新崎川左俣
- GPS
- 06:29
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,028m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
湯河原駅を利用する場合は、幕山公園行きバスは本数が少ないので、タクシーを利用するか鍛冶屋バス停から歩くことになります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
幕山公園から白銀林道までは、登山道に入ってからちょっとヤブっぽくなっている箇所がありますが、道を見失うほどではありません。 沢の中は岩がヌメっているので注意が必要でしょう。この時期は落ち葉があるのでさらに滑ります。 終了点から白銀林道までは問題になる箇所はありません。 下山後は湯河原町営のこごめの湯で汗を流しました。 |
写真
感想
1 記録
(1)幕山公園から入渓点まで
林道は最奥部が荒れた跡がありましたが、通行に支障はありません。
登山道は踏み跡をしっかり辿っていけば問題はありません。
白銀林道に出たら西に向かうとすぐに白銀橋です。
右岸の下流側に降りる踏み跡があります。
(2)中尾沢出合まで
ゴルジュの中の2つの滝はいずれも右岸側から。
いずれも水流中を登れます。
濡れたくない場合は右岸側を登ればよいでしょう。
なお、ゴルジュの右岸に滝がかかっているということなのですが、
4月も今日も気がつきませんでした。
4m位の幅広のナメ滝には、左岸に残置ザイルがありました。
4月にはなかったのでまだ新しいでしょう。
少なくとも今日の時点ではしっかりしていました。
(3)中尾沢右俣F2まで
幅広のナメ滝を越えて少し行くと、左岸から中尾沢が流れ込んできます。
右俣F1までは小滝の連続なので、滑らないよう気をつければ問題はないでしょう。
右俣F1は登れそうですが(登った記録もありますが。)、左俣F1の手前にザイルがあります。
これを使って容易に巻けます。ただし、ガレているので落石にはご注意ください。
そのあとはトラロープに沿って踏み跡を進めば右俣F2です。
(4)終了点まで
右俣F2から中尾沢出合までは来たルートを戻ります。
登るときは気がつきませんでしたが、登山道が徒渉するあたりから途中まで左岸に踏み跡があります。
難易度は低いですが、沢の下降に間違いがないので、踏み跡を使ってもいいでしょう。
本流に戻ってからは、直登できそうな滝が続きます。
実際にはヌメっていて巻いてしまうほうがいい滝もあります。
そのあたりは現場で判断していただく方がいいでしょう。
標高700mくらいの顕著な二俣は右に進みます。
ここを見逃すことはないと思いますが、標高も確認するとよいでしょう。
ここを少し登ると左岸の岩壁から水が湧いています。
これは顕著な目印となります。
もう少し行くと10mくらいの滝です。
左壁からバンド伝いに水流右側に行き、一段上がって水流左に行き、そのまま水流の左側を登りました。
この滝の巻道は右岸側にあります。
巻道を進むと土肥の大杉跡あたりに出るという情報に接したことがありますが、
滝のすぐ上に出ることができるようです。
そのままもう少し進むと登山道に出合って終了です。
(5)幕山公園まで
普通の登山道を降ります。
問題はないでしょう。
2 感想
入渓点に着くなり、Kさんが川にダイブ。
namemaniaも大概ですが、この人もなかなかの変わり者です。
まあ、11月末に好きこのんで沢に来る時点でみんなそれなりにおかしいんですけど。
namemaniaはさすがに飛び込みませんでしたが、
11月になって4回目の沢ともなると、あまり抵抗がありません。
実際それほど冷たくはありませんでした。
そんなわけで最初から積極的に水流中を歩いてみました。
4月はあまり濡れないようにしようとしたのですが、
今日と比べると動きがぎこちなかったような。
F君はできる限り濡れないようにしていましたが、
やはり歩き方がぎこちなかったです。
積極的に水流に突っ込むことが肝心かもしれません。
中尾沢は小滝に開き始めてきたころに右俣F1が登場。
が、どうやら皆これが目的の滝と勘違いした模様。
これもなかなか立派だから仕方がないかもしれません。
で、肝心の右俣F2はもっと立派です。
以前新崎川と中尾沢とを遡行した知り合いから、
是非見物しろと勧められていましたが、
新崎川遡行者は見物しておく方がいいかと。
満足して本流へ戻るとき、当然ながら沢の下降になるので小滝を降ります。
ある小滝で、「この規模だから釜は小さい」と決めつけて降りてみたところ、
思いっきり首まで浸かりましたですよ。
おまけにこのときに左の太ももを岩にぶつけて痛くしました。
決めつけはよくありませんな。
水がぬるかったのが不幸中の幸いでしょう。
で、痛い足を引きずりながら本流に戻り、700m二俣を右へ進んで湧水のところで一休み。
遡行再開後、また太ももをぶつけました。しかも、ピンポイントで同じ箇所。
いずれも強打したわけではなかったのですが、打ち所が悪かったのでしょう、
しばらく息ができませんでした。未だに痛くて左足にあまり力が入りません。
今ですらそんな状態なので、そのときはしばらく上の空。
よく何事もなく帰り着いたものです。
それはそれとして、最後の滝は前回はおそるおそる歩きましたが、
今回はもう少しマシな登り方ができた感じがします。
やっぱり他の人と歩くというのが大きいのでしょう。
そういう意味でも沢は複数人のパーティーで行くべきなんでしょうな。
かように色々とありますが、やはり沢は楽しいですな。
寒い中、お疲れ様でした。水流賛成です。側壁をへつったり浮石だらけの河原を歩くより、中央を行くのが一般的には安全でスムーズで楽だと思います。暖かくなったらよろしくお願いします。
水流中の方がヌメっていないところも多いですしね〜。
房総の沢だと平気でヌメっていたりもしますが。
そのあたりは状況次第でしょう。
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