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Yamareco

記録ID: 3806960
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

高尾山北面支尾根5(非一般道) 伊能忠敬が歩いたかもしれない道などの踏み跡探査

2021年12月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:09
距離
7.6km
登り
489m
下り
497m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:41
休憩
0:28
合計
6:09
距離 7.6km 登り 497m 下り 499m
8:53
16
9:09
0:00
30
高尾山ちか道合流
9:39
0:00
33
駒木野方面へ尾根下降開始
10:12
0:00
50
南浅川右岸と駒木野の間の橋
11:02
0:00
50
金毘羅台への尾根に乗る
11:52
0:00
17
蛇滝林道東端へのトラバース路
12:09
0:00
14
蛇滝林道東端
12:23
12:51
0
高尾天満宮西の尾根と蛇滝林道交点、昼食
12:51
0:00
31
高尾天満宮西の尾根の蛇滝林道より上部登行開始
13:22
0:00
20
尾根の途中の動物モニターカメラ設置地点(ここからトラバース路を西進)
13:42
0:00
27
歩行路崩壊部 通過所要時間約15分
14:09
0:00
6
蛇滝口登山路に合流
14:15
0:00
8
14:23
0:00
3
14:26
0:00
26
14:52
0:00
10
国道20号
15:02
高尾山口駅
荷物:7kg、歩数:14000歩
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
最寄り駅:高尾山口駅
コース状況/
危険箇所等
 蛇滝林道と蛇滝口登山コースと里道は問題なし。
 非一般道は、無論、道標はなく、いくつか難所があります。とくに1号路の北側を並走するトラバース路は注意。
 全般に藪歩きとルーファイのそれなりの経験が必要です。
 詳細はルート図に紐づけした写真で説明します。
今日の天気の写真メモ。多摩川鉄橋から。丹沢山から大室山まで快晴。
2021年12月04日 08:28撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 8:28
今日の天気の写真メモ。多摩川鉄橋から。丹沢山から大室山まで快晴。
奥多摩、少し雲がある。
2021年12月04日 08:29撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 8:29
奥多摩、少し雲がある。
京王片倉駅付近から。
2021年12月04日 08:40撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 8:40
京王片倉駅付近から。
歩き始めはここから。
2021年12月04日 08:55撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 8:55
歩き始めはここから。
里道。
2021年12月04日 08:58撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 8:58
里道。
朝日を受けて。
2021年12月04日 08:58撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 8:58
朝日を受けて。
2021年12月04日 09:07撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
12/4 9:07
2021年12月04日 09:08撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 9:08
霜。
2021年12月04日 09:08撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 9:08
霜。
2021年12月04日 09:12撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 9:12
雨で流れた落ち葉。
2021年12月04日 09:12撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 9:12
雨で流れた落ち葉。
結構急な作業道。登ってみたら・・・
2021年12月04日 09:29撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 9:29
結構急な作業道。登ってみたら・・・
登山道に平行する広い尾根道。昔の道?
2021年12月04日 09:37撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 9:37
登山道に平行する広い尾根道。昔の道?
左奥のピークからこちら(駒木野方向)へ向かって降りてきたところを振り返った写真。どうも踏み跡が薄いと思っていたら、写真右方向から明瞭な道が合流してきている。リボンが見える。正しいルートの入り口は稜線を右に下がったコルにあたりと思われる。
2021年12月04日 09:46撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 9:46
左奥のピークからこちら(駒木野方向)へ向かって降りてきたところを振り返った写真。どうも踏み跡が薄いと思っていたら、写真右方向から明瞭な道が合流してきている。リボンが見える。正しいルートの入り口は稜線を右に下がったコルにあたりと思われる。
突如開けた道に出た。いよいよ伊能道? でないにしても立派な古道。いつ頃まで使われていたのだろう。大勢の人が行き交った光景が重なる。
2021年12月04日 09:51撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 9:51
突如開けた道に出た。いよいよ伊能道? でないにしても立派な古道。いつ頃まで使われていたのだろう。大勢の人が行き交った光景が重なる。
2021年12月04日 09:53撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 9:53
ここも立派な参道の雰囲気。
2021年12月04日 09:58撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 9:58
ここも立派な参道の雰囲気。
突然、尾根の突端に出る。この先は急傾斜の降下路。雨でえぐれたか? とても降りる気はしない。右につづら折れの道がある。
2021年12月04日 09:59撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 9:59
突然、尾根の突端に出る。この先は急傾斜の降下路。雨でえぐれたか? とても降りる気はしない。右につづら折れの道がある。
ここで右に折れる。
2021年12月04日 10:00撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 10:00
ここで右に折れる。
つづら折れ。下からの写真では分かり難い。
2021年12月04日 10:02撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 10:02
つづら折れ。下からの写真では分かり難い。
根の下の空洞。
2021年12月04日 10:03撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 10:03
根の下の空洞。
 古道の雰囲気に浸っていたら、突如、フィックス・トラロープのアシスト。夢から覚める。甘かった。誰かの声が近くで聞こえるようだ。
 そしてすぐ次に現れたのは・・・
2021年12月04日 10:04撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 10:04
 古道の雰囲気に浸っていたら、突如、フィックス・トラロープのアシスト。夢から覚める。甘かった。誰かの声が近くで聞こえるようだ。
 そしてすぐ次に現れたのは・・・
 下りの最後でこれは思いがけない看板。人に会わないはずの埋もれた古道を歩いてきたのに、突然人に出会ったような驚き。こんな看板を立てるほどこの道は歩かれているという林野庁の認識が突きつけられた。見方を変えれば、この看板はこの道に歩行路としてのお墨付き(黙認の了解)を与えているようなもの。
 わたしは踏み込んではいけない後ろめたさを感じつつここまで下りてきたのだが、これを見て少しだけ気持ちが軽くなった。
 でも、看板は一般道からは見えない位置に立てられ、いたずらに人を呼び込こまない配慮がある。林野庁の苦慮がにじむ。立ち入るなとは言わないけれど、言ったとしてもどうせ入るだろうから、ならば心して歩けよ、と。わたしには、ちょっと場違いに物々しいというか、インパクトが大きすぎる看板だった。いつまでも尾を引いている。
 
