天王山〜十方山〜西山古道〜釈迦岳〜ポンポン山〜大原野森林公園西尾根ルート〜南の谷〜小塩山
- GPS
- 09:02
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,436m
- 下り
- 1,348m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 9:02
『京青の森』は『大沢峠』とするのが正しいようですが、コースタイム欄の表記はそのままとなっています。
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■山崎駅〜天王山〜十方山〜浄土谷 地図に従って進んで行き、椎尾神社の横から入山し、谷ルートを進みます。 分岐がいくつもあるので、標識などに注意して所定の進路へ。 縦走路に合流して、天王山の山頂方面へ。 縦走路を辿って行き、小倉神社分岐の少し手前から十方山の山頂へピストン。 小倉神社分岐で浄土谷方面へ進むと、これまでと同様、はっきりとした道が続きます。 雨水で道の中心がえぐられた区間まで来ると、浄土谷にある登山口はすぐそこです。 ここからは少し舗装路を歩きます。 ■西山古道〜大沢峠 彌勒十三佛の近くから入山し、あまり歩かれていない谷を進むと、西山古道の道標13に出合います。 東に延びる尾根に進路を取り、途中の道標などを見つつ進むと、道標10地点。 ここへは柳谷観音の方から来る人が大半でしょうか。 薄暗い谷の道を進むと沢があり、その先がこもれび広場です。 登り返しの急坂を経て、シダの道を進むと、緩やかな道になります。 送電線の下の展望台を経て、ゴルフ場の横を通過してしばらく進むと、大沢峠です。 以前までは『京青の森』と表記していましたが、『大沢峠』とするのが正しそう。 途中で何度か作業林道と交錯していますが、西山古道の順路を示す標識はあり、問題ないでしょう。 ■大沢峠〜釈迦岳〜ポンポン山 大沢峠から釈迦岳の山頂までは問題なし。 ポンポン山の山頂までについても同様で、標識が充実したはっきりした道で問題なし。 今回は部分的に一般のルートから逸れて歩いています。 ■ポンポン山〜大原野森林公園西尾根ルート〜森の案内所 ポンポン山の山頂から出灰方面へ少し進んだ所に標識があり、そこから西尾根ルートへ。 やや急な斜面の区間があるので、滑らないように注意したいですね。 ほぼ踏み跡ははっきりしており、森の案内所まで歩きやすい道が続きます。 ■森の案内所〜南の谷〜小塩山 森の案内所を出て府道に出合うと、小塩山の登山口がすぐそこにあります。 少し進むと沢があり、ここを渡渉し、南の谷へ。 南の谷は一般のルートではなく、2018年9月の台風21号による倒木で部分的に荒れています。 特に危険ではないけれど、それなりに歩き慣れている人向けと思われ、ある程度の注意は必要でしょうか。 谷を詰めて行くと別ルートと合流し、その先に斜面崩落地があり、やや通行しにくくなっています。 天皇陵道に合流し、その後は舗装路などを歩き、小塩山山頂へ。 ■小塩山〜南春日町バス停 淳和天皇陵を回り込んで先へ進むと、舗装路に出合います。 舗装路を少し歩き、NTTの中継塔へ進む道の横から山道へ進んで行くと、左に『炭の谷』保護エリアがあり、さらに少し下ると、『府道出合』地点です。 ここからは山道となり、路面の状態は歩きにくく感じられる区間があり、足下に注意したいですね。 今回もそうでしたが、落ち葉の多い時期には別の難しさも加わり、下りでは利用したくない感じ。 舗装路と出合う箇所があり、最初の出合の手前では左側が崖となっており、転落しないように注意が必要。 現場には注意喚起の表示がされているので、初めて通る方は見落とさないよう。 その後は特に問題ないはずで、小さな沢に出合い、対岸へ。 今回はそのまま下らず、王城の滝へ寄り道しています。 ゲートを通過し、その先の正法寺の池を横に見て、左折。 地図に従って進むと、南春日町バス停へ至ります。 |
写真
感想
前の週の大文字山に続き、名残りの紅葉を見るべく、今回は地元の山へ。
微妙に体調が良くないので、歩く事で逆に好転してくれればと期待を込めつつ。
山崎駅からスタートし、いつものように椎尾神社へ。
まだ少し薄暗いけど、紅葉は見頃と言っても良さそうなぐらいで、良い感じ。
お詣りをして、入山です。
谷沿いの登山道にも色付いた木々がいくつもあり、眺めながら高度を上げて行きます。
ゆったりと進んで行き、尾根に合流。
サントリー山との名称の休憩所を経て、その先で縦走路に合流。
クチベニタケの様子を見たりしつつ進み、天王山山頂に到着です。
来た道を引き返して行き、小倉神社分岐へ。
ここから十方山へピストン。
この区間は色付いた木々が見られるのではと思っていたけど、それほどではない。
分岐に戻り、縦走路を浄土谷方面へ。
途中で石を二つ拾い、路面がえぐられている区間に置いておきます。
ここの整備をしようと思いながらも、果たされないままで、今回もこの程度でお茶を濁しておきます。
浄土谷の登山口に到着し、舗装路を歩いて、少し移動。
写真14の地点から再入山です。
このルートは地形図にも載っているのだけど、やや荒れていて歩く人は少なめのよう。
