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Yamareco

記録ID: 3837399
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳(↑西黒尾根 ↓天神・田尻尾根)◆三国山脈に圧倒される◆

2021年12月14日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:37
距離
10.1km
登り
1,402m
下り
1,383m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:52
休憩
0:42
合計
6:34
7:34
7:35
119
9:38
9:38
64
10:42
10:43
18
11:01
11:01
18
11:19
11:20
12
11:32
11:33
6
11:39
12:06
4
12:10
12:10
8
12:18
12:18
10
12:28
12:29
12
12:41
12:42
11
13:24
13:31
27
13:58
13:58
2
14:00
ゴール地点
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
谷川岳ロープウエイ駐車場(500円/台)
※谷川岳インフォメーションセンターに停めるつもりで行ったら入口にロープが張られており、入れませんでした。ただし下山時は開いており数台の駐車もありましたので、時間帯によるのかもしれません。
コース状況/
危険箇所等
下記はあくまでも本日(12/14)現在の状況です。
今後降雪や気候の変化があると状況は一変すると思われます。ご自身で最新の情報を入手してください。

【谷川岳ベースプラザ→1259地点(西黒尾根稜線出るまで)】
林の中の登山道。標高700mからスタートして高度をグングン上げていきます。昨日降雪があったらしく、今日はフカフカの新雪でした。仮にトレースがなくてもコースに迷う感じはありませんが、積雪量によってラッセルは大変そうです。

【1259地点→谷川岳(トマの耳・オキの耳)】
林を抜けると稜線を進みます。2ヶ所のクサリ場は今日はクサリが出ていましたが、積雪次第では埋まりそうです。ラクダの背を越えてからの登りが核心、稜線、斜面、岩場と状況を読んで確実なピッケル・アイゼンワークが必要です。

