竜門山(紀州富士)、足を延ばして粉河寺参拝
- GPS
- 05:12
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 764m
- 下り
- 759m
コースタイム
11:30竜門山山頂(昼食)11:52〜(中央ルート)〜12:10明神岩12:15〜12:35中央ルート登山口〜
13:15竜門橋〜13:40粉河寺14:00〜14:10粉河駅
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鉄道の駅から直接アクセスできるのが楽である。 車であれば、田代、中央各ルートの登山口付近に数台駐車することのできるスペースがある。 田代ルート、中央ルートともに特に分かりにくいところや危険な個所はない |
写真
感想
この数年、毎年の目標を2つ持って山歩きを続けている
一つは、年間40回山へ行くこと、もう一つがトータル500kmの距離を歩くことである。12月が近付いてくるとその目標が気になって結構がんばったりすることになる。今年も何とかクリアできることになった。それも今回の山行で2つの目標を同時に。
先週までどちらかというと北方面の山を歩いてきたのだが、この日は冬型の気圧配置になって寒くなるだろうとの予報で南の和歌山県の山にチャレンジすることにした。それも関西百名山。紀州富士の名前を持つ「龍門山」である。
西国第三番札所の粉河寺が近くにある粉河駅からそのまま歩いて山へ登れるところも気に入って選択したものである。
実は、関西百名山制覇も目標の一つ(これはさすがに単年では無理で、何とか65歳までに達成できればと考えている)で、今回の登山で81座まで来たのだが、残り19座のうちその大部分が和歌山県(それも紀伊半島の先っぽ)にある。交通の面でなかなか足を延ばすことができないのでどうしても残ってしまうのだが、その和歌山県の山を来年から本格的に行かなきゃという意気込みを込めたのも事実である。
粉河の駅を降り、南側を眺めた時に真正面にある山が龍門山である。紀州富士というには、上からギュッと押しつぶしたような幅広のどっしりとした感じである。きっと別の角度でもっと富士山らしいシルエットのところがあるのだろう。
駅から南に歩き国道と龍門橋を渡ってさらにミカン畑や何かの果物畑が広がる裾野の斜面を登っていく、一寸調子に乗って、こっちの方が近いだろうと選択した作業道路が上部ですっかり廃道になってしまっており、100mほどの区間でヤブ漕ぎをすることになったが、それでも何とか合流して田代登山口に。周囲の空き地に車が2台ほど停めてある。停めようと思えば、10台近くは停めることができそうだ。
いよいよここから登山道になるが、標識もしっかりしているし、道自体もはっきりしていて特に分かり難いところはない。歩いてみると結構岩山なのかと感じるところが多い。ただ、この季節すっかり葉が落ちて、積もった落ち葉がふんわりしていて歩いていて気持ちが良い。登山口から1時間足らずで飯盛山へ続く縦走路の田代峠に到着し、休憩を入れる。田代峠から山頂まではそれほどアップダウンのない尾根道に..途中磁石岩という面白い岩で、磁石の実験をしてちょっぴりと遊び、そこからほんの一足で龍門山の山頂であった。山頂からは、北側にしか開けていないため、和泉葛城山などを含む紀泉山脈側しか見えないのが、残念であるが駅から渡ってきた橋などもすぐ足元に見え、なかなか気分の良いものであった。
この山行を通じて、多分南側の山並みを見られるポイントは無かったような気がする。それが残念である。
下山は、一寸勝神集落側へ探検してみた後、中央ルートを下る。その途中、今回の山行において最初で最後の登山者とすれ違った。季節も今頃になるとずいぶん静かな山になるんだなあと思った。
下山は、それこそあっという間であった。田代の登山口を経由して今度はヤブなど漕がないように作業道路をひたすら下る。
龍門橋まで来て、まだ1時過ぎだったので粉河寺まで行ってみることにした。粉河寺は、西国観音霊場の第三番札所で、自分も何年か前に33か所めぐりのために参拝したことがある。大きな本堂前の枯山水のような石庭が珍しくて印象的である。せっかくだから御朱印をいただいて帰った。粉河寺から駅へは南向きの一本道で真正面に龍門山の山体が望めるが、配線の地下化がされていてすっきりした景観になっていたのが嬉しかった。
今回の総歩行距離:14.2km 今年の累積距離:505.8km
今回の総累積標高: 851m 今年の累積標高:37,899m
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