尾根に出合うと、西山古道の道標13があり、ここからは西山古道を辿ります。
青空の下、気分良く歩いて行きます。
この時期としては気温は高く、登りが続くと暑く感じられるぐらい。
道標7地点では少し展望が得られるので、ここでパンを食べつつの休憩。
道標5地点は展望台となっていて、霞み気味ながらも好展望となっている。
ゴルフ場沿いを少し進み、程なくして大沢峠に到着。
霞み気味だし、ヤマレコでは『釈迦岳見晴台』として登録されている展望台には寄らず。
そちらへの分岐には、『大展望台』や『大沢山』と書かれているのだけど、大沢の集落の南の向谷山の別名が大沢山だし、安易な命名のような気がしてしまう。
まあ、何か根拠があるのかも知れないけど。
釈迦岳山頂を経て、今回も一般のルートを逸れ、緩やかな谷へ。
谷は落ち葉で敷き詰められていて、もう冬へ移行しつつあるよう。
一般のルートに復帰し、それなりの人を見つつ進むと、ポンポン山山頂に到着です。
山頂はたくさんの人で賑わっていて、落ち着かず、長居は無用な感じ。
出灰方面に少し下り、分岐で右に進み、大原野森林公園の西尾根ルートへ。
さっきの喧噪は噓のようで、人は少ない。
リョウブの丘も無人だったので、ここで昼食にします。
曇りがちな中、その後も西尾根ルートを辿り、森の案内所に到着。
目と鼻の先にある登山口から再入山し、一般のルートには進まず、南の谷へ。
左俣を進んで行くと最初の倒木帯があり、鋸で少し処理されていてありがたいと思うのだけど、改めて過去のレコを確認すると、自分が処理したよう。
その先の倒木帯は巻いて進む方が楽なのかも知れないけど、今回も正面突破で。
その後は特に問題はなく、ゆったりと進んで行く。
キノコに注目しつつ歩いたけど、採取したくなるような物はない。
谷を辿り終えるとトラバース道となり、崩落地を通過すると、すぐに天皇陵道に合流。
もたもたと登って行き、最後はほぼ水平移動だけとなり、淳和天皇陵へ。
手を合わせてから山頂へ行こうと思ったら、天皇陵の中を歩いている人がいて、茫然としてしまう。
こっちにやって来て、声をかけられたので、応答。
山頂が分からなくて足を踏み入れたようだけど、地図を見れば天皇陵があるのは分かるはずで、普通の日本人の感覚からすると、天皇陵内へ入ろうなどとは思わないですよね。
周囲を回り込んで行くのでさえ、未だに遠慮しつつという感じだし。
そんなこんながありつつですが、小塩山山頂に到着です。
下山は天皇陵道ではなく、北寄りのルートで。
途中に何台かの車が駐車していたし、Nの谷の保護エリアの方から声が聞こえていたので、エリア内の整備活動をされているのかなと推測。
春にたくさんの人がカタクリを見られるのも、日々の献身的な活動のおかげなので、心の中で感謝です。
炭の谷の保護エリアを覗いて、府道出合を通過。
程なくして道は滑りやすそうになり、落ち葉がそれを助長。
気を付けて下って行くと、紅葉が広がるエリアへ。
やや落葉は進んでいそうだけど、色合いは保たれていて、美しい。
この一帯は京都西山でも特に雰囲気が良く、この山行で最も楽しみにしていた場所なのです。
なかなか紅葉が見頃の時に訪れられなかったのだけど、今回はこれまでで一番良い感じ。
でも、残念な事に曇り空となっていて、光り輝くような姿ではない。
iPadで地形図を確認した上で、ルートから逸れて紅葉の中を下ってみる。
下から見上げても美しい。
地面に敷き詰められた葉の量からすると、ピーク時はさぞかし素晴らしかったはず。
目印があり、それを辿ると、ルートに合流。
コース状況欄に記入した危険箇所が少し先にあり、落ち葉で滑りやすくなっているので、慎重に通過。
その後も見頃の紅葉が所々にあり、目を楽しませてくれる。
沢に出合い、このままバス停へ向かうか迷ったのだけど、王城の滝を見に行く事に。
エンジン音か何かが聞こえ、林業の作業でもしているのかと思ったのだけど、オフロードバイクでした。
鵜の子谷の禁止区域で放置されて朽ちつつあるオフロードバイクを見たりして、あまり印象は良くないのだけど、ここの人達はきちんとされている方のよう。
休んでおられた方に滝へのルートを教えてもらい、整備された階段を登って行きます。
沢が合流する辺りで傾斜が増していて、左右の流れの真ん中に祠が見える。
左俣の小滝を見て、右俣へ。
どっしりした黒い岩の真ん中を優雅に水流が流れ落ちていて、不思議な魅力を感じさせる滝ですね。
下方の水の流れ具合にも特徴がある。
こちらのルートを通る時には、時間との相談になるけど、また見に来たいと思う。
道を教えていただいた方にお礼を述べ、その先の分岐で左に進まず、右へ。
バスの発車まで時間に余裕があるので、正法寺で少し花を見て、次に大原野神社へ。
お詣りをして、無事の山行を感謝。
こちらも思っていたよりも紅葉が残っていて、寄って良かった。
南春日町バス停まで歩き、今回も無事にゴールです。
という訳で、今回は地元の山を歩いて来ました。
この日は暖かく、見頃の紅葉もたくさん見られ、まだ秋の盛りだと錯覚してしまいそうなぐらいでした。
今後、季節は冬へと加速して行くと思われ、寒さへの対処などを含め、体調を整えた上で山行に臨みたいと思う。
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