 逆ルートをたどらなくてよかった。たどっていれば、いきなり入り口でこの看板とトラロープに出くわし、めったに人の通らない古道への期待は壊れたにちがいない。この看板は観光地のエントランスの歓迎メッセージに私には見える。初めてこのルートを歩くのであれば、下りに使った方が雰囲気をより多く味わえるだろう。最後に落ちがつくのは仕方がないとして。
2021年12月04日 10:07撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 10:07
 下りの最後でこれは思いがけない看板。人に会わないはずの埋もれた古道を歩いてきたのに、突然人に出会ったような驚き。こんな看板を立てるほどこの道は歩かれているという林野庁の認識が突きつけられた。見方を変えれば、この看板はこの道に歩行路としてのお墨付き(黙認の了解)を与えているようなもの。
 わたしは踏み込んではいけない後ろめたさを感じつつここまで下りてきたのだが、これを見て少しだけ気持ちが軽くなった。
 でも、看板は一般道からは見えない位置に立てられ、いたずらに人を呼び込こまない配慮がある。林野庁の苦慮がにじむ。立ち入るなとは言わないけれど、言ったとしてもどうせ入るだろうから、ならば心して歩けよ、と。わたしには、ちょっと場違いに物々しいというか、インパクトが大きすぎる看板だった。いつまでも尾を引いている。
 
