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記録ID: 377204
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢

蛭ヶ岳[大滝新道->市原新道周回]

2013年11月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:30
距離
15.6km
登り
1,496m
下り
1,495m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:00 魚止橋
08:15 伝道(登山口)
08:30 造林小屋
09:15 雷平分岐
10:00 早戸大滝
11:25 丹沢主脈取付き
12:30 蛭ヶ岳着(昼食)
13:05 蛭ヶ岳発
14:25 雷滝
14:50 早戸川合流点
15:35 造林小屋
15:45 伝道(登山口)
16:00 魚止橋
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
早戸川林道終点の魚止橋からの往復
コース状況/
危険箇所等
 大滝新道・市原新道ともに道標はほとんどありませんが、赤・黄・ピンクとテープ類はかなり頻繁にあるので、踏み跡と合わせて追っていけば道迷いの心配は比較的少ないと思います。ただし、元々入山者が少ない上に今の時期大量の落葉で踏み跡がかなり不明瞭なので、道迷いだけでなくスリップや踏み抜きに注意が必要です。
市原新道の蛭ヶ岳から下り始めの尾根が広い部品では鹿柵の左に行くのが正解の様です。この辺りは各人様々なルート取りをしている様で、テープは鹿柵の左右どちらにも有ったので気を付けて下さい。私も間違ったので、GPSのログが少し振れてます。
 沢の水量はまだまだタップリなので2,3箇所はヒザまでの渡渉の必要があります。川底の石も滑るので転倒注意です。
 駐車スペースは4、5台程度しかないので、一杯の場合は少し手前の本間橋近辺になります。
※ルートの確認は「東丹沢登山詳細図/吉備人出版」を参考にしました。
魚止橋の手前の駐車スペースは2台しか停められません。
魚止橋の手前の駐車スペースは2台しか停められません。
魚止橋直近の写真左手の退避スペースにも2、3台停められます。橋を渡った先は転回スペースに付き駐車禁止です。
橋を渡った先の黄色い看板を左に上れば林道のショートカットになります。
魚止橋直近の写真左手の退避スペースにも2、3台停められます。橋を渡った先は転回スペースに付き駐車禁止です。
橋を渡った先の黄色い看板を左に上れば林道のショートカットになります。
林道歩きはこんな感じ。
所々右側の斜面からの崩落箇所があります。
林道歩きはこんな感じ。
所々右側の斜面からの崩落箇所があります。
伝道。
ここが登山口。
写真の右手手前に登り返します。
伝道。
ここが登山口。
写真の右手手前に登り返します。
早戸大滝と雷滝までは、少ないながらもこんな感じの道標があります。
早戸大滝と雷滝までは、少ないながらもこんな感じの道標があります。
最初の渡渉ポイント。
この程度なら何の問題も無いのですが...。
最初の渡渉ポイント。
この程度なら何の問題も無いのですが...。
造林小屋。
右手に鹿柵を越えて進むと榛ノ木丸方面。
右手に鹿柵を越えて進むと榛ノ木丸方面。
第2渡渉ポイント。
前後をウロウロして何とか飛び石でクリア。
第2渡渉ポイント。
前後をウロウロして何とか飛び石でクリア。
出来るだけ高巻きして楽な方に逃げます。
出来るだけ高巻きして楽な方に逃げます。
適当な飛び石が見つからず、諦めて渡渉開始!
適当な飛び石が見つからず、諦めて渡渉開始!
渡渉用にマリンシューズもどきを持参していたのでそのまま次の渡渉ポイントまで移動してから登山靴に復帰しました。
朝は外気温0度の中での渡渉で足の感覚がなくなりました!が、その反動で登山靴には着替えて暫く歩くと足がポカポカして逆に快感でした?!
