ナイトハイクで蝶ヶ岳

2021年11月17日(水) [日帰り]

• GPS: 07:58
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,419m
• 下り: 1,414m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:55
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:55

23:03 三股駐車場
23:22 23:23 三股登山口
23:56 23:56 ゴジラみたいな木
23:59 宿泊地

日帰り

• 山行: 5:24
• 休憩: 5:57
• 合計: 11:21

0:51 0:55 まめうち平
1:43 1:49 蝶沢
2:27 2:34 第二ベンチ
2:56 3:03 最終ベンチ
3:19 3:37 大滝山分岐
3:44 3:44 蝶ヶ岳
3:48 8:49 蝶ヶ池
9:21 9:23 蝶ヶ岳
9:24 9:24 蝶ヶ池
9:30 9:30 大滝山分岐
9:38 9:46 最終ベンチ
9:52 9:55 第二ベンチ
10:20 10:20 蝶沢
10:53 10:54 まめうち平
11:39 11:41 ゴジラみたいな木
12:04 12:05 三股登山口
12:15 三股駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

午後３時半に自宅を出て、下道で三股駐車場へ。午後７時半に到着後、仮眠して１１時過ぎにナイトハイク開始。

コース状況／危険箇所等

標高1,900メートルのまめうち平手前の尾根から雪が出てきました。積雪はあまりなく、所々融けた雪が凍って滑りますが（特に階段部分）、下山も含めアイゼンは使わなかった。ただ、来週はまた寒気が入り、状況は変わりそう。
　あと、三股駐車場までの道が工事のため時間帯により通行止めなのでご注意下さい。

写真

11/17 3:28

ナイトハイクも四時間を超えてますが、眠たいながらもこの星空の元、元気一杯笑。大滝山分岐を超え、頂上まであと少しの最後の雪原で星撮りします。まだ、満月前の月が沈んでないので、明るい星しか写らない笑。