 逆ルートをたどらなくてよかった。たどっていれば、いきなり入り口でこの看板とトラロープに出くわし、めったに人の通らない古道への期待は壊れたにちがいない。この看板は観光地のエントランスの歓迎メッセージに私には見える。初めてこのルートを歩くのであれば、下りに使った方が雰囲気をより多く味わえるだろう。最後に落ちがつくのは仕方がないとして。
橋の下流側。
2021年12月04日 10:09撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 10:09
橋の下流側。
これ登り道?この上は激急のはず。
2021年12月04日 10:09撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 10:09
これ登り道?この上は激急のはず。
2021年12月04日 10:11撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 10:11
降りてきた尾根の西隣の尾根(P320mに登りつめる)に取りついて見たが、末広がりの尾根の東端には登路はなく、古い、かすかな西向きのトラバース路に出たので、それに沿って歩いたが、斜面が急で、崖すら見え、登りの道らしきもは見つからないまま尾根を回ると沢に達し、対岸が見えた。
 P320m北尾根はピークから下降路があるのかどうか、いずれ確認してみたい。
2021年12月04日 10:19撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 10:19
降りてきた尾根の西隣の尾根(P320mに登りつめる)に取りついて見たが、末広がりの尾根の東端には登路はなく、古い、かすかな西向きのトラバース路に出たので、それに沿って歩いたが、斜面が急で、崖すら見え、登りの道らしきもは見つからないまま尾根を回ると沢に達し、対岸が見えた。
 P320m北尾根はピークから下降路があるのかどうか、いずれ確認してみたい。
 対岸(西方、左岸)には赤テープと塩ビの給水管が見え、そちらの方がはるかに歩きやすそうなので、狙っていたP320mの尾根はあきらめ、対岸の尾根にねらいをスイッチした。
 一旦沢へ下り(写真)、対岸へ渡り、尾根に取り付いた。この尾根は金毘羅台へ直行する。
2021年12月04日 10:59撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 10:59
 対岸(西方、左岸)には赤テープと塩ビの給水管が見え、そちらの方がはるかに歩きやすそうなので、狙っていたP320mの尾根はあきらめ、対岸の尾根にねらいをスイッチした。
 一旦沢へ下り(写真)、対岸へ渡り、尾根に取り付いた。この尾根は金毘羅台へ直行する。
金毘羅台直行の尾根を少し登ると、先ほど下った尾根と同様の、樹木のない広いベルトが続いた。この辺はまだ歩きやすいが、徐々に急になる。
2021年12月04日 11:15撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 11:15
金毘羅台直行の尾根を少し登ると、先ほど下った尾根と同様の、樹木のない広いベルトが続いた。この辺はまだ歩きやすいが、徐々に急になる。
ペンキ塗りたて。人手がはいっている。
2021年12月04日 11:22撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 11:22
ペンキ塗りたて。人手がはいっている。
尾根を直登中、傾斜がきつくなる辺りで右に赤リボンが激しく招く。巻き道かと、つい踏み込むが、尾根を回ったあたりで急に下降を始めたので、巻き道ではないと気づき、強引に尾根へ登る。作業リボンなどに惑わされず、そのまま尾根の直登を続けていればよかった。
 ところで、この明瞭なトラバース路はどこから始まってどこまで行くのか?P320mの尾根を横切っているかもしれない。大変興味深い。
2021年12月04日 11:23撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 11:23
尾根を直登中、傾斜がきつくなる辺りで右に赤リボンが激しく招く。巻き道かと、つい踏み込むが、尾根を回ったあたりで急に下降を始めたので、巻き道ではないと気づき、強引に尾根へ登る。作業リボンなどに惑わされず、そのまま尾根の直登を続けていればよかった。
 ところで、この明瞭なトラバース路はどこから始まってどこまで行くのか?P320mの尾根を横切っているかもしれない。大変興味深い。
尾根筋に戻ると、灌木が多く急傾斜で歩き難くなる。かなり登り、そろそろ蛇滝林道東端へ向かうトラバース路に出ると期待したが、この写真の場所はまだそれではなかった。かつて歩いたことがあるトラバース路はもっと明瞭だ。
2021年12月04日 11:49撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 11:49
尾根筋に戻ると、灌木が多く急傾斜で歩き難くなる。かなり登り、そろそろ蛇滝林道東端へ向かうトラバース路に出ると期待したが、この写真の場所はまだそれではなかった。かつて歩いたことがあるトラバース路はもっと明瞭だ。
これは同地点の東側。左のアオキなどの向こうを左から登ってきた。
2021年12月04日 11:49撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 11:49
これは同地点の東側。左のアオキなどの向こうを左から登ってきた。
やっとトラバース路へ出た。白っぽい枯れ枝を置いた左方向から登ってきた。ここから蛇滝林道東端へは、すぐ先の尾根筋の道でクロスするほかは一本道。
2021年12月04日 11:55撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 11:55
やっとトラバース路へ出た。白っぽい枯れ枝を置いた左方向から登ってきた。ここから蛇滝林道東端へは、すぐ先の尾根筋の道でクロスするほかは一本道。
トラバース路の途中で見かけた太い樹木。多数見受けられる。
2021年12月04日 11:58撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 11:58
