ少しだけ秋が残っていました。

11/13 10:23

堰堤の向こうに四日市の街並み。

11/13 10:39

時々秋真っ盛りなんですよねー。

11/13 10:42

緩い登りなので無理なく歩けて良いです。

11/13 10:46

と思っていると、階段とか出てきて悶えるのですがw
（単に荷物が重すぎるだけ）

11/13 10:49

今回唯一の水場、2日分の水を取るべく寄り道しに行ってきます。
重たい荷物はここにデポ。

11/13 11:02

崖下を覗き込んだら無名の滝。

11/13 11:09

破線ルート扱いなので、若干道が怪しい。
けど、落ち着いて見ていけば問題ないです。

11/13 11:18

この辺り、雰囲気良かったです♪

11/13 11:20

で、ブナ清水に到着なのですが。。。
ああ、ありました！w

岩の奥に手を伸ばして、プラティパスへ補給します。

11/13 11:34

来た道を戻るだけなのでサクサクと。

11/13 12:02

デポした荷物を回収して、出発。

11/13 12:03

あっという間に根ノ平峠w

11/13 12:04

少しだけ、展望あります。

11/13 12:06

あとは、ゴールへ向けて微下り。

11/13 12:13

急に雰囲気が変わったなぁ。

11/13 12:24

幾つか細い沢を越えまして。

11/13 12:32

おお、これはもしや。。。！

11/13 12:37

ってことで、本日の目的地に到着。
今回のコンセプトにピッタリなシャツを久し振りに引っ張り出してみましたw

11/13 12:43

はい、本日のピーク、、、「酒マウンテン」でございます♪

11/13 12:44

とりあえず、かんぱーい♪

11/13 13:16

ビール片手に寝床の作成。

11/13 13:18

周辺散策もしたりとか。

11/13 14:08

宴、スタート。
まずはYくんの力作、名古屋メシいろいろ。
自分よりも凝ったことやる方なので、ガチ過ぎて凄かった♪

その横でチマチマと。。。

11/13 14:20

ベーコンエリンギチーズ。
切って火に掛けただけ…いつも通りの手抜きw

11/13 16:09

熱燗も始めちゃいます！

11/13 16:20

しぞーかおでん、仕込んで持って行きました。

11/13 16:46

飲んだり食ったり腹ごなしに散策したり。
のんびりまったりと。

11/13 19:03

呑んで食って語らって、シメに猪鍋！
こちらはKくんのお手製。冷えてきた時間帯に嬉しい感じです。
写真は飛ばしてますが、大量にあった「酒マウンテン」は無事に陥落させました（笑）
では、おやすみなさい。

