弥彦山（裏参道）小春日和にものみな鎮まりゆく

2021年11月17日(水) [日帰り]

• GPS: 03:41
• 距離: 5.2km
• 登り: 526m
• 下り: 513m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:54
• 休憩: 0:34
• 合計: 3:28

10:36 弥彦山裏参道登山口
12:07 12:07 妻戸山
12:15 12:26 弥彦山
12:33 12:33 妻戸山
13:02 13:25 休憩 ムササビの宿分岐
14:03 14:03 弥彦山裏参道登山口
14:04 ゴール地点

天候

平地の最高気温15度。無風快晴。暖か。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・11/14の妻戸・雨乞尾根も，今日11/17の裏参道も，イノシシの新しい活動痕はありませんでした。彼らは掘り返しにもう飽きた？

写真

今日のねらい目は，ことし花と実を見れたエゾノコリンゴの木をまた探しだして，冬芽を確認することです。

先週は，探してもみつからなかったのでじっくり探しました。丸くて赤い実が，すこしですがまだ残ってまして，

冬芽も見れました〜。高いのでよくは見えませんが...

※このエゾノコリンゴの木の花（2021/5/14撮影）と，

※果実はこんなでした（2021/9/12撮影）。

11/17 11:19

今日の清水平。人間目線では今年のここらの里山の紅葉黄葉はパッとしませんでしたが，それでもこのあたりが今日一番の華やかさ。

11/17 11:26

本当に今日は明るくて，暖かい，まさに小春です。なんでか，落ち着く気持ちになるのでした。

11/17 11:39

すっかり葉が落ちて，ランドマークのエノキの変形樹も目立つようになった妻戸尾根を横目に登ります。

11/17 11:46

ブルーに向かって歩いていくかんじ。

11/17 12:05

九合目能登見平です。佐渡の左側，今日は水平線に雲のある場所が，陸地のしるしでしょうか。この場所からかつて，一度だけ能登の陸地を見たことがあります。

※2019/11/23撮影の九合目能登見平からの能登半島先端部分の丘陵。a宝立山，e猫ヶ岳。

11/17 12:15

山頂手前のカツラの木，ほぼほぼ落葉終了です。

11/17 12:23

今日の御神廟。なにげに鳥居を見ると「天香語山命」とあり，「イヤヒコ様」はこの神様のローカルネームであることを初めて知りました。ほよ〜。山頂は平日ですがおおにぎわいでした。

11/17 12:38

下山です。ブル道は先日の洗堀対応にて大量の砂利が新たに投入され，

11/17 12:41

ケーブル沿いに砂がまかれて転圧かかってました。新潟の通信インフラよろしくです。

11/17 12:43

その砂の上に偶蹄類の新しい足跡。副蹄の跡がないのでカモシカのようですが...

11/17 12:45

いい石の日の余韻で石ころ観察。緑の大きな結晶のある玄武岩のようです。

11/17 13:25

それにしても明るい。ささくれた私の心もなごみルートに入れたかんじかな〜。

11/17 13:31

ここのこの空間の感覚，めっちゃ好きで。いつもここで立ち止まってぼーっとします。雰囲気は写真には写せませんが。。。

11/17 13:31

もう午後の日差しです。

11/17 13:57

西生寺さんの境内も明るくなってました。

先日は「メイクブラシ」形態だったヨメナの種が開いてぼんぼりに。ぽーん。

ナンブアザミの種は繊細。

熟す途中のアキカラマツの実の星雲。

葉が枯れて，妖しいからまりぐあいがよく見えるようになったツルリンドウ。

珍しくきれいに紅葉してたキンミズヒキ。

最後は冬芽シリーズで。ホオノキの，刀のようなでかい芽。

20枚以上の鱗片につつまれたブナの芽。上向きかげんが縁起ヨシ。

形で目立つオオバクロモジと，

ムシカリ。冬は冬で冬芽のたのしみあり。

この花，かなり前からずっと咲き続けてて，気になってます。タイワンツクバネウツギに似てるんだけどそんなはずないので，これは園芸種のハナゾノツクバネウツギ（アベリア）なんですかね？

撮影機器：

CX3 リコー

LUMIX DMC-GF5 パナソニック

感想

blueblu

撮る写真が花から実やタネに移り，今日は冬芽が目につくようになりました。今年の稔りの活動を終えて冬じまいに鎮まっていく植物界の後ろ姿を見送りつつ，あたたかい空気のなかでハナ歌をうたったり雪景色を想像したりしてとりわけゆっくり歩けて，いい感じでした。