この冬もよろしく！ 〜伊吹山〜
むっしゅ
- GPS
- 06:10
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,158m
- 下り
- 1,146m
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| 天候 | 伊吹山上空：曇り 西風が強く、体感温度はかなり下がっていました。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
上野登山口のポストに届を提出。 三合目と頂上の公衆トイレは冬季閉鎖中。 一合目周辺の登山道を整備中です。重機が動いているので注意しましょう。 |
写真
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車中で眠気に勝てず・・・
目的はエネルギー補給とアウターを着込むこと。
お一人、昨夜からの先客がいました。
見た目以上に滑りやすいので気を使います。
ここではさすがに火を使えなくて、持ってきたお湯で間に合わせます。
麓を照らす光が無性に恋しくなります！
飛ぶのが面倒なのか、こちらと等距離を保ちながら少し走ってはこちらを振り返ります。
装備
| 個人装備 |
ザック １
下着着替え １
靴下予備 １
防寒インナー １
ダウンジャケット １
レインウェア上下 １
救急薬品 １
ナイフ １
折りたたみ傘 １
非常食 １
弁当 １
携帯電話 １
帽子 １
ストック １
ガスカートリッジ １
コンロ １
手袋 ２ インナー・アウター
コッヘル １
マグカップ １
タオル ２
ティッシュ ２
財布 １ カード・保険証含
シューズ １ 靴紐予備含
自家用車 １
水 ２ℓ
カメラ １
エマージェンシーシート １
ネックウォーマー １
アイゼン １
ワカン １
ネックウォーマー １
ヘッドランプ １
予備電池 ３
|
|---|
感想
いよいよ冬本番の便りも届き、シーズン初めのあいさつをしておかなくてはと伊吹山に行ってきました。
この冬にも必ず何度も訪れることですし、一言よろしくと伝えたくて。
できれば早朝から登って夜明けを山頂で迎えられればと自宅を早くに出たのですが、現地に近づいてから睡魔に襲われ、時間を使ってしまいました。
5時半にいつもの高橋パーキングに停めるとすぐにご主人が出てきてくれて天気や雪の状況など情報をいただきました。
先月末の寒波の折に冠雪がありましたが、その後の雪の様子は分からずに念のためとアイゼンとワカンを持参していました。
おかげで結構重い荷物になりましたが、歩荷トレのつもりで車に残さずに背負って歩きます。
日帰り用のザックが今までよりも10ℓ大きくなり、気楽に詰め込んでいたらずい分重くなっていました（笑）
荷物の無駄がいつも多いのは、背負う荷物が多い（重い）ことを楽しんでしまっているのかもしれません。
登山口で届を出してスタートしたのが6時前。
東の空はすでに朝焼けです。
登り出しの登山道、一合目までの樹林帯の中を歩きます。
ヘッデンの灯りを頼りに歩くのは伊吹では当たり前の行動なので不安はありません。
むしろ一歩ごとに身体が感覚を取り戻していくような高揚感があって、我が家に帰ってきたようなほっこりした安心感が気持ちいい山道です。
三合目までは長さを感じることもなく登り、日の出前の朝焼けに照らされた山頂部までが姿を見せました。
上の方ではうっすら雪を被っているようですが、頭の中で雪の斜面を直登しているイメージだった私はずいぶんずれていましたね（恥）
風の音がいつもと違う印象です。
この斜面を登る時の風の音は、いつもはるか上空でごうごうと聞こえているのですが、今日は風の音が近く感じます。
いつもの北風ではなく西風だったので、この斜面も風に吹かれてしまうんです。
冬型の気候では西風も本当に冷たくて、さっきまで少し汗ばんでいた体が一気に冷えてきました！
六合目の避難小屋で着替えと腹ごしらえをしようと決めて歩きます。
避難小屋では先客がひとり、朝食の準備中でした。
あいさつがてら伺うと、ピークハントではなくこの小屋でのんびりするのが目的で昨夜登ってきたとのこと。
平日夜を一人で過ごす贅沢、いいものですね。
この方のお気持ち、よくわかります（笑）
私は靴を脱ぐのが面倒で土間に立ったままハードシェルのアウターを着込みます。
行動食のパンを口に放り込んでしまうと、身体が冷える前にそれじゃあ、と外に出ました。
身体が揺れるほどの風ですが、アウターのおかげで身体を縮めずに歩くことができます。
手足の冷えを防ぐのに血流をよくしようと意識して腕を振ったり足踏みをしながら歩いています。
いつものコンビニ袋をぶら下げているので片手ずつ持ち替えては空いた腕を大きく振って歩くので、もし人に見られていたら壊れたロボットのように見えたかも・・・
七合目辺りになると、下から見えていたうっすらの雪が道を覆いはじめました。
全体に積もっているわけではなく石や岩の隙間に溜まる程度なんですが、気温が低いので氷のようにツルツルになっていて油断できません。
標高が上がると次第に地面を広く雪が覆い、半分本気でアイゼンを付けようか迷いながら歩いていました。
最後の急登を進みながら、真っ白になったこの斜面を腰まで埋まってラッセルしながら道を付けたシーンや、上から避難小屋まで一直線に駆け（滑りじゃなくて）下りたシーンを思い出していました。
早く舞台が調って欲しい！
（膝と腰には気をつけながらですが・・・）
山頂台地を小さく一回りしましたが、さすがに真っ白の厳しい光景でした。
今は見えている建物が隠れるほどの積雪があって、斜面に張り出す大きな雪庇ができ、一冬に一度か二度の雪崩を起こす・・・
冬のいろんなシドラマは全てこれからです。
まだ砂糖菓子にはなっていないお堂に入って、山専ボトルのお湯でパスタを暖めます。
暖かい食事が腹に入るとしばらくはホッと気が緩みますが、じっとしているとすぐに手足に冷えが来て痛みを感じます。
温度計を持っていなかったので実際には分かりませんが、気温は−5度を下回っていた気がします。
外に出ると風が強いのでさらに体感温度は低いような印象です。
ゆっくりしていてもいいことはなさそうです。
さっきの登りのように身体を動かしながら下山にかかりますが、下りでは登りの倍気を使って歩かなければなりません（汗）
身体を動かしたい気持ちとは裏腹に、恐々そーっと足を下ろしていきます。
眼下に目をやると、厚い雲が迫っている伊吹とは違って麓には暖かそうな陽が差しています。
あの明るいところに早くたどり着こうと気を取り直してペースを上げました。
なんだか苦行をしているような文ですが、私はこの登りも下りも楽しんでいましたよ。
時々長く感じる下りの道のりも今回は短かったんです。
久しぶりに会った伊吹山に積もる話をたくさん聞かせてもらったような気分で下りてきました。
雪の情報、待ってます♪
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こんばんは
無積雪期の日帰りでは、もっとコンパクトに小さくしたい。
冬場で装備が増えると足りない。
やはり増量するかと考えますよね。
現在の２８Lがなんとも中途半端
ケストレルの２８Ｌがとうとうお役御免になりました
擦り切れて穴が開いていたし、ポケットのファスナーはつぶれていて満身創痍の状態でした
かなり酷使していたので本当にご苦労さんと言いたいところです。
店であれこれ迷うつもりでしたが、このケストレルの形状が私にとって標準になっていたようです。
で、２代目もケストレルです
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