ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3766488
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

鋸山・御前山(鋸尾根↗大ブナ尾根↘)

2021年11月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:31
距離
12.2km
登り
1,448m
下り
1,255m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:45
休憩
0:40
合計
5:25
6:09
6:13
36
6:49
6:55
43
7:43
7:43
9
7:52
7:58
14
8:12
8:12
32
8:44
8:45
14
8:59
9:02
26
9:28
9:30
3
9:33
9:40
1
9:41
9:42
10
9:52
9:53
40
10:33
10:34
32
11:06
11:12
3
11:15
11:16
4
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
最寄り駅:JR青梅線 奥多摩駅
登山口は徒歩5分の氷川キャンプ場前
下山口の奥多摩湖からバスで奥多摩駅へ戻りました。

■奥多摩湖バス停 時刻一覧
https://transfer.navitime.biz/bus-navi/pc/diagram/BusCourseSearch?busstopId=00042104
コース状況/
危険箇所等
■コース状況
<登山口〜鋸山>
天聖神社付近は少し岩っぽく鉄梯子等がいくつかありますが、特に危険な感じはありません。
天聖神社の先に鎖場が1か所ありますが迂回路があるので回避可能。
急坂が少ないので登っているという感覚がないまま鋸山山頂につきました。

<鋸山〜御前山>
いくつかピークを越えていくのでアップダウンがあります。
大ダワの先、鞘口山方面へ進んだ所に路肩が崩れている場所がありますが、気をつければ特に問題ありません。
大ダワにトイレがあります(泡で洗浄するタイプで清潔でした/トイペ有)しかし手を洗う水道はありません。
御前山手前の避難小屋にもトイレがありますが、見てないので詳細不明。

<御前山〜奥多摩湖>
急坂と平坦な道が交互に現れます。
急坂が多い印象。特にサス沢山から奥多摩湖手前までは急坂が続きます。落ち葉で滑りやすくなっているので注意が必要です。

その他周辺情報 <前日泊>
氷川キャンプ場:フリーサイト宿泊 1,500円/人
※土曜日宿泊のみ要予約
奥多摩駅徒歩5分で便利。河原サイトで直火OK。
売店が充実しているので手ぶらでもBBQを楽しめます。
受付:8:30〜16:00
※この日は奥多摩駅手前の古里駅〜鳩ノ巣間で火災があり、一時運転見合わせで受付時間ギリギリの到着になってしまいました。