【谷川岳→天神尾根分岐】
ロープウエイ経由で多くの登山者が登ってきます。新雪でもよく踏まれて歩きやすいです。林中のトラバースもきれいに道ができています。

【天神尾根分岐→谷川岳ベースプラザ(田尻尾根)】
今日はフカフカの新雪+先行トレースありと恵まれた条件で順調に下ることができました。降雪や凍結などによっては難易度が一気に上がると思うので、その場合は「ロープウエイで下山」など、何パターンかの案を持っていかれた方がよいと思います。
スタートからしばらくは舗装路を行きます。
2021年12月14日 07:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 7:30
スタートからしばらくは舗装路を行きます。
ここから登山道へ。
2021年12月14日 07:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/14 7:37
ここから登山道へ。
これが谷川ブルー?素晴しい朝です!
2021年12月14日 07:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 7:40
これが谷川ブルー?素晴しい朝です!
昨日降雪があったらしく、足元はモフモフです。
2021年12月14日 07:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 7:46
昨日降雪があったらしく、足元はモフモフです。
日本三大急登のひとつ。いい感じですよ〜
2021年12月14日 08:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 8:02
日本三大急登のひとつ。いい感じですよ〜
降雪翌朝ならではの芸術。
2021年12月14日 08:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 8:19
降雪翌朝ならではの芸術。
先行トレースありがとうございます。深いところは50cmくらいだったでしょうか。
2021年12月14日 08:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 8:31
先行トレースありがとうございます。深いところは50cmくらいだったでしょうか。
明るい林の中、気持ちいい!
2021年12月14日 08:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 8:34
明るい林の中、気持ちいい!
林から抜けました。
2021年12月14日 09:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 9:10
林から抜けました。
クサリ場。クサリは出ていましたが、あえて使わずにピッケルとアイゼンで登ってみました。
2021年12月14日 09:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 9:11
クサリ場。クサリは出ていましたが、あえて使わずにピッケルとアイゼンで登ってみました。
谷川岳(トマの耳とオキの耳)が目の前に。
2021年12月14日 09:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 9:27
谷川岳(トマの耳とオキの耳)が目の前に。
振り返って白毛門、笠ヶ岳、朝日岳(川崎から来られたソロ男性さんに同定していただきました)。
2021年12月14日 09:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 9:27
振り返って白毛門、笠ヶ岳、朝日岳(川崎から来られたソロ男性さんに同定していただきました)。
ラクダの背
2021年12月14日 09:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 9:35
ラクダの背
ここから稜線を進みます。
2021年12月14日 10:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 10:01
ここから稜線を進みます。
ここでは先行トレースが見えていますが、部分的に(風雪で)ノートレースも現れます。
2021年12月14日 10:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 10:15
ここでは先行トレースが見えていますが、部分的に(風雪で)ノートレースも現れます。
振り返って歩いてきた道。
2021年12月14日 10:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 10:18
振り返って歩いてきた道。
ザンゲ岩。・・・奥さんの分として置いてあったお菓子をひとつ、昨日こっそり食べてしまいました・・・ザンゲ。
2021年12月14日 10:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 10:39
ザンゲ岩。・・・奥さんの分として置いてあったお菓子をひとつ、昨日こっそり食べてしまいました・・・ザンゲ。
トマとオキ、双耳峰が近付きます。
2021年12月14日 10:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 10:51
トマとオキ、双耳峰が近付きます。
エビの尻尾ができています。
2021年12月14日 11:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:00
エビの尻尾ができています。
トマの耳登頂。
2021年12月14日 11:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:05
トマの耳登頂。
双耳峰のもう一方、オキの耳へ向かいます。
2021年12月14日 11:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:07
双耳峰のもう一方、オキの耳へ向かいます。
こんな斜面を青空に向かって・・・
2021年12月14日 11:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:12
こんな斜面を青空に向かって・・・
オキの耳登頂。
2021年12月14日 11:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:15
オキの耳登頂。
燧ヶ岳、至仏山
2021年12月14日 11:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:20
燧ヶ岳、至仏山
巻機山、越後駒ヶ岳、中ノ岳
2021年12月14日 11:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:20
巻機山、越後駒ヶ岳、中ノ岳
オキの耳から先、一ノ倉方面に繋がる稜線
2021年12月14日 11:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:20
オキの耳から先、一ノ倉方面に繋がる稜線
この景色に圧倒されました。三国山脈の峰々、苗場山まで見えています。
2021年12月14日 11:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:20
この景色に圧倒されました。三国山脈の峰々、苗場山まで見えています。
白い浅間山
2021年12月14日 11:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:21
白い浅間山
その脇には八ヶ岳も
2021年12月14日 11:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:31
その脇には八ヶ岳も
先ほど登ったトマの耳
2021年12月14日 11:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:21
先ほど登ったトマの耳
トマの耳に戻ったところで登って来られた方に撮っていただきました。ありがとうございました。
2021年12月14日 11:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:33
トマの耳に戻ったところで登って来られた方に撮っていただきました。ありがとうございました。
谷川岳肩ノ小屋。風も穏やかで、小屋前のベンチでカップラーメンが食べられました。
2021年12月14日 11:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 11:38
谷川岳肩ノ小屋。風も穏やかで、小屋前のベンチでカップラーメンが食べられました。
天神尾根を下ります。
2021年12月14日 12:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 12:13
天神尾根を下ります。
足元はここもフカフカの新雪、歩きやすいです。
2021年12月14日 12:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 12:19
足元はここもフカフカの新雪、歩きやすいです。
天神尾根はこの絶景を眺めながらの歩き、人気なのがわかります。
2021年12月14日 12:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 12:21
天神尾根はこの絶景を眺めながらの歩き、人気なのがわかります。
熊穴沢避難小屋
2021年12月14日 12:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 12:30
熊穴沢避難小屋
トラバース路もきれいにできています。
2021年12月14日 12:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 12:32
トラバース路もきれいにできています。
登った西黒尾根が一望できました。
2021年12月14日 12:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 12:48
登った西黒尾根が一望できました。
再びザンゲ岩も・・・実はもうひとつお菓子を・・・(笑)
2021年12月14日 12:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 12:48
再びザンゲ岩も・・・実はもうひとつお菓子を・・・(笑)
雪に埋もれて見落としそうな分岐ポイント。
2021年12月14日 12:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 12:57
雪に埋もれて見落としそうな分岐ポイント。
ここから田尻尾根を下ります。今日はフカフカ雪&先行トレースありで歩きやすかったです。
2021年12月14日 12:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 12:57
ここから田尻尾根を下ります。今日はフカフカ雪&先行トレースありで歩きやすかったです。
林を下り切ると、頭上にロープウエイが。
2021年12月14日 13:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 13:38
林を下り切ると、頭上にロープウエイが。
3ヶ所渡渉があります。
2021年12月14日 13:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 13:41
3ヶ所渡渉があります。
ベースプラザへ戻ってきました。
2021年12月14日 14:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/14 14:01
ベースプラザへ戻ってきました。

感想

あちこちの雪山レコの中、目に留まった谷川岳。夏もさることながら冬の人気も聞いていたので雪山の魅力を味わってみたくなりました。さらに谷川岳の「西黒尾根」は「甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根」「烏帽子岳・ブナ立尾根」と並んで「日本三大急登」らしい。急登好きの血が車をみなかみ町へと走らせました。

昨日降雪があったらしく道路には軽い新雪、西黒尾根に入ってもフカフカの雪を踏んで登ります。斜度はほどよく、700mからスタートした標高が徐々に上がっていって、やがて林を抜けて稜線に出ました。
クサリ場を二つほど超えるとその先は稜線歩きに。リッジは雪が柔らかく安心して進めましたが、その後は雪が薄くて凍った岩のトラバースやノートレースの雪面登攀など、さまざまなケースの実践となりました(充実感ありました)。
誰もいないトマの耳に登頂、そのままオキの耳に進みます。ぐるり周囲を見渡しますが、晴天の下、想像以上の絶景に感激です。このエリアは初めてで山座同定もほとんどできないのですが、とにかく連なる山並が素晴らしいです。特に万太郎山〜仙ノ倉山〜平標山〜三国山へと連なる三国山脈とその周囲の山々の美しさに圧倒されました。
さらに谷川岳を取り囲む白毛門、笠ヶ岳、朝日岳、七ツ小屋山、武能岳、茂倉岳、一ノ倉岳・・・グリーン期の「馬蹄形周回」やりたくなりました。
下りは天神尾根から田尻尾根へ。ロープウエイで来られたと思われる方がたくさん登って来られます。人気なのがよくわかる歩きやすいコース、そして絶景を眺めながら分岐まで進み、こちらは歩く人が少なそうな田尻尾根を下って、ベースプラザに戻りました。

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技術レベル
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体力レベル
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技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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