八方尾根(雪山&花火三昧、兎平〜丸山手前)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 736m
- 下り
- 936m
コースタイム
09:10兎平ペアリフト終点から登山開始
09:55八方池山荘
10:25石神井ケルン(八方山ケルン)
10:35公衆便所
10:35第2ケルン
10:45八方ケルン(遭難慰霊碑)
10:55第三ケルン
12:20扇雪渓あたりで折り返し
14:55ゴンドラリフト兎平駅
天候 | 晴れ http://www.mapion.co.jp/weather/spot/L0581374/ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
□ゴンドラ乗り場近くの民間駐車場500円/日 □八方尾根ゴンドラリフト「アダム」往復1600円、手回り品料金別途(今回課金なし)。兎平ペアリフト片道200円(スタッフに手渡し)。 □この時期リフトは兎平ペアリフトのみ使えましたが、リフトは下りでは使えませんでした。 風が強いとすぐに止まるようです。帰りの最終時間も確認しましょう。 □リフト運行状況 http://www.happo-one.jp/gelande/lift.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
□雪質はパウダースノーでスノーシューでも歩きづらくなりました。特に扇雪渓に向かう斜面から急登となり、アリジゴクの斜面を登るような感覚になりました。 [リフト運行状況] http://www.happo-one.jp/gelande/lift.html 八方尾根へはスキー、スノボ組が9割以上 http://www.hakuba-happo.or.jp/ [唐松岳wiki] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%94%90%E6%9D%BE%E5%B2%B3 [山小屋]八方池山荘、唐松岳頂上山荘 http://annai.hakuba.jp/content/view/56/68/ http://karamatsu.jp/ [温泉]白馬八方温泉 http://www.shinshuu-hakuba.com/onsen/daiichisatonoyu/ |
写真
感想
【八方尾根からの唐松岳には未登頂、思いがけない花火と雪山遭難の週末】
雪山景色を楽しむために八方尾根(はっぽうおね)から唐松岳(からまつだけ)をスノーシューで目指しました。
八方尾根ゴンドラリフト「アダム」から兎平ペアリフトに乗継ぎ、そこからから八方尾根を登りはじめました。リフトを降りた八方尾根の斜面からは、いきなり雲の上からの眺めが広がっており、歩き始めからの景色の良さには癒されたり励まされたりしました。右手に白馬三山(白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ)・杓子岳(しゃくしだけ)・白馬岳(しろうまだけ)) 、左手に五竜岳(ごりゅうだけ)、鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)を眺めながら進み、振り返ると浅間山、高妻山、妙高山などが良く見えました。風もなくアウターシェルも終始いらないくらいの快晴で暑くなりました。
パウダースノー上は扇雪渓手前あたりから歩きづらくなり、スキーヤーにどんどん追い越され、急坂では前に進むのが難しくなりました。16時過ぎのゴンドラ最終便に乗り遅れないようにするため、扇雪渓あたりで引き返すことにしました。
後立山連峰の稜線からの景色も楽しみたいので是非とも雪山のうちに再訪したいと思いました。
下山後は、近いうちに登りたい高妻山の登山口の確認と蕎麦などを目当てに406号線で山を越えて戸隠方面に向かいました。蕎麦食後に真っ暗な峠道のような車道を長野市方面に移動する途中に、思いがけず冬の花火が打ちあがっているのが見えた時は得した気分でした。またこの時期に花火目当てに近くの山登りついでに訪れたいと思いました。
この週末に、同じ北アルプスの立山連峰真砂岳、北海道の上ホロカメットク山で雪山遭難事故のニュースには驚きました。安全登山を肝に銘じるとともに、亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。
もちろん今回の八方尾根での雪山遭難事故も多くあるようですので注意が必要です。いくつかのケルンも慰霊目的で作られています。
[真砂岳]「23日午前10時55分ごろ、富山県立山町の北アルプス・真砂岳(2861メートル)山頂近くの西側斜面で、幅約30メートル、長さ約600メートルにわたって雪崩が起きた。登山や山スキーをしていて巻き込まれたとみられる男性4人と女性3人の計7人を県警などが発見。ヘリコプターで富山市などの病院に搬送したが、全員の死亡が確認された。(日経新聞)」 http://youtu.be/OSGPmVquYqU
[上ホロカメットク山] 「24日午前0時40分ごろ、北海道・十勝岳連峰の上ホロカメットク山(1920メートル)を登っていた5人のグループから携帯電話で「吹雪で前に進めない」と救助を求める110番があった。道警山岳遭難救助隊などが合流して全員を救助したが、このうち札幌市西区発寒、公務員、西川優子さん(59)の死亡が確認された。(産経ニュース)」
こんにちは。お久しぶりです
いま、私の行きたい北アルプスNo.1が白馬岳なんですよ〜
冬の間は無理だと思っていたら、スノーシューでもいけそう?
来年夏を目指してましたが、前倒しもありか
花火もきれいですね〜
この時期は空気が澄んでいるから夏とは違う趣がありますね
こんにちは。
雪の北アルプスの景色、そこから見渡す周りの景色は素晴らしかったです 。
冬の白馬岳はどうでしょうか。コースによっては雪崩はあるでしょうし、ホワイトアウトによる道迷いも命取りにつながると思います 。体がすっぽりとハマってしまうようなところでのラッセルは考えただけでも気が遠くなります。
今回の初冬の八方尾根でも、場所によっては腰上の雪の深さになっていました。急坂のパウダースノー上では、登山コース上でもまさしく蟻地獄にハマった状態になり無力感と恐怖感を覚えました。シールを貼ったスキーではパウダースノーの急坂でもパタパタと雪の表面を踏み固めながら進めるので良いようですが、雪の表面が氷のような硬さにならないとスノーシュー、アイゼンでは唐松岳日帰り登頂は無理だと感じました 。
思いがけず遭遇した花火大会は丘の上から良く見えました。汗をかきながら仰ぎ見る夏の花火とは確かに違った趣がありましたよ 。
肌の薄いカエルくんに冬山はちょっとかわいそうじゃあないですか 。
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