塔ノ岳へ初日の出山行(塔ノ岳、丹沢山、鍋割山)
- GPS
- 07:25
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,878m
- 下り
- 1,585m
コースタイム
コースと時間 4時間45分(歩いた時間3時間58分)
8:11 大倉 1時間24分
9:35 堀山の家 33分
10:08 花立 27分
10:35-11:11 塔ノ岳 49分
12:00-12:11 丹沢山 45分
12:56 塔ノ岳
二日目(1/1)
コースと時間 3時間13分(歩いた時間2時間50分)
7:23 塔ノ岳 12分
7:35 金冷し 40分
8:15-8:38 鍋割山 1時間5分
9:43 二俣 53分
10:36 大倉
過去天気図(気象庁) | 2006年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
丹沢、塔ノ岳へ単独山行。目的はもちろん初日の出。初日の出を目指して大晦日に尊仏山荘宿泊、年が明けて元旦、拝みます。
今回の山行での収穫をあげますと...
はじめに富士山。2006年はここまで9回丹沢に来ましたがいずれもガス、ガス、雨...。富士山は一度も見えたことがありませんでした。しかし今回は塔ノ岳に至る長い長い修行の道、大倉尾根で冬晴れの中、左手に最初の富士山が姿を現しました。その後も塔ノ岳はもちろんのこと、塔ノ岳丹沢間の尾根、二日目の鍋割山といたるところでその姿を見せてくれました。丹沢は富士山の見える山だったんだ。また一つ丹沢に行く理由が増えました。
二つ目は塔ノ岳からの眺め。東に大山、江ノ島、東京方面。西に富士山、南アルプス。ぐるり見渡せる中、時間と共にその景色がどんどん変わります。昼間の富士山。その富士山の左に沈む夕日。夜は東の夜景。前面に大山、その右と左に江ノ島、東京。真夜中、月明かりで富士山が白く浮かびあがってきます。
三つ目は山小屋での語らい。尊仏山荘で年を越す多くの人、山の話で盛り上がりました。印象深かったのは50数年前の登山の話。南アルプス、北アルプスの年末年始山行のため、秋に燃料、食料を大量に歩荷して準備したとか、沢登りは靴に鋲をうったものを使ったとか。道具、衣類はほとんどアメリカ軍からの払い下げで、シュラフに至っては実は朝鮮戦争の戦死者の死体を運ぶのにアメリカ軍が使ったものだったとか。
最後はやっぱり初日の出。塔ノ岳山頂では大勢の人がその瞬間を寒い中待ち続けます。そしてちらっと見えたときの歓声。江ノ島の左側からぶわーと昇ってきます。初日の出の反対側には薄いピンクに染まった富士山。初日の出と富士山、その両方を見られるすばらしいひとときです。
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