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渡渉用にマリンシューズもどきを持参していたのでそのまま次の渡渉ポイントまで移動してから登山靴に復帰しました。
朝は外気温0度の中での渡渉で足の感覚がなくなりました!が、その反動で登山靴には着替えて暫く歩くと足がポカポカして逆に快感でした?!
早戸大滝。
なかなか壮観です!
写真左手を滝の上まで急峻な斜面を直登します!
早戸大滝。
なかなか壮観です!
写真左手を滝の上まで急峻な斜面を直登します!
滝上まで登るとお皿の道標が待っています。
滝上まで登るとお皿の道標が待っています。
滝上で沢に降りて左岸に渡り返します。
滝上で沢に降りて左岸に渡り返します。
そこから延々と100m以上の足元の悪い急なルンゼをトラロープを頼りに登ります。
写真の頂部の先にもまだまだ続きがあります!
そこから延々と100m以上の足元の悪い急なルンゼをトラロープを頼りに登ります。
写真の頂部の先にもまだまだ続きがあります!
樹林帯を抜けきると、見慣れた丹沢特有のブナと笹の気持ちの良い稜線風景が現れます。
樹林帯を抜けきると、見慣れた丹沢特有のブナと笹の気持ちの良い稜線風景が現れます。
丹沢主脈との合流点。
鹿柵沿いに笹原から出てきました。
不動の峰の少し手前です。
何の道標もテープも無いので判りにくいです。
丹沢主脈との合流点。
鹿柵沿いに笹原から出てきました。
不動の峰の少し手前です。
何の道標もテープも無いので判りにくいです。
不動ノ峰から、
本日初富士山。
天気が良い日のこの稜線の景色はいつ見ても気持ちが良い!
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天気が良い日のこの稜線の景色はいつ見ても気持ちが良い!
蛭ヶ岳到着。
手元の温度計で5度程度でしたが、風もほとんど無くベンチも空いていたので、ゆっくりと昼食休憩が出来ました。
蛭ヶ岳到着。
手元の温度計で5度程度でしたが、風もほとんど無くベンチも空いていたので、ゆっくりと昼食休憩が出来ました。
丹沢、塔ノ岳までハッキリ見えます。
丹沢、塔ノ岳までハッキリ見えます。
宮ヶ瀬湖方向。
市原新道の降り始め。
鹿柵に沿って尾根筋を下ります。
蛭ヶ岳の取り付きを撮り忘れましたが、山荘の東側の展望台の奥を北に向かって降ります。
市原新道の降り始め。
鹿柵に沿って尾根筋を下ります。
蛭ヶ岳の取り付きを撮り忘れましたが、山荘の東側の展望台の奥を北に向かって降ります。
遭難慰霊碑。
お皿の道標。
文字が良く読めませんでした。
GPSで標高1280m前後です。
お皿の道標。
文字が良く読めませんでした。
GPSで標高1280m前後です。
お皿の道標。
雷滝への降下点。
お皿の道標。
雷滝への降下点。
雷滝から早戸川までの途中のカヤノ沢?沿いの登山道。
雷滝から早戸川までの途中のカヤノ沢?沿いの登山道。
登山口まで無事下山。
あとは林道歩き。
登山口まで無事下山。
あとは林道歩き。

感想

 以前から気になっていましたが渡渉があるので敬遠していたルートにチャレンジしてみました。
 随分と晴れが続いていたので、もしや飛び石で行けるのではと淡い期待を持って望みましたが、さすがに無理な箇所も何箇所かあり、文字通り身を切るような冷たい清流に膝まで漬かってきました!出来るだけ短時間で渡り切るのが重要ですが川底のコケが結構ヌルヌルで川の中でもダブルストックが役立ちました。
 また、入山者の少ないコースのせいか、至る所でクマの糞と思われるものに遭遇したのには驚きました。丹沢主脈から少し入ったところでも見かけたので、一般道でも油断大敵です!
 大滝新道も市原新道もいずれも山の日陰で一日中陽が当たらず丹沢主脈に出るまではほとんど眺望も無いので結構ガマンのコースですが、渓流が美しく2つの大滝もなかなか見ごたえのある景観でそれなりに楽しむことが出来ました。逆に景色は最高ですが丹沢主脈の登山道の泥濘にはあらためて辟易しました。
 天気にも恵まれ、また一つ丹沢の奥深さを知ることの出来る良い山行でした。

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