御嶽山 -継子岳-
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- GPS
- 04:06
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 690m
- 下り
- 34m
コースタイム
- 山行
- 3:29
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 3:41
天候 | 前夜22時時点で *3100m 9時-3.3℃ 風速19.2m/s 15時-4.6℃ 風速25.2m/s *2000m 9時-1.5℃ 風速6.1m/s 15時-0.5℃ 風速10.3m/s *1500m 9時2.3℃ 風速3.1m/s 15時3.9℃ 風速4.3m/s 12日は午前中晴れ、午後は崩れる予報。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 御嶽チャオスノーリゾートは昨年閉鎖したらしい。 |
写真
感想
❄︎私自身のための覚え書き❄︎
チャオ御嶽スノーリゾートからの1Day往復。
登頂したのに何故か途中でログの記録が終わっているので、お姉さんの言うように低温による動作異常が起こったのかもしれない。休憩の時に1度出して画面を見たら、iPhoneの画面が真っ暗だった。残念。
スタートはam3:30、下山完了は14時頃。
スキー場を登りきってゴンドラの終点から森の中をトラバース気味に登って行った後、樹林帯を抜けた辺りから真っ直ぐ山頂目指して進む。スキー場を登って行くのが何故かとてもしんどくて、どんどん遅れて追いつけない。ペースが乱れて余計に苦しかった。トレースはしっかり有るので自分を取り戻しながら、息は上がるけれどメンタル的には落ち着いて進む。森の奥で皆が待ってくれていて合流して進んだ。トラバースの途中で夜明けが始まった。夜明けはホッとするとともに、時間が確実に進んでいる事を自覚するので焦る。大気光学現象の幻日が見えた。この時はiPhoneがまだ作動したから写真を撮ったけれど、目で見えるほどにはハッキリ写っていなかったのは残念。
前日にここへ入った仲間の5人が雪崩に遭った場所の直前付近で休憩。リーダー達は雪崩の現場を検証した。
雪が積もっていたところへ先週の気温上昇で溶け、さらに朝晩の冷え込みで凍って硬くなった表面に週末に雪が積もって乗り、層が分かれて表層雪崩が起き易い状態になっていた。ワカンと比べてスノーシューは雪の面を叩くように振動を与えるので、雪崩を誘発し易い。スノーシュー使用者が多かったのも原因のひとつでは無いか?との事。確かに柔らかい雪の下に、ピッケルで刺すと刺さらない硬い層があった。
ここまではツボ足、そこまで持っていたワカンは使うタイミング無く、デポしてアイゼンで登った。雪崩の発生現場は避けて慎重に場所を選び間隔を開けて進んだ。
雪は場所によって吹き溜まりはフカフカで深く、硬くてツルツルした氷みたいな感じの場所など変化に富んでいて傾斜の急な斜面。シュカブラが美しかった。この斜面の直登は雪山4回目の未熟な私には難しく感じた。
山頂直前からいきなり風が強くなり、細かい雪の粒が顔を叩きつけてきた。あまりに急に風の強さが変化したため準備出来ておらず、フードも被っていないし最大防寒にはなっていなかった。斜面で1度休憩しているので出来たはず。ここはかなり反省。
山頂直下は風が強くて落ち着いてステップを踏めず、立って進むのが難しく感じたので四つん這いになりピッケルとアイゼンを効かせて進んだ。前回教わった急斜面でのラッセルのやり方。その方が断然安定していて進みやすかったので、それで行く事にした。他のメンバーは上手に登っているので私の技術が未熟なのだろう。
山頂は爆風でふらついて進めないタイミングもあった。時折りガスが流れた切れ間から、遠くの美しい山肌が現れる。あまりに風が強く、記念撮影のあと早々に下山開始。ここから直登開始地点までが登りよりも難易度高かった。滑落リスクが高いので私は簡易ハーネスとスリングでリーダーに繋がれ歩行指導されながら下山。なかなか教えられた通りの足の使い方が出来なくて苦労した。しかも今回も下山開始直後に両足が攣った。今回は足の裏だ。それも無視して歩くうちに消失。
結構しんどかったけど、もっと上手になれば余計な力が抜けて時間も体力の消耗も減らせるのかもしれないと思った。
直登開始地点まで降りて滑落のリスクが減ったところで簡易ハーネス&スリングから解放された。アイゼンもピッケルも外してここからは自分でどんどん歩いて行く。途中、テント泊装備の登山者に出会ったが、偶然にもリーダーの知人だった。リーダーや皆んなが立ち止まって話しているうちに、私は距離を稼ぐために1人で歩き続けた。前回までと違って体力に余力が有るのが分かる。iPhoneがいつの間にか回復していたので音楽を流し鼻歌を歌いながら歩いた。楽しい。
皆に追いつかれないうちにスキー場と森の境に到着したと思って喜んだら、真後ろに居た。自分の音楽の音で気配に気付かなかっただけだった。音痴がバレた。
今日は時間が十分あるからこの後温泉にも行けたし晩ご飯も皆んなで食べられた。
今はまだまだだけれど、練習して経験を積んでいくうちにいつか収穫の時期が来るとリーダーが 話してくれた。今でも楽しいけれど、自立して行きたいところに行けるようになったらもっと楽しいだろうな、と思った。
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