トラバース路の途中で見かけた太い樹木。多数見受けられる。
トラバース路がクロスする谷の上方向。
2021年12月04日 12:05撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 12:05
トラバース路がクロスする谷の上方向。
同下方向。降雨時は怖いほどの水量と流速だろう。
2021年12月04日 12:05撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 12:05
同下方向。降雨時は怖いほどの水量と流速だろう。
2021年12月04日 12:07撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 12:07
トラバース路終点。ここから出てきた。この先は蛇滝林道。
2021年12月04日 12:11撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 12:11
トラバース路終点。ここから出てきた。この先は蛇滝林道。
林道で見た樹の大きな実。何の種子だろう。鞘は10cmほどある。
2021年12月04日 12:16撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 12:16
林道で見た樹の大きな実。何の種子だろう。鞘は10cmほどある。
イノシシ。
2021年12月04日 12:18撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 12:18
イノシシ。
広葉樹林がまぶしい。
2021年12月04日 12:20撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 12:20
広葉樹林がまぶしい。
高尾天満宮西の尾根と蛇滝林道の交点での昼食の座席。前回も同じ場所で食事。
2021年12月04日 12:23撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 12:23
高尾天満宮西の尾根と蛇滝林道の交点での昼食の座席。前回も同じ場所で食事。
カップ麺がつぶれないように入れてきポリプロビーカー(500cc、東急ハンズ550円のシールが貼ってある)だが、ザックにしまうときには邪魔な取っ手が、使用時には意外に便利。
2021年12月04日 12:34撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 12:34
カップ麺がつぶれないように入れてきポリプロビーカー(500cc、東急ハンズ550円のシールが貼ってある)だが、ザックにしまうときには邪魔な取っ手が、使用時には意外に便利。
高尾天満宮西の尾根の、林道から上の部分を登り始めてすぐに見える旧道の名残。この旧道の数メートル下は林道法面の崖上。この道は崖を切り取って以来、そのまま放置されきたはず。
 林道から法面の上へ取り付くには尾根に向かって右手から。
2021年12月04日 12:59撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 12:59
高尾天満宮西の尾根の、林道から上の部分を登り始めてすぐに見える旧道の名残。この旧道の数メートル下は林道法面の崖上。この道は崖を切り取って以来、そのまま放置されきたはず。
 林道から法面の上へ取り付くには尾根に向かって右手から。
旧道・古道の面影。
2021年12月04日 13:05撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
12/4 13:05
旧道・古道の面影。
立派な杉。
2021年12月04日 13:07撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 13:07
立派な杉。
シカの角とぎ跡。
2021年12月04日 13:13撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 13:13
シカの角とぎ跡。
一号路に並走する巻き道・トラバース路の東方向。画面左端にモニターカメラ。
 ここまでの道は何の問題もなく、気持ちよく歩けた。さすが古道だ。
2021年12月04日 13:21撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 13:21
一号路に並走する巻き道・トラバース路の東方向。画面左端にモニターカメラ。
 ここまでの道は何の問題もなく、気持ちよく歩けた。さすが古道だ。
同地点標識。尾根筋上方向。
2021年12月04日 13:22撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 13:22
同地点標識。尾根筋上方向。
同地点林野庁標識。「蛇道」とある(邪道ではない)。ここから西は、しばらくは歩きやすいがすぐ急な斜面のトラバースとなる。
2021年12月04日 13:21撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 13:21
同地点林野庁標識。「蛇道」とある(邪道ではない)。ここから西は、しばらくは歩きやすいがすぐ急な斜面のトラバースとなる。
何のほこらか?
2021年12月04日 13:31撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 13:31
何のほこらか?
本日最大の難所。写真では、向こう側から歩いてきたが、道が崩落し、崖がむき出し。つかめるものは何でもつかみ、斜面を7・8m下り、崩落を横切ってもとの高さまで登り直した。この写真はそこからの撮影。通過に15分ほどを要した。斜面には、新しい足跡が濃く残り、イノシシだけではなく、人通りもあるように感じた。
 このトラバース路(モニターカメラより西の部分)はステップ面が傾斜し、ザレて歩き難いところが多い。おまけに、イノシシの細い足が路肩部分をえぐりながら歩いた跡は柔らかくて崩れやすい。ステップを置く位置とバランスに注意が必要。でも、緊張感も含め、よい雰囲気のルートだ。最も近いところでは30メートルほどの距離に1号路が並走しているなんて信じられない静寂。