<温泉>
もえぎの湯:850円/大人
露天風呂有 サウナ無(館外に足湯/100円があります)
休憩室、お土産売店、レストラン有
※土曜日夕方はとても混雑していたようですが、日曜日お昼頃は割と空いていました
奥多摩駅近くの氷川キャンプ場で前日泊。ここは直火で焚火が出来るのでとってもお手軽♪
3
奥多摩駅近くの氷川キャンプ場で前日泊。ここは直火で焚火が出来るのでとってもお手軽♪
キャンプ場入口から道路を渡ると鋸山の登山口。空が白み始めたAM6:00ごろ出発(写真は前日撮影。実際はまだ真っ暗)
キャンプ場入口から道路を渡ると鋸山の登山口。空が白み始めたAM6:00ごろ出発(写真は前日撮影。実際はまだ真っ暗)
まずは愛宕山を目指します。有名な長い長い階段を登り…
2
まずは愛宕山を目指します。有名な長い長い階段を登り…
空が明るくなった頃、愛宕神社が見えてきました
空が明るくなった頃、愛宕神社が見えてきました
程よく体も温まりヘッデンも不要な明るさになったので、ここで体勢を整えます
1
程よく体も温まりヘッデンも不要な明るさになったので、ここで体勢を整えます
愛宕神社を出発するとすぐに迂回路。この先の橋が崩落しているようです
愛宕神社を出発するとすぐに迂回路。この先の橋が崩落しているようです
ここから本線を離れて左手に下っていきます
ここから本線を離れて左手に下っていきます
一旦広い駐車場に出て
一旦広い駐車場に出て
車道から登山道に復帰。
車道から登山道に復帰。
するとなんて素敵な道♪
1
するとなんて素敵な道♪
全体的にこのような木の階段が敷設してあり、とても良く整備されています
全体的にこのような木の階段が敷設してあり、とても良く整備されています
樹林帯で見晴らしが乏しいルートですが、送電線の所から少し景色が見えました
2
樹林帯で見晴らしが乏しいルートですが、送電線の所から少し景色が見えました
その後、少し道が岩々して
その後、少し道が岩々して
鉄の階段が出てくるようになると…
鉄の階段が出てくるようになると…
天聖神社奥宮に到着
2
天聖神社奥宮に到着
御前山方面ですかね
1
御前山方面ですかね
さて神社のピークから下ります
さて神社のピークから下ります
はしご&くさり
木の根がうにょうにょ
木の根がうにょうにょ
分岐を右へ行くと鎖場、左が巻道。せっかくなので鎖場へ進みます
分岐を右へ行くと鎖場、左が巻道。せっかくなので鎖場へ進みます
5m程の岩場をよじ登ると…
5m程の岩場をよじ登ると…
すぐに先程の分岐道と合流。
すぐに先程の分岐道と合流。
後はだらだらと樹林帯のゆるい登り
後はだらだらと樹林帯のゆるい登り
1か所、倒木がありました
1か所、倒木がありました
軽く登って…
最後に下って登り返すと…
最後に下って登り返すと…
鋸山到着!ベンチで少し休憩。まだ8:00前なので誰もいません
1
鋸山到着!ベンチで少し休憩。まだ8:00前なので誰もいません
鋸山から一度分岐へ戻り、ここから御前山へ向かいます
鋸山から一度分岐へ戻り、ここから御前山へ向かいます
階段を下って、鋸山の北西側をトラバース
階段を下って、鋸山の北西側をトラバース
気持ちよく下っていくと…
気持ちよく下っていくと…
大ダワの林道に出ました。ここには駐車場やトイレがあります。
1
大ダワの林道に出ました。ここには駐車場やトイレがあります。
トイレの脇から御前山方面へ進みます
トイレの脇から御前山方面へ進みます
2022年3月末まで、御前山から大岳山の登山道改修工事が行われるようです
1
2022年3月末まで、御前山から大岳山の登山道改修工事が行われるようです
まずは鞘口山へ
途中登山道の路肩が崩れているので注意
途中登山道の路肩が崩れているので注意
鞘口山までは、小ピークと合わせて2回急登を登ります
鞘口山までは、小ピークと合わせて2回急登を登ります
鞘口山到着。急登でシャリバテ気味だったので、ここで軽く朝ごはん。背後からクマが現れそうで怖かった
2
鞘口山到着。急登でシャリバテ気味だったので、ここで軽く朝ごはん。背後からクマが現れそうで怖かった
休憩後、鞘口山から次のピークを目指します。まずは下り…
休憩後、鞘口山から次のピークを目指します。まずは下り…
鞍部まで下るといい雰囲気
鞍部まで下るといい雰囲気
山腹を巻くように進みます
山腹を巻くように進みます
はい、下ったら登ります
はい、下ったら登ります
振り返ると先ほど休憩した鞘口山
振り返ると先ほど休憩した鞘口山
9:00、クロノ尾山到着…ここも誰もいない…
1
9:00、クロノ尾山到着…ここも誰もいない…
クロノ尾山からまず緩く標高をあげます
クロノ尾山からまず緩く標高をあげます
細いトラバース…
細いトラバース…
木々の向こうに目指す御前山が見えました
木々の向こうに目指す御前山が見えました
山頂直下の長い長い登り。山頂直下はずっと階段です
山頂直下の長い長い登り。山頂直下はずっと階段です
御前山に到着!
…って、やっぱり誰もいない…広い山頂独り占め
2
…って、やっぱり誰もいない…広い山頂独り占め
御前山からの眺め。遠くに見えるのは、蕎麦粒山や天目山の稜線かな
御前山からの眺め。遠くに見えるのは、蕎麦粒山や天目山の稜線かな
御前山を下山します
御前山を下山します
下山途中にベンチがあり、そこから三頭山が見えました
下山途中にベンチがあり、そこから三頭山が見えました
惣岳山通過
惣岳山を過ぎると九十九折の急坂を下ります。この頃になると次々と登山者が登って来るようになりました
惣岳山を過ぎると九十九折の急坂を下ります。この頃になると次々と登山者が登って来るようになりました
サス沢山到着
サス沢山の展望台から奥多摩湖が一望できます
2
サス沢山の展望台から奥多摩湖が一望できます
サス沢山から先はずっと急坂!写真では伝わらないけど、かなりの斜度!滑落注意の看板もありました
サス沢山から先はずっと急坂!写真では伝わらないけど、かなりの斜度!滑落注意の看板もありました
途中展望台があったので寄り道。眼下に小河内ダム
2
途中展望台があったので寄り道。眼下に小河内ダム
山の紅葉はすっかり終わっていて、ダムより下の渓谷付近が見頃でした
1
山の紅葉はすっかり終わっていて、ダムより下の渓谷付近が見頃でした
そしてゴールの奥多摩湖に到着!下ってきた御前山方面を眺めて山旅終了です。
3
そしてゴールの奥多摩湖に到着!下ってきた御前山方面を眺めて山旅終了です。