11/17 4:29

蝶ヶ岳ヒュッテ冬季小屋で少し休んでから、星撮りします。月も沈んで暗く、肉眼では良く見えませんが、星撮りすると穂高から槍が暗闇にあぶり出されます。

11/17 4:48

冬の大三角形
フィルターで星を滲ませて強調させています。
月が沈んで、凄い星空。右上から左下にうっすらと天の川が写ってる。

11/17 4:48

11/17 4:52

槍穂と西に傾いた冬の星々

11/17 4:59

北の常念岳と真ん中に北極星

11/17 5:04

東に広がる安曇野の夜景
蝶ヶ岳は街に近く、アプローチし易いことがよくわかる。
雲ひとつないので、ご来光とモルゲンロートがとても楽しみ。

11/17 5:19

五分間の星の動き。
いよいよ夜が明けてきた。

11/17 6:06

日の出20分前
星撮りの後、一旦冬季小屋で暖を取って次は朝焼けを撮ります。荘厳の夜明け前です。

11/17 6:08

まだ日の出前ですが、いよいよ穂高と槍が闇の中から姿を現す。

11/17 6:12

日の出１５分前の奥穂（右）と前穂（左）
この構図が昔から大好き。

11/17 6:14

浅間山の向こうの空が美しく染まる

11/17 6:14

南に乗鞍もはっきりしてきた。

11/17 6:16

槍ヶ岳アップ
手前に落ちる槍沢のU字谷の様子がよく見えてます。

11/17 6:18

梓川を挟んで穂高連峰
雪の穂高は美しく、凄い迫力

11/17 6:25

あそこから太陽が出そう

11/17 6:30

太陽が顔を出すとまずは柔らかくなんとも言えないピンク色に穂高が染まる。

11/17 6:32

ピンク色の槍穂
これぞモルゲンロートでしょう。
独り占めさせていただいてもったいない笑。

11/17 6:34

ピンクからしっかりとしたオレンジに変わって

11/17 6:38

青春ミラー穂高（青春ミラーは大好きなコレクターズの曲名です。）
前穂から右下に連なる前穂北尾根と前穂東壁が凄すぎる。奥穂に映る北尾根の影がいい。

11/17 6:39

乗鞍岳にも朝が来た。

11/17 6:46

北に伸びる稜線の向こうに常念岳も朝日を浴びて

11/17 6:48

安曇野には雲海広がり

11/17 6:50

日の光はますます力強く

11/17 6:53

美し過ぎる夜明けでした。

11/17 6:56

槍ヶ岳おはよう

11/17 6:56

本当に７０ミリのレンズがハマる構図
すっかり夜は明けました。

11/17 7:14

雨飾、妙高、高妻、黒姫方面

11/17 7:16

乗鞍岳と御嶽山（左奥）

11/17 7:16

穂高の影に隠れるように焼岳
左の影の部分が上高地

11/17 7:20

すっかり夜は明けて

11/17 7:26

冬季小屋入り口
とにかくこの赤い扉が重い。女性では無理だと思う。風雪の対策で致し方なしですが。

11/17 8:42

狭い入り口通路奥の扉を開けて内部の様子
思ったより広く、トイレも2枚の扉の向こうなので臭いもほとんどなく快適そう。こんな冬季小屋が解放されているのは本当にありがたいこと。次回は泊まろう笑。下山前に15分程横になって寝た笑。

11/17 9:04

遠くに八ヶ岳の峰々

11/17 9:04

甲斐駒ヶ岳や北岳の南アルプスの左に富士山が高い。

11/17 9:05

奥に中央アルプス

11/17 9:05

累々とした山の向こうに父の故郷の山恵那山

11/17 9:08

蝶ヶ岳頂上から蝶ヶ岳ヒュッテとその向こうに常念岳、写真を撮る僕の影

11/17 9:09

最後にこの景色をもう一度。

11/17 9:12

涸沢カールをアップ
つい１か月前は紅葉でとても賑わっていたのに、もう雪深く、本来の静けさを取り戻している。

11/17 9:14

安曇野の雲海が鱗雲のようになる。
もう消えていくのだろうね。

11/17 9:39

登山道の雪の状態はこんな感じ
そういえば、頂上から少し降った雪原前のハイマツ帯に真っ白な冬毛のライチョウがいました。すぐ隠れて撮影できなかったけど、よく考えたら冬毛さんは初めて見たのかな？

11/17 10:24

今回の核心部
ツルツルに凍った１５メートルの区間
この他にも階段を中心に凍結箇所はいくつかありましたが、慎重にやり過ごしアイゼンは使いませんでした。

11/17 11:10

下山中は所々で常念岳が北に見える。
ここからは中央の頂上と右に伸びた尾根上の前常念のピークがほぼ同じ高さに見えます。

11/17 11:41

毎度お馴染みゴジラの木
ここまで来たら終わりは近い。

11/17 11:48

下山間近の力水で水をもらいます。
最近は山行くたびに天然水を持ち帰り、家で美味しいコーヒーを飲んでます。あまり味分かんないけど、なんとなく違う笑。

11/17 12:15

下山しました。
たくさんの猿が日向ぼっこしてた。

撮影機器：

PENTAX K-3 II ボディ ペンタックス

感想

S_Isam

　この時期になると見たくなる新雪の穂高の朝焼け。今年は無理かなと思っていたけれど、平日の一日休みを上手く利用できることを思いつきました。レコで時々目にするナイトハイク。
　深夜11時過ぎに三股の駐車場を出発した時は薄雲に覆われ、穂高のモルゲンロートはちょっと無理かなと諦めかけたけど、夜半過ぎから快晴に。
　頂上もほとんど風がない絶好の条件で、念願のモルゲンロートを堪能することができました。（でも寒かった笑。マイナス10度近かったかと。）
　流石に帰りの運転は寝不足で辛かったけど、仕事で忙しい時が多いので、こんな山行もありかな笑。

コメント

伝右衛門

　また　すごいこと　やってますね('ω')ノ

　羨ましすぎて　悩みます＾＾

S_Isam

denemonさん、コメントと忘年会ありがとうございました笑。
まだそこまでではないので大丈夫ですが、危険なことはしないよう気をつけます笑。

でも、僕にはdenemonさんのひめごやまの方がよっぽど凄いです😊