 今回はモニターカメラの東側のトラバース路はチェックしなかったが、そのルートもどうも気になる。
2021年12月04日 13:57撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 13:57
本日最大の難所。写真では、向こう側から歩いてきたが、道が崩落し、崖がむき出し。つかめるものは何でもつかみ、斜面を7・8m下り、崩落を横切ってもとの高さまで登り直した。この写真はそこからの撮影。通過に15分ほどを要した。斜面には、新しい足跡が濃く残り、イノシシだけではなく、人通りもあるように感じた。
 このトラバース路(モニターカメラより西の部分)はステップ面が傾斜し、ザレて歩き難いところが多い。おまけに、イノシシの細い足が路肩部分をえぐりながら歩いた跡は柔らかくて崩れやすい。ステップを置く位置とバランスに注意が必要。でも、緊張感も含め、よい雰囲気のルートだ。最も近いところでは30メートルほどの距離に1号路が並走しているなんて信じられない静寂。

 今回はモニターカメラの東側のトラバース路はチェックしなかったが、そのルートもどうも気になる。
蛇滝口登山道に合流。
2021年12月04日 14:08撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 14:08
蛇滝口登山道に合流。
トラバース路の目印。
2021年12月04日 14:09撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 14:09
トラバース路の目印。
道場の柵外から撮影。
2021年12月04日 14:14撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 14:14
道場の柵外から撮影。
前々回登るのをあきらめた沢入り口。
2021年12月04日 14:17撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 14:17
前々回登るのをあきらめた沢入り口。
白い大きな葉っぱ。
2021年12月04日 14:22撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 14:22
白い大きな葉っぱ。
こんな標識が木間から。自動車のトンネルが高尾山を突き抜けているんだ。
2021年12月04日 14:23撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 14:23
こんな標識が木間から。自動車のトンネルが高尾山を突き抜けているんだ。
秋深し、冬近し。
2021年12月04日 14:24撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 14:24
秋深し、冬近し。
草紅葉?
2021年12月04日 14:28撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 14:28
草紅葉?
陽の当たらないカエデ。
2021年12月04日 14:29撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 14:29
陽の当たらないカエデ。
11月13日に訪れた場所。いまは下の葉だけが残り、落ち葉が積もっていた。
2021年12月04日 14:30撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
12/4 14:30
11月13日に訪れた場所。いまは下の葉だけが残り、落ち葉が積もっていた。
先客が置いて行ったもの。コケも色づくのだろうか。
2021年12月04日 14:33撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 14:33
先客が置いて行ったもの。コケも色づくのだろうか。
広葉樹林。
2021年12月04日 14:34撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 14:34
広葉樹林。
山の端の陰に隠れる広葉樹林。
2021年12月04日 14:39撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/4 14:39
山の端の陰に隠れる広葉樹林。
2021年12月04日 14:44撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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12/4 14:44

感想

【記録】
 ルート図に紐づけした個々の写真に感想とともに記載しました。

【感想】
 今回最初に下降した尾根と、1つ置いた西の尾根(登り、金毘羅台直行)は古道らしさが色濃く残っていました。かつて、甲州道中(=旧甲州街道)の駒木野・新井あたりから現在の1号路に向かう古道はいくつかありますが、いずれかの道を伊能忠敬も歩いたはずだと想像しつつ歩きました。アプローチが短かく、古道として今も歩く人はいるのだとは思いますが、何度でも歩きたい道です。ただ、雰囲気をこのままいつまでも壊さぬよう細心の注意を払いたいです。もちろん踏み込まないのが最も良いのですが。

 いつもそうだけど、休憩をとるのは食事時のみで、あとは歩きどおし。疲れを感じたり汗が多いときは、ゆっくり歩けば済みます。どんなに急でも、どんなに藪でも、どんなに道がなくても、一歩一歩の感触が味わい深いので立ち止まる気になれません。これができるのは一人山行ならではのこと。立ち止まって休めば汗が冷えて気持ちが悪いし、筋肉が冷えれば再起動のときに筋肉に違和感があります。休むよりゆっくり歩き続ける方が疲れを感じません。これが自分流。
 また、一人なら山と一対一で向き合うことができ、自分とも静かに対話できます。やはり一人です。

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