11/14 6:24

【11/14 Day:2】
のんびり目におはようございます。
最近にしては珍しく朝までぐっすり、1度も起きませんでした（笑）

11/14 6:33

そこそこテントは張られていましたが、距離感保ちつつ沢の音でマスキングされてる感じで、気兼ねない時間を過ごせたかと思います。

11/14 7:54

朝食。
フライパンで軽くパンを炙っていただきます♪

11/14 8:35

協議の結果、行けそうなので行きましょう…ということで、一路イブネへ。

11/14 8:35

防風林みたいな木の向こうには…。

11/14 8:38

正に上高地な風景が広がっておりました！

11/14 8:40

「鈴鹿の上高地」とは上手く命名したよなぁ…。

11/14 8:49

さて、ここからが今日のハイライト。

11/14 8:51

イブネ北端に直登です！

11/14 8:59

うわー、いきなりコレかー。

11/14 9:01

ちょっと激しいけど、ガンバレw

11/14 9:08

こういうの、好きですww

11/14 9:09

少し落ち着いたかな…？と思ったのですが。

傾斜がそこそこキツいのと、それなりにルーファイしないといけないのとで、ずっと気が抜けません。

11/14 9:35

結構な高さのところに沢が流れているんですねー。
と、変なところに感心したりw

11/14 9:37

微妙に正解が分からないので、とりあえず適当に取り付きます。

11/14 9:53

一気に登り詰めまして。
気づけば高昌山。地図上は1125Pとなっている地点です。

11/14 9:55

振り向けば御在所山。

11/14 9:55

雨乞岳も良い感じ。

11/14 9:55

木の向こうにはなだらかに広がるイブネ。

11/14 9:59

あとはそんなにアップダウンのない移動なのでサクッと行きます！

11/14 10:04

10分ほどで到着w
（もうちょい掛かるかと思ってた…）

イブネ北端に到着。
いやー、1年強振りに来ちゃいました。

11/14 10:09

イブネの中心地へ移動します。

11/14 10:10

右手にクラシ、奥に藤原岳。
1年で妙に同定出来るようになってるのが我ながら怖いw

11/14 10:12

11月でも地面はグリーンでモフモフ。

11/14 10:14

正面に雨乞岳を見る図。
今回、イブネ北端に取り付いたので、最初に目に飛び込んだ景色がコレで、思わず「うおー」と声が出てしまった…（笑）

11/14 10:16

去年テントを張った一等地から。
ちょっと風が吹き抜ける感じだったのでここで休むのは断念、風が避けられる場所を探します。

11/14 10:45

コーヒーとパウンドケーキでブランチ。
実は昨晩、半分以上食ってしまって残りは3切れでした（笑）

11/14 11:06

何だかんだで1時間ほどイブネを楽しみました。

11/14 11:07

今年2度目の琵琶湖ビュー。

11/14 11:10

ここは、近所にあったら間違いなく通ってると思うw

11/14 11:12

では、帰ります！

11/14 11:17

来た道をそのまま戻るのもアレだったので、帰りは高昌山を通らず隣の尾根から。

結構な傾斜で一気に下りまして。

11/14 11:29

あっという間に沢のところへ。

11/14 11:36

尾根が広がっていくせいか、下りは少し道が分かりづらいです。

11/14 11:47

時々、頭上が秋真っ盛りなんですよねー。
思わず切り取りw

11/14 11:48

先頭で歩いてみたいというKくんを筆頭に、後ろから道をチェックしつつ下ります。

11/14 11:53

本小峠。
ここまで40分ほど。早い！

最初のロープが少し気を使います。

11/14 11:57

続いて深い谷間。
ある程度雑に進んでも何とかなる感じでしたw

11/14 12:01

崩落が凄いなぁ。
いつまでも使える道ではなさそうですね。

11/14 12:05

小峠まできました。
あとはもう、ほぼ横移動。
とりあえず渡渉をします。

11/14 12:07

渡り切りました。
（道標で報告かーいw）

11/14 12:12

今度は右岸から進みます。

11/14 12:15

休憩中の方々の脇から失礼しました。

11/14 12:16

カマツカ、実。

11/14 12:19

テントが見えてきました。
良い感じのバリエーション遊びでした。

11/14 12:21

この界隈のシンボルツリー、カツラの巨木。

11/14 12:24

帰還…我々のテントしか残ってない！w

11/14 12:25

一等地は先客がいたためテント張れませんでしたが、この場所だと横目にこの風景を見られたんですねー。

11/14 12:39

昼飯！
昨晩食べ切れなかったどて煮！

11/14 12:54

そして、猪鍋の残り汁でうどん！
昼もお腹いっぱいです。

11/14 14:33

テントを撤収したら、出発。

11/14 14:33

のんびりとして、良い場所でした。

11/14 14:49

上水晶谷との分岐。前回のルートとここから繋げても面白そうだけど、後が大変かw
（まぁ、イブネでちゃんと繋がったのですがw）

11/14 14:54

20分ほどで根ノ平峠。

11/14 14:56

ここもテント適地ですねー。

11/14 15:01

この先は一気に下ります。

11/14 15:05

こう見るとちょっと凄いところを歩いているようですが、楽々ハイキングコースです（笑）

11/14 15:24

危なげなく登山口まで帰還しました。
あとは林道っぽい道です。

11/14 15:31

伊勢谷小屋脇を通り過ぎ。

11/14 15:33

無事、下山できました。
（人が多かったので、ちょい上空気味な写真で）
お疲れ様でしたー！

11/14 16:47

すぐ近くに温泉があったのでそちらへ。
鄙びた施設をリノベして、温泉とカフェが併設された今っぽい小洒落た雰囲気でした。

11/14 18:04

打ち上げに四日市の熊猫飯店。
何気に人気店らしく30〜40分ほど待ちでした。

11/14 18:48

黒坦々麺をチョイス。
黒胡麻と山椒でだいぶ刺激的。

11/14 18:54

麻婆豆腐も注文して、シェア。
オブジェのパンダを勝手に拝借して添える感じでw
最後まで楽しい時間でした。

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

ジョー🐪

鈴鹿に上高地があるらしい。
…と知ったのは去年の御在所・イブネの時に上水晶谷での休憩中にお会いした地元の方からのお話。
それから妙に気になる存在となり、ついに今回、訪問する運びになりました。

緊急事態だったり休みが噛み合わずだったりで、なかなかご一緒出来ずにいた友人たちともようやく一緒に歩くことが出来たのも良かったです。
お陰様で、キャンプメインのイブネがおまけみたいな内容になりましたが（笑）終始楽しい時間を過ごせたかな、と思います。
沢の音効果で隣のテント同士の声も気にならず、イロイロ気兼ねすることなく滞在できたのも良かったですね。

鈴鹿の奥地、標高の割にいろいろな要素が詰まっていて、コンパクトながら面白いなー、と改めて感じました。
横浜からだとちょい遠いのが難点ですが、別のバリルート（しかも複数）からイブネクラシに行けそうですし、また遊びに行きたいと思います！