感想

2週連続で奥多摩に行ってきました。
というのも今回はTJAR(山岳レース)の参加実績作りをするパートナーの付添い。なんでも1日にコースタイム25時間以上のコースを0.6のペースで走破しないといけないらしい。深夜23:00に出発するというので奥多摩駅近くの氷川キャンプ場でベースキャンプを設営。彼を見送った後翌日下山するまでの間、私はキャンプ場からすぐに登れる鋸山から御前山まで縦走することにしました。

鋸山の登山口はキャンプ場の目の前。空が白み始めた6:00頃出発。
鋸山へ続く鋸尾根は、その名前に似つかわしくなく穏やかな道。とても良く整備され多くの登山者で踏み固められた道はとても歩きやすくて気持ち良い。道中にある天聖神社奥宮付近に岩場やハシゴ・鉄階段があるものの、それほど難しくはないので変化があって却って楽しかった。そうして登っているというより山歩きを楽しんでいるうちに鋸山へ到着しました。

その後、鋸山から先の御前山までは大ダワまで一旦下り鞘口山・クロノ尾山と2つのピークを越えて行きます。この稜線歩きの感想は一言で言って孤独。とにかく登山口から御前山まで誰にも会わずずっと一人旅。それはそれで気楽で楽しいんだけど、朝晴れていた空がだんだん暗くなり次第に雨が振りそうな気配になっていく中、それにつられるように心細くなっていったのは事実。やっぱり天気って大事!

そして到着した御前山。独りぼっちの山頂を後にして奥多摩湖方面へ下り始めると、そこから一転、次々と登山者とすれ違うようになりました。奥多摩湖まで続く大ブナ尾根は、とにかく急坂が多い印象。登山道を九十九折に下るのですが、登ってくる人が多いので落ち葉に隠れた石などを下に落とさないように慎重に下りました。
その急坂はゴールの奥多摩湖直前まで続き、奥多摩湖のダムの堰堤に辿り着いた時は正直ホッとしました。登りが得意で下りが苦手な私は逆周りで縦走したほうが良かったかもしれない。でも今まで奥多摩湖に来たことがなく、そこをゴールにしたかったので良しとしよう!
その後は奥多摩湖バス停から氷川キャンプ場へ戻り、近くの”もえぎの湯”で汗を流して登山終了。

余談ですが、この時点で昨夜出発したパートナーから一切連絡がありませんでした。奥多摩の山深いルートを走っているのでずっと圏外なんだろうな〜とは思っていましたが、あまりにも音沙汰ないので心配になった頃、”いまココ”の通知が連続で着信。ゴールの奥多摩でようやく電波を拾って登山開始から下山までの通知が一気に届きました。とにかく無事で良かった。前日泊の日帰りでしたが、とても長い山旅を終えた気分でした。



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:218人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
御前山(小河内ダムから小河内神社バス停)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
御前山 大ダワから林道にて奥多摩駅まで
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら