雪に煌めく優美な名峰【姫神山】
750RS
- GPS
- 02:30
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 584m
- 下り
- 580m
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| 天候 | 曇り時々晴れ 山頂は風も弱く穏やか |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
特に危険箇所無し、本日も登山者（団体さんも）多い。 積雪は全区間有り、8合目より上部はやや多いように感じた。 こわ坂口の下りはさらに積雪も多くなったように感じた。山頂直下は滑る（ロープ有り）ので、下山時は注意が必要である。 今日はスパイク付長靴で登山したが、アイゼン等の装備は必要と感じた。 一本杉登山口のトイレは使用可能（但しいつまで使用可能かは未確認） こわ坂登山口〜一本杉登山口間は林道歩き |
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感想
姫神山（ひめかみさん／一等三角点／標高H=1123.8m）は、北上高地の中部、北上川を挟んで岩手山の東に対峙する。
独立峰で、その山容は均整のとれたピラミッド型で山頂には花崗岩を露出させる残丘の山である。
岩手山、早池峰山とともに岩手三山に数えられ、岩手山との夫婦伝説??にも登場する。
また、山麓の渋民村（盛岡市玉山区渋民）出身の歌人石川啄木がこよなく愛したことで知られる。
姫神山は男性的な岩手山に対してその優美な山容から「姫神」と名付けられたと言われている。
姫神山の登山口は4コースあるが、今回は一本杉登山口から登り、出来るだけ？？歩行時間を長くするため（笑）こわ坂登山口に下り、林道を歩き一本杉登山口に戻るコースとした。
秋田から雪の国道46号仙岩峠を越え、約140�辧�3時間のドライブの末・・・旧玉山村の一本杉登山口に到着した。
広い駐車場にはすでに数台の乗用車と10人程度は乗車可能なワンボックスタイプの乗用車が停車している。結構な人が登っているようである。
身支度を整え、今日はスパイク付長靴で登山してみることにした。防寒対策として靴下を3枚を重ね着？？をしてみた。足の遊びも無く長靴はピッタリとフィットした感じてある。
登山口のトイレは使用可能であった。いつまで可能かは未確認である。
登山口の案内板の横を通り、松林を抜け、一本杉林道を横切り、杉林に入る。
一本杉の名前の由来と思われる杉の大木？？があるが・・・杉の密生度が高く、もう少し間伐が必要な感じがした。
杉の産地である秋田県の人間からは特に感動も無い杉の木であるが（失礼）・・・一本杉の名前の由来と思われる大木が存在していた。（詳細は写真参照）
その一本杉の根元から清水が湧いているようであるが未確認である。
そこから、ざんげ坂といわれる階段状の急登に入る。今日は寒かったのでちょっと厚着（フリース、シャツ、下着）であるので出来るだけ汗をかかないように気をつけて登ることとしたが・・・標高730mの五合目に到着する頃にはいい汗が出ていた。快調のようである（笑）
登山道は雪道であるが、たくさんの方が登っているようで踏み跡は固まっている。圧雪状態である。当日は凍結までには至っていないが気温次第では凍結し、圧雪凍結状態も想定される。当日はスパイク付長靴で特に不便や危険は感じられなかったがアイゼン等の装備は必要（持参を含む）と感じた。
少し、息を整え、景色を眺めるが・・・生憎、五合目からの展望は無い。
休憩し、尾根を南進する。六合目、七合目を過ぎ、階段状の梯子を過ぎるとほどなく山頂からの尾根に取り付き、八合目に到着する。
振り返ると・・・六合目も七合目もなかなか急登であったが・・・あっと言うまであった（笑）
ここから登山道は東進し、山頂からの尾根を登る。
ここもなかなかいい感じの登りである。樹木に霧氷が目立ち始める。振り返ってみると岩手山の雄大な裾野が見える・・・・山頂はご機嫌が悪いのか・・・見えない・・残念である。
しばらく眺めを愉しみ、山頂直下の分岐に到着する。右は岩場のコース、左は普通のコース（土のコース）である。今日は長靴なのでちょっと気を遣って普通のコースである土の道を進む、小さい祠に手を合わせて樹木のアーチをくぐると一気に視界が開ける。
花崗岩の残丘が露出した一等三角点の鎮座する【姫神山】の山頂である。
山頂には数人の登山客が・・・と思っていると次から次とたくさんの団体さん（10人くらいでしょうか）が登ってきた。岩場のコースを登られたのか？？普通のコースを来たので追い越ししたのか・・・城内から登られた方々なのか？？不明であるがたくさんの方が山頂に集まってきた（笑）
山頂は遮るものがない360度の展望である。生憎、岩手山や早池峰山などの山頂部は望めなかったが、この時期にこの展望はありがたい。
また、樹木の霧氷が綺麗である。風は西側がちょっと強かったが独立峰にしては穏やかな感じてあった。
しばし展望を愉しみ・・・・帰りはもっとも標高差の少ないこわ坂コースを下山してみることにした。
山頂直下は急な下りで、雪も多い、滑る・・・ロープもあるので慎重に下ろう。
ふと・・・空を見上げるダケカンバと青空・・・・良い感じてある（笑）
山頂まで300メートル地点を過ぎ、ダケカンバの大木を眺めながら下る。
山頂まで980メートル地点あたりから緩斜面となりほどなく左手側が開ける・・・左に目をやると広大な岩手山が望める。残念ながら山頂部は雲がかかり霞んでいる。ご機嫌はダメみたいである・・・しかし雄大な良い山である。
岩手山もやはり秀麗無比なる南部富士である。片富士ではなく成層な富士である。
JR田沢湖線（秋田新幹線とも言う（笑））や国道46号から眺めるいつもの岩手山とは違った重厚で偉大な冨士山でした。
岩手県民歌は存知あげないがきっと・・・「秀麗無比なる岩手山」の歌詞が入っていることと推測した（笑）
この雄大な景色を過ぎるとちょっと下り、林道に到着する。こわ坂口である。
ここから林道を一本杉登山口を目指して下る。日陰は凍結しており、スパイク付長靴の威力は絶大である（笑）
前田地区の浄水施設を過ぎて、一本杉登山口が近づく・・・振り返ると姫神の山頂が・・・・白く煌めいている。きっと樹木に着雪し、太陽光に煌めいて見えたのであろう・・・写真だとなかなか・・・腕が悪くてすみません。
車に到着し、登山装備を解き、秋田に向かう・・・・一本杉の第一駐車場下のあたりからまた山頂を振り返ったみた。「姫神」と名付けられたとその優美な山容が望めた。麓の前田地区からもう一度振り返ってみた。
優美な山容である。名残惜しいが・・・また来よう。
明るい盛岡の空から・・・仙岩峠を越えると暗い鉛色の秋田の空が見えた。同じ東北なのに（涙）・・・・今の時期・・・秋田の人は僻みっぽいのである。
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秀麗無比なる鳥海山、覚えましたよ(笑)
ついでにネットで検索したので、その部分だけなら歌えます
ついでに、岩手県民の歌には、岩手山という歌詞もありませんでした
ついでに、宮城県民歌があることを、初めて知りました
姫神の霧氷はキレイですね
こんばんは
メッセージありがとうございます。
Springさん・・・秀麗無比なる鳥海山
四番までありますので時間のあるとき聴いてください（笑）確か・・・県のホームページで聴けますから
そうでしたか、岩手県民の歌には【岩手山】という歌詞はありませんでしたか。残念ですね。岩手山は迫力満点ですが・・・
各県には県民歌や県の木、花、鳥・・・があると思いますよ。
因みに・・・山形は最上川でした。
はい、遠くから煌めいていたのは山頂部の霧氷でした
ダケカンバに青空・・・・この時期の秋田には無い色でした・・・残念
雫石あたりからの「南部の片富士」を見ることは多いのですが、姫神あたりからだと、「秀麗無比なる」岩手山になるのですね
秋田市から3時間ですか・・今冬、青空の中を歩きたくなったら、出かけてみようかな
こんばんは
メッセージありがとうございます。
そうですね。私もそうですが・・・
はい、そうなんですよ。姫神山方向からだと「秀麗無比なる岩手山」になるんですよ。
大迫力の岩手山です。 感動しました。
そうですね。「ひやみこがないでいってたんせ」（笑）
でもいまの